見出し画像

ChatGPT問答12│貧困、ホームレス、虐待などの問題を解決するために、私たちは何を理解する必要がありますか?

ChatGPTからソーシャルワーカーへの問い12個目です。

前回の内容はこちらから。

ChatGPTからの30の問いはこちらから。


今回のChatGPTからの問いは
「貧困、ホームレス、虐待などの問題を解決するために、私たちは何を理解する必要がありますか?」

それぞれの課題があると思いますので、それぞれ分けて、考えていってみます。


貧困問題を解決するために

貧困は何故起こるのか?

海外に比べると、そこまで日本の貧富の差は大きくないように見えますが、それでも着実に貧富の差が広がっていると思います。

本当に食べるものもなく、家も失ってしまうということもありますが、そこは事項の「ホームレス問題を解決するために」でお話するとします。

ここでは、相対的貧困について考えていこうと思います。

相対的貧困とは、その国や地域の水準の中で比較して、大多数よりも貧しい状態にあることです。

厚生労働省は、世帯所得が全世帯の中央値の半分未満である人の比率を相対的貧困率と言っており、2015年の調査によると日本の相対的貧困率は…

全体:15.6%
子どもの貧困率:13.9%
一人親家庭:50.8%

特に一人親家庭の相対的貧困は致命的です。

また、2017年OECDの発表では、先進国35カ国の中で日本は7番目に相対的貧困率が高いとされています。

最新の調査で、こんなニュースも出ていますので、ぜひご覧になってほしい。

これは日本にとって、とても大きな問題のひとつであると考えます。

では、相対的貧困の解決のために何ができるだろうか?

少し過去に遡り、2012年安倍内閣はアベノミクスを発動させます。
これには、一定の効果があったと思います。

しかし、増税したことで、景気回復にブレーキがかかったとも言われており、結局今も不景気なままです。

景気回復のためには、増税はストップ。
さらなる金融緩和・財政出動をしていく必要があるのやもしれませんが、税金の多くが自衛力強化に回されている現状を考えると、プライマリーバランスの壁をどう乗り越えるかということがポイントになってきそうだと思う。

正直、異次元の少子化対策も僕からすると全然異次元じゃないし、子育てを舐めないでほしいとさえ思っている。

誰もが明日の生活に怯えることなく生きていける社会を実現してほしいと切に願う。

そのために国民ができることは、まず選挙に行き、自分の意志を示すことだと思います。

ちなみに僕は、政治評論家でも経済評論家でもないので、あくまで持論です。


ホームレス問題を解決するために

相対的貧困とは違い、ホームレスは路上で生活し、明日どころか今日の食べ物にも困る方が多く、絶対的貧困と言われるものになる。

ホームレス問題を解決するために一番重要なことは、家(住所)の確保、さらに予防的に家(住所)を失わないことだ。

なぜ、家(住所)が重要かと言うと、住所がないと働けないのだ。
就職できないのだ。履歴書も書けないのだ。

昔は、住所を問わない日雇いの仕事も多くあったが、年々そういった仕事は少なくなっている。

生活保護という手段もあるが、生活保護を受けるために無料低額宿泊所……通称「無低」になかば強制的に入所させられることもある。

無低もちゃんと支援してくれるところもあるのだと思うが、悪質なところも多くある。
いわゆる貧困ビジネスだ。

家を失ってしまった人のために、安心して生活できる住居を用意すること、即座に生活保護を実施すること。

これが必要だと思う。

また予防として家を失わないためには、そうなる前の早期介入が必要だ。

日本社会は申請主義社会であるため、自ら申請しなければ何の援助も受けることができない。

しかし、今まさに家を失わんとしている人が、誰かに助けを求めることができるだろうか?

否 できない

そのためには、本人の申請を待つのではなく、支援者側から察知して介入することができるシステムが必要だ。

貧困になっていっている状態を察知できる方法はいくつかある。
例えば

  • 失業手当が切れた時

  • 光熱費や携帯代の滞納

  • 家賃の滞納

などである。
これらは、情報としてハローワークや企業・大家さんが持っているはずなのに、その人の支援に活かされることはない。

ソーシャルワーカーがこれらと連携して、今まさに家を失わんとしている人に積極的介入していくことが求められると思う。


虐待問題を解決するために

虐待問題も貧困とは切り離せない問題ではあるが、原因はそれだけでなく多岐にわたる原因が複合的に起こり虐待に至っていると考えます。

その様々な複合的問題は、それぞれ個別に解決していく必要があるので、ここでは言及を割愛する。

虐待は、子育てをする親にとって、誰もが他人事ではない。

子育ては、とてもストレスフルなもので、誰だって子育てで疲れ、イライラし、怒鳴り、手を上げそうになったことはあると思う。

ないのであれば、それは子育てを手助けしてくれたり、話を聞いてくれる人が周りにいたからだと思う。

でも誰にも頼れず、相談も愚痴も言えず、孤独に子育てをしていたら……。

僕自身も子育てをしているので、すごくよくわかる。

子育てで大事なのは、背景に様々な問題・課題を抱えつつも子育てをしていけるように親をサポートしていけるような体制だと思う。

それも、それが身近にあることが大切。

フィンランドのネウラボという制度を知っているだろうか?
通称「ネウラボおばさん」とも言われています。

ネウラボおばさんは、妊娠時から心配して病院にも様子を見に来てくれるような近所のおばさんのような専門職だ。

こういった血の通った人間関係が大事なのだと思う。

一応日本にもネウラボ制度を参考にしたものはあります。


まとめ

今回は「貧困」「ホームレス」「虐待」について考えてみました。

どれも繋がっていて、単一的な問題ではなく、複合的問題の集結点であると改めて感じました。

日本が少しでも生きやすい社会になるといいのですが……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?