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酒飲みが創りあげてきた雰囲気

新宿ゴールデン街。

酒好きなら、

一度は聞いたことがある名前ではないでしょうか。

数年前に一度訪れたことがあったのですが、

かなり泥酔気味でほとんど雰囲気を覚えておらず。

また行きたいなとぼんやり思っていたのですが、

先日ようやく再訪できました。

台風直撃という大雨の中、

シラフで周囲を確認しながら歩いてみる。

バラバラなようですが、謎の統一感がある通り。

目に映る看板、シャッター、扉、張り紙、

その全てから歴史を感じます。

今、このように飲食店を密集させながら

建築物をつくること可能なのでしょうか。

消防法か、何かしらの法律に引っ掛かりそうですね。

そういう意味でも貴重な風景かもしれません。

路地の雰囲気も中々いいですね。

全体的に、京都の繁華街の片隅を

煮詰めて広げたような空間にみえます。

ちょうどオープンするタイミングでしたので、

各店舗の店主が看板を出していました。

なんとなくですが、

個性のある人達が多いように感じます。

元々個性的な人が集まるのか、

この場所がそうさせるのか、

どっちなのかなと思いながら歩きます。


結構人いるなと思ったのですが、

やはり大雨ということでいつもより少なかったそう。

靴もびしょびしょになったのですが、

これはこれで趣があってよかったかも。

今回目当てにしていたお店。

「プチ文壇バー 月に吠える」さんです。

ここはフリーライター、ジャーナリストである肥沼和之さんのお店。

約半年前、彼のオンライン講演に参加して

「編集・ライター講座」の受講を決意しました。

そしてこの本、参考にしています。

色々な人たちへのインタビューをベースにした物語も面白い。

肥沼さんがお店に顔を出すことは少ないとのこと。

マスコミ、出版関係者がよく出入りしているようで、

行った時も面白い方々がたくさんいらっしゃいました。

フレンドリーな方々とお話していると、

あっという間に数時間経過。

財布を気にせず飲んでいたのですが、

会計の安さに驚きました。

そして、お隣になった紳士。

新参者の自分に一杯ごちそういただき感謝です。


知らない街を歩くのって面白いですよね。

また東京来た時はお邪魔させていただきます。

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