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The Hunter: Call of the Wildが面白い【Steam】

 おはこんばんは。こいつはスルメイカのように噛めば噛むほど面白いゲームだぜ、と思ったのでご紹介します。ちなみにサマーセールにつき、Steamでは492円で買えます。安い。ただし、色々と足りない。DLCフルセットだと4372円。普通に高い。セールは7月8日(木)の午前10時までなのでお早めに。


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・The Hunter: Call of the Wildとは

 リアル志向のハンティングシミュレーター。ハンティングアクションではない。モンハンとは違うガチのハンティングが体験できます。リアルなハンティングなので色々と不便な事もあるけど、逆にそれが良い

 狩りを行う場所はオープンフィールドタイプ。まず、狩場がものすごく広いのが良い。何処に行っても続く大地が良い。景色もきれい。歩いているだけでも割と楽しい。一週間ぐらいやって10時間ぐらいプレイしたけど、まだ1マップ目を踏破していない。ひっろーい。
 その狩場をくっそ遅いリアルな移動速度でハンターが狩りを行うのです。コンシューマでよくあるような高速移動が出来ると思わないでいただきたい。ただしスタミナは無限。そこはゲーム。車を使っての高速移動もできるけどDLCだから、大抵は走ってハンティング。でもファストトラベルもあるので、移動は少しはしやすい。でも移動速度は結局遅い。逆にそれが良い

 ハンターが使う武器はライフル、ハンドガン、ショットガン、弓と色々とあるが、ぶっちゃけライフル一強である。長距離射程は正義。いうても、他武器も使えない事はないので、好きな武器でお好みハンティングライフ。
 武器を使って獲物を狩るわけですが、対象は動物。鹿とか兎とかライオンとか。ライオン?ライオンナンデ?
 射撃して獲物をハントするわけですが、特定の部位ではないと致命傷が与えられない仕様。主に臓器。ヘッドショットは頭蓋骨に防がれるのであまり効果的ではない。臓器を狙え!

 ハンティングの流れとして 獲物を探す → 見つけたら獲物に近づいて、有効射程に収める → ズドン! の繰り返しである。ひたすらハントを繰り返す。それ以外はない。だがそれが楽しい
 動物を探すにはまず痕跡を探す。それは明確にわかる(足跡などが光って強調表現される)ので、痕跡を調べつつ追跡。もしくは、動物が集まる場所を探し(水場や休憩場といった所があるので、時間帯によってそこに集まってくる)、待ち伏せするというスタイル。運が良いとすぐに見つけられるが、辛抱強く追跡することになるだろう。追い詰める感覚が楽しい
 獲物に近づくためにはくそ遅い歩きや伏せながらの移動で相手に気づかせてはならず、気分はメタルギアソリッド。ハイド&シーク。ダッシュで近づいて射撃でぶちころがす、とかは大抵無理です。普通に逃げられます。
 獲物は音や匂いに敏感なので、音を消しつつ風上から近づくのが重要。もしくは笛で動物と同じ鳴き声を出して呼び出すとか色々とある。その、いつ逃げられるかわからず、忍び寄りながらひっそりと狩りを行うのが今までにないゲームスタイルで非常に楽しい

 獲物に見事銃撃を当てた際にはよっぽど当たりが良くなければ即死はしない。銃弾を受けた動物は傷を負い、出血する。持続的にダメージを負って、体力がなくなったら見事ハンティング成功というわけだ。でも、獲物もそれまでは必死に逃げ続ける。移動速度は人間より相当はやいので、これも逃げていった痕跡を探すことになる。足跡、血の跡を追っていけば動物の末路が見れることだろう。この追跡もDLCで狩猟犬、というものがあり、このパートナーがいると非常に追跡が楽になる。


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・どんな人にオススメか、オススメじゃないか


オススメできる人
・オープンフィールドが好きな人
・じっくりとプレイするのが好きな人
・リアルなハンティングがしたい人
・スナイパー気分を味わいたい人
・大自然を楽しみたい人


オススメできない人
・探索が苦手な人
・広大なマップが嫌いな人
・快適なアクションを楽しみたい人
・同じ作業をするのが嫌いな人
・移動速度が遅いのは嫌いな人


 好き嫌いは割とはっきりと分かれるタイプのゲームだと思う。しかし、案外やってみたら楽しめたというパターンもあり(私の事)、セールがあった時にお試しで買うのも悪くない。


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・ダウンロードコンテンツについて

大まかに分けて以下のタイプのものがある。

・フィールドを追加する
・武器を追加する
・便利なアイテム等を追加する

 この中で特にオススメなのは便利なアイテムの追加、車と狩猟犬の導入。車は走るより数倍早く移動でき、ファストトラベルがあるとはいえ、道中の移動時間を短縮できるのはおいしい。狩猟犬は獲物を一撃で仕留めそこなった時に大いに活躍する。が、待ち伏せしている時にこちらに当たって強制移動とかさせてくるので、ちゃんと伏せやお座りの指示をしよう。後、犬の足音が獲物と混同して紛らわしい場面もある。

 武器やフィールドの追加は慣れてきてからの導入でも良いだろう。とはいえ、武器は便利なものが多いし、フィールドは新しい動物も一緒に導入されるので、新鮮な気分をまた味わえる事だろう。

 ちなみに本体を買ってからDLCを各自導入するより、一気に買った方がお得ではある。とはいえ、自分に合うかどうかわからないのもあるだろうから、とりあえずゲーム本体を買って考えるのもアリ。


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・Steam以外の対応プラットフォーム

 他にPS4やXbox oneしかない。それに輸入版なので日本語じゃない。そこそこのお値段もしているようだし、Steamが一番オススメ。とはいえ、要求スペックは高いようなので(オプションで低く設定できるにしても)、そこらへんはよく考えて購入を検討しよう。


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・総評

 好き嫌いがはっきりとわかれるゲーム。オープンフィールドが好きでも、移動の仕様や狩りの仕方が苦手になりそうな人もいるだろうし、実際のプレイ動画をみて決めるのが一番良いかもしれない。個人的には広大なフィールドをハンティングするのが好きだし、自分がスナイパー気質だったので、非常に良くマッチしたゲームだった。一応、プレイヤーの成長システムやミッションもあるが、別にそれを気にしてやらなくても良いので自由にプレイできる。狩猟ゲーとしては秀逸だと私は思う。安くなっている際には自分に合いそうであれば、ぜひプレイしてみて欲しい。

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