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ChatGPT問答14│コミュニティにおける精神的な健康はどのようにサポートされるべきですか?

ChatGPTからソーシャルワーカーへの問い14個目です。

前回の内容はこちらから。

ChatGPTからの30の問いはこちらから。


今回のChatGPTからの問いは
「コミュニティにおける精神的な健康はどのようにサポートされるべきですか?」

コミュニティをどのように運営するかってすごく難しいのよね。

いかにデザインするかってすっごく重要だと思います。

一応ぼくもソーシャルワーカーのオンラインサロンをやっていたことがあるので、思うことを書いてみようかと思います。


興味をひく

コミュニティを考えた時にリアルなコミュニティとオンラインのコミュニティがあると思います。

インターネットがなかった時代においては、コミュニティというとリアルな場しかなかったわけで、地域というコミュニティにも自然に入っていったんだろうと思います。

しかし、現在においては、オンラインコミュニティが充実していて、地域のコミュニティに参加しなくても自分が好きにコミュニティに属することができるようになってきた。

それでも参加してほしい・来てほしいということであれば、まず興味を持ってもらうことなのだろうと思います。


参加者のメリットを考える

先述したようにコミュニティが増えたことでバラけている状況があるので、興味を持ってもらうこと。

さらに活動に参加してもらうためには、そのための参加者のメリットを考えていく必要があるわけです。

メリットがなければ、参加はしているけど活動はしない、いわゆるロム専が増えていくだけとなってしまいます。

地域の活動として代表的なものがPTAだと思いますが、PTAの活動にメリットを感じている人は少ないようです。

通常PTAは強制参加が基本でしたが、今の時代に合わないということで任意参加に切り替えていく地域が増えていっていますし、うちの地域も一昨年から任意参加に変わりました。

そしたら学年ごとのPTAの加入率は20~30%まで下がったそうです。

地域によっては、PTAの活動をすると報酬が発生するところもあるそうで、お金はわかりやすいメリットですよね。

ただ、メリットは必ずしもお金である必要はありません

オンラインサロンなどは良い例ですが、あそこに参加している人たちは、もちろんロム専もいますが、一部の人たちは無償どころか、お金を払ってまで労働力を提供しています。

これを宗教だ、洗脳だ、と騒ぎ立てる人もいますが、キンコンの西野さんがこんな例えをしていました。

BBQにお金を出し合って参加した時に、バクバク食べる人もいれば、積極的にお肉を焼いてくれる人もいる。
オンラインサロンで会費を払ってまで働いている人がいるってのが理解できない人もいるけど「楽しい」っていう対価を得ているだけなんだよね。
BBQも一緒でそれぞれが楽しんでいるだけで、そこにイチャモンつける人はいないでしょ?

思い出して書いたので、やや表現は違うかもしれませんが…。

要するにコミュニティに参加するメリットや報酬はお金以外にも「楽しさ」とか「繋がり」とか「共感」とか色々あるんだと思います。

ただ、そこをちゃんとコミュニティで設計しないと、そのコミュニティに参加する意味を参加者が見いだせなくなっちゃうから、とても重要。


安全性の担保

心理的安全性も必要ですが、コミュニティを設計する際には、まんま身体的な安全性も担保されている必要があると感じます。

セクハラやパワハラがあるようなコミュニティには参加したくないですもんね。

ぼくもオンラインサロンに入っていたことがありますが、一部の人が女性をストーカーしたことにより、オンラインサロンは解散になりました。

参加者の悪意で簡単にコミュニティは壊れてしまうものなんですよね。

そうならないためには、コミュニティのガイドラインをちゃんと決めて、ルールを破る人には毅然と対処すること。
個人情報の保護がしっかりされていることなどが条件になってくると考えます。


相談窓口を形骸化させない

会社や組織の中には、従業員用の相談窓口やカウンセリング窓口を設置しているところもあるかと思います。

ぼくが今まで働いてきた組織の中にもありました。

でも、それって機能していますか?

窓口を設置しただけで満足し、ろくに相談もなく形骸化しちゃあいませんか?

組織内で何かしらのトラブルがあり、パワーレスに陥っている人は、そもそも自ら相談をすることが難しい状況にあります。

さらに相談したことで、その情報が上司等に伝わり、自分の立場が危うくなったり、人事評価に響くのではないかなど様々な懸念点を考えてしまいます。

これは組織内の相談窓口に限った話ではなく、社会全体に言えることですが、本当に助けを求めている人たちは、相談窓口で待っていても相談には来ません。

じゃあどうすればいいのか?

ぼくはアウトリーチが必要だと思います。

組織内であれば、相談窓口となっている専門職が社内を観察し、気になる人に声をかけたり、ちょっとお茶でも一緒して話を聞いたり、雑談したり…そうやって関係性をつくっていくことで、はじめて悩みを打ち明けてくれたり、相談してくれるのだと思います。


まとめ

ぼくも人に偉そうに言えるほどコミュニティを作るのが上手なわけではないです。
むしろ難しいなといつも思いながらやっています。

でも、これでいいやろって思考停止してしまった時点から悪化していくものだと思いますので、このコミュニティは今のままで大丈夫か? 常に点検し、注意深く観察していく必要があるのだと思います。

もし組織内で管理する立場にいる人や、何かしらコミュニティを運営されている方は、今一度コミュニティ運営は今のままで大丈夫か考えてみてくださいね。

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