争うくらいならみんな滅びればいい

人間が生きている限り、比べる対象がある限り、争いは生じてしまう。

私は、争いが嫌いだ。でも世間はみな割と競争が好きなんだと思う。

誰々が優れているとかいないとか、自分のほうが優秀だとか、そうでないとか、、

そういった類の話題はつきない

自分が優秀であることをすごく誇りに思っている人も多くいると思うし、そうでないことを嘆く人間もいる

しかし、そもそもそんなに他人より優れているということは重要なのだろうか

でも私にも自分より優秀な人間への嫉妬の感情がある。

そんな感情を抱く度に、非常に理不尽だなと思ってしまう。

争いが嫌いなはずの自分が、争いの火種になりそうなものを感情から生み出しているからだ。

私は、今生きる人の全てが誰も悲しむこともなく、心身ともに満たされた人生を送ってほしいし、自分も送りたいと思っている一方で、人間が存在する以上、それが不可能だということも知っている。

そんなことを考えていたら結局無理ならみんな滅びたほうが早いんじゃないか
と思うようになった。

そう考えるようになってから、あまり死に対する恐怖がなくなってきてしまった。

なぜ、皆死を恐れるのだろうか、死よりも生きているほうがよっぽど辛い事のほうが

多いかもしれないのに。

わざわざ自ら死を選択しようとも思わないが、必死に生にすがる必要もないのではないかと思う。

生きるために私は、争いたくない



以上
2020/9/24

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