ChatGPT問答4│社会的排除を解消するための最良の戦略は何でしょうか?
ChatGPTからソーシャルワーカーへの問い4つ目です。
前回の内容はこちらから。
ChatGPTからの30の問いはこちらから。
今回のChatGPTからの問いは
「社会的排除を解消するための最良の戦略は何でしょうか?」
これはとても難しい問題です。
机上の理論だけでは解決できないだろうと思いますが、一緒に考えていけたらと思います。
自分には特権が与えられているという自覚を持つこと
まずはこちらの動画を観てほしい。
これを観てあなたは何を感じましたか?
前にいる白人の人たちは、知らず知らずのうちに特権を持っていて、後ろにいる黒人の人たちよりも多くのチャンスが与えられていたことでしょう。
それは我々日本人も同じだと思うのです。
多くの日本人は、発展途上国の人たちや戦争が起こっている国の人たちよりも裕福な生活をしているし、人生におけるチャンスも多いでしょう。
さらに粒度を細かくしていくと、同じ日本人であったとしても、この特権をどれだけ持っているかについては、かなりの格差があるだろう。
特権を持っている人は、自分が特権を持っているということをまず自覚しなければいけないのではないかと思うのです。
差別ではなく区別すること
多様性が叫ばれていますが、誰もが同じ場所で…というのは個人的に無理があると思っています。
ぼくは前職が就労移行支援と生活訓練の多機能型の事業所だったのですが、自閉症でパニックになって叫んでしまう利用者さんに対して、精神の方がイライラしてキレるなんてことは少なからずありました。
LGBTを例にしても身体が男性の人が女湯に入ることは、なかなか許されることではないでしょう。
だから区別することや住み分けることは必要だと思っています。
ただ、差別は良くないので、自分とは属性の違う人達だけれど、少しでも理解しようという心やリスペクトは必要です。
自分も差別するかもしれないという心構え
ぼくは、「私は絶対に差別なんてしない」と言っている人ほど危険だと思っています。
差別は、知らず知らずのうちにおこなわれている可能性もあるからです。
例えば、日本では写真撮影する際にピースをすると思いますが、国によってはピースサインは危険なサインになってしまいます。
それぞれの文化や考え方、価値観が違うからこそ、もしかしたら自分も差別してしまっているかもしれないという心構えは必要なのです。
技術の進歩が差別をなくす?
AI、Web3、メタバースなど新しい技術はどんどん進化しています。
これらの技術を社会的排除という視点から見てみると、面白いものが見えてきます。
これらの技術は、こういった格差を埋める可能性があります。
AI = 教育や知能の格差
Web3 = 貧富の格差
メタバース = 年齢や性別による差別・格差
他にも義足・義手や車椅子など進化の余地はまだまだありそうですね。
まとめ
ぼくは個人的には、VRとARの融合(XR)がさらに進化して、オンラインとオフラインの境目が曖昧な状態になれば、解決することも多いのではないかなーと思っていたりします。
反論は多そうですが…あくまで一意見です。
ただ、これはまだまだ先の話なので、個人でできることは、「特権を持っているという自覚」と「差別するかもしれないという心構え」だと思います。
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