ひいじーちゃん、亡くなっちゃったよ。
大晦日にね、パパのじーちゃんが亡くなっちゃったんだ。
柚月にとってはひいじーちゃんだね。
もうすぐ89歳だったんだけどね、ここ数年あんまり体調は良くなくて、もしかしたらもうあんまり長くはないのかなって思ってたのね。
だから柚月が生まれてから、たくさん写真も送ったし、ばーちゃん経由だけど電話もかけてたんだ。
パパが心残りなのは、じーちゃんに柚月を抱っこしてもらえなかったこと。
柚月もまだ3ヶ月にもなってないし、コロナウィルスの問題でばーちゃんから「コロナが落ち着いたら連れてきて」って言われてたの。
コロナウィルスはまだまだ落ち着かないと思うけど、今年の5月か6月ごろ、じーちゃんばーちゃんに5分だけでも見せにいけたらなって思ってたんだよね。
でもそれが叶わずにじーちゃんが亡くなっちゃったんだ。
じーちゃんは運良く90歳近くまでそこそこ元気で、好きなもん食べて飲んで、最期はまったく苦しまずに逝ったんだって。
パパはそれを聞いただけで安心したし、やっぱりじーちゃんは運が良い人なんだなって思った。
柚月ね、パパのじーちゃんはここまで生きて来れたけど、人っていつ死ぬかわからないんだ。
それはパパもママも同じね。
ママはね、命をかけて柚月を産んで、命をかけて柚月の命を毎日守ってくれてるの。
柚月はたくさんの愛に囲まれて生きてるんだよ。
だから、柚月が大切だなって思ってる人には、一生懸命大切にしてほしいんだ。
「後ででいいや」って思うと、それが叶わないことだってあるんだ。
自分の幸せも一生懸命考えながら、大切な人の幸せも一生懸命考えてあげてほしいな。
それでね、やっぱり思うことがあるんだ。
パパのじーちゃんは、寡黙な人だったんだけど、ものすごい愛情を与えてくれた人だったんだ。
怒られた記憶なんてなくて、可愛がってもらった記憶しかないの。
パパのばーちゃんが作ったご飯に1回も文句言ったことすらないんだって。
だから、みんなから大切にしてもらって、みんなから愛されてるじーちゃんだったんだ。
そんな人だから、最期は苦しまずにこの世を去ることができたんじゃないかな。
よくね、人を傷つけたり、ひどいことばっかりやってる人は「ろくな死に方しない」って言われるんだ。
だからどうのこうのってわけじゃないんだけど、人を大切にすると、必ず人から大切にしてもらえるの。
だからね、もし友達とのことで悩んだり、社会人になって人間関係に悩んだり、好きな人ができたときは、精一杯、相手を思いやって、その人を大切にしてほしいんだ。
「僕にできることを全力でやろう。相手にとって嬉しいことはなんだろう?」って必死に考えるの。
その気持ちは、相手に必ず伝わるから。
パパもね、ママと柚月が大切だからパパなりに考えてるんだ。
だからママもパパの身体を気遣ってくれたり、「自分にできること」を探してくれてるんだ。
本当にママにも助けてもらってパパは生きてるんだよ。
柚月はひいじーちゃんには会えなかったけど、まだひいばーちゃんがいる。
暖かくなったら、ひいばーちゃんに会いに行こう。
高速道路のサービスエリアでお散歩もしようね。
パパ、サービスエリアが大好きなんだ。
柚月、初めての年末年始おつかれさま!
おじちゃん(パパのにーちゃん)にもお年玉もらってたし、パパとママからもお年玉振り込んどいたから、大きくなったら自分のために、そして誰かの幸せのために使ってね。
今年1年、家族3人で楽しんでいこっ!
サポートいただいたお金はすべて柚月の貯金になります!誰かのためになることや、自分の成長のために使ってくれるはずです(*´ω`*)