名作には理由がある…!!その④
どうも、棚橋です。
本日は「Undertaleの魅力②」について記します。
前回の記事では、
ゲームの魅力として、作品のテーマについて記させていただきました!
他にも、この作品が惹きつける理由があります!
それは、「登場キャラクターの個性」です。
ゲームのキャラクターというと、
プレイする人がどんなアクションをしても、基本的に”与えられたセリフを読んでいるだけ”という印象を持つ人は多いのではないでしょうか?
私もそう思っている人でしたが、このゲームは少し違います。
プレイヤーの操作に合わせてキャラクター達がいろんなアクションを起こしてきたり、セリフの言い回しがゲームの枠を超えてプレイヤー自身に語りかけてくることもあるんです...!!
その理由について、トビー氏はこう話しています。
「架空の世界を舞台にしていても、キャラクターたちの考えや行動は、リアルでウソのないものにしたかったんです。
彼らには“人格”があって、ちょっと変なところがあったり、欠点があったり、好きなものや嫌いなものもある。信念も持っているし、間違うこともあれば、考えを変えることもある。幸せ、悲しみ、優しさ、憎しみ、勇気、恐怖……そういういろいろな感情もあらわにします。
そして、彼ら“モンスター”は“敵”だけど、ただポツンと存在しているわけではないんです。たとえゲームの中で描かれていなくても、彼らには家族がいて、友だちがいて、目標もあって、いろんな人と関わり合いながら日常を送っている……。
なぜなら、その人をその人たらしめるのは、本人だけじゃなく、周りにいる人たち……。その人が大切に思っている人たちでもあるからです。
つまり彼らは、“愛”に溢れる“モンスター”なんですね。
だって、愛こそが、人を形づくる要素でしょう?」
ん~、素敵な考え方ですねー!
『Undertale』の登場キャラクターのアクションパターンは、計り知れないほど多いのですが、それも全てトビー氏の作品への愛からくる行動なのですね。
また、『Undertale』という作品が生まれる際、とある日本の作品にから影響を受けているんです。
それは、「MOTHER」です。
トビー氏曰く、
「僕が日本のゲーム、とくに『MOTHER』シリーズをプレイして影響を受けた点は、映画や本やテレビにはできない方法で、感情を揺さぶってくれるところだと思います。......
『MOTHER』シリーズに関しては、僕は10年以上、ファンサイトで活動していた時期があって、いまいっしょに仕事をしているFangamerのスタッフも、そのファンサイトのユーザーだった人たちです。『MOTHER』シリーズと触れあってきた時間があまりに長すぎて、出会って以降、自分がどう変わったのか、よくわからないぐらいです。出会う前の自分がどんなだったか覚えていないもので。要するに、僕の血となり肉となっているわけですね。」
とのこと。
なるほどな~
だから、心のぬくもりを感じるような内容のゲームなのですね。
写真や絵画、映像作品など、
どんな作品にも、製作者の意図や考え方・価値観が反映されます。
だからこそ、多くの人の共感や親しみを得る作品、
そして、心を揺さぶるような感動を与える作品、
が末永く愛されるんでしょうね。
今回もたくさんの学びを得ました♪
これからも、素敵な作品たちと出会い、人の想いに触れ続けていくためにも、私自身仕事のステージを上げます!!
では、今日も一日!全力で!
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