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ChatGPT問答6│コミュニティベースの介入がどのように地域の生活に影響を与えると思いますか?

ChatGPTからソーシャルワーカーへの問い6つ目です。

前回の内容はこちらから。

ChatGPTからの30の問いはこちらから。


今回のChatGPTからの問いは
「コミュニティベースの介入がどのように地域の生活に影響を与えると思いますか?」

そもそもコミュニティとは何かという議論から必要だと思いますので、まずはそこから考えてみましょう。


コミュニティとは

weblio辞書ではコミュニティとは以下のような意味でした。

「community」とは、共同体共同社会・集団のことを意味する英語表現である。
「community」とは・「community」の意味
「community」とは、ある文化宗教利害など共有する集団共同体という意味を持つ。文脈によっては、広く一般社会公衆のことを指すこともある。経済界や芸能界、スポーツ界のように~界の意味使われる場合もある。

weblio辞書

人が集まり集団となれば、それはコミュニティと言えるということですね。

では、実際にはどんなコミュニティが存在しているのでしょうか?

  • 恋人関係

  • 友人

  • 兄弟

  • 家族

  • 学校

  • 会社

  • 趣味のサークル

  • 地域

  • 業界

  • 社会

  • SNS

  • オンラインサロン

  • メタバース

数の少ないものから順に並べてみました。
もっと色々あるかもしれませんが、ザッとこんなところかなと思います。


地域との関係が薄くなっている

昨今よく言われることではありますが、地域との繋がりが薄くなっているのは紛れもない事実です。

ぼく自身も感じます。

お子さんのいる親にとって地域との繋がりとなりやすいPTAですが、ぼくの地域では最近、任意加入になり年々PTAに入る人は減っています。

子どもが安全に通学できるようにするための旗当番もPTAの会員だけでは回しきれないため、自治会や婦人会など地域の組織にお願いし、ボランティアとして手伝ってもらっているのが現状です。

それも、地域の方々からは「昔はもっとちゃんとやっていた」とお叱りを受けることもあります。

何故これほどまでに地域との繋がりが薄くなってしまったのでしょうか?


地域との繋がりの必要性が低くなっているけれど

世の中はどんどん便利になり、スマホやアプリを使って解決できることもたくさん増えました。

つまり、別に地域の方々に頼らなくたって大抵のことは解決できてしまう環境があるんですよね。

ぼく自身も正直、地域と関わっていくことに煩わしさや面倒くささを感じています。

でも旗当番が良い例で、スマホでなんでも解決できるわけでもないんですよね。

それこそ、お母さんやお父さんに疾患や障害があったりすると解決できないことがさらに増えます。

こういった制度やツールで解決できない問題はたくさんあって、それは地域の人たちで解決していかないといけないんですよね。


コミュニティの多様性

地域との繋がりが薄くなっているもう一つの要因としてコミュニティの多様性もあると思います。

ぼく自身もSNSやオンラインサロンに入っていますし、そこでの付き合いもあります。

若い世代になると、このオンラインのコミュニティというのは、とても重要な意味を持っていて、リアルな人間関係にも大きく影響します。

ソーシャルワーカーをしているとつい「地域との繋がりを」って言ってしまいがちですが、地域との繋がりを必要としているかどうかは人によるんですよね。

ちゃんとオンラインのコミュニティにも目を向けることは、今後のソーシャルワーカーにとっては重要だと思っています。


コミュニティへの介入

さて、ここからが本題。

ChatGPTの問いは「コミュニティベースの介入がどのように地域の生活に影響を与えると思いますか?」でした。

まずリアルな地域でのコミュニティに関して言うと、今までのコミュニティ運営では通用しなくなってきていると言っても過言ではないでしょう。

どういう仕掛けをしたら地域の人たちを巻き込んでいけるのかということを考えていく必要がありますし、その先も考えていく必要があります。

イベントをやってたくさん人が来て、良かったね。

ではなく、そこからどう繋げていくのか…が大事だと思うのです。


さらにコミュニティベースの介入にはオンラインのコミュニティも含まれます。

先程もお話したように特に若い世代は、オンラインでの関わりがリアルにも大きく影響します。

若い世代の人たちを支援していくにあたっては、オンラインへ目を向けていくことは必須ですし、オンラインコミュニティをソーシャルワーカーが構築していくことも必要だと思います。

例えば、学校でいじめられ不登校になってしまった児童に対して、何とか学校に行かせようとする。
つまり、無理やりリアルのコミュニティに連れ戻そうとするというのはナンセンスです。

今はオンラインで提供されるフリースクールもあるので、リアルが難しければ、オンラインコミュニティを活用していこうということも必要なのです。

オンラインコミュニティで学び、自信がついてくれば、リアルで大学を目指そうと考えるかもしれませんし、ずっと引きこもるかもしれません。

でもそれは、本人が決めることで、どちらも良いことなんです。


誰もが地域の中で生活しているひとりの人ですが、だからといってリアルなコミュニティに固執していると、現代社会においては色々と無理があります。

ソーシャルワーカーとしてうまくリアルとオンラインの両方のコミュニティを活用していくことが大切だと思うのです。

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