LiSA元気過ぎ問題

とある日、椎名林檎のトリビュートアルバム「アダムとイブの林檎」を聴きながら外をぶらぶらしていた(たしかそのときはZARAにいた)のだが、NIPPONが流れたときに「コレ歌ってる人元気過ぎだろ」と思った。
以前から何度か聴いていたので、そのたびに元気過ぎだろと思ってはいたが、そのときのソレにはもうひとつ気づきが乗っかっていて、それは「これ紅蓮華の人じゃね?」だった。

名前を確認したらやっぱり紅蓮華のLiSAだった。
おそらく、はじめてNIPPONのカバーを聴いたときは、まだ鬼滅旋風がピークに達していないときだったのだと思う。
あのときにようやく点と点が繋がったかんじだ。

もっと正確にいうと元気と元気が繋がったかんじだった。

紅蓮華もNIPPONも、歌が上手いとか声が良いとか以前にエネルギーが凄すぎる。
元々、紅蓮華に対して「わたしがアレをあの勢いで歌ったら翌日は丸一日休暇に充てないともたないだろうな…」という感想があったので、LiSA=元気の図式は頭にあった。
さらに、椎名林檎のオリジナルのNIPPONに対して元気が凄いとは思ったことがなかったので、それをあんなにパワフルに歌い上げられるとより一層元気が際立つ。
わたしの中のLiSA=元気がより補強されてしまった。

わたしが知っているLiSAの歌は紅蓮華とNIPPONのカバー、あとは鬼滅の映画のCMで流れている炎だったのだが、あれは2曲と比べたらスローな印象だった。
しかし友人にLiSA元気過ぎ問題について話したところ、「炎もフルで聴くと紅蓮華くらい元気」と言われてしまい、わたしの中でLiSA=ずっと元気な曲を歌い続けているめちゃくちゃ元気な人というイメージが固まってしまった。

わたしの持論からいって、肉体的にエネルギーが有り余っている人ってシンプルに大食いで、それでいて痩せている場合が多い。
たくさんエネルギーを補給して、ぜんぶ消費しているのだと思う。

一応、LiSA 大食いで検索したところ、数件だけどLiSAは痩せの大食いだという情報がヒットしたので、やっぱりなと思った。

LiSAのことはテレビで何度か見たことがある。たしかにハキハキしていて明るいかんじではあったけど、大まかにはかわいらしい女の人という印象だったため、なんかみんな騙されてるというか、LiSAを甘く見ているような気がする。

というのも、わたしは自分の体力に自信がなくて、肉体的に元気な人に絶望的な敵わなさを感じてしまうからなのだけど、みんなそうでもないのかな。

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