給与照会と給与差押え

こんにちは、ゆず&莉央です。

本日は、給与照会と給与差押えのお話をしたいと思います。

給与照会とはなんぞや?と、初めて耳にする方もいらっしゃるかと思います。

給与照会とは、働いている方が税金(住民税・固定資産税など)の滞納があり、滞納が続いている際に、市区町村から会社の給与担当者に送られてくる、給与の支払い状況の確認になります。

これは市区町村が行う、給与差押えの準備になります。

会社は法律で回答義務が定められており、期限までに回答を行います。

会社に給与照会が来るまでには、本人に市区町村から、支払いをしてくださいとの連絡が何度か届いています。

それらを放置していると、会社へ給与照会が届き、その後の支払い、もしくは本人からの連絡が市区町村の税務窓口にない場合、差押え決定通知書が、本人・会社の双方に届きます。

法律で定められている計算式で、生活に必要な最低限の金額を除かれた金額が、毎月のお給料から強制的に控除されることになります。

差押えは国の決定なので、拒否権はありません。

そうならないようにするためには、税金の支払いが困難な状況にあったら、すみやかにお住まいの市区町村の税務窓口へ相談するのがおすすめです。

滞納が長引いていると、電話をかけたら怒られないか…、等不安にかられるかもしれません。

そんなことはなく、今後の支払方法について、担当者が親身に相談に乗って下さいます。中には親身になってお説教をして下さる方もおります(苦笑)

税金に滞納が発生しそうだと思った時には、一度お住まいの市区町村窓口へ相談してみましょう。

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