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ニューロマイノリティ読雑記



わたしは今まで
ニューロマイノリティと共に暮らしている者として
きっとどうしようもなく困っていた

今も困ってる



彼のことをわかってほしい
少しだけ特別な人だと

いや、一緒だよ、一緒なんだよ本当は
何も変わらないよ

矛盾しているようでしていない風の気持ちが
いつもわたしの中にいる



攻撃しないでよ、
もうほっといてやってくれよ、、頼むよ、

結局ここに落ち着いてしまうが
これが本当に良い選択なのかずっとわからない



ていねいにていねいに分けられて
またいつわたしたちは一緒に暮らせるのだろうか

どうして一緒じゃダメなの

せめて、その名前をどう有効に使えば良いのか
教えてくれたら良いのに



『ニューロマイノリティ』の中の
そんな言葉たちが刺さって刺さって。



退勤後、最寄駅のスタバに駆け込む

彼に向き合う前にいつも少し時間がほしい
リアルな日々はそんなこと言ってられないけど、



わたしは全然不幸じゃない
不幸せと思わない

苦労人だとか、なんだとか

そういうアピールをしたいのではない。





誰しも他人に簡単にわかりえないものを
抱えていると思う

本人にとっても他人にとっても
その扱いは難しいのではないかと思っている

それでいいとも思うし、
それを自然に超えていきたいとも思う



こういった自分の気持ちを露わにするとき
いちばん思うのは彼を傷つけたくない

だから黙る。
黙っちゃうもんだから、毎秒口が重くなる。



この本にはピアノが、ナハトムジークが合う




こんなの誰にも読んでもらわなくていい

できる限り届かなければいいのに、

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