ズュータン氏のDV行為に対して正式に警察に届け出を出してきました

僕たちが発信するようになってから、「被害が本当であるなら警察に行くべきでは」「信ぴょう性が足りない」とのご指摘を何名かの方からいただきました。客観的にみればそうかもしれません。そこで、本来ではあれば僕たちの本意ではありませんが、行動に出ることにしました。

①最寄りの市役所へのDV電話相談:朝一でかけたからか、すぐに出て頂けました。知人が涙ながらに、ボロボロになりながらなんとか直接事実関係を話してくれました。すると次の行動としては、「事がことなので、電話相談だけではなく、最寄りの市町村の女性支援センター・男女平等参画支援センター(市町村区によって名称はマチマチです)に行くか、東京ウィメンズプラザに直接行くことをお勧めします。」との返答が得られました。

ちなみに僕が横から馬鹿すぎる質問だなとは思いつつ、「当人が書籍出版している関係で、僕たちの告発は信用性が落ちている。客観的な事実関係を証明するために調書のスキャンなど取ることは可能か」と確認をしたところ、「調書を取ることはできる。しかし録音・スキャン・外部公表はできない」との返答でした。

そして、「あなたねえ、ネットの人間は見たいものを見たいように見るし、言いたいことを言いたいように言うものよ。そんな相手を対象にするよりまずは知人の命の安全性をはかったら。首絞めって殺される可能性もありますよ」。それもそうでした。暴力がしばしば起こっていたため、逆に事の重大性を甘く見ていました。そして、「事を大きく前進させるなら警察に行くことをお勧めします」との意見をいただきました。

②警察への被害の訴え:僕の仕事が遅くなってしまったため、夜間帯にはなってしまいましたが、なんとか知人と待ち合わせて最寄りの大規模な警察所に行ってきました。知人が警察に現れたとき、画用紙よりも真っ白な顔をしていました。なんとか涙ながらに「生活安全課(DV被害はここが取り扱ってるようです)と話がしたい」と窓口に伝えられました。

そして警察からの被害状況の確認が始まりました。ここからはもしDV被害を訴えたい方がいたら何かの参考にして頂ければと思います。

・身体検査(DVの状況を確認するため。今回は被害を受けてから日が立っているため、跡は残っていませんでした。器物損害の形跡はありますが)
・荷物チェック
・身分証の提出
・携帯電話番号の確認
・本人の写真撮影
・加害者の情報(氏名・勤務先・電話番号・住所など)
・一人暮らしか住居形態の確認
・肉体関係の有無・肉体関係の様子を画像で残しているかの有無(リベンジポルノを心配してのことのようです)
・病歴の確認(被害者・加害者ともに)
・被害状況の確認
・住居・家族関係の確認(これは匿ってくれる誰かがいるのかを知りたいようです)
・被害を受けて今後どうしたいかの届出
・自筆による被害届けの提出

横で見ていて思ったのですが、「被害届を出す」とは客観的に見てもかなり大変なことだと感じました。ネットで「被害届を出せ」と言うのは簡単ですが、知人のように精神的に大きなダメージを負い、うつ状態になっている人間には相当辛いものがあったと思います。一人でやるのだとしたらかなり力のいる作業です。

そこで訴えたのは以下のことです。

・二度にわたる首絞め
・(自殺未遂に対し)「どうせ死ぬ気はないんでしょ」との暴言
・出版に対する苦情を言ったところ「辛い」と大暴れし、「ガツンと」頭突きを食らわしたこと
・同様の状況で、「辛い、自殺する」と著者が言いベットを破壊し壁に穴を開けかけ、クローゼットを破損したこと
・冗談を言ったら結構強めにビンタされたこと

印象的だったのはこれらの被害を訴えたところ、警察の方から「え?どうしてこれまで警察に通報しなかったんですか?首絞めって下手したら殺人未遂ですよね」との言葉をもらったことでした。

