見出し画像

顎プロテーゼ①手術・直後の経過

こんにちは。ゆずかりんです。

今回は私の人生初めての整形だった、顎プロテーゼの手術について書いていこうと思います。

結論から言ってしまうと、私はこの手術で失敗しています。
こんなこともあるんだな、くらいの気持ちで読んでいただき参考にできるところがあればしていただけると嬉しいです。

なぜ顎が標準装備されていない人類が存在するのだろうか


この手術に踏み切った理由はとてもシンプルで、

私には顎が無いからです。

俺より顎ない奴いる?


しかも出っ歯だったので顎無しとの相性は最悪。
すごく口ゴボです。



当時コロナ禍だったので、マスクを着用している間は口元を隠すことができていました。
しかし、隠せていたからこそマスクを外す瞬間が怖くなってしまったのです。


Wikipediaより。横顔カワハギそっくりやん

自分の横顔が魚みたいで気持ち悪い、人間の横顔になりたい

その一心で、整形手術を受ける決意をしました。

病院選び

整形というものを本気で考えたのはこの時が初めてで、何の知識もなかった私。

知っていたのは大手の湘◯美容外科と、よくCMで見かける高◯クリニックくらいでした。

そこで湘◯美容外科のサイトを見てみたら、私が行ける距離のクリニックで顎プロテーゼのモニター募集を行っていました。

それがものすごく安かったのです。

え、こんな値段でできるのならやりたい!って純粋に思いました。

長年の悩みがこの程度のお金で解消するのなら安いものです。


ちなみに湘○のモニターにもいくつか種類があるのですが、日時とドクターが決まっているものだとかなり安いです。

条件に合えば80%オフくらいの金額で手術が受けられます。
一応他の美容外科も調べましたが、価格が高すぎて手が出せず、このモニターに応募することにしました。

典型的な病院選びのNG

  • 値段だけで決める

  • 症例や術式をよく調べない

  • ヒアルロン酸等可逆的な施術で試さない…

そうです、この当時の私の病院選びは典型的なダメなやつです。
これを読んでいる方はぜひ反面教師にしてくだいね。


手術当日

手術では静脈麻酔を使用するため前日夜から断食でした。

当日の朝は、化粧はせず日焼け止めのみ顔に塗り、帰り道で顔を隠すための大きめのマスクを持って出かけました。

病院到着・カウンセリング

病院に到着後、先生とカウンセリングを行いました。

モニターなので、手術日よりも前にすでにカウンセリングを行っていましたが、再度最終チェック的な意味でまたカウンセリングを行い、手術の内容についても説明を再度受けます。

私が執刀医の先生に見せた理想のイメージはPerfumeののっちの横顔でした。

先生の反応「う〜ん、……頑張りますね」

そして、顎にマーキングを付けられ手術室へ向かいました。

いざ手術

自分で手術台に寝て、看護師さんたちが周りでテキパキと動いているのを見ながら手術の開始を待ちます。

………

そうして待っていたはすなのに、気がついたら手術は終わっていました。

ちなみにそれが私にとって初めての静脈麻酔だったのですが、落ちる瞬間が本当に分かりませんでした。

なんというか、記憶が「ブツッ」って切れたみたいな感じ。

もちろん手術中に目覚めるということもありませんでした。

意識がだんだんハッキリしてきたタイミングで看護師さんから鏡を手渡され、見てみると私の顔に顎がありました。

手術直後

術後は簡易ベッドのある小さな部屋で休ませてもらえました。
麻酔のせいか頭がぼうっとしていて気分も少し悪かったです。

付き添ってくれた看護師さんは「気分が良くなるまでゆっくり休んでてくださいね、何か御用がある時やお帰りになる際はこちらのベルを押してください」と言い去っていきました。

その際に飲み物と糖分を摂るためのキャンディーをいただいたのですが、手術前にちょっと雑談をした看護師の方からのメッセージカードが添えられていて嬉しかったです。

1時間くらい休ませてもらい体調も回復したので「もう大丈夫そうです」と出ようとしたら、

「えっ、もういいんですか?もう少し寝てても大丈夫ですよ?!」と、

そのくらい急かされることもなく、ゆっくり休ませてもらうことができました。


帰宅〜その夜

疲れてはいたけど、電車で帰ることができました。

また、顎は術直後から鈍痛があり、重くて「なんか入ってる」って感じがしていました。
顎周りの皮膚が少し引っ張られてるのも感じました。

ダウンタイム中

術後3日くらいは硬いものを噛むと痛みがありましたが、その後は普通にたいていの物は普通に食べられました。

また、見た目に分かる腫れがひくのには1ヶ月くらいかかりました。
(ダウンタイムの詳細と経過写真は別の記事にしますので興味がある方はぜひご覧ください)

ビフォーアフター

術後3ヶ月経った頃のビフォーアフターがこちらです。

顎の威力すごい

顎があるだけで全然雰囲気が変わります。

この時はまだ矯正をしていないので、出っ歯は治ってないけど口ゴボ感がかなり緩和されました。

顎の梅干し皺もできにくくなったのも嬉しかったです。

周りからの反応

「なんか痩せた?」と言われることが多かったです。
顎先ができた分シュッとして見えるみたいです。

また、当時副業で接客もしていたのですが、明らかにお客さんからの反応が変わりました。問い合わせがかなりくるようになりました。

顎ができるだけで全体のバランスが整ってかなり雰囲気が変わったように思います。

術後はマスクを外すのも正面以外から写真を撮られるのも怖くなくなり、とても満足していました。

数年後の経過

新しい顔(顎?)に満足していた私ですが、
なんと、一年以上経ってから感染してしまいました。

術後一年以上何事もなく過ごしていたのでこんなことある?と自分でも思いましたがそんなこともあるんです。

長くなったので、感染についてはまた次回の記事で書きます。

やっぱり、整形手術の経過は数年単位で見ることが大事ですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?