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バイトの辞め方育て方 23/08/28

・今日1日バイトのことばかり考えてた。どう考えてもやめた方がいいのだ、我。バイト行きたくねぇ…と思うのは当たり前だと思うが、こんなに憂鬱になるほどバイトに苦しめられていいのか!?と感じる。異常なほど行きたくないのだ。

・友達と相談して辞めた方がいい、今日辞めることを店長に伝えよう、ということになった。

・店に入ると店長がいた。やばい、言えない…。でも伝えなきゃ、1歩踏み出さなきゃ!と来月には辞めたいんですけど…と言ったら、「え?ダメだよ?」と言われた。予想外だった。予想では「えー辞めちゃうのぉ寂しいなぁ」的な感じだと考えていたら結構説教された。まぁしょうがない、自分が悪いのだから。

店長「なんで辞めたいの?」

ぼき「実は映画館で働きたくて、今ちょうど募集  
してて、映画館で働くのが夢だったんです…」

店長「え?そんなこと面接の時言ってなかったじゃん?」

ぼき「確かに、すみません(本当は映画館で働きたいですけど、妥協でここにします、なんか面接の時言えるわけないだろ)」

店長「ここの面接受けた時『○○(店名)が好きなので働きたい』って言ってたのよね?好きならなんで辞めちゃうなんか言うの?」

ぼき「好きですけど…(入る前は好きだっただけで今は好きじゃない。自分には合わなかったなんて言えない)」

店長「辞めるなら最初から雇わなかったよ。働きたくても落とされちゃった人いるんだから。バイトもね遊びじゃないんだよ?」

ぼき「すみません。(僕が悪いのはわかってるんで。でも遊びだなんて思ってないです。)」

店長「君、弟居る?連れてきてよ、代わりに働いてもらうから。弟じゃなくても誰か働いてくれる代わりを見つけてきてよ。それならいいよ。」

なんだかだんだん申し訳なさが無くなった。今まで店長に無茶ぶりを出されて「○○君なら大丈夫でしょ!?」と言われてたのは、能力を認められていた訳ではなく、ただ何も言わず馬鹿みたいに働いてくれる駒だから大丈夫と言っていたのだなと気づいた。確かに急に辞めるなんて言ったのは申し訳ない。でも知らんし、そんなの。

・確かにバイト終わりは毎回清々しい気持ちだった。でもそれは「達成感」ではなく「生還」に近いものだったんだなぁとも気づいた。

・なんだか、軽々しく「辞める」と言ってるように捉えられてるのも嫌だった。胃がキリキリするほど考えて、でもこんな気持ちのまま働くのもすごい嫌だし、覚えも悪いから迷惑掛けるのに新しい業務を覚えさせられるし。先輩達にも色々相談をして決めたことだし、前々から「そんなに業務教えられるの異常だよ!?ブラックだよ!?」的なことを先輩から言われていたが、「僕は仕事が出来るやつだから」と思っていて大丈夫だと思っていた。

・このバイトを辞めるとなると記録は3ヶ月。いちばん怖いのは次のバイトの継続期間だ。このバイトは初めてのバイトなので指標がない。もしかしたら職場が合わなかった訳ではなく、僕は働くということ自体できなくて、社会不適合者だったらと考えると怖くなってくる。

・でもいまの職場は嫌だ。

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