其の物語、夢まぼろしの如く。(プロローグ・目次)
Prologue.
様々な理由で世に出ない作品はごまんとある。
挫折する、飽きる、没を食らう。
そうして完成されなかった作品たち。
あなたにもあるのではないだろうか。
絵であったり、裁縫であったり、音楽、料理、レポート、
そして、物語。
あの子どもの時、寝る前に作り上げた空想の世界や、作るべくして作ろうと思い、しかし行き詰った物語。
それだけじゃない、あの日見た夢。完結していなかったり、忘れ去られてしまったものがほとんどでしょう?
その物語たち、完結させたくはないですか?
そろそろ本題に入った方が良いだろう。
ここに揺蕩うは世に出ることができなかった物語たち。
それらがはけ口を求めてここへやってくるのです。
一人でも多くの人に見てもらいたい、そう願って。
あなたにはどうかこの物語たちを見届けてほしい。
世に出たくて出られなかった、ありのままの物語たち。
それらが、少しでも報われるように。
あなたに、見届けてほしい。
Contents.
・第一次美術部邪神戦争
・ベッドの上の食卓
・愛を込めて札束を。
・Happy Helloween, my buddy!
現在のゆずとものひとりごと
まず何故この作品をいきなりここに出そうと思ったかについて。
実はこの文章を書いている今絶賛自分という人間に絶望しており、死なない理由が「怖いから」くらいになっております。
でも、だから生きなきゃいけない。
その「生きていく」という過程で自分は誰かに自分を肯定してほしくてどうしようもありません。
しかしながら今の自分に新しいものを生み出して「これ見てすごいでしょ」なんてできる気力はほとんど残っていません。
なので過去の自分に助けてもらうことにしました。
この短編集は高校3年生のときに書いたもの本文そのままのものを載せています。
つたない部分もありますし、正直書き直してからアップしたいのもやまやまなのですが、その余裕がなかったのでこの形になりました。
いつか書き直したいな…
というわけで誰かに見てもらえたら嬉しいな、という気持ちで載せます。
感想とかもらえたら嬉しいな。
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