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真山友幸『君の歳にあの偉人は何を語ったか』
「ほしければ私の全財産を君にあげよう。そのかわり、君からもらいたいものがある。君の年をもらえれば、俺のこれしきの財産など少しも惜しくはない」
これは、大倉財閥創立者・大倉喜八郎、72歳のときの言葉だ。
「おわりに」より。
最後の最後で笑かせてもらいました。
メフィストフェレス感すら漂う台詞。
面白すぎる。
大倉喜八郎や財閥とかについて興味そそられる。
こういう秀逸な言葉やエピソードを探してくるのが、真山さんは卓越してお上手だなと思うのです。
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