バンカライブ最高でした~感想と想像~

バンカライブが最高でした。
まだ観てない人は見てください。https://youtu.be/mNTvlGj8IUs?t=25887

ここでは他所でスムーズに良さの話が出来るように台本を書いておこうと思います。じっくり書くと放っちゃうからなるべく簡単に。

蛮殻ミックスモダン~編曲が神~

 バンカライブ始め、Splatoonのボーカル曲は大体こういったライブステージで初めてフル版がお披露目になります(バトル曲はループするようになっているため。エンディングで流れる楽曲はゲーム内でもフルで使われることが多い)。

 例に漏れず『蛮殻ミックスモダン』もここでフル版お披露目なんですが、楽曲の構成、その編曲が超良かったです。好きポイントを幾つか述べます。

  1. 盛りだくさん構成
    この曲の構成を書き出すと、
    イントロ
    Aメロ(フウカパート-マンタローパート-ウツホパート)
    サビ
    間奏
    Aメロ前半(シンセコードの抜けがやばい)
    フウカソロ(エグ繋ぎ)
    ウツホソロ(こっからAメロ後半までのカラーの変え方天才)
    Aメロ後半
    マンタローソロ(全員参加だけど。激エモ)
    サビ
    アウトロ
    です。凝ってるね~~。単純に要素が多いだけじゃなくてどのパートも聴き応えありまくりです。

  2. フウカの合いの手
     すりみ連合のボーカルは3人とも特色がはっきりしています。フウカは音価高めのフレーズを歌い上げるボーカル(演歌みたいなフレージング多い)で声質キレイめ、ウツホは速いフレーズを担当し独特の声質(キャピキャピ声とかマスコット声とか呼んでる)で独特のビブラート・しゃくりを使う、マンタローは芯のあるコーラス向きの低音、といった感じ。すりみ連合の楽曲は今のところこの特色をがんがん押し出した楽曲構成が多いです。
     と思ってたところでの、1番サビ終わりこの合いの手。フウカは和系のキャラであろうので得手と言われれば納得ですが、ゲーム内で聴いたことない歌いまわしが出てビビりました。

  3. ソロパート回収
     Splatoon3リリース後のフェスで初めて披露されたフェス前半でのメンバーソロパートがここで回収されます。要素回収大好きマンが涙する演出。完璧な答え合わせ。

  4. 2番Aメロ後半のベースペダル
     ベースペダルというのはざっくりいうと「低音が同じ音程を鳴らし続けること」です。曲はコードが進行(楽曲で鳴っている和音が展開していくこと)していくことで進んでいくんですが、ペダルする、つまりコードが変化しないことで楽曲に緊張感を産むことができるんですね~。ウツホパートでガラッと変わった曲のカラーを、その後のAメロ後半部でペダルすることで保ったままにマンタローパートまで繋げています。これは自分の性癖に刺さります。

  5. ラストサビ二回目の歌詞
     他要素に比べるとちょっと細かい話ですが、ラストサビは一番サビと同様に八小節のフレーズを二回繰り返す構造になっていますが、一番と異なり、ラストサビの二回目は歌詞が全て人間でいう「ラララ~」みたいになっています。「こういう楽曲結構ありますよね?」っていうあるあるネタっぽくて好きです。「わかる~~」ってなってました。

衝天プチョフィンザ~パート分け天才~

一曲目に書きすぎたので文量が減ります。

  1. サビのボーカルライン
     
    前述した各自の特色を活かすように、フウカが高音ロングトーンを、ウツホが早口カウンターボーカルを、マンタローがウツホのコーラスに回る、という立ち回りを取ってます。マンタローがサビ繰り返し二回目からコーラスに参加するのもとても好み。歌ってるマンタローかわいいね。

  2. ラストサビでフィールが半分になる
     
    これはただ僕の好みの話ですけれども、キーボードソロ明けのラストサビの出だし、これまで8刻み?だったドラムの刻みが半分になります。こーれエモです。

疾風怒濤カチコンドル~マンタローが動く~

 ヒーローモード終盤で流れる楽曲ですね。曲名が明かされるのは初です。てっきり『張拳ゴーアヘッド』が来るだろうと思ってたところでのこれ、サプラ~イズ。がっつりロックナンバーって感じでかっこいい。

  1. 振り付け
     
    サビのダンス良いです。すりみ連合は前作までのユニットに比べてかっちり振り付けが決まってるようなダンスをするわけで無く、大まかな振りがある中である程度自由に動いてるな~って印象を受けてましたが、最初のサビでは3人揃のダンスをしています。素早いマンタローが見れます。

  2. フウカロングトーンからの転調
     終盤に詰め込んできた~。良さですこれは。

シオカラ節~良いものは良い~

 良い。これまでに挙げた良さが全部盛りされてます。シオカラーズ登場の演出も好き。ラストサビ前のCメロ?相当部分のコード進行エグくて笑っちゃった。

そんな感じです。いいから観てください。
全てのライブを見てください。無料だし。

おまけ:マンタ族文化とはなんなのか?

 すりみ連合の楽曲にはメンバー3人の出生と関わるような楽器、楽曲要素が入っていたりします。フウカは和系なので横笛、ウツホは中東っぽいのでシタール、といった感じですね。

 ではマンタローが担っている楽器は、となると、恐らくブラスやホイッスルなどの「サンバ系楽器」なのではないかと思うんですよね。
 これまでのSplatoonシリーズでもブラス隊が楽曲に用いられることは、記憶違いあれば申し訳ないですが無かったと思います。同時に、シリーズのBGMを演奏しているバンドには意外と様々な魚介キャラクターがいたりします。(ウニとかカニとかオコゼとかモズクとか) が、マンタが登場するのはマンタローまで無かったんですね。
 つまり「サンバ色」を楽曲に持ち込んだのはマンタローで、これが出生に関わっているとするならマンタ族とサンバに関わりがあることになるんですが、特に調べてもブラジルとマンタとか関連性があるようには感じないんですよね~~~~~。マンタローの食事風景も南米感は感じないな~~~~。

 まさか名前が似ているだけなんてことは…。マンタサンバ…。


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