感想【ミュージカル刀剣乱舞 花影ゆれる砥水】
花影ゆれる砥水みたよ〜!
5月で刀ミュに触れてからちょうど1年になった。
この1年、ほんとうにたくさんの作品と人とものに触れて、それより前の記憶がないくらい楽しくて人生の3分の2くらいの濃度があった。
そんなわたしもやっと本公演に追いつけるようになり、花影ゆれる砥水 を迎えた。
⚠️これは花影初日配信の感想文から書き足し推敲した感想文です。以前公開していたものと混ざっています。歴史に対して知識がほぼ何もなく、刀剣男士に対しての解像度も低い人間が書いた感想文です。文章も上手くないし、相当気持ちがブチ上がった状態で書いているので大変感情的で、しかも死ぬほど長いです。でもすっごく良い作品だった!というのを伝えたいのでちょろっと読んでくれたらうれしいです、、!
あとわたしはめちゃくちゃ夢女だし余計なことばっかりしゃべるし過去の刀ミュや刀ステにもちょっと触れてるので苦手な人は読むのをやめてくださいね!
舞台
舞台セットがほんとうにきれいだった。
博物館でみたことある!となる資料みたいなドデカい刀がミッチミチに横たわっている。
わたしは刀剣鑑賞にぜんぜん明るくないからどれがどの刀かわからないけど、これ刀剣好きなひとからしたらテンションブチアゲなりそうだな〜
推しのドアップということじゃん、
推しはデカけりゃデカいほどいいんだよ!!
動いてから気づいたけど、デケエ刀は幕だったのね、素敵な演出だ。
第二部の時に気づいたんだけど、両脇の刀もなんか反りの部分と上身の部分ビカビカ光ってない?そこ光るの、、?!ってなった、ゲーミング刀じゃん、、オモロ、、!
本阿弥光徳というひと
日々刀剣乱舞のことしか考えてないから、さっきも書いたように、わたしはほんとうに刀剣に明るくなくて、なんかかっこいいとかデカいとか小学生みたいな感想しか出てこないし、100本の刀見分けろって言われてもソハヤノツルキしかみつけられないくらいには刀剣音痴である。
例にもよって、"本阿弥光徳"というひとすら知らなくて、「もとあみみつとく」と読んでたし、初日の配信5分前にネットで検索してどんなひとなのかを急いで確認した。
ネットで検索した時の彼の印象としては、「なんか刀の鑑定してるひと」で、なんでも鑑定団のひとだった。
しかし千秋楽を終えてみるとどうだろう、
本阿弥光徳!!!ディズニープリンセス!!!!!!
そのくらいかわいい、めっちゃ好き。
あとから感想にも書くけど、刀砥いでる一心無心の歌の時に刀剣男士たちが寄ってくるの、めっちゃディズニープリンセスじゃん?ほら、小鳥とか子鹿とか兎が寄ってくるやつ!
ミュのディズニープリンセスって、みつよとか巴とか村正ちゃんとか蜻蛉切様とか蜂須賀とか、刀剣男士ではいっぱいいるんだけど、歴史上の人物でディズニープリンセスはみたことなかったんよ、、
動きが愛らしい、オタクなのに。
表情も愛らしい、オタクなのに。
もし今後の人生で「本阿弥光徳ってどんなひと?」って聞かれたら「かわいいオタクのディズニープリンセス」と答えると思う。
刀鑑定士とかじゃねえ!あいつはディズニープリンセスだッ!!!
