見出し画像

【オリジナル曲#2】雨と虹

こんばんは、ゆっずうっずです🍊


私はこれまで、7つの旋律をオリジナル曲として公開してきました。

  1. サクラミチ(2021年3月)

  2. 雨と虹(2021年秋)

  3. 黄金色の渚(2021年10月)

  4. 瞳に映る陽(2022年2月)

  5. スライスチーズの歌(2022年3月)

  6. 飛んでけ、春。(2022年3月)

  7. 僕の盛大な勘違い(2022年夏)

今日は、これらの過去作のうち2番目の「雨と虹」の楽譜と背景の物語を改めてお話ししようと思います。



*  *  *



「雨と虹」は、2021年の秋に公開した、2曲目のオリジナル曲です。

薄暗い喫茶店の大きな窓際の席に座って、ぼんやりと眺めていた。
何ということもなく、オレンジの軒先から垂れる水滴を、目で追っていた。
さまざまな思考が、頭の真ん中にやってきては去ってを、繰り返していた。


外が明るくなっていた。
向かいの店の屋根の向こうにかかる虹。
穏やかになった雨が、陽の光に照らされていた。

一瞬、心が疼いた。ひるんだ。
けれどわたしは。
喫茶店の重いガラス戸を力強く押して、外の世界へと歩み出したのだった。


雨はやんで、路上の水たまりに反射する白い陽が残されていた。

そんなイメージで作った曲です。

楽曲は、Creative Commons 表示 4.0 国際ライセンスの元で公開しています。わたしにクレジットがあることを明記していただければ、自由に二次利用していただいて構いません。報告も任意です。
(例: 歌詞を考える、感じた言葉を公開する、カバー演奏する、など)