知人によると「度々(被害が)あったのでこれが普通のことだと思っていた。」との返答をなんとか返していました。僕も度々起こっていた事態のため、そして彼の傾向を身近で見ていたからこそ、「彼はこれが普通なんだな」と事態を軽く、常態化して見てしまっていたことです。これは僕のミスでもあります。知人から最初に相談を受けた時に「警察にすぐに行け」と言うべきでした。首絞めなどはすぐに警察に行けば跡が見せられたかもしれませんし。当人の「ことを大きくしたくない」「彼の勤務先に事態が知られるのは困る」「出版を応援したい(知人にもその気持ちはあるのです)」気持ちを大事にしすぎたあまり、事態を重症化させてしまいました。これは僕の落ち度です。

特に、今後どうしたいのかを言明しなくてはならないのには迷いました。厳密には「訴えるか」「注意喚起するか」「(ストーカーの場合)近寄らないように警告するか」の選択肢がありました。

僕は訴えたら、と言いましたが知人は「訴えるとなると今以上の大変な手続き(訴訟)になる。それには耐えられそうにないので注意喚起としてほしい」と警察に言明しました。また、「当人と今後の関係をどうするか」まで警察の方には確認されたので、「これには気持ちが定まっていない」と知人がいったため、僕も警察の方も困ってしまいました。が、ひとまず注意喚起とすることは認めてもらいまいした。

ここからは警察から当人への事情確認が電話で行われたのですが、夜間帯のためか当人がすぐに電話に出られませんでした。また、僕たちが警察の方が電話の横で張っている訳にも行かないので、当人がどのように事態を説明・弁明し・受け入れるに至ったかは描写することができません。この点に対しては不確かです。

結局当人とは連絡取れないまま、ひとまず身柄の安全を図るために近隣のホテルに知人は泊まることになりました。僕は帰宅し、知人はホテルに泊まりました。

翌日の2月5日、朝方に警察から連絡があり、「当人と連絡がとれ、知人が主張した行為を本人が全面的に認めた。」との確認が取れました。かつ、今後の対応についても注意したとのことです。ここに関しても伝聞になってしまうため、どのように警察から話がされ、当人が主張し、最終的に認めるに至ったかはわかりませんが、結果として暴力行為を「警察・当人ともに真実と認めた」ことは事実として残りました

現在、当人とは連絡が取れておりません。知人は廃人のような状態になってしまいました。僕たちの主張を裏付けるため、事態を進展させるためには重要なプロセスとはいえ、知人の具合を見ていると自分が正しい選択をしたのかなんども不安に襲われました。今を持っても胸を張って正しかったと言えるかわからないのが正直なところです。

これらの事態をひとまず命からがら2月4日の朝方、投稿したところ、みなさんからなんのリアクションもありませんでした。大量の批判が来るかと想定していたので意外でした。大変無礼な表現かもしれないですが、「ネットが壊れたか・ネット上の人物全員、もう亡くなってしまったのでは」と思うぐらいの静けさでした。知人の食べ物を買いに外に出ると、表はびっくりするほど穏やかな冬の昼でした。

ちなみに、の話になりますが知人が廃人状態になってしまったため、東京ウィメンズプラザに僕が電話をし、書籍化と当人のDV事実を鑑みて、今回のようなことが元妻氏にも起こっていた可能性はあるのか、僕たちの一方的な主張ではなく専門家の方から客観的な意見をいただけないかお願いしてきました。

すると、「もちろん、事実関係は元妻氏が不在の状況では確かなことは言えないが、基本的にあなたのおっしゃる通り、親密圏においてDVとは繰り返されるものです。そして加害者が自分をみーんな正当化するのは当然のことですよ。自分に非はなかったというものですよ」との返答をいただきました。

他、専門家の方の意見も仰ぎながら、僕たちの主張がどこまで確実的なものと言えるか、僕も研究し学び、投稿を続けるつもりです。「暴力が事実なら警察に訴えて見ては」と助言いただいた方、ありがとうございました。僕にできることを引き続き、続けます。





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