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【文アル】浮気しまくってごめんなさい【今週のゲームプレイ報告書】

着こなしている……。

先週は3回目のワクチンの副反応のためお休みしました。平熱より1℃以上も上がってしまいましたよ……身体は元気なのに、頭の中の回路が詰まった感じがして、スムーズに思考できなくなりました。

今週はというと、ハガレン展に行ってぶち上がったテンションそのままです。つきまして、文アルではなくハガレンに心を「持っていかれた」状態……。ごめんなさい、記事の最後でハガレンについて語ります。幅広くオタ活ということでご容赦ください!(文アニにつなげる予定)

以下は2022年2月28日(月)〜3月13日(日)の文アルプレイ日記です。

1. 新イベント『「若きウェルテルの悩み」ニ潜書セヨ 後編』開始!

副反応に苦しんでいる間に、前編が終わって後編が始まりました。後編は3月22日まで!

今回の会派はこんな感じ。なかざと先生以外は火属性の衣装があったので、4凸の梶くんで空席を補いました。

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なかなか悪くない得点。衣装特効がない場合は1万5000点に届けばいいや、と思っているので充分です。

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ちなみに、ゆぞさんは通常衣装も火属性です。イベ報酬が手に入るまでは、通常衣装で潜書しておりました。通常衣装は12凸しておりまして、この編成でも悪くない得点ですね。

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通常衣装はかなり凸しないと耗弱・喪失するのでボス戦には向かないのですが、12凸もすればなんとか使える、ってことかしら。

ええと、最近は推しイベでない限り、ランキングを完全に無視しているので、報酬がすべて取り切れればいいや、って感じです。作戦書が溢れても気にせず放置。文アル自体、あまりログインしなくなってしまいました。よって、あまりやる気のない編成になっております……攻略noteのつもりが申し訳ない……。

2. 覚醒ノ指環追加!

きょーかさんの覚醒ノ指環が追加されました! 帯がコルセットみたいになってる。

覚醒ノ指環のほうは遅れを取っており、まだしゅーせーさんの潜書をしている最中です。個人的に、あまり必要性を感じていないアイテムなので、推しが実装されたときに集中して頑張れば充分では、とライト層の考え方になっちゃってます。

3. 春のDMM GAMES FESTIVAL開催中!

好例のDMM GAMES FESTIVALが始まりました! 期間は4月6日まで。こちらのサイトから参加できます。

石がもらえるので、できる限り参加したいところ。パソコンからプレイしている人は、意識しなくても自動で参加できているのかな?

私はスマホアプリから文アルにログインしており、DMMアカウントと紐づいてはいるはずですが、このキャンペーンには加算されないんですよねー。ちょっと不便ですが、気づいたときくらいはパソコンからログインするようにします。

4. ハガレン展に行ったよ(からの文アニ)

さて、本題。ごめん、ハガレン大好きなんだ……。

ハガレン展は、大阪のひらかたパークで6月26日まで開催されています。完結済みの作品ですが、連載開始から20年という節目を記念する展覧会です。いやいや、うそでしょ、あれから20年も経ったの!?

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展覧会のショップで、初恋の人をモデルにしたテディベアを買ってきました。ぬいと外食したり旅行したりしている人に憧れがあるのですが、私がやっても大丈夫ですかね? 気持ち悪くて吐きますか?

さて、ここから文字ばっかりの語りになって読みにくいので、適宜、展覧会で撮影した写真を挟んでいきます(撮影可能エリアがたくさんありました)。あと、最終的には文アル・文アニの話につながると思います、多分。

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12歳くらいの頃にハガレンを読み始めた私。連載初期から読んでいるので、あれから20年が経ったとは信じられません。連載終了は19歳のときか〜、10代をともに過ごした漫画なわけですね。

「10代をともに過ごした漫画」がいかに特別であるか……これは過ぎ去ってみないとわからないですね。この記事を読んでいる方の中には、10代の方もいると思いますが、今あなたが親しんでいるコンテンツはあなたにとって唯一無二のものになるはずです。

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よく「少年漫画は読者が自分の成長と主人公の成長を重ねている」「だから主人公の年齢は読者と同じ10代にする」って言うじゃないですか。私が10代の頃は、そんな紋切り型の読み方してねえよ、と思ってましたし、今も思ってますけど、「読者の成長」が大事なファクターなのは一理あるかもしれません。

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30歳を過ぎた今だからわかるのですが、10代の頃に触れた漫画や本の内容は、その後の人生に大きく影響します。10代は人間として基礎的な価値観を作る時期で、その頃に摂取した作品の価値観が投影されるからです。20代以降でも素晴らしい作品に出会うことはありますが、作品が人格形成にまで影響することは……あまりないんじゃないかな。

