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私が育ったような家庭。 それが叶うなんて、かつて荒れていた自分に教えてあげたい。 由美は弓道を始めるような、芯の強い子に育ってくれた。 あの子がもしかしたら嫉妬するかもしれない。 なぜ、私にはそうしてくれなかったのかと。 あの子で失敗した経験が生きる。 主人もかつての私の失敗を知るだけに、とても気を遣ってくれた。 由美にはね、お姉ちゃんがいたんだよと償いのつもりで語る。 あちらにいってあの子に会えたなら、許してくれなくても謝らなくては。 由美が中学生に上