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ChatGPT問答1│ソーシャルワーカーとしての価値観は何でしょうか? それがあなたの仕事にどのように影響を与えていますか?

ChatGPTにソーシャルワーカーが自分自身に問いかけるべき問いを30個作ってもらいました。

せっかくなので、順番に回答していこうということで、連載でやっていきます。

30個の質問はこちら


今回のChatGPTからの問いは
「ソーシャルワーカーとしての価値観は何でしょうか? それがあなたの仕事にどのように影響を与えていますか?」

ではいってみましょう!


ソーシャルワーカーとしての価値観とは?

ソーシャルワーク専門職のグローバル定義にはこうある。

ソーシャルワークは、社会変革と社会開発、社会的結束、および人々のエンパワメントと解放を促進する、実践に基づいた専門職であり学問である。

社会正義、人権、集団的責任、および多様性尊重の諸原理は、ソーシャルワークの中核をなす。

ソーシャルワークの理論、社会科学、人文学、および地域・民族固有の知を基盤として、ソーシャルワークは、生活課題に取り組みウェルビーイングを高めるよう、人々やさまざまな構造に働きかける。

この定義は、各国および世界の各地域で展開してもよい

日本では、そもそもソーシャルワーカーという存在があまり認知されていないし、社会福祉士・精神保健福祉士は福祉の国家資格である。

つまり、障害のある人や高齢の人をサポートする人と認知されている。
(残念ながら介護と勘違いされていることも多々ある…)

しかし、グローバル定義にもあるようにソーシャルワークは特定の誰かに絞って支援の対象とはしていません。

ソーシャルワーカーにとって対象となる人はすべての人々です。

ぼくたちは、ソーシャルワーカーとしてすべての人々のエンパワメントを促し、そして社会の課題や、その構造に働きかけウェルビーイングを高めていくことこそに専門職の価値観があるってことですね。

めちゃくちゃ簡単に言うと
「すべての人が自分の力を発揮できるようサポートし、生きやすく幸せに生きていける社会を創るために社会課題に働きかけていきますよ」

ということかなと個人的に考えました!


ぼくの仕事にどんな影響があったか?

制度事業の限界│就労移行支援時代

ぼくが独立したひとつの理由でもあるのですが、制度事業には限界があるということです。

前述したように、本来のソーシャルワークは対象者を限定はしないはずです。

しかし、制度事業は制度であるが故に対象者を限定せざるを得ません。
ここにジレンマが発生してしまいます。

もちろん制度事業には制度事業だからこそできることもあるので、どっちが良い悪いという話ではありません。

しかし、経験として困っていて相談に来てくれた人が結果的に福祉サービスを利用できないということは多々ありました。


制度事業の限界│救護施設時代

また救護施設で働いていた時には、何でもっと誰かが支援してあげられなかったんだというジレンマがありました。

リストラ

離婚

酒に溺れる

病気になり、さらに働けなくなる

家賃が払えず家を追い出される

ホームレスになる

行き倒れているところを保護される

保護受給&救護施設入所

こんな方は珍しくないのです。
でも、ここまでくると再び社会復帰することは、とても困難です。


何故もっと早くにどこかで誰かが介入して支援してあげることができなかったのか。

もっと早くに介入していれば本人の人生は違ったものになっていたのではないか。


そんなことを日々考えながら働いていました。


独立・開業する

こういったジレンマを解決するためには、制度事業ではない手段が必要だとぼくは思いました。

そのための手段は今も試行錯誤の段階ですが、きっと実を結ぶと信じて、今は眼の前が暗闇でも何とか進みます。

ぼくがソーシャルワーカーであるために。

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