見出し画像

迷っても、自分で決める

これからどうしようか迷って、誰かに相談したいと思う時、
相手が回答を出してくれることを期待して、相談する場合と、
自分で回答を出すためのヒントを得たいと思って、相談する場合と、
両方の場合があると思う。

迷っていて、どうにもわからない、と思っている時や、
早く答えを見つけたい、と思っている時は、
相談したら、相手が何か回答を導き出してくれるのではないか、と、
いつの間にか、期待してしまっている。

そして、相手が、自分のことを、あまり理解してくれていないと感じたり、
期待した答えが出てこなかったりすると、
この人は、自分のことを、わかってくれていない、と、悲しくなって、
また、別の相談者を、探しに行く。
そして、同じことを繰り返す。

自分で考えたことに、見落しや、偏りがあるかもしれないから、
他の人ならどう考えるのか、他の人の意見を聞いてみよう、
という姿勢で相談している時は、
「この人の場合は、こんなふうに考えるんだな」と、
どの人の意見も、参考になる。

そんな姿勢でいるためには、
迷っていることに対して、
「私は、わからない」ことにしてしまわずに、
わからないながらも、一生懸命に、向き合う必要がある。

それが大変だからと、安易に外に答えを求めに行っても、
結局、「どうせ私のことは、わかってもらえない」などと、
失望を感じることになる。

間違えることを避けたくて、
「誰かに正しい答えを教えてもらいたい」と、
いつのまにか思っていた私も、

選んだことが、よかったかどうか、わからなくても、
「自分で考えて、自分で決める」ことの方が、よっぽど嬉しい!
と感じるようになった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?