【スト6】ザンギの二回転をレバーレスで出してみよう!

タイトル通りです。が、自分は別にザンギを使わないので、対戦で効果的にうまく出すとかじゃなくて、単に「レバーレスでも二回転出せたー。うれしー」くらいのやつです。対戦の参考となる内容を求めてる人は、もっとためになるテキストが世の中のどこかにはあると思うのでそちらを探した方がいいです。前置きおわり。


二回転コマンドをなんとなく理解する

レバーの場合だと、何も考えずに頑張って回転だー! で、いいんですが、レバーレスの場合は何も考えずに回転ということがとても難しいので、まず二回転コマンドがどういう仕組みで発生するのかを理解します。

以下、解説していきます。ただし、厳密な部分は省いて必要なところを雰囲気で説明するので正しい内容を知りたい人は自分で調べましょう。

大まかに前半一回転部分と、後半半回転部分に分けて考えるとわかりやすいです。

一回転部分

ここは一回転と言ってますが、2,4,6と上要素(7or8or9)が順不同ですべて一回以上入っていればいいパートになります。たとえば、4269と、最低225°でもよいわけです。もっと言えば4826とか別に回転じゃないよなって入力でも問題ないです。

ここでの入力のポイントは、上要素を入力のどこに置くかです。立ち二回転をするならジャンプをしたくないので必然的に上要素を後の方に置いて4269とかになると思いますし、技の硬直中にやるならはじめに上要素があってもいいので8426でもいいわけです。適宜工夫をしましょう。

半回転部分

半回転? 二回転だから後半も一回転じゃないの? という話ですが、カプコンの二回転コマンドはわりと720°ではなく540°で出ます。覚えておきましょう。

一回転部分と同様に2,4,6と上要素(7or8or9)が順不同ですべて一回以上入っていればいいのですが、ここからコマンドを1つだけ省くことができます。246でもいいし、248でもいいし、469でもいいし、みたいな感じです。

ただし、前半一回転部分の終わりにいれたコマンドは後半半回転部分の始まりとはカウントされないので注意しましょう。一回転部分を2469で入れた場合、半回転部分の始まりに上要素を入れてもカウントされません。たとえば 2469 -> 826 だと二回転と認識されませんが、2469 -> 628 だと二回転と認識されます。

コマンド入力猶予

コマンド入力の猶予時間ですが、おおよそ25フレームくらいです。猶予時間中に二回転が成立したと認識されると、攻撃ボタンを押すまでの猶予が22フレームくらい与えられます。

コマンド入力の猶予自体はそうとう長いのでわりとゆっくり入れても大丈夫です。ここはポイントなので押さえておきましょう。

あと、今回の話とはあまり関係ないですが、上記を利用すると猶予時間をフルに利用してめちゃくちゃ歩いて二回転を出せたりします。

二回転コマンドを出す

上記の内容を利用して二回転コマンドを出します。硬直中やキャンセルから出す場合と、立ちから直接出す場合の二通り解説します。

硬直中やキャンセルから二回転を出す

こちらはわりと簡単です。硬直中に出す場合は、上要素を最初のうちに終わらせておくとやりやすいです。具体的には以下のような感じです。

・弱P(ずらし押し)8 -> 62426 -> 8or9+弱P

8624が前半部分、268が後半部分になります。意識としては「弱Pからずらし押しで上を押す -> 右下左を往復 -> 上と弱Pを同時押し」という形です。参考までに以前録った動画を載せておきます。方向ボタンはピアノ入力するより、指を横にスライドさせて入力した方がやりやすいと思います。

今回から追加されたODダブラリキャンセルSA3の場合は、以下のようにずらし押しをしなくてもジャンプが出ないのでさらに簡単です。

  • 8+PPP同時押し -> 62426 -> 8or9+PPP同時押し

6中Kなど硬直が長めの技から出す場合は以下のようになります。硬直が長いと入力猶予が切れてしまうので、ずらし押しではなくちょっと遅らせて9を入れるのがコツになります。

・6中K -> 9 -> 62426 -> 8or9+弱P

以下、上記をまとめた参考動画です。

立ちから直接二回転を出す

こちらは普通に難しいです。レバーレスの配置によっては厳しいかもしれません。自分は以下の入力で出すことができました。

  • 6249624 -> P

意識としては以下のように分離します。

  • 624 -> 9 -> 624 -> P

一回目の624は人差し指をスライドさせて入力後、再度6まで人差し指を戻します。先ほど説明したとおり、入力猶予は25フレームあるので指を戻すくらいの時間は問題ないです。

9は親指と人差し指で上ボタンと右ボタンを同時押しします。その際、親指はボタンの左端近く、人差し指はボタンの右端近くを押すことがポイントです。上記のように押すことで、押下した手の形のまま左側にスライドすることで、親指と人差し指がボタンから離れる時間差を利用して624を作ることができます。

以下、参考動画です。

終わりに

立ち二回転はレバーレスのボタン配置について、右ボタンのすぐ隣に上ボタンを置けば「246 -> 8246」と、二回指をスライドさせるだけで成立するのでかなり簡単出せるようになる気もします。ただ、そのためだけにやりやすいかわからない横一列配置にするのもどうなのかなと思うところです。どうなんでしょうね?

それはともかく、レバーレスで立ち二回転ができれば隠し芸的に周囲から一瞬の驚きを得るということはできるかもしれないので、お暇な人は練習してみてはどうでしょうか。おわり。

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