久しぶりの再会と、お宝写真
新型コロナウイルス感染症が心配で、ずっと外出を控えていた叔母と、
叔母が若い頃から慣れ親しんできた場所に集まって、
ようやく、食事会をすることができた。
叔母にいろいろとお世話になってきた私達家族は、
叔母が手術をしてから、めっきり弱気になって、
あれほど外出好きだったのが、パタッと外出しなくなって、
大丈夫かな、と、ずっと、気を揉んでいた。
一緒に食事をしながら、ひとしきり、おしゃべりした後で、
「そうそう、お宝を持ってきたのよ!」と言って、
「うちに遊びに来た時に、撮った写真なんだけど、
何とも言えない、いい笑顔してるでしょ!」と、
私の小さい頃の写真を1枚、手渡してくれた。
叔母は、はっきり物を言う人なので、
傷つく時もあったけれど、
本当に、私を可愛がってくれていたんだなあ、と、
その1枚の写真を眺めながら、
その場で、たくさんの愛を送ってもらえた感じがして、
その喜びと感謝を、じ~んと、味わった。
1枚の写真で、そこまで感じたのは、
叔母との再会が、とっても貴重な時間に思えていたからかもしれない。
年を経るごとに、いつ、何があるか、わからないから、
元気で会えることが、嬉しい!
そんなことを感じた瞬間だった。
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