それはそれとして、本阿弥光徳というひとは、すごく愛情深くて愛するものしかみえてない、盲目な羊だと思う。
わたしはそんな彼がすごく愛おしい。
作品を通しての本阿弥光徳は強火刀オタクではあるのだけど、刀への扱い方が夢女そのものというか、愛する夫や妻に対して向けるような眼差しで刀たちに触れている気がする。
特に強いのは鬼丸国綱へ対しての愛情。他の刀とは桁違いに湿度の高い感情で抱いて抱かれているような気がしますね。
わたしは彼はものすごい業を背負っているように感じた。
後の少年時代の光徳が歴史修正主義者に言われた通り、本阿弥光徳は刀剣の価値を作り出してゆく。
もちろん正当な価値をつけることは刀にとってとても大切なことであると思う。
でも価値をつける、ということは優劣を決めるということでもある。
きっとそれは、わたしの中での刀剣男士みんながすきだけどどんな子か知っていくうちに、わたしの中で見出した価値から自然と位と優劣が生まれてしまって、それに対して罪悪感に似た悲しさが生まれてしまうのと同じで、苦しみを抱えど愛するものをみつめることをやめられないような、そんな意味が込められた眼差しだったりするのだろうか。
刀に対して礼を尽くしているところも、"お刀様"にお仕えしている神官のようで良いなと思う。
わたしたちは審神者として刀剣男士に仕え、彼らを使役するが、本阿弥光徳は研師として刀にお仕えしているのだな、、
刀の声を聞く、というのも神降ろしをしているようで良い。
それから光徳さんの良いところは誰にでも丁寧な言葉を使うところだと思う。ひとにも刀剣男士にもものにも刀にも、丁寧な言葉を掛ける。万物を愛せるひとなんだろうな。
ずっとみてて思うけど、光徳さんの役者さん、ものすっごい身体能力が高いというか、身体が柔らかいのだと思う。
転んだり挟まったり飛び上がったり、猫ちゃんみたいなしなやかさがあると思う。
発声も歌声も表情もだけど、身体表現がすごく豊か。きっとすごい役者さんなんだろうなあ、、
豊臣秀吉というひと
豊臣秀吉、わたしはあんまり好きじゃない武将だ、、(10代は信長様の夢女だったので)
なんだか計算高くて信用できない。もちろん努力家でもあるし運も強いと思うし、かわいらしくてとにかく愛嬌があっておちゃめだから許せてしまう、、関白になってからは傲慢さが目立つようになってくるけど、あえてそこが人間臭くてたまらない、羨ましくて腹が立つ、そんなひとだ。
花影での秀吉さんはわたしの思ってる通りの豊臣秀吉ではあるのだけど、それ以上に孤独で寂しくて誰にも助けてもらえないひとに感じた。
ミュの徳川家康とは大違いというか、、
あととにかく感情の振れ幅がデカすぎる、わたしか????と思った。
秀吉さんと光徳さんの関係も良かった、折るか磨りあげるかの選択を迫る時とかはすごく厳しい態度をとるんだけど、一期一振に出会って嬉しそうに思わず側に座ってくる光徳さんを許してる感じなのもいいな〜とおもった。
厳しく癇癪を起こすこともあるけれど、秀吉さんにとって光徳さんは、天下人の自分にとってなかなかいない嘘も言わない媚びもしない、そんな正直な友人で合ったのではないだろうか、、
火事の時に炎の中に飛び込んだと聞いて、まだ見極めるべき刀があると言い、命を粗末にするなと言い、自分にとって光徳さんがどれほど大切な人かと言っていて素敵だなと思う。
余談だが、今の大河、どうする家康でもムロさんが最高解釈一致の秀吉をやってくれててニッコリする。ムロさんいい俳優さんだよね!!!
山姥切長義
花影の長義くんめっちゃくちゃ最高だった。
以前科白劇を鑑賞した時ステ長義を拝んだのだけど、これが最高の長義だ、、と思っていたのに、これまた最高の山姥切長義を叩きつけられた。
ステ長義の梅津さんも大層お慶びになったであろう。
ツンとしているんだけど顔がかわいい、目がでかい、あとほんとに
デカい
めっちゃくちゃデカい!!!
打刀ってまあデカい子もいるけど、170センチ代だとおもうやん?
山姥切長義ってゲーム本編だと174センチらしいが、ミュ長義はほんとにデッケエ!
あとなんか密度が濃いというか、ミュ御手杵は"長い"という感じが強くて御手杵だ〜って感じだけど、ミュ長義は体積というか密度が濃すぎてすっごいドッチリしてる、最高、ありがとうございます。
山姥切国広に対する感情もよかった、素直になれないだけで彼のことも愛おしく思ってるんだろうな、、ならんでるところがはやくみたい、ミュまんばちゃんもデッケエから。
山姥切長義という刀、中身も実力も伴っているから高慢という言葉は似合わないけど、高貴8割優しさ1割高慢1割で構成されてると思うのな、、
この1割の高慢さが山姥切長義を魅力的にしている。これがなかったらただのスパダリ王子様ですからね、、ああでもあってもスパダリ王子様だった、なんと言葉にしたらいいかわからない。でもここが山姥切長義の愛おしいポイントなんだとわたしは思う。
長谷部のこと「へし切くん」と呼ぶのも良い、このふたりの仲の良い同僚感、最高ですね。なんでもちいからバディ物やってほしい、刑事とかどう?
