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白昼夢

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X 見た悪夢の殴り書き
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人喰い女、飛行機、弓矢

古い和室
その六畳部屋に住むカップル
俺はそれを第三時点で見る同居人

男 冴えない感じ
女 岬の兄弟に出てくる女みたいな
知恵遅れなんだけど
まだわずか女の色気とあどけなさが
残る感じ 天真爛漫系

彼女と彼は毎晩とセックスをするが
その前に彼女から求愛なんだろう
小さな箱のプレゼントを彼に渡す

恋の罪に出てくるような
事件現場特有の不気味さと
空気がいいとは言えない
湿度のある部屋でっていう

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低気圧で死んでると同時に 自慰してないせいかクソエロい夢を永遠に見てた 現実世界に持ち込みたくなかったから夢の中で自慰した よく覚えてないけど お陰で現実世界で自慰せず済んだ 本当に神技だと思う 脳ミソの中で生きてるみたい てかもう 俺は俺じゃないまである オカルト

四年前のぼくを抱きしめるのも
今日のぼくだよ 大丈夫
笑えるほどお前強すぎるから

いつもなら、キレてる でもこんな弱者に言葉をかけてくれる状況下。不思議なことに有り難みもあった、でも憎かった。価値観もかわりそうだったな死ぬ手前はやっぱり。大丈夫だよという無責任vs俺の弱さ というか、無責任は弱者のすることであり、それをどう受け入れるかは俺の心の在り方にある

最終日、周りが俺にかける言葉は「大丈夫だよ」だった 死んでももう大丈夫なのか、明日は死なないよ、なのか。普段、無責任な大丈夫ほど嫌いなものはないと豪語するが、こんな日に限って最大限にそのクソさを引き出してきたか。大丈夫しか言えない奴らも、それしか言われない俺も全員死ねばいい

寝かされる時は横、しらん廃墟のコンクリートに左耳をつける あの冷たい感触 前上に同僚の兵士が そこそこなデカい銃構えてぼくを見下す 周りがそれを傍観して娯楽する 頭に突きつけられた時 引き金のかすかな振動と金属音 全部頭に響き渡る アスファルトに弾は貫通すんのかな、とか漠然と想像

これって頭の中ぐちゃぐちゃになんのかな、即死できんのかな、こいつ俺を殺したいのかな、試してんのかな、周りは俺のこと好きかな、自分じゃなくてよかったって思うのかな、痛いのはやだな、早く終わらないかな、最後に何食べたいんだろう、誰に会いたい、3.2.1の言葉が迫る中、三日連続考えた

お前どうせ死ぬのに何ビビってんの、これを3日言われて、命を弄ばれ続けた4日目の、国から正式な処刑宣告、ニュースでの報道、それすら演出なのか、口止めされた身内、全ての圧力があり、その中でもう 死ぬことの辛さより、圧倒的な未来の見えなさに泣いた 世界でぼくだけが本当を知らない

命の行方すら他人に握らせてしまう 生殺与奪とはまさにで笑うが 本当に握らせてしまったらここまでの転落劇を見るのかと 感心してしまうほどの内容だった もはや映画のレビューだが

その前に三日間連続 銃殺のスルーを食らってた、戦争で心が貧しくなり愚かになった奴らの遊びは、どうせ死ぬんだからチキンレースの試し合い処刑ごっこ 選ばれた奴、打つ奴もランダム。ストレスで引き金を引く奴、相手がビビるのをカウントで楽しむ奴、そいつのテンションで命も心も簡単にすり減る

書き殴りすぎて 頭殴られてる感覚 目が覚めた今 ぼくは殺されんのかな 物理的にじゃなくて概念的に 布団から出んのもこええよ わら

銃と、ぼくの頭

銃と、ぼくの頭

ああ 本当にどうでもよくなってしまったのか

永遠に戦争の夢を見た
挙句妻のような関係にあたいする人が
他の男で妊娠していた

班を組まされて
その日、ノルマを達成できなかった班が
連帯責任で誰か一人
ランダムに処刑される夢を見た

その方法はシンプルで
目をつぶって寝かせられて
頭に銃を突きつけられる

確実に引き金を引かれるかどうかは
わからない

そういうのを見せしめや
脅し、教育に使うタイ

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よく理想を超えないって悩んでいたけど 理想が現実を超えた時に「もういい」と無になる彼女の顔を見て 理想は理想のままであることが美しい、みたいな意味を知った 夢の話 その子は手が届かない好きな人がいたんだけど、いざ付き合うとなったら その幸せはキャパを超えて彼女は無になってた

そいつ確か、最後はお気に入りの服でサヨナラがしたいとかいい初めて 血まみれの中一丁ら来始めて 一人お別れ会みたいな謎の儀式をやり始めてたな ふと思い出しただけだけど