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9日間の中東(アフリカ)旅行⑨

エチオピアのアディスアベバでインジェラをいただく

アディスアベバのボレ国際空港に到着!

到着後にエチオピア空港のトランジットカウンターへ

今回利用したエチオピア航空では、トランジット時間が8時間以上ある場合はホテルを用意してくれるのです ♪

トランジットカウンターで航空券とパスポートを提示すると、準備をするから後ろのベンチで待つように言われます


そしてまさかの待つこと30分

どんどんと人が増えるし、なんだか仰々しい雰囲気
不安になりカウンターへ近づいてみると、どうやらコピー機が壊れていて入国審査を通過するのに必要な書類がコピーできない模様

他のお客さん「いつまで待たせるの?早く紙をちょうだいよ」
スタッフ「コピー機が壊れていて何もできないんです。仕方ないでしょ?」
と、強気なスタッフさん

そういえば、誰かの旅行記でも同じような記事を見た気が、、、
そんなに頻繁に壊れるなら買い替えるなり予備のコピー機を用意しとくなりすればいいのに、、、


結局50分ほど待ってやっとホテルへ
今回用意されたホテルはジュピター インターナショナル ホテル カザンチス

ホテルに到着すると、昼食と夕食の時間と、ピックアップの時間を教えてもらい部屋で一休み

リヤドからアディスアベバまでの飛行機が3:25 ~ 6:25とハードなスケジュールだったので、12:00のランチの時間まで部屋で休み、その後レストランへ
メニューは5種類から選ぶことができました

選んだのはせっかくなので、唯一あったエチオピア料理を

でた、インジェラ〜〜〜!!!

インジェラは見た目はクレープ、味はゲ○と言われる評判があまり良くない料理
エチオピアではお米やパンと同じような扱いみたい

まずはお肉の方から

牛肩肉なんだけど、かなり硬め
でも味は意外と薄めで醤油っぽいような、かなりさっぱりした味付け
でも大量の硬めなお肉がちょっときついかも

そしてインジェラは、、、すっぱい!!!
そういえば、インジェラって発酵させてるって聞いた気がする
う〜、すっぱい、、、

私は苦手な料理がほとんどないけれど、これは仲間入りかなぁ


三位一体大教会で早速からまれる

エチオピア航空のトランジットサービスを利用した場合は、ホテルによっては外出を禁止されることもあるらしく、観光できるか心配していたけれど、私が利用したホテルは全く止められず一安心
(禁止するホテルは、トランジットで来ているわけであって観光しに来てるのではない。外で何かあった時に責任が取れないから。だそう)

実はサウジアラビアではお金を降ろさずに過ごしていたのですが、エチオピアは現金が多少あった方が良さそうなので、数時間の滞在ですが少額を降ろすことに

バーレーンではATMを探すのに苦労したけど、ここではホテルの横にATMがあったのであっさり引き出せました


また、はじまり編でも書きましたが、アディスアベバはこの時(2023年5月時点)外務省の海外安全ホームページで「危険度1 十分注意してください」でした

それでも私が渡航した2,3ヶ月前にはトランジットのため空港で待機していた日本人が強盗に遭ったニュースを見ました
他にも、今年の1月にトランジットで訪れて市内観光をした際に、両腕を掴まれて金銭を盗られた人の記事も見かけました

これから書く旅行記には気楽さが見られるかもしれませんが、実際はずーーーーっと緊張状態でした
観光する方は自己責任で、細心の注意を払って観光をしましょう


では気を取り直して、まずは三位一体大教会へ向かいます

ホテルからは歩いて30分くらい!

歩いていると、「ウェルカム〜!」や「Haaaai!!!」と声をかけてくださることが何度かあり、エチオピア人の温かさを感じます

ただ事前に強盗に遭った人の話を聞いているだけあって、どうしても緊張状態は解けないし歩いてるだけでとっっても疲れる、、、

教会までの30分間はヒルトンホテルを始めとした観光客向けホテルが集まっているエリアでしたが、外国人と思われる人には1人も会いませんでした
アディスアベバは見どころがあまり多くなく、トランジットかエチオピア旅のスタート地点として利用することが多いと思うので、観光する人は少ないのかもしれません

歩いて30分、到着した三位一体大教会がこちら

絶賛工事中!

