第2回 黄昏のパリ。 結月美妃 2018年7月4日 17:34 ¥100 食というのは、美味しさではなく、「経験」である、と思う。なのに皆、舌の上の「美味しさ」を求めすぎではないだろうか?舌の上の美味しさは、記憶として残りにくく、再現しにくい。毎日食べていたものでさえ、例えば母親が作る味噌汁であったり、学生食堂のカレーであっても、味としてその記憶は漠然としていて、脳裏の中で明確には描くことはできず、再び口にすれば、 ダウンロード copy ここから先は 2,857字 この記事のみ ¥ 100 購入手続きへ 有料マガジン ¥ 100 結月美妃の美食エッセー100 100円 結月美妃が綴る100の美食エッセー。 購入手続きへ ログイン この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート