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小さな1歩を、かさねる

#一歩踏みだした先に

あの日、一歩踏み出したから、
今日2022年9月7日のわたしは
人生2作目の漫画ネームが完成しました
なんと48ページです。
午前中に講師の先生の添削を終えたところ
です

スイ君 タイトル未定 @Yuzuhako

そして2022年現在のわたしは
すでに、とっくに社会人です

48ページ、だよ
2年前の私に教えてあげたい
2年前の私はペンを持ってないから

私は
2年前「推し」に出逢えたおかげで
楽しくペンを持っている

実は
推し、とか
好き、とか
そんなこというのは恥ずかしかった

リアル生活の中で、そういう話をしたことが
一度もない

学生のころの私の居場所は
流行りの服とか、髪型とか
ファンデはどこがいい、とか
これ、色かわいい、とか
私は、そういう話をする友達の中にいた

たのしかったけど
なんかいつも、なんか足りなかった

一方で
「推し」がいる子たちのグループ。
なんか、なんか?‥を
活き活きと語ってる
わーあの子たちって
すごい生きてるってカンジだなあ
きらっきらしてる

すこし
うらやましい世界だった
どういう気分なんだろう

なんか・・いいな
「推しのいる生活」

しかし
「推し」とはどうやってつくるのか?

つくるもんなのか?

みつけるものなのか?

むこうから、やってくるのか?

なんと、
想像もしなかったが
仕事のお客様が突然
「推し」を「連れて」きた(笑)

この漫画読め!7巻だけでいい、読め!と。

そこで
わたしは「推し」に出逢ってしまう

ここから
私の世界がガラッと変わった

「推し」に出逢い
無性に
どうしょうもなく
こう、
たまらなく
描きたい衝動がわいてきた。

描いてみる?
描く?
描けるの‥かな?

描いてみよっかな‥

小さな一歩。

忘れもしない2020年12月上旬
黄色いポストイットにシャーペンで
「推し」を描いてみた

‥楽しい!

なんか、
「あけちゃった」カンジがした。

そのあと
すぐ
年末にはペンタブつなげて
クリスタたちあげてました。

ペンタブとクリスタ
これは
わりと、
おおきな一歩

このあとずっとお世話になる相棒たちと
歩き出した日だった

とにかく魔法のアイテムで
デジタル、消すのが簡単!
取り消し機能、最ぉ〜高ゥ!

身の程知らずが、
完全に舞いあがっていたんだと思う

そうだpixivやろう!

推し、2次創作の世界、
作法もよく知らないまま
えいっ
と、飛び込んだ

私にとっては、これもおおきな一歩で
たいせつな一歩だった。

pixiv。
同じ人間が描いたとは思えない
すごいイラストがたくさん

神絵師
という言葉を知り
うまいこというわ!と納得した

そしてpixivな日々。

きづいたら、もう。
2次創作というのを、
推しというのを
描いてるうれしさにあふれていた。

描いたものを見てくださるひとがいて

なんと
かわいいね、すてきだね、って
言ってくださる

炎上とか、中傷とか
ナニカアルのがSNSと
すこし、
かなり、
覚悟はしてたのですが
「推し」が
連れてきてくださる「ご縁」が、
「天使」
というか
「女神」かな。

思い切って、この世界に飛び込んで
よかった。です。
ほんとうに
いつも二次創作漫画を読んでくださり
ありがとうございます

pixivはじめたばかりの頃の私は
1枚イラスト(モノクロ)に
吹き出しをつけ紙芝居みたいにして
描いたものをアップしてたけど
ちゃんと
もっと
「漫画っぽいもの」が描きたくなった

「推し」に
もっともっと笑っててほしくなった。

「推し」は
ちゃんと「居るよ」って言いたくて仕方なかった

2021年1月
小さな一歩を踏み出す
おそるおそる
人生ではじめて
「コマ割り」っぽいことをした

大げさな言い方したけども
画面に1本、線をひいて
世界を2つに分けた。

漫画、かな?

漫画っぽくなった気がする!

