二年前の日記 10/22

2017/10/22

 台風21号接近中につき大雨。体調はすこぶる低調。顔を上げていられない。まあ今日は台風と衆議院議員選挙以外に話題はない。素直に休む。明日も休むかもしれない。頭が回らないのだから仕方ない。

 選挙に行くなという馬鹿がいる。自分たちの意見が通らないものだから、他人に権利を放棄しろと騒いでいるのだ。こういう連中が普段「国民の知る権利が云々」「言論の自由がかんぬん」などと口にしていると思うと何とも嘆かわしい。みっともないと思わないのだろうか。

 自分はお菓子を持っていないのにあの子はお菓子を食べている、ずるい、と駄々を捏ねる子供と同じレベルである。彼らは今夜8時過ぎ、開票速報がでたときにどんな言葉を吐くのやら。「これこれこういう理屈で、こんな結果は認めない」とまた駄々を捏ねるのだろうか。

 何故選挙に負けるのか。それは具体的な主張を何もせず、他人の足を引っ張ることばかり考えているからだ。だから自民党に溝を開けられ、比例の票を共産党に食われる。

 今回共産党は「比例で立憲民主党に投票しても、候補者が少ないので死に票が出る。戦略的に考えて比例は共産党に入れよう」とキャンペーンを張っていた。いかにもセコいが、余所の票を食う上手いやり方である。こういうことの積み重ねが共産党に一定の議席を与えている。

 こういった選挙戦術というものが他の野党にはない。ならば正々堂々、政策で勝負すれば良いものを、それも出せない。なのに「自民党は酷いでしょ?嫌でしょ?だからうちに投票しろ」とだけ訴えても、有権者が動く訳がなかろう。要は実力がないのである。勝ち目など最初からあるはずがない。

 敵失を待つだけの野党は要らない。今回の選挙もそういう国民の声を反映した結果になるだろう。見所は野党第一党が何処になるかくらいか。明日の朝のニュースを楽しみに待っていよう。


※ 2年前の今日は衆議院議員選挙の投票日でした。政治を取り巻く状況はイロイロ変わっているはずなのですが、次の総選挙で野党が勝利しそうな雰囲気は、いまのところありません。まあ有権者が頭の中を変えない限り、政治は変わらないでしょうね。もっとも、有権者が頭の中を変えても、選ぶ人が居ない状況は当面変わらないのですが。

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