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オーケストラリハーサル:鈴木愛美さん

いよいよ明日は特級ファイナル!サントリーホールにて、4人のファイナリストがピアノコンチェルトをオーケストラと演奏します。

明日のファイナルに向け、指揮者 梅田俊明先生との打ち合わせ、日本フィルハーモニー交響楽団とのリハーサルが都内で行われました。

なおこの記事はリレー形式で作成しております。寿すばるさんが担当された、神原雅治さん、三井柚乃さんのオーケストラ合わせの様子は、こちらの記事をご覧ください。

嘉屋翔太さんのオーケストラ合わせの様子はこちらから!

梅田俊明先生との打ち合わせ

ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 Op.58を演奏される鈴木愛美さん。他の出演者の方と同じように、ピアノパートを第一楽章から通していきました。

鈴木愛美さん

ベートーヴェンの柔らかな音色が広がります。梅田先生は数か所だけ、演奏を止めて確認をされていました。

鈴木さんをを呼び止めて

他のみなさんと同様、かなり早く打ち合わせが終了した後、オーケストラとピアノのテンポイメージが違った部分について、梅田先生は鈴木さんを呼び止めて、「午後のオーケストラとの合わせまでにもう一度考えてみてね」と声をかけられていました。

オーケストラリハーサル

楽譜を見ながら確認

午後はホールにて、オーケストラと合わせます。心なしか、梅田先生やオーケストラメンバーが譜面を見て確認する場面が多かったような気がします。そういえば、同じ曲を選んだ昨年度の特級グランプリ、北村明日人さんのオーケストラとの合わせでも、譜面を確認する時間が長めだったような記憶があります。オーケストラにとっては、ベートーヴェンならではの確認事項があるのかも知れません。

終了後にひと言

終了後、鈴木さんにお話を伺いました。3次予選からセミファイナルの間に、勉強のためイタリアに行かれた鈴木さん。体調は大丈夫ですか?と声をかけると、「時差ボケはありますが、大丈夫です!」と元気に答えてくれました。この曲をオーケストラと合わせた経験はあるけれど、指揮者やオーケストラが違うと、全く違う印象に感じるとのこと。でもその経験も楽しんでいるのだろうと感じられる、充実した表情でした。

鈴木さんは明日3番目(演奏予定:18:00頃~)に演奏される予定です。
楽しみにしています!!

特級ファイナルのステージは、明日8月21日(月)16:30~
サントリーホール大ホールにて開催です!

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(画像提供:ピティナ・写真:山平昌子)