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『染、色』 考察

追記
いちばん最初下記の考察をかいたんだけど、それからまた何度か染、色を観て腑に落ちないところもたくさん出てきた。
次から次へと自分の考えがかわって、迷子になってる...たぶんまた新しい考察かきます*\(^o^)/*

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時系列なんぞ無視して

思ったことを思ったままにかいてしまうので!

軽い気持ちで読んでね♡

真未(マミ)は深馬(ミウマ)の深層心理
二重人格、多重人格ではなく【心理】
深馬の心の声、叫びなのではないか
深馬の物語の創造の人物

物語は【現実におこったことを元に】深馬が作り上げたもの

理由としては
・後半、深馬、北見、原田でお酒を飲んでいる時ポリダクトリーという落書きが存在していないこと、そしてポリダクトリーがロランスあかりさんの企画だということ

・滝川先生はポリダクトリーの犯人ではないということ


【最初のシーンで描いていた展覧会に出す絵を描きあげられず、追い詰められ自分自身で壊し、熱中症で倒れ意識を失ってる間に自分で物語を創り上げてしまったのではないか】

なので完全にわたしの考察ですが
最初の展覧会も、そこでロランスあかりに見初められたことも深馬の創り上げた物語

【熱中症で倒れて1週間後ベッドで目を覚ます】
ここからが現実

目を覚ますまでの深馬と真未が出てくる部分は、全て実際に起こったことを元に深馬が作り出した"物語"だと思う

逆に【深馬と真未以外の人物のみ】のシーンは、深馬が絵を描けず壊れていくときの現実にあったシーンなのではないか


【実際に起こったこと】
・思うように絵が描けない

・ロランスあかりにポリダクトリーの一環として壁に絵を描くのを頼まれた

・父親が脳卒中で倒れる

・絵を壊したのは深馬自身

・熱中症で倒れ1週間意識不明

・滝川先生はもう一度画家を目指してフランスへ


【深馬の深層心理とは】

・秋に咲いた桜(早枯れ桜)→もう自分の才能は枯れたのではないか

・杏奈と向き合うことを避ける→着実に現実を生きて就活に向き合っている杏奈に対する焦り

・本当は杏奈を好きなので、失うのがこわい

・ライバルの北見に杏奈をとられるのではという不安

・滝川先生に対する自分の方が才能があるという慢心

・親や周りの期待から解放されたいという自由への憧れ

・自分の才能を信じてやまない周りへの責任


杏奈の家で鍋をしているシーン、急に絵を描きだしたかと思えばすぐさま違う真未とのシーンにかわる感じ、創造の世界という感じが強い

真未が頼まれてお店などの壁に絵を描くバイトをしたと言っていた→実際には深馬が行っている


現実とリンクさせて、深馬は物語を作り上げてるのでラクガキをしたと思い込んでる高架下や真未の家も実際にある場所(空き家など)なのでは、と思う


ベッドで目を覚ましたあと、現実に戻っているのに自分が作った物語を信じて疑わない深馬

原田の隠し撮りの映像で自分が自分の絵を壊しているのを見てとまどう

真未の家(だと思い込んでる場所)に行く

あると思っているラクガキがないことに気づく
(舞台の演出でもあるはずのラクガキが途中で消える)
もちろんスマホに真未の連絡先もない

杏奈にすがる(現実を理解する)

【夢】と言われればそうかもしれないし、【幻想】かと言われれば、うーん

壊れてしまった深馬の心が創り出した【物語】かなと。
真未は別人格ではなく、深馬の一部。心理。どっちもホントの深馬なんだと。自分の物語で解放しただけだと思った。
深馬と真未の"君は何にだってなれるんだよ"のシーン。これぞ、深馬の深層心理!欲しかったコトバなんだろうなあ...結局真未との会話は深馬の自問自答でしかなくて、意識が落ちそうになった瞬間、何かを受け入れたからなのか。意識戻る直前、スプレーで描こうとするけど枯れてるんだよね、スプレー出ないの。
少し自由になれたのかな。


意識が戻った深馬くんはスッキリした顔で絵も描かず杏奈と過ごすんだけど、自分が創った物語を現実だと認識してしまっていて。

以上わたしの勝手な考察〜〜〜〜!
文字にするの楽しすぎた〜〜〜〜!

まだまだ足りない〜〜!
6本指についてはまだ全然考察出来てない🤔
きっと見逃してるところいっぱいある!!

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