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カレーの表面の点々 24/05/01

・カレーを作った。12人前。食べ切れないので何日にも分けて食べている。さっき食べようとしたら表面に白い点々があった。火を通して食べた。僕の体内が他の人間と違う可能性もある、つまり胃腸があるとも限らないので、食べてやった。

・日々暮らしていく中でやはり、僕には信頼というものが付いてきてないのだなと重々感じる。本当にわからない、なぜ信頼されてないのか?いやされているのかもしれないがわからない。なぜ?なぜ?うーむむ。僕だって頑張っているのだけど、そりゃ結果は伴っていないし、何かすごいことを成し遂げだわけではない。ただ、他の人に比べて僕に向ける視線の軽さがすごく気になる。軽薄な人間に見えるのか。もうどうしようもない。よく考えたら、褒められたこともない人間性を。いや、人間性を褒めるのはおかしいかもしれないが、“一藤”という存在そのものの肯定が生まれてこの方一回も誰にもされた試しがない。僕は頑張れていないのかもしれないな。涙が出てきた。何をしたって自分の全てが普通であることは変わりがないのだ。大学生活、バイト、私生活、自主制作、何をするにも自分の影は薄く、その薄さをみんなのフォローでなんとか普通の濃度にしてもらっている。みんな凄い。僕なんて所詮ちっぽけな存在であり、特別でもなんでもない。何もすごくない。怖い。悲しい。どうしようもない。頑張っても頑張ってもこんな感情で胸がいっぱいになってしまうのだから。割り切るしかないのはわかっている、自分がこういう性格だということを。信頼されている人を見て妬むことしかできない。所詮妄信だ、何を根拠にそこまで身を任せることができる?何故そこまで他人を信じれる?何故僕は人を信じられない?こんなんだから僕を誰も信じてくれない?いや考えすぎか。はぁ。みんな楽しそうだ。僕も楽しい、楽しいけど。何か引っ掛かりがある。どうしようもなく深く、細く、暗く、湿った所、手の届かない場所に引っ張り出せない凝り固まった何か。結石みたいな汚い何か。僕はこれを抱えて生きていく、一生。本当は後悔させてやりたい。全ての僕と関わった人間に、軽く見るんじゃなかった、って。彼の言うことをもっと真剣に聞くべきだった、って。どうせ皆んな他人だ、それはわかってる。僕が全ての人を他人だと思っているのだから、そりゃ僕のことを他人以上のものだと思う人なんていないに決まっている。頑張るしかない。もっと。もっと。やるしかないの。評価が欲しい。認めて欲しい。信頼して欲しい。まだ頑張れていない。何もやっていない。諦めたくない。諦めたいと思いたくない。やるしかない。もっと。誰よりも頑張るしかない。じゃないと誰も認めてくれない。悔しい。悔しい。悔しい。逃げてしまいたい。もう逃げられない。どうしようもない。涙が出る。

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