【セカクレ】散文:真冬と春人の他愛ない話
「この前打ち合わせで使ったカフェがお洒落でコーヒーも美味しかったんだ。今度、一緒に行かない?」
「いいですね。会社の近くなんですか?」
「うん、◯◯ってところ」
「……僕でいいんですか?」
(ザ・女性向けって評判のところじゃないか……?)
「真冬君と行きたいんだけど……ダメかな?」
「……ディナータイムなら」
「やった! お仕事後のデートだね!」
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ディナーなら女性客も少ないだろうと考えての提案だったが、目撃した女性社員により二人の仲の良さが社内に広まるの