【オリジナル曲#3】黄金色の渚
こんばんは、ゆっずうっずです🍊
今日も皆さんおつかれさまでした🍵
私はこれまで、7つの旋律をオリジナル曲として公開してきました。
サクラミチ(2021年3月)
雨と虹(2021年秋)
黄金色の渚(2021年10月)
瞳に映る陽(2022年2月)
スライスチーズの歌(2022年3月)
飛んでけ、春。(2022年3月)
僕の盛大な勘違い(2022年7月)
今日は、これらの過去作のうち3番目の「黄金色の渚」の楽譜と背景の物語を改めてお話ししようと思います。
実は、この曲を初めて世に出したのが、1年前の今日―2021年10月26日なのです。
曲ができるまで
この曲は、わたしがnoteで出会ったある人に向けて書きました。
その人はいい意味でとても真っ直ぐな生き方をしていて、考えたことや悩んだこと、思考の跡を全部ありのままnoteに書いていて。その人のそういうところがわたしはすごく好きで、その人に憧れや共感を抱いたんだと思う。2021年7月にnoteの海で出会ってフォローさせていただいて以来、更新の度に飛んでいっては読んで、時にはコメント欄でお話ししたりしていた。
そして、2021年10月14日。
あなたが書いた、この一行。
遠く離れたわたしに、何か応援する方法はないだろうか。
そう思った。
そう思ったときに”降ってきた”のがこの曲でした。
2021年10月26日: 曲を公開
けれど、完成した曲は恋を応援するというよりは、どちらかというと「これまでのふたりの日々を思い出す」みたいな、そんな雰囲気になってしまいました。
それに、いくらnoteで仲良くさせてもらっているとはいえ、会ったこともない人に曲を送られるなんて気持ち悪いかな、なんて思って。
それでわたしは、この経緯は書かずに曲を公開しました。
これが、今から1年前、2021年10月26日の出来事でした。
わたしがこの曲を通して思い浮かべた光景を言葉にすると、こんな感じです。
2022年5月7日: 会った日
お互い相手のnoteを読んだり、コメント欄でやり取りしたりし合う日が続き、いろいろあってわたしたちはついに直接会うこととなりました。
初対面なのに、今までnoteやらなんやらでお話ししてきたってのと、あなたがわたしをそっと支えてくれたってので、まるで久々に会った友だちのように自然に会話に入れたのを今でも覚えています。
その日はカフェ巡りをしたのだけれど、最後に入ったお店で、わたしは勇気を振り絞ってこの話をしました。
実はね……って。
あなたに向けて書いたんだよ、って。
そしたら驚いて、でもありがとうって言ってくれて。
後で聴くの忘れないように、って笑いながら、LINE KeepにURLを入れてくれた。
こうして、公開から半月を経て、本人にもnoteでも、曲ができた経緯を伝えることができました。
NEW: 旋律に隠された秘密
ここまでは、実は以前のアカウントで一度は書いたことがあるお話でした。
ここからは、まだ公開したことのないお話しです。
少し、楽譜を覗いてみましょうか。
曲の冒頭、前奏が終わったAメロの部分です。
Aメロは”よくある曲”同様、同じような旋律を2回繰り返す構成になっています。繰り返し①と書いた黄色の部分と、繰り返し②と書いた緑色の部分、だいたい同じような音で構成されています。
(左手も同様ですが、ここでは関係ないので割愛します)
ここで注目したいのは、赤のペンで囲って「私はこう」、青のペンで囲って「君はこう」と書いた箇所です。
こちらを音楽の言葉を使わずに表現すると、以下のようになります。
となります。
つまり、
ということを示しています。
そう、この曲にはちゃんと、ふたりの過去や想いが入っていたのです。
演奏と楽譜
1年間、誰にも言ったことがなかった(たぶん)裏話を書いたところで。
すっかりお話しが長くなってしまいました、肝心の演奏と楽譜(フル)をぺたりします。
この1年で、
ピアノは新しくなったけれど、
わたしの演奏能力はさらに落ちたようです笑。
なんだかちょっとぎこちない演奏かもしれませんが、どうぞお聴きください。
ストリートピアノで弾いてみた
2023-03-03 追記
ストリートピアノで演奏した音声を公開します。
演奏は音声のみです。
この時に弾きました。↓↓↓
このストリートピアノの調律は、A=435Hzじゃないかな?と思っています。
演奏した時から、「このピアノの音色、少し違うな」と思っていて。
少し気になって調べてみたら、どうやらウィーンにゆかりのあるピアノのようでした。現代の一般的なピアノで使われるA=440Hzが決まる前は、オーストリアが勧告したA=435Hzが一般的だったらしいので、もしかしてこの調律にしてあるのかな?と推測しています。
結構好きな音色なので、また弾きに行きたいなぁ。
最後まで読んで聴いてくださってありがとうございます。
お相手は、ゆっずうっずでした。