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ロストマーチって楽しい。(現在使用しているロストマーチのお話)

はじめまして、ゆずりは(@yuzuriha_po)と申します。いずれロストマーチで世界を獲る男です。(って書いとけば大丈夫だと教えていただきました。ありがとうございます。)

今回は、私が愛用しているテーマデッキである「ロストマーチ」の現行レギュ終盤の現在の構築について自分の中で整理したいと思い、記事にさせていただきました。

※普段、「ロストマーチスト」などとよく分からない称号を掲げ活動しておりますが、ポケモンカードはどちらかといえば初心者です。初投稿のため、至らぬ点もあるとは思いますが、暖かい目で読んでいただければ幸いです。


1.はじめに

私がロストマーチを使用している1番の理由は愛、です。私がポケモンカードを始めた時に1番最初に触れたデッキでもあり、ウルトラネクロズマGXの登場には、まず環境では戦えないだろうと友人からも散々言われて来ましたが、「だったら俺がこいつらを活躍させてやる!」の一心で現在も使用しています。

少しゲーム的なお話をすると自分自身が「ミラーが苦手」「相手の動きに柔軟に対応するタイプのデッキを上手く使えない」といった感じだったため、やりたいことを通していき、高火力で押し切る!といったパワータイプのデッキ、かつミラーが少なそうなデッキを握ろうと思っていました。

また、個人的な理由で少しポケモンカード自体をお休みしていたのですが、タッグオールスターズで新規のモンメンが追加ということで復帰するに至ったという経緯があります。


2.現在使用している構築

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現行レギュ終盤の現在使用している構築がこちらになります。
普段から構築等の相談をさせていただいているムーサ様(@minmindaha_poke)が仙台シティリーグにて使用された構築にだいぶ近いものとなりました。

ムーサ様の記事もぜひ、こちらからお読みいただければと思います。
https://t.co/TnTBpiX1Ik

仙台シティで結果を残されたムーサ様の構築の影響等を受け、構築が変わっているので私なりの各カードの採用理由を述べさせていただきます。(なお私の最高成績は18人参加のトレリ準優勝でした。シティリーグは諸事情で参加できませんでした。)


3.採用カードについて

【ポケモン:24枚】
・ハネッコライン 4-4-4
ロストマーチを使う上で必須のカードたち。切る理由もないので4投しています。ポポッコの特性そらのはなみちでロストマーチの火力を上げつつ、1エネで技を打てるワタッコを立てます。

・モンメン 3
・ネイティ 1
モンメンが登場する以前はネイティを4投していましたが、妖タイプでロストマーチ使いのこのポケモンの登場により変更。多く使用されていたMM、三神のどちらを厚く見るかで採用枚数は変わってくると思いますが、MMに関しては後述するシャドーボックス+祠ギミックを採用したこともあり、アタッカーとしては抵抗持ちが少なく、かつ三神の弱点をつけるこちらを多く採用。個人的には草エネアタッカー(ワタッコ)4枚、ニコタマアタッカー(ネイティ及びモンメン)4枚の合計8枚のアタッカーを確保しておきたいと思っているので2種類合計で4枚の採用にしています。

・ケララッパ 4
特性やまわたりにより、お手軽火力増強+ワンチャン相手の重要カードを一緒に持って行ってくれる憎いやつ。採用することによるデメリットもないので4投。サポに刺さった時はちょっと嬉しい。なるべくロストミキサーとは別に打てるようにプレイしています。余裕があればメイやハイパーボール、ポケモン通信などから。

・マーシャドー(やぶれかぶれ) 2
運要素は絡みますがこのデッキの要でもあると個人的には思っているカード。以前は3枚積んでいましたが枠の都合で2枚に。手札に来てしまったワタッコ戻しや、手札状況の打開、相手の手札流しに使用します。
アメを必要とする2進化系統(ラフレシアやサーナイトなど)には刺さりやすいので意識的に盤面が展開される前に打つようにしていました。

・ミミッキュ(シャドーボックス) 1
MMへの対策。特に炎MMのカキ→クロスディヴィジョンGXのムーブに対抗するために採用。当初はレインボーエネルギーとラティオスGXを採用してラティオスのGXワザ「クリアビジョンGX」での対策を試みていましたが、後述するGXの不採用構築、戒めの祠のダメージでMMのHPを偶数に調整できる(→ロストゾーンの要求枚数の減少)に繋がることからこちらのギミックに変更。これ1枚でMMが壊滅する時もあったりなかったり。使わない時はミキサーにかけます。ネイティワンパンルートもあるので1枚の採用。スタートしても美味しくないので2枚はいらないと思いました。