だけど
線を1本描いて
コマ割りをしたこの日から
自分の「欲望」が止まらなくなった

吹き出しの配置が???
セリフが長くなりすぎて読みにくい
なんか
そもそもコマ割りがよくわからない

漫画で伝えたいことを伝わるように描くには
どうしたらいいんだろう‥

2次創作を描きはじめて半年、
自分でゼロから生み出す
1次創作をやってみたい気持ちもでてしまった

ところが
‥私に漫画の才能はなにも無いので
ゼロから生み出す1次創作が
うまくまとまらない。
と、いうか描き出せない

だれか、
だれか、
伝わる漫画の描き方を教えて!!

2021年6月
東京ネームタンクの受講を決めた。


おおきな一歩

でも不安だった
上手な人たちのオーラに圧倒されて
へこむかも・・・
と思った

不安は外れて
オンライン講座だったから
ヘタクソな私も、
講義はマイペースにガンガン進めることが
できた

楽しい!

思い切って、受講を決めてよかった!
知るって、学ぶって楽しい

とにかく学べてうれしかった
どうしたらいい?の答えが次々と出てくる。

それを
わたしが使いこなせるわけじゃないけど
学ぶ楽しさにこころは躍っていた

ここで
ふと、気づく

講義メニューの中に
サポーターさんと都度都度、
漫画の質問ができる時間がありまして

はじめて、
ダレカと
推しとか、漫画とか
会話する場所(zoom)に遭遇する。。

会話、する。
しゃべるんだよ

うん
なにいってのかな、状態ですよね

‥思い出してくださいませ
冒頭でお伝えしてきた通り
私の人生の中で
推しがどうとか
漫画の考察?とか、
どうとか、こうとか
いわゆる、そういう?おしゃべりを
したことがないので
何を口にして、しゃべればいいのか
その、アンバイがわからない
というか
おそろしく緊張しました
すごい手汗かいてた。
毎回

妙な挙動不審さがある私に
サポーター先生は
とても優しくわかりやすく接してくださった

心から好きなものについて
話ができるって
会話ができるって
この時間は
なんて幸せなんだろう

学生時代、
推しを楽しそうに語ってたあの子たちは
こんな気分だったのかな
そりゃあ
キラっキラが飛んでるわけだ!!

さて、
ここまでは
体の中を「星」が舞うようなカンジ
なのですが
この後、
2021年の秋
カミナリに打たれたような衝撃がやってくる

ネームタンク講義のカリキュラム内で
サポーター先生から
さらに専門的な「講師の先生」に
ご指導いただける段階にうつった。

この時、人生初の
32ページ1次創作漫画(ネーム)に取り組みはじめていた。

気づいたら、
32ページのネーム・・・
ネームとか言っちゃって
まるで漫画描いてるみたいだ

漫画、描いてるんだけど

一次創作漫画に
取り組んでいる自分が
自分じゃないみたいで
なんだか不思議だった。

そして「講師の先生」
は・・・
同じ人間ですか!?
プロって・・・漫画家って、
もう表す単語を知らな過ぎて自分がニクイ
漫画家すごい

なにがすごいかって
へなちょこ私が初めて描いたネームをみて

「ここはこうすると、もっと伝わるよ」
「ここはこうしたかったのかな?」

・・・ネームに描き切れてないことまでも
講師の先生さまは
読み取っておられる
まるで
私の頭の中を、覗かれているようだった

こんな会話したことないっす!!!!

すごい
すんごい
すんごい
どうなってるの?
漫画家って、すごすぎる
講師の先生が、果てしなく凄すぎる
読み取るチカラ
そこから広げるチカラ
最小限にまとめるチカラ
んもう、とにかく、
同じ空気吸ってる人間ですか?
と聞きたくなった。

とりあえず今まで私が出会ってきた人に
このような不思議なチカラを所有された方は
いない。
会ったことがない。

講師の先生の添削は
毎回すこしずつ景色がひろがってく感じ

同時に広がった分、
また果てしなく遠く感じることもあり

だけど、
なんだろうか、
ああ、ここにいる自分
ここで漫画のことで、うなってる自分が
すごく幸せだ

小さな1歩を
ひとつ、ふたつ、と
つみあげてきて
今日、ここにいる

どれかひとつ欠けてても
たぶん、だめだ。

そして私は、まだまだ
ちいさな1歩を、今日もまた、
かさねている。

スイ君とアカリちゃん @Yuzuhako

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