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思うように出来ない思い込みの力【テーマ・人に頼ることが苦手】

そういえば私って元々「人に頼るのが苦手」だった。

どのくらい苦手かって、旦那にごみ捨てもお願い出来ないくらい!
お願い出来ないから、我慢して自分でやるか、態度に出して察してもらおうとしたりして。察してくれないとイライラしたりしてね。

でも今その苦手を超えたら色んなことが出来るようになった。
頼れるようになって思うことは、頼ることでより自分や人を好きになっているし、1人よりも色んなことを叶えられるようになるなーってこと。

だから「人に頼ることが苦手」をテーマに、思い込みと現実創造について書いてみようと思う。


でもこれは頼れないことは良くないから頼ろうね!って話じゃないよ。
頼らずにいることで自分の力を高める事も出来たから悪いことなんてひとつもなくて。
頼りたいのに何故か頼れないんだよーって人のひとつの参考になればいいな。


人に頼れないのは何らかの思い込みが潜んでいる

行動を決める選択肢の多くは思い込みと癖で出来ている。

だから「頼ったら楽になるのに何故か頼れない」というのは思考の癖から選択された結果で、元を辿ればそこには「頼ること」を良しとしない何らかの思い込みが隠れている。

日本では特に、
「人に迷惑をかけてはいけない」という風潮がある。
頼ること=迷惑をかけることだという思い込みがある人も多いかなって思う。

親切にしてもらった時に「ありがとう」じゃなくて「すみません」が採用されるのが多いのも、そういう気持ちの現れかなって思う。

ちなみにインドでは
「自分も他人に迷惑をかけるのだから、他人の迷惑を許しなさい」って教わると聞いた。

この2つの教えを受けて生きる人達の心の解放度、生き方がどのようになるのか、考えると思考って本当に面白いし、教育はとっても大切だと思う。

話を戻すけど、「頼ることは良くない」という思いの原因を辿ると、頼ることで誰かに嫌な顔をされた経験だったり、誰かがそのような状況におかれた現場を見たりなどして作られることが多いと思う。

私もその1人で、子供の頃に親を頼るつもりが怒らせてしまい「頼ると嫌われる」という思い込みが出来た。

その後は頼ると嫌われるという思いの上で行動をしていくので、頼った時に嫌われたと思うような状況は「ほら、やっぱりね」と記憶にしっかりインプットし、上手く頼れたこともあったはずだがそれは記憶からこぼれ落ちていくのだ。

「頼ると嫌われる」という思考が、本当に「頼ると嫌われる」現実を作っていく。

そして成長と共に、「頼ることは良くない」という思いを強め、「1人でなんでも出来る自分」に憧れ、人に頼らずに一人で出来る方法を見つけていった、という感じだ。

だけど、人と関わる社会生活はそれだけだと難しい。
一人では頑張りきれない日も出てくる。

必要に迫られ旦那に恐る恐る家事を頼むと、旦那の顔色を必死に伺って、ちょっとでも変な間があったりすると「やっぱり頼んだらダメだ!」みたいな思考に陥り、また頼まない自分を強固にしていくという悪循環が生まれる。

嫌われると思っているから、相手はそんなつもりがなくても、私は「嫌われた」という事実を無意識に探してしまうのだ。

そして、自分から頼めないから大変そうな空気を出して察して貰いに行く。
察して貰えないことにイライラする。
夫婦の空気が悪くなって、ここからは本当に嫌われていく可能性も出てくる。

私は自分の思い込みが邪魔をして、こんなに悪循環を生んでいた。

だから思い込みを超えて「頼みたかったら頼めばいい」とフラットに考えられるようになると、選択できる思考と行動が増えて、それによって作られる現実も変わってくる。

思い込みの超え方。思い込みを見つけたら色んな視点で考えてみる。

私の例だと、子供時代の体験が「頼ると嫌われる」という思い込みを作っていた。

その思い込みがあるから人にも旦那にも、頼りたいのに頼りにくかった。

「頭ではわかっているのにできない」
って言うのはこういうこと。
奥底に眠っている思い込みが行動を支配しているってこと。

思い込みを見つけたら、その思い込みについて考える。

頼ったら嫌われるってほんとかな?
疑いを持っていつもの視点を離れて考える。

頼るじゃなく逆の視点で考える。
私は、、、頼られたら嬉しい時が結構ある。

時にはタイミングが悪くて困ることもあるかもしれないけど、基本は嬉しいな。

何事も「過ぎる」のは嫌だけど、頼ってくれる人の方が仲は深まりそうだな。
私も頼みやすいな。

外で他人に頼られた経験を思い出しても、役に立てて嬉しいような、そんな思い出しかない。

こうして自分を軸に別の視点で考えてみたら、頼ることで嫌われるって言うのは、間違った思い込みだったな!って思えるようになった。

頼って嫌われるとしたら別の問題があるでしょ!みたいな。

そう思えるようになると、今までは頼るという選択肢を選べなかったのが、選べるようになってくる。

いつもと違う選択をする訳だから、少し勇気がいる時もあるんだけど、頼るって悪いことじゃないって思いの元で頼ってみると、悪いことじゃなかった!と思う現実が用意されていく。

そして「頼って良かった」と思える経験が増えていき、人に頼ることに対してフラットに構えることができるようになる。

頼りたい時はスっと頼れるし、もし仮に嫌な顔されたとしても「頼ったことが原因だからもう頼まない」とは思わない。言い方、タイミング、頼り方、相手との関係性、相手の状況、あらゆる可能性を考えられるようになる。

頼られた時も自分の思いで引き受けたり断ったり、思いのままに出来るようになる。

思い込みは人それぞれ

私の場合は「頼る=嫌われる」だったけど、この思い込みは人それぞれ。

自分を苦しめる行動に悩んでいたら、自分の心に聞いてみる、考える。
思い出を辿っていってもいい。

休むことに罪悪感を感じるとか、人に調子を合わせすぎてしまうとか、そんなことも何らかの思い込みが支配してる。

もし「こうした方が良いと分かってるのにできないの」って苦しんでいることがあったら、思考の旅に出かけることを私はおすすめする。

自分の気持ちと仲が深まるし、素の自分に近づく方法なので、とっても楽になるのに力が出るよ😉


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