大般若くんと小竜くんの手合わせの時に足組んで座ってるところ最高だったな、、
長義くん全体的に足組んで座ってること多いんだけど、ほんとにほんとに解釈一致すぎて嗚呼〜ってなる、たぶんうちの本丸の長義くんも事務椅子で足組んで座ってる、骨盤歪まないように気をつけてほしい。
最後の戦いのところですっっごいギュルルルルって回りながら斬りかかるところあるやん?あれめっちゃベイブレード、、
本丸帰ったらまんばちゃんとベイブレードで遊んで欲しい、お願いします。
あと長義くんちょいちょい治安悪いところがあるの好きすぎる、お嬢様ヤンキーだと思ってる(悪役令嬢とはちがう、ヤンキーです)
小竜景光
小竜くんさ〜!江水よりギャル感増してない?!ギャルのプリンスさまじゃん!!!
江水の時より一層つよつよになった気がする。すっごくおにいさんになったというか、、役者さんの成長を感じます。そのおかげでより一層小竜景光のこのどうしても核心を掴めない触れない、手の届かない男感がマシマシになってしまって勝手にフラれた切ない気持ちになった、小竜くんの夢女じゃなくてよかった、、
毎回思うけどこのド派手カラーリングの衣装似合うの天才すぎるんだよ、、
花影の小竜くんはほんっと〜に、痛いところをグッサグサに刺してくるなあと思った、、
かゆいところに手が届く、の逆です。
言われたくないこと、聞きたくないこと、でも知らなくちゃいけないことを教えてくれる、受け入れられないようなことでも突き付けてくる、それが小竜くんなりの愛情なのかな、、って思う。
もっと知りたい!という気持ちになる深みがヤバい男ですね。
大般若長光
この子ね〜、いちばん期待してたんですよね〜、絶対好きなのでれ!
わたしの本丸ではこの間顕現したばかりなのでどんなひとかよく知らなかったけど、花影みてたらめっちゃ解像度上がった、ほんとに好き、、絶対好きだった、、
だいはんにゃくんっておじさんじゃん?そんでコジロウの声じゃん?もうその時点で好きなわけですよ、抗えねえ!
それなのにそんな大般若さんが歌って踊って戦ってくれておしゃべりしてるの最高すぎて涙出た。
戦った後血を払う仕草がいちばんすきです。
影一期と触れて一期が気を失った時もよかった。
「逃すか!」と遡行軍を追おうとする長義くんに「待て、深追いはやめておこうか。俺たちが優先すべきは、起こるはずのない火事を消火して被害を最小限に留めることだ」
ここの良いところ長義くんは案外脳が筋肉のところですね、もちろん思慮深い子ではあるのだけど、目の前の敵を倒す彼の血の気の多さ最高。
で、大般若くんがものすごいお兄さんしてて良い!!長義くんを嗜めて今やるべきことを簡潔に伝える。大般若くんはおしゃべり好きな刀ではあるんだけど、なにかを伝える時は簡潔な言葉で語るところがかっこいいな〜シゴデキだな〜と思う。
「ええ、古今東西絹の道、の、遥か西域、大陸の果て、鉄が巡りし物語を、お話ししましょう」
この台詞ほんと〜に大好きだな!
刀ミュ刀ステでは台本ではなく、刀剣男士たちがほんとうにおしゃべりしてくれてると思っているので、わたしはあまり"台詞"という言葉を使いたくないのだけど、ここの口上はあまりに完成して洗練され過ぎているから堂々と"台詞"と言いたくなる。歌みたいに心地よい。なんとでも聴きたい。
秀吉さんに手を握られた一期に「このくらい喜んでもいい」と言って「よろこぶ、、?」となっている一期の心情を察して、「いや、、」「俺もおせっかいがすぎるなあ」と笑ってはけていくのもうほんとなんてこの男はシゴデキなんだ、、と思う。
察するちからがつよすぎるんだよ、、!
「漆黒の中から己の存在を証明せんと必死に手を伸ばす姿はなかなか言葉にし難い」の言葉も大好きだよ!!
