見出し画像

フィリピンでオフショア開発をするメリット

オフショア開発というと古くはインド・中国あたり、最近はベトナムも大きくなってきていると言われていますので、フィリピンと比べてどう違うのかというところをご説明します。
 
我々も過去にインド・中国のオフショアを使ってきてはいたのですが、なかなかうまくいきませんでした。大きな違いとしてはバックグラウンドが違うというのが大きかったと感じています。文化や宗教、デザイン性や価値観が異なるため、なかなかこちらの意図が通じず理解をしてもらうのが難しかったと感じました。
 
そういう意味ではフィリピンは歴史上300年間スペインが統治をしてきた国です。その後100年間アメリカ、日本が戦時中に2年ほど統治してきました。宗教もクリスマスをお祝いするキリスト教が中心なので、我々がよく知るいわゆる欧米の外国人にかなり近い国民性や考え方を持っています。おそらく東南アジアで一番欧米っぽい国がフィリピンだと思います。なのでデザインや価値観などは我々が期待したものと近いものが仕上がってきます。
 
さらにこれまで日本がODAなどで様々な支援をフィリピンにしてきています。島と島を結ぶ橋であったりトンネルであったりと街中で日本の支援したものがあり、そういう建物には日本の国旗が記されていたりします。そういうこれまでの貢献もあり、2018年の親日度ランキングではフィリピンがNo1。政治的にも非常に友好関係が続いておりビジネスがしやすい環境です。
 
時差が2時間のベトナムと比べても、時差は1時間、現地までベトナムだと6時間のフライトに対して、フィリピンは4時間と手軽に行くことができますし、何よりもホスピタリティがとても高い国民ですので、欧米企業からの人気がものすごく高い。アメリカのフリランサー市場でもっとも活躍している国の1つがフィリピンになっているほど人気です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?