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ロリィタ初心者の方へのアイテム別選び方 Vol.1

まずは自分が着たいジャンルを決める事が第一歩となります。

一口にロリィタと言っても様々なジャンルがありますが、近年は下記の3つが主なジャンルとなっています。

・レースやフリルを多く使用した甘ロリ(スイートロリィタ)

甘ロリ

・19世紀のヨーロッパの令嬢の様な上品でエレガントなクラロリ(クラシカルロリィタ)

クラロリ

・退廃的でミステリアスなゴシックの要素と少女的なロリィタの要素を掛け合わせたゴスロリ(ゴシックロリィタ)

ゴスロリ

もちろん上記以外にもありますし、派生して細分化されていきます。


ジャンパースカート・ワンピース


メインのアイテムとして選び、ここからコーディネートを構築していく事が多いです。

スカート丈もブランドによって短めであったり長めであったり様々です。
また、高身長やふくよかな方向けに大きめサイズ(プラスサイズ)を作っているブランドもあります。

僕自身は177cmあり、サイズ感やシルエットを非常に重視して選んでいます。着たい服やデザインがあってもサイズ感が合わなければきっぱり諦める事が多いです。

前述の通りプラスサイズ展開しているブランドもありますが、多くのロリィタブランドはサイズ展開していない事が多く、高身長の方は脚が見えすぎたり、低身長の方も長すぎると地面についてしまう為、ジャンパースカートは肩ひもの位置を付け替える事によって身長に合わせた調整が出来るものもあります。

高身長の男性の場合は脚の素肌の問題と合わせてインナーの項目でも記述した通り、くびれや腰の位置の関係でスカートのふくらみの位置がどうしても不自然になってしまいます。

ファッションは自分の好きな服を着ればいいのですが、ロリィタはただでさえ目立つファッションです。僕の持論ですが外出をするのであれば他人の目に触れる為、少しでも似合う努力はすべきだと思っています。
ただ着用して満足ではなく、素敵に着こなした方がファッションは楽しくないですか?

ブラウス


※メインのアイテムでワンピースを選べばブラウスは必要ありません。

自分が着たいスタイルによって選ぶお色が変わってきます。
最初は甘ロリやクラロリが好きな方は、ゴスロリが好きな方はを選べば間違いないです。
まずは使いまわししやすいお色を揃えたいですね。

気候によって袖の長さを選べばいいのですが、男性は筋肉質な腕や肘を隠せる長袖がいいかと思います。
僕もはじめて外出した時は夏の時期で何も考えずに半袖のブラウスを合わせていましたが、ごつごつした腕でどうしてもいかつく見えてしまっていました。

また夏場におすすめなのが七分の姫袖です。
袖口が開いている姫袖は通気性も良く暑さを軽減できます。
七分なので肘も含めた大部分を隠す事が出来ます。

ただ近年の日本は真夏は暑すぎるので、夏の時期はお休みするというロリィタさんも大勢います。

インナー

インナーTシャツ(ボートネックなど)やキャミソールなど目立たなければなんでも大丈夫です。
ただ白いブラウスを着ると透けてしまう場合があるので色選びだけは注意が必要です。
一番透けにくく分かりずらいのは白でもピンクでもなくベージュです。

また、マストではないですが男性や体形が気になる方は補正用のコルセットがおすすめです。

男性と女性では骨格・体格の違いでくびれや腰の位置が変わってきます。コルセットでボディラインにメリハリを作り綺麗なシルエットを作ります。

パニエ


ロリィタの大きな特徴の一つであるAラインのシルエットを作る為に必須のアイテムです。
スカートの下に穿いてスカートを可愛らしく膨らませます。

これもスカートに合わせてレギュラー丈とロング丈があり、基本はスカートの裾からはみ出さないようにします。

通常は1枚穿き、撮影やお茶会などで大きく膨らませたい場合は2~3枚履き、ロング丈のスカートを綺麗に膨らますためにレギュラー丈とロング丈を併用したりなど理想のシルエットを作っていきます。

ドロワーズ


下着の上、パニエの下に穿きます。ロリィタファッションは前述の通りスカートを大きく膨らませる為、現代ではチラ見え防止の要素が大きいです。

コート


主にロングコートやショートコート、マントなどがあります。
こちらは使用するシーズンが限られてしまいますので優先順位は低いですが、ファッションは寒い時期にこそ使えるアイテムや幅が広がるので、よりロリィタファッションを楽しみたい方は購入を検討してもいいかと思います。

ロリィタはスカートがパニエで膨らんだAラインのシルエットなので、カジュアルのコートですと変に裾が広がってしまいシルエットがいびつになってしまいます。ロリィタブランドのコートはパニエでスカートが膨らむ事を前提に作られていますので綺麗に収まります。

肩幅が広い方や男性はマントタイプがおすすめです。
コートのサイズを間違えると肩が突っ張って見えてしまったり、袖が短くなってしまうので、それらを誤魔化す事が出来るます。


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