二年前の日記 6/24

2017/06/24

 あんかけと聞いて最初に思い出すのはうどんであるが、ラーメンもあるな。しかし自分はどちらも好きではない。あのドロドロした感じが好みではないのだ。無闇に熱いし。あ、でも麻婆豆腐もある意味あんかけなのか。考えていたら食いたくなってきた。

 部下にパワハラを繰り返したとして、福島県警は36歳の警部補を23日付けで停職3か月の懲戒処分とした。11月に内部告発があったそうで、部下に対してバリカンで強制的に坊主にしたり、勤務時間が終了したのに家に帰さなかったり、頭からあんかけ料理をかけたりしたらしい。

 他のも大概腹立たしいが、頭からあんかけはないだろう。いくらなんでも熱いではないか。と思ったら、そこはさすがに冷めたあんかけらしい。冷めていたのならいいか。いや良くない。頭から服からベトベトになる。それ以前の問題かもしれないとも思うが、ともかくパワハラはいかん。自分も過去にはパワハラ満載の職場に居たこともあるのだが、まあアレは鬱陶しい。殺意を覚えたことも何度もある。よく事件を起こさなかったものである。

 結局警部補は依願退職したという。そりゃ3か月後に職場に戻っても針の筵なのだから辞めるしかなかろう。そして「風が吹けば桶屋が儲かる」ではないが、こういうのが居なくなって、警察内部の風通しが良くなれば、回り回って何らかの恩恵は市民にもあるに違いない。内部告発はバンバン増えると良いと思う。


 アメリカは言わずと知れた銃社会である。アメリカ国内にある拳銃やショットガンやライフルを合わせると、総人口に匹敵する数になると言われている。つまり数字の上ではアメリカ人皆が銃を持っていても不思議ではないと言えるのだが、実態はそう単純ではないらしい。

 アメリカの世論調査機関が行った調査によると、実際に銃を持っているのは10世帯のうち4世帯にとどまったという。また銃の所有者の3分の2が2丁以上の銃を所有し、29%にいたっては、5丁以上の銃を持っているという。つまり、銃はアメリカ社会に広く薄く行き渡っているのではなく、一部に偏っていることがわかる。

 さらに武器が自分のアイデンティティーにとって重要で、自分と武器を切り離して考えることができないと答えた者は、所有者の半数であったという。逆に全米市民の3分の1は、自分が銃を所有することは考えられないと答えているそうな。

 自分がアメリカ市民だったら銃器類をどうするだろうか。まあそこいらのスーパーマーケットで売っているのだから、おそらく買うだろう。基本的に好きだしな。ただそれを自らと切り離せないとまで考えるかといえば、それはないだろうと思う。

 とりあえずこの調査でわかるのは、全米ライフル協会はアメリカ市民全体の意見の代弁者ではなく、ごく一部の人間の味方でしかないということか。当たり前と言えば当たり前の結論ではある。


 アメリカがシリアに突然トマホーク巡航ミサイルを59発撃ち込んだのは4月の6日のこと。狙いはシリア政府軍の空港だった。

 一方ロシアは昨日23日、シリア領内のISの拠点を狙い、巡航ミサイルを6発撃ち込んだ。と、ロシア国営メディアが伝えた。

 この攻撃に先立ち、ロシアはトルコとイスラエルにはその旨を通知していたと報じられている。これはロシアのメッセージ、それもトルコとイスラエルはもちろん、それ以外の国に対するメッセージでもある。すなわちロシアは地域の不安定化を望んでいない、アメリカとは違うと言いたい訳だ。

 まあ今時それを真に受けて、ロシアは平和国家だ、プーチン万歳とか言い出す奴は余程のマヌケだろうが、そんなマヌケが世の中にいないとも限らない。いれば儲けものだ。とりあえず電話を何本かかけるだけの作業である。たいして金も時間も人材も必要ない。こういうやるだけはやっておこうという姿勢は評価すべきなのかもしれない。こういったマメさは日本の首相にも求められる部分ではないか。とはいえ安倍首相に今さら襟を正せと言うのもアレなので、安倍氏の次の首相には、是非ともマメに働いてもらいたいものである。

※ 安倍さんの次の首相って誰になるんでしょう。誰も思いつかないというこの末期間。まあいまの流れから言えば官房長官の管さんが筆頭になるのかも知れません。石破さんも岸田さんも影が薄いですし、日本の代表になれるほどキャラクターが立っていませんしね。野党では辛うじて枝野さんが引っかかってきますかねえ。にしても小粒過ぎる気がしますが。政界の人材不足は深刻です。

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