二年前の日記 9/17

2017/09/17

 さあ翌朝はどんな大嵐になるのだろうかと少しばかり期待して昨夜は床についた訳だが、朝起きると雨もなく風もなく、時折雲間から太陽ものぞく。完全に肩すかしをくらった形。数日前の予報では、今日は朝から大雨だったはずだが、今の予報では午後から雨となっている。しかしおかげで犬の散歩には行けた。あと買い物にも行ってきた。

 台風は夜9時くらいに近畿に最接近するらしい。夜食にコロッケでも買ってこようかと思ったけれどやめておいた。チキンラーメン食えばいいだろう。

 これを書いている時点では、台風18号はまだ九州に上陸していない。て言うか、上陸するかどうかって、そんなに重要なことなのだろうか。もちろん、風雨の勢いの最も強い渦の中心部が陸上を移動するのだから、被害が大きくなることは考えられる。とは言え既に九州の半分は暴風圏に入っているのであり、もう危険であることは間違いない。今更上陸するかどうかはそれほど重要でもない気がするのだが、おそらく上陸が確認されたらNHKはニュース速報を流すのだろう。

 記録的短時間大雨情報が出ているところもあるが、関西はまだ平穏だ。文字通り嵐の前の静けさである。しかし警報や注意情報や避難勧告などが出たとしても、自分にはすることがない。出来ることがないと言うべきか。犬や鳥を放り出して一人で避難する訳にも行かない。まあ水と米だけは数日分はあるから、よほどの事がない限り問題はないと思うが。ガスはプロパンだし。近隣に川や池はないから水害の危険性も低い。そういう意味では恵まれた場所である。と言う訳で、余裕を持って台風を迎えるとする。


 昨日は祭りの話だけだったし、今日も台風の話だけというのはいささかアレなので、1つ話題を。


 今月28日に臨時国会が召集されるのだが、その冒頭で衆議院の解散が行われる見通しであるとNHKと朝日新聞が報じた。年内解散という声は以前からあったが、臨時国会冒頭とそのタイミングを明らかにしているのは、今のところNHKと朝日新聞くらいである。産経新聞が「臨時国会開催から数日以内」とぼやかしているのに対し、この2社はよほどの自信があるのだろう。

 これで臨時国会冒頭に解散が行われなかったらそれはそれで面白いのではあるが、それでも臨時国会開催中に解散を行うのは、妥当なところではないかという気もする。北朝鮮のおかげで自民党の支持も回復しているこのタイミングで解散しなければ、いつするのかということにもなろう。

 国民のためではなく自分たちのためだけに国難を利用している、という非難は当然あるだろうが、それは今に始まったことでもなければ自民党だけがやっていることでもない。そんなことに目くじらを立てていたら、与党も野党も全滅である。要は選挙に勝てば良いのだ。選挙に勝ちさえすれば、あとは野となれ山となれ、ある意味すべてがチャラとなる。

 野党支持者は自分の腹の虫を収めることではなく、選挙に勝つにはどうしたら良いかを真剣に考えた方が良いだろう。安倍政権が悪い悪いと言いながら、それをアシストしているのは他ならぬ野党ではないか。たとえ国民に迎合しようと、ポピュリズムのそしりを受けようとも、まずは選挙に勝つことである。勝たなければ何も始まらないのだ。選挙のたびに議席を減らして、政権批判もクソもあったものではないし、そんな連中が国民の声を代弁するなどちゃんちゃらおかしい。数を増やせ。何が何でも数を増やせ。すべてはそれからなのだから。


※ 2年前の台風18号は、こう言っては何ですが、「普通の台風」でした。まあ翌年の21号でエライ目に遭うのですが。
 国会は数だよ兄貴(誰) まあ、とにかく数を取った物勝ちなんですよ、結局のところ。どんなに正しい事を主張したところで、数を取らないと話にならない。どんな汚い手を使ってでも数を奪う事が野党には求められるのですが、そういう切迫感はないように見受けられます。正義の側に身を置こうとするのは、勝ってからで良いように思うのですけどね。
 2017年、衆議院は9月28日に解散され、10月10日公示、10月22日投開票で、自民党が284議席、公明党が29議席、合計313議席を獲って圧勝しました。さあ、次の選挙はどうなるでしょうか。

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