「いま三位一体大教会は工事中なんだよ」
話しかけてきたのは知らぬ間に横にいた30代くらいの男性
「どこからきたの?」
「日本だよ」
「ウェルカム!」

お礼を伝えて去ろうとすると、なぜかついてくる男性
「ここは工事中で入れないんだけど、向こうに入れる教会があって、そっちの方が歴史が長くて綺麗なんだ。よかったらそっちに行かない?」
(本当は工事中でも中にへ入れたっぽい)

男性が指差した方を見ると、確かに教会のようなものはあり、人が入っていくところは見えます
入っていく人も子供や女の子も見られるし、むやみに抵抗するのも怖いので、とりあえずそちらへ向かってみることに

上手く離れる方法を探さないと!

そう思いながら歩いていると、急に激しい雨!
エチオピアは2~5月は小雨季に当たるらしいのです、、、

近くにたくさんの人が何かのイベントと思われる準備をしている建物があったので、そこの屋根で雨宿り
もちろん、男性もついてきます

「雨が止むまでここで休もうと思います。ただ今日の夜には空港に戻らないといけなくて時間もないので、教会に行くのはやめようと思います」
「いや、でも教会はすぐそこなんだよ。ほら、雨も止んできたし行ってみようよ」
「でもまだ雨が降ってるから、濡れたくないし、、、。しばらくここで休むから、私のことは置いていって大丈夫ですよ」
「わかった、そしたら僕もここで雨宿りしてるよ」

と、初めは隣にいたけれど、あまりにも帰らなすぎたのか
「最後にお願いがある。実は僕には家族がいて、、、食事のためのお金を恵んでくれると、、、」
アジアを旅してる時に何度も聞いたことのあるような話を始めます

ガイドをして最後にはお金を迫ってくる作戦はアジアだけでなくアフリカにもあるようです

今回はそもそもガイドもしてもらってないので「今朝ついて今日の夜帰るから現金は持ってないんです」といいお断りしました
理由が最もらしかったからか、「そっか、、、」とすぐに身を引いてくれて一安心

ただひどい雨だったのでそのまま1時間くらい雨宿りをし、少しおさまったところで次の観光名所へ向かいます


アディスアベバの国立博物館へ

次に向かったのは国立博物館

三位一体大教会からは歩いて15分くらい!

歩いていて身の危険は感じなかったものの、念の為スマホで写真を撮るのは最小限に
この写真も歩道橋の上から、周りに人がいないことを確かめて撮っていました


国立博物館は入場券が50ブル(¥126円)
普段はあんまり博物館って行かないけれど、三位一体教会から近かったのと、約320万年前の猿人の化石、ルーシーが見られるということでいってみました

館内は4フロアになっているものの、古びていて小ぢんまりとしています

ルーシーがいる地下1階には英語での解説や動画が流れているのですが、上の階に進むにつれて解説が少なくなってきて、1番上の階はついに解説がなくなります

なので、何をみているのかわかりません 笑

館内には1組の欧米人夫婦のような2人組がいて、その方達にはガイドがついているようでした
ただ料金表にガイドのことは何も書かれていなかったので、個人手配しているガイドなのか、私が気づかなかっただけで国立博物館でガイドを頼めたのかは不明です

そして実は、私が撮った国立博物館の写真が1枚もありません 笑

旅をしてる時は旅行記を書くつもりがなかったのと、この時は激しい雨で気分がかなりブルーになっていて、館内写真OKにも関わらず1枚も撮らなかったのです
ずっとエチオピアという国で緊張状態にあったのも原因だろうなぁ

ちなみに、私は雨季のバリを経験していますが、エチオピアは小雨季にも関わらずバリの雨季よりも観光するのが大変でした

2023年5月20日~27日の週間予報

バリの雨季は夕方ごろにスコールが発生する程度でしたが、エチオピアは昼過ぎに雨が降り始めると、夕方までずっと降っていました
1日しか滞在していないのでこの日が特別だった可能性もありますが、6~9月の大雨季の観光は避けた方がいいかもしれません

本当は市場や他の協会にもいってみたかったけれど、雨がひどすぎるので今回は見送り!
スーパーやカフェに立ち寄りながらホテルの方へ戻ることにしました

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