自分を、ほめる

本当に、自分がやりたことに、向き合うのって、
結構、怖いことなんじゃないか、と思う。

目先のことで、忙しがって、
本来やりたいはずのことが、後回しになっているのは、何故だろう、
と、自分を振り返ってみて、そんなことに、気づいた。

「やりたいことが、わからない」と言っていたのも、
やりたいことを感じるセンサーが鈍ってしまっていたこともあるけれど、
やりたいことを、怖くて見られない自分もいたのかもしれない、と思う。

「そんなこと、無理だから、やめておきなさい」と、
無意識のうちに、自分で自分にささやいて、止めていたような気がする。

何となく、こんなもんかなあ、と、無難に生きてきた私にとって、
これまでの人生は、安全だったけれど、
どこか物足りない思いを消すことは、できなかった。
やっぱり、そこに向き合いたくなった。

それでも、「本当に、自分がやりたいことに、向き合う」という、
今までしたことのないことをするのは、
ドキドキ嬉しい気持ちもあるけれど、やっぱり怖い、と感じている。

そんなことを感じながらも、
思うように進まないことに、がっかりしたり、気落ちしたりがあっても、
「本当に、自分がやりたいことに、向き合おう」
と、し続けていること自体を、ほめてもいいんじゃないか、と思った。
私と同じような思いをしている人達にも、「自分をほめようよ」
と、伝えたい。