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「ただ続ける」のその先に

今日はお休みでした。
最近まで夏休みみたいな感じで休んでいたので、仕事の日のほうが僕にとっては非日常なんですが笑 とはいえ、これからもこんな感じで仕事を人生のメインにはせず、「ギリ非日常(できればガッツリ非日常)」ぐらいのレベルでやっていけたらなと思います。

今日も「続けること」についてのお話。以前の記事で、なぜ続けることが難しいのか、ということについて書きました。書いたというより、素晴らしい記事とか文章を引っ張ってきただけですが

これは「ただ続けること」の難しさを語ったものでしたが、よく考えてみれば、ただ続けていることって、めちゃめちゃたくさんあります。例えば字を書くこと。大人になると意外と機会は少なくなってきますが、おそらく高校生ぐらいまでは結構たくさん字を書いてきたのではないでしょうか。小中高と合わせると、ほとんどの人が12年間ぐらいか、それ以上続けていることになると思います。
他には会話すること。1日誰とも喋らないこともありますが、そんな日は3日と続きません。言葉を覚え始めてから、おそらく今までほぼ毎日、誰かと会話していると思います。

でもよく考えてみると、字を12年以上書き続けていても、皆が書道家のようにうまく字を書けるわけではないし、生きてきた年数、誰かと会話していたとしても、皆が皆、芸人さんのように面白く話せる人かというと、そうではないと思います。

僕も「100日後にジャズピアノが弾けるかもしれない」で今のところ40日ちょっと、ピアノ音源を投稿しているわけですが、右肩上がりに上達しているわけではありません。それは以前の記事でも触れた「期待>実際」という側面もあると思いますが、なんだかそれだけではなさそうな気もします。

突然ですが、僕の好きなYouTuber(?)のひとりに東宮たくみさんという方がいらっしゃいます。YouTuberという肩書よりは書道家のほうが正しいかもしれません。

言ってみればただ字を書いているだけなんですけど、なんとも言えず見てて気持ちいい感じがあります。ぜひどうぞ

文字もただ書いているだけではなく、こんな風に「正しい(またはカッコいいと思える)形を知る」、そして「それに寄せていく」という過程が、字がうまくなるためには必要なんじゃないかなぁと思う今日この頃でございます。

ただ続ける、という大きな壁の先には、この「正しい形を知る」、「それに寄せていく(ために試行錯誤する)」というこれまたさらに大きな壁があるんじゃないかなと思います。これが僕に全然足りてない部分だなぁと思います。こっち側が得意な人も多分大勢いると思いますが、その方にはただ続けるというのが難しかったりするのかもしれません。車の両輪、というよりはただ続ける、の上にこれらが乗っかっているようなイメージが、僕にはあります。

まずは続けられていることを褒めて、ぼちぼち正しい形に寄せていくための試行錯誤を挟んでいけたらなと思います。思考の整理でした。

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