・ヤレユータン(さいはい) 1
リセットスタンプのケアがメインのおしごとだと思っています。どこかで出しておけばそれなりの仕事はしてくれる子。スタンプの対策としては引けるかわからないやぶれかぶれマーシャドーよりも確実性があると思ったのでマーシャドーを1枠こちらに変更。

【グッズ:14枚】
・ポケモン通信 4
手札に来てしまったワタッコのクーリングオフに。その他初動を無理矢理動かすためにここからハネッコやマーシャドー、ヤレユータンなどへ繋げてゆけるカードです。1/3がポケモンのこのデッキでは打てる機会も多く、状況を打開してくれる可能性を秘めています。また、積極的に切っても良いカードの少ないロストマーチに取っては実質トラッシュにポケモン等が落ちないこのカードはハイパーボールなどよりも重宝します(ハイパーボールは2枚コストが必要、スーパーボールは運要素)。全てのポケモンに触れるので4枚。

・ロストミキサー 3
火力アップアイテム。余ったワタッコや使用しないミミッキュ等を火力に変換しつつ1枚引いてこれます。最終盤面で飛ばし切った時の爽快感は異常。2枚、4枚も試しましたが、4枚では腐り、2枚だと足りない場面が多かったのでちょうどいい感じの3枚採用。

・ハイパーボール 2
この2枚がムーサ先生の構築から大きく影響を受けた枠です。当初はロストマーチの中でコストにできるカードが少ないことを理由に採用せず、その分ネットボール等の採用を増やしていました。後述するレスキュータンカの採用と合わせ、実際に回してみて感銘を受けました。逆に何故いままであんなに嫌っていたのか不思議でなりません。ハンデスが増えたことでリーリエの採用を増やしたため、圧縮速度も上がり、安定感が飛躍的に増しました。打つ時はマーシャドーしてる事が多い気がします。以前はこの2枠とレスキュータンカ、合わせて3枠にポケギアを採用していました。

・ネットボール 3
初手のハネッコ展開を支えるカード。中盤以降も腐らず、草エネの安定供給に繋がります。個人的には草エネの安定供給に重きを置いているので、後述する初手のサポについてはウツギを切ることが多いです(ネット温存)。4投していたのですがグレートキャッチャーの採用のために1枚削りました。

・グレートキャッチャー 1
安易なGX出しを許さない1枚。TAGに半端なダメージで逃げられた時や終盤の甘えたGXを狩るために使用します。グレキャのコストはサイドで補えるので実質タダですね(?)
グズマを2投していたのですが、終盤ワタッコを切らしたりしている場面で一方的に捕まえたい場面が多かったので1枚をこちらに変更。

・レスキュータンカ 1
タンカ入れる入れない論争の1枚。私は入れない派だったのですが、ムーサ様の構築を見てお試し採用から即レギュラー入り。これがあるだけで柔軟性が抜群に上がります。ハイパーボールのコスト選びが少し楽になり、初手のハネッコ狩りへの対応からワタッコの再利用、ミキサー元の回収など幅広く使える1枚です。2枚使いたい場面はあまりなかったので1枚採用に落ち着きました。


【サポート:12枚】
・ウツギ博士のレクチャー 3
理想は2ターン連続使用ですが、ボールや素引き等もあり展開力は充分なので序盤1度打てれば美味しいかなと思います。後述のシロナ、リーリエラインを片方切っていた時はポケギアから何としても触りたかったので4投していましたが、ドロソを増やしたところ終盤腐ってしまうので3投に。山札の圧縮やミキサーのコストの補充にも使用します。
ウツギ、シロナ、リーリエの3種からの初動ですが、全てあった場合、個人的には初動にウツギでハネッコを並べるムーブを最優先にしています。ボール等を絡めながらウツギを温存してリーリエ、などのプレイングでハネッコが並びきらないことが多々あり(回し方に難アリかも知れませんが)、ハネッコを最優先で3枚並べ、2ターン目から他のカードを活用してワタッコに繋げていくルートを取ることが多いです。

・シロナ 4
手札が渋滞した場面をリフレッシュさせることに重きを置いてこちらを4枚採用。リーリエを4投した場合、手札何も切れずにリーリエのみ、の場面が体感多かったため4投しています。以前はシロナorリーリエのどちらかのみを採用していたのですが、初手事故の回避、また、最近増加しているハンデスにワンチャン掴むための採用という面も個人的にはあります。リーリエとの兼ね合いは好みかと。

・リーリエ 3
ドロソその2。個人的に初手で上手く扱いきれていない印象を受けたのでこちらを3投に変更。シロナは6枚引き直しですが、リーリエは縦引きできるので場面によって使い分けます。

