世界を救う、魔法使い ~番外編2~

村長

わしは魔法使いの村の村長、アルゼリート・リンリン・クッキルスじゃ。わしは今、ちょっとやばい。あいつが動き出したんじゃ。あいつは、村を自分のものにしようとしている。あいつの手に村が渡ると村は崩壊してしまう。あいつは正体がわからない。それは、わしの近くにいても、気づけないということ。わしを暗殺する為に、近くに潜んでいるしれない。一番怖いのは、裏切られるということだった。突然じゃが、この前のアルゼリートの話をする。

アルゼリート

アルゼリートが生まれた。名前はアルゼリート・コトブレー・ユズハ。わしはこの少女一人に任せたくない。という気持ちでいっぱいだった。その前に、この少女がアルゼリートということを世界に広まるとあいつは必ず動き、少女を捕らえるだろう。そんなこと、わしは許せなかった。だから、この少女の名前を奪おうとしてしまった。それがだめだったのか、少女は敵に捕まってしまった。わしはその時から、自分を責めていた。

その翌年

その翌年、あ、アルゼリートが生まれた。女の子だった。この子の名前はアルゼリート・コトブレー・ミカだ。もう今度は失敗しないように、わしが預かった。ミカをわしは世話をした。ミカをわしは孫のように思っていた。DNA検査をすると、ミカとユズハは99%姉妹だった。二人を会わせてあげたい。そう思っていた時、いい情報を掴んだ。ユズハが、ファンタジー学校に入っているという。だから、わしはミカを学校に通わせることにした。ユズハとミカは学年は違うけど、わしの権力で、何とかした。

ファンタジー学校 ミカ

私は、ミカ。なんか急に村長に呼ばれたと思ったら、学校に行くことになった。学校には、ヴァンパイアのミルキー、天使のミキラ、デビルのニコエル、魔法使いのクッキー、そして、魔法使いのユズハ。ユズハと私は名字が一緒で、DNA検査で、99%姉妹って結果が出たんだって。だから、姉妹らしいよ。ユズハも同じように驚いているようで、いや、私以上に驚いている。
「ミっミカさん!ミカさんって私の姉妹だったり・・・・・・します?」
そのとうり。姉妹らしいよ。私が妹。
「よろしくね、おねえちゃん!」
おねえちゃんのめが点になっている。そして、
「はああああああああああああああああああああああ。」
めっちゃ驚いた。
「よろしくお願いします。ミカさん。」
敬語やめてー。
「はい、じゃあミカちゃん。家、あるの?」
い、え?ないな。
「ないなら、うちに来なよ。うちなら、いくらでも部屋を増やすことができるから。」
は?増やせるの?
「魔法でね。」
ニコニコしながらおねえちゃんはいった。そして、これからおねえちゃんと生活することになった。


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