~第一章 第三話~

私はゆずまる!かくかくしかじかで、悪魔になっちゃった。
しかも、ニンゲンに戻るには94人に、死の配達をしなくちゃ行けなくて。
ニンゲンに戻れるかな?
え?コピーしてないかって?えへへ、それは言えないな~。細かいことは気にしない方が良いよ?(ボキボキと手を鳴らす音)
まっ、本編へレッツゴ~!

「あんたのパートナーはねぇ。」
と意地悪くマリアは笑った。

居ないのよ。」

・・・・・・え?居ない?まっ、まさか。冗談だよね?
「あんたみたいなへなちょこなんかの、パートナーがなんで藍なのかしら?あっ、へなちょこだからか~www」
「オエ~」
と私は吐きそうだと伝えた。マリアは
「失礼なやつね、お前。」
といった。私は事情を説明した。
「私、典型的ないじめするやつ見ると、吐き気がしてるよって、相手に伝えたくなるんだよね~www」
「なんであんたが楽しそうなのよ!私を馬鹿にして楽しい?」
とマリア。藍が
「マリア様。喧嘩はお辞めになった方が。」
と丁寧語で言った。私は
「あの藍が!藍が、敬語を使うなんて!」
とオーバーリアクションをした。
「んな失礼な。じゃ、ゆず野郎。もう関わらないでね。」
と藍は言った。え?死神様を私は見た。藍は、死神様と激しく討論をしていたはずだ。なのにどうして?

「おかしいですよ!ゆず野郎が、一人なんて。」
「それはな、理由が合って。。。」
「言い訳なんて聞きたくありません!私が聞きたいのは、簡単な言葉です!馬鹿でも、猿でもわかる言い訳なんかいりません!」
「あぁ。理由を聞かないか?それとも、悪魔辞めたい?」
「⁉ズルいですy────────────────」
「隙あり!こんなのだからあまちゃんなのよ。」
「あぁ、すみませんでした、」

という話だった。・・・・・・あっ、討論負けてるわ。というか、死神様が暴力で解決しただけ?

「あっ。」
藍とマリアは部屋から出て行った。残されたのは、死神様と私。
「あの!」
と私が口を開くと、死神様が
「わかっているよ。だから、後3人ほど始末してくれたら新しいパートナーをつける。
皆に平等で居ないといけないのだが、マリアには逆らえんくてな。。。すまんな、ゆず野郎。」
と申し訳なさそうに言った。これって、、、希望はまだあるんじゃない?
「わかりました、3人始末してきます。」
と私は素直に従った。


””ピンポンパンポーン””

あれ?チャイムっぽいの。。。あっ、これあれか。放送だ。・・・・・・放送⁉天界に、放送なんて概念あったんだ、、、

””ピンポンパンポーン””

いや終わった~!放送が流れる時は静かにしなさいって言われてるけど、今のなんか言ってた?言ってないでしょ!

””ピンポンパンポーン””

これいたずらかな?

””これから、””

あっ、いたずらじゃない。というか、いたずらの放送なんてあるの?さっきまで冷静じゃなかったよ!じゃなくて、聞かなきゃ。

””寮生活が始まります””

おぉ~、憧れの!・・・・・・憧れの?何、寮生活って。急に言われても。私は放送の流れている場所を見ようとしたが、その瞬間にテレポートしてしまい、見れなかった。

そこには、色々な者がいて、会話をしていた。仲のいい人が居ない、、、関りが無い私は一人であたりを見まわしていた。
藍だ!
私は藍のもとへ駆け寄ろうとしたが、嫌われていたことを思い出し、足が止まった。ザワザワとする中、藍が堂々とステージに立った。ステージなんて概念、合ったんだな。そしてマイクを持つと、ハウリングをした。
「ふぎゃ~!」
と私は驚いて大声を出した。藍は「は?」と言いたげにこっちを見た。周りの人は私に注目している。失礼しました~。なんて言えるほど注目に慣れていなく。藍がまた、ハウリングをした。一度やったからなのか、効果が薄れていた。藍は諦めたように話し始めた。
「これから、寮をくじで決めます。」
ブーイングの嵐だ。なんでだろ?仲良い子と一緒になれないからかな?藍はどこからか、くじの箱を取り出し、順番に回っていった。
えっと、私の数字は~、、、72だ。なんで77じゃないんだろう。なんで22じゃないんだろう。ちゃんとゾロ目が良かったな。で、一緒の人は誰なんだろう。
「じゃ、同じ番号の人を見つけていくぞ~!」
あ、自分で探すんだ、めんどくさ~。
「あっ、あの・・・・・・私、72番なんですが。。。」
マジか、一発目から当たりじゃん。意外と簡単なんじゃ・・・・・・?

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