・グズマ 1
グレートキャッチャーを採用しているため1枚での採用。グズマとキャッチャーで上手くやりくり。

・メイ 1
毎ターンポケモンが飛んでいくので打つ場面はいくらでもあります。ハンドに来てくれれば。初動で来られると何も出来ないですが、使用時は強い効果を発揮します。ポケモン、トレーナーズ、エネを各1枚持ってこれるのでマーシャドーやケララッパ、ロストミキサーや祠ミミッキュセットなどなど、場面に応じて強い使い方ができます。3投しているレシピなども見かけますが、枠の捻出の他、初手に来られても困る場面が多かったため1枚採用。あれば雑に強い。


【スタジアム:2枚】
・戒めの祠 2
祠ミミッキュでMMを止めます。その他、奇数打点のGXの調整など、重宝しています。貼る場面を間違えるとアセロラなどの回復札を許したり、げきりんで前が飛んでいったりするので注意が必要。


【エネルギー:8枚】
・基本草エネルギー 4
ワタッコで最低3回アタックしたいため、サイド落ち等も加味して4枚。逃げエネ利用の際は残りアタッカーやエネ枚数と相談。ニコタマとのバランスを5-3などにしている構築もありますが、モンメン、ネイティが一発起動してくれる方がMM、三神相手に強く出れると思ったのでこのバランスでの採用。他のカードに枠を割きたい場合はエネのどちらかから1枚切ってもいいかなと思います。

・ダブル無色エネルギー 4
モンメン、ネイティが1発で起動してくれるカード。三神、MMに速攻かけるために4投。ヤレユータンスタートして即死しなさそうな場合にはヤレユータンに逃げエネとして手張りして良いと思います。


採用されているカードについては以上になります。続いて採用されなかったカードについて、説明していきます。型によってはロストマーチによく採用されているカード達です。


4.不採用カードについて

・GXポケモン(カプ・テテフGXなど)
サポートに触れるカプ・テテフGXや、優秀なドロー要員のオドリドリGX、その他シルヴァディGXやフェローチェ&マッシブーンGXなど、各種GXは今回1枚も採用しませんでした。きっかけは龍MMの「ベノムシュート、テテフに170点で。ありがとうございました。」でした。
青天井の打点を持っているとはいえ、高打点を出せるのは2ターン目以降が多いこのデッキにおいて、サイドを一気に2枚取られてしまうのが厳しいことが多いです。「グズマで引っ張られて負け」という場面も多々ありました。「火力は足りるけどサイドが間に合わない・・・」なんて事態が発生するため、序盤の安定性をドローソースやグッズで確保して、GXは全て切ることにしました。

・ミュウ(ベンチバリア)
フェローチェ&マッシブーンGXのジェットパンチやガブリアス&ギラティナGXのちょくげきだんからベンチを守れる優秀なカードです。
上記の他、ピカチュウ&ゼクロムGXのタッグボルトや三鳥のスカイレジェンドなどが挙げられますが、ピカゼク以外は当たったら仕方ないと切りました。最近のピカゼクはサンダーの採用枚数が薄いことに加え、ライライTAGの採用も増えているため、2枚抜かれてもサイドが間に合うようになりました。

・そらのはしら
ウルトラネクロズマは切りました。以上。抵抗したい人はうまいタイミングで貼れればワンチャン貰えると思います。


他に気になるカードがありましたらどこかでお答えしようと思いますので教えてください。新しい発見に繋がって強くなれる可能性もありますので皆様の知恵をお貸しください。(眠くて疲れたなんて言えない)


5.さいごに

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。拙い文で伝わらない部分も多かろうと思いますが個人的備忘録ということでひとつ、お許しいただければと思います。

普段はわけのわからない構築を無言で呟いて意見をいただきながら色んな構築を試しています。ロストマーチの可能性は無限大です。

個人的には全くいい成績を残せなかったのが悔やまれますが、新レギュ以降も試行錯誤しながら楽しんでいけたらなと思っております。

また、本文中にも何度も書かせていただきましたが、仙台シティリーグ準優勝という堂々たる結果を残されたムーサ大先生、いつも訳の分からない構築を見てくださってありがとうございます。この場を借りて改めて感謝申し上げます。

ロストマーチ使いが増えて欲しいと願いつつ、メタられたくないので使わないでくれ・・・と願う毎日ですが、少しでも興味を抱いていただけたならば、ぜひぜひ、ロストマーチの楽しい世界へお越しくださいませ。

長く駄文を書き連ねてしまいましたが、ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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