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私の殺され方

今日店で買い物している時、アイドルオタク時代によく聴いていた曲が流れてきた。
「あー懐かしいなぁ…あの頃楽しかったな…あの頃に帰りたいな」と、一瞬ノスタルジーに浸ってしまった。
理性的に考えれば、あの頃の自分に戻るより神様の知識がある今の方が絶対に楽だから戻らない方がいい。
そもそも、今アイドルオタクに戻った所で推しのアイドルグループは破壊されたのだから戻る所なんてない。
それでも、自分の中の気持ちが一瞬戻りたいと動いたのだ。五感に訴えかける音楽の力は強大だ。

神様は、「過去は神様の勉強の為の材料には使えるけど、使い方を間違えてはいけない」と言う。
「あの頃苦しかったけど、あんなところは楽しかったな」と思っていたら、悪魔に一瞬の隙を突かれて殺される。
「あの部分は楽しかったでしょ?戻りたいでしょ?神様の勉強なんて楽しくないでしょ?こっちの世界の方が楽しいでしょ?」と。

まだ心のどこかで未練があるのだと思う。
頭を空にして遊んでいた、あの頃の楽しかった思い出に。

悪魔の見える世界の楽しいを選ぶのか。
神様の見えない世界の楽しいを選ぶのか。

メリットデメリットを知った上で、この二択を自分の意志で選ばなければいけない。


余談コーナー
私は「殺される」を「神様がどうでもよくなるくらい悪魔に魅了され、心奪われること」だと勝手に解釈している。
例えば、アニメ等で正義キャラが悪堕ちしてダーク〇〇になる=正義側の人格は実質殺された、みたいなイメージ。

頂いたサポートは、全額神様の勉強の為に使用させて頂きます。