見出し画像

スタートアップが成功するために必要なDNAとは

今日、チームでコアバリューについて話し合いました。話し合いの中でメンバーが口を揃えて言っていたこと。それは「人生においてお金は大切。だけど決してお金のためだけに働いているわけじゃない」ということ。

人としてこのマインドセットは素晴らしいと思います。一方で代表Garyが放った言葉。それは、このマインドセットで果たして競争に勝てるのか、ということ。

コアバリューについて話し合う上で、代表Garyは3つの質問をチームに問いました。

一、なぜここにいるのか

二、そのミッションを達成するために何が必要なのか

三、現時点で何を達成できたのか

会社としてのコアバリューは、従業員のコアバリューの集合体。だから、チームメンバーのコアバリュー(=大切にしていること)をまずは聞いて、それをもとに会社としてのコアバリューを見直そうというボトムアップアプローチ。

この3つの質問に対して、チームメンバーが交代交代に答えたのですが、その結果いくつかの共通キーワードが挙がりました。それは...

<大切にしたいコアバリュー>

Get yourself out
Trust
Growth mindset
Great habits
Appreciation

これらのコアバリューは素敵であると同時に、あくまでも現時点で自分たちがキャリアにおいて大切にしていることを表しているにすぎない。だから、チームとして、会社として成功するためには、今のコアバリューに何が足りないのかを見つめ直す必要がある。

じゃあ、何が足りないのか?

そしてGaryが突拍子もなくこんなことを言い出しました。

自分たち(=スタートアップ)を子どもに例えて考えてみよう、と。

もしこれらのコアバリューを兼ね備えた子どもがいるとする。そしてその子どもに成功してほしいと思ったとき、自分はどんな性質を子どもに求めるか?

この質問でメンバーから挙げられた答えは、先ほど挙げられたコアバリューとはまた全然違うものでした。それは...

<成功するために大切にすべきコアバリュー>

Standout
Brave
Adapt
Practice good habits
Do a lot
Imagine 

人として大切にしたいコアバリューと、成功するために大切にすべきコアバリュー。両者が合わさってできたコアバリューは、自信をもって誇れるチームであるため、そして成功するチームになるための指針となってくれる。

さてさて...

通常は2時間のマンスリーミーティングですが、コアバリューについてチームで再確認しようと話し合っていたら、あっという間に3時間が経っていました。今日のミーティングでは、KPIなどの数字にまつわる話はほとんどなし。

もちろん数字について話し合う場を別途設けることは必須ですが、マンスリーミーティングは、1カ月ごとに自分たちがチームとして、会社としてどうありたいかを再確認し、次の1か月間で実践できるようにアクションプランを立てる場。自分たちが掲げる世界観に少しでも近づけるようにするためのマインドセットを鍛え、行動を設定する場。

大変哲学的なので、テック系スタートアップのミーティングでこんな会話が繰り広げられているとは想像しがたいかもしれませんが、いくら会社とはいえ、会社の中で働いているのは人。だからこそ、人にまつわるトピック(コアバリューとかコミュニケーション方法とか)について話し合うことの大切さを認識していること、話し合う場を設けること、話し合った内容をちゃんと実践することは重要で、それができている会社はやっぱり働いていて気持ちがいい。そしてそんな会社に成功してほしいなと我ながら思ってしまうのです。

私が働いているPSYGIGはまだまだ伸びしろがたくさんあって、そして何よりもその中で働いている人たちの才能が本物だし人として大好きだからこそ、マーケターとしてこの会社に成長してほしいと思っています。

今後もスタートアップで働く中で感じたこと、学んだことをアップデートしていければと思いますので、どうぞよろしくお願いします!

■本日のまとめ■

・スタートアップが目指す世界を実現するには、最強のチームが必要
・最強のチームには、メンバー共通のコアバリューがある
・コアバリューとは、チームとしてのありたい姿とあるべき姿を示す羅針盤
・最強なコアバリューは、下記のコンビネーションから生まれる
 ⇒人として大切にしているDNA × 成功するために必要なDNA

参照元
Illustration credit goes to pikisuperstar
<a href="https://www.freepik.com/free-photos-vectors/business">Business vector created by pikisuperstar - www.freepik.com</a>

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?