そういう意味では、やや本質を外してはいるものの、「読者が自分の成長と主人公の成長を重ねている」という主張の主旨は理解できます。

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ハガレンは私の人格形成に影響した作品です。

何かを得ようとするならそれと同等の代価が必要って事だ
立って歩け
前へ進め
あんたには立派な足がついてるじゃないか
痛みを伴わない教訓には意義がない
人は何かの犠牲なしに何も得る事はできないのだから

この辺りの考え方は、そのまま私の生き方になっています。アルがエドの能力について「努力という代価を支払ったから」と語ったことは、当時も今も私の背中を押してくれています。

「格の違いを見せつけてやる」「勘のいいガキは嫌いだよ」など、いつどこで使えばいいのかわからない台詞も覚えてしまいましたが。あと、未だにコートは赤が一番かっこいいと思う病にかかってる。

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希望が次々に打ち砕かれるハガレンの世界観と、「等価交換」の原則のもとで犠牲を払いながら前進を続けるキャラクターたちの姿は、10代の私の目に「憧れ」として映りました。10代の私も、現実世界の救いのなさや非情さを薄々感じ取り、ダークファンタジーの世界に重ねていたのかもしれません。

ここからですね、私のダークファンタジー好きが始まったのは。ハガレンだけでは物足りなくなり、中学生から高校生の頃は二つに折りたためるガラケーで「ダークファンタジー おすすめ」をひたすら検索し、一日が終わるなんてこともしばしば。あの頃のネットは読み込みが非常に遅くてね(回線のせいにする)。

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当時から存在していたヤフー知恵袋を見て、辿り着いたのが『PandoraHearts』です。あの人のために、という一見正当性のある行動理由を否定し、「『誰かのために』を『言い訳』にしないことだよ」と言ったザークシーズ・ブレイク。パンドラのキャラクターたちも、私の人格形成にかなり影響しています。

パンドラも完結済。余談ですが、15周年記念でこちらもミュージアムやカフェが開催されます。ハガレン20周年、パンドラ15周年と5年ずれているので、5年ごとに忙しくなるわけか……。

完結すると公式からの供給が止まるので、ハガレンにしろパンドラにしろ、一時的にでも何かしらの形で供給があるのはありがたい。パンドラはラストがあれなので、こうしてみんなが笑っている世界線を見ていると、「こっちが本編だったらどれほど救われるか……」とパラレルハーツを妄想してしまいます。

話を戻しまして、ほかにはどんな作品があったかな。ダークファンタジーとは少し違うかもしれませんが、『魔法使いの嫁』も大好き。割と王道だと『進撃の巨人』ですね。アルミンが言った「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ」という台詞は、ハガレンで言う等価交換と本質は同じだと思います。

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誰に正義があるのかわからない状態で、己を信じて命を賭する。正しさという拠り所を失った人間を描くダークファンタジーこそ、現実の鏡です。正しさなんて、どこにもないのだから。

現実の世界には、「自分は正しい」と信じて疑わない人が非常に多い……というか、「自分は間違っているかもしれない」と考えた経験が1ミリもない人ばっかりです。全員間違ってるよ。古代ギリシャからやり直しなさい(無知の知)。

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さて、お気づきの方もいるでしょう……の前に、ここまで読んでくださっている方がいるのか甚だ疑問ですが、お気づきでしょう、私が文アニをダークファンタジーとして見ていたことに。

文アニは大団円で完結して良かった、と心から思っていますが、途中まではどうなるかわからなかったですよね。ダークファンタジーみが強かったと思います。芸術や文化で腹が膨れないのは確かで、常に不要論の脅威にさらされている文学。「正しさ」を「衣食住」とするなら、文豪を現代に転生させた物語で主人公側に正義はなく、ダークファンタジーになるのは当然です。

腹が膨れなくとも、文学を守らなければならない理由。キャラクターたちは思考し、己の思想を貫くために戦った……のだと思います。

こうして文アニからゲームを始め、楽しんではいたのですが……最近は、刺激が足りないように感じています。もう少し脅威が欲しいかなあ。それで、イベントもあまり周回しなくなっちゃったんでしょうね。

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ダークファンタジーみのあるソシャゲ『魔法使いの約束』を始めたし、ハガレンのゲームも夏にリリースされるそうだし、パンドラハーツの作者が描く『ヴァニタスの手記』は連載中だし、追いかけるコンテンツはたくさんあります。どれも並行しつつ、文アルもマイペースに遊んでいきますね。

まとめ

今週も楽しく……というか、違うコンテンツに浮気しまくりながら働く煩悩司書でした。だって、ハガレンは特別なんだ……10代をともに過ごした漫画は、20代や30代になって新たに追加されることはないんだよ……。

同世代以上の方には、そういう作品があるんじゃないかと思います。今現在、若い世代の方は、あと10年か20年経ったら、同じような気持ちになるのではないでしょうか。

文アルも私の人生に大きく影響してはいるのですが、まだ話すタイミングではないと思います。何年後になるかわかりませんが、そのときが来ることを願います。(今回のnote、想定よりしんみりしちゃった~!)

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