大般若くんは敵味方、神も鬼も関係なく、公平な目で、自分の目で美しさを"視"ていると思う。
光徳さんみたいに心でみるのではなく、きちんと視力でみているというか、、
いや、ものの美しさは視力でははかれないのだけど。
それだけ美的感覚が優れていながら、きっとその美しいという感情は自分だけのものだと知っているからひとには押し付けたりしないんだろうな、、
ちなみに歌仙は押し付けるというか、自分の美しいと思ったものを武器にしてぶん殴ってくるタイプだとおもう。わたしもそうだから。
そんな歌仙を愛している、、
大般若くん、おじさんのはずなのに顔がぷるぷるの赤ちゃんだし、どういうこと?
煙草吸ったことなさそう、スキンケア教えてくれ。
あと細すぎて折れそうだから一刻も早くごはんたべていっぱい寝てほしい、かっこいい男の密度をこの地球上でぶち上げにしていきたい。
へし切長谷部
長谷部さあ、かわいくてさあ、長谷部にとっての主ってミュ主だけだから我々その他大勢の審神者のことなんて主と呼んでくれないと思ってたのに、ミュ長谷部は第二部で我々に向けて主!と呼んでくれたの感動した。
本編での長谷部の良かったポイントはたくさんあって、まず最初の歌もミュ審神者のことめっちゃラブでよかったし、「どうか!!弟子にしてくださるまで引く気はございません、何度も伺わせていただく所存!どうか!」のところで手をついてる長谷部の拳がねこちゃんのおててみたいでかわいかった。
それから「はっ、あの男より殿下の方が立派に刀剣に精通していた」と言っていたのに「死んだ魚のような目をしたお前に、あの男を越えることはできない!!」に長谷部の信長へ向けるクソデカ感情表れててだいすきだな、、大好きなんじゃん、、
元カレ(信長)の話する長谷部大好き、わたし長谷部の女だったら絶対「織田信長に勝ちたい」って言ってたと思う。
一期一振
一期一振、多分うちの一期一振はわたしのことがメッチャ嫌いだと思う、なぜなら秋田くんを吸っているから、、
そんなうちの本丸の話は置いておいて、花影の一期一振、どうにかなりそうなくらいに好きだった、、
ただでさえ、記憶が焼け落ちてて曖昧なのに、もう一振りの自分、影打ちまで存在する。
なにも覚えてないのに代わりの自分がいるなんて、しかもその影が自分ととって変わろうとしてくるなんて気が狂いそうになるよな、、!
そんな中でも一期は影にさえ丁寧に接していてなんてロイヤルプリンスなの、、?!と思った。
あと顔がめちゃくちゃ良い、乙女ゲームでみたことある作画。
いちにいについては感想の方で山ほど書いてるのでこのくらいにしておく、、
鬼丸国綱
作品を通して鬼丸国綱は「見守る刀」という役割が強かったと思う。
舞台上手の上のほうでじっとみつめる、その眼差しは優しくも厳しくもなくて、ほんとうになにもない、、というか、感情がないというか、わたしは後の一期の言葉やカテコでの言葉から鬼丸さんは顕現して日が浅いのかな〜と思った。
だから"感情"の概念がまだ整っていないのではないかな、、
でも、"なにか"を感じる力は強いから、自分ができる見守るということを、この作品で担っていたのではないかなあ(偵察値高そう)
ちょっと最近気になってるんだけど天下五剣って一体なんなんだろうな、、
三日月宗近については最近有識者のフォロワーさんから納得いく話を聞いたので良かったんだけど、鬼丸国綱も天下五剣の選出理由がフワフワしている気がする。
夢に出てきた小鬼を斬ったってなんなんだ、、夢じゃん、小鬼じゃん、、?!
昔の人は寝ている時の夢のことを現実と同じくらい大切にしてたのかなあ、たしかに睡眠は大切だよな。
でも、夢みたいにふわふわしたあるかないかもわからない世界の中に出てきて、主のために刀を振るった、というのはすごく強くて思いやりのある物語な気がした。
あと瓜持って真面目に踊ってるところかわいかった、すえひろがりのえおえおあ、みつよと大包平と瓜持ってほしい、よろしくお願いします。
なにはともあれミュ鬼丸さん、顔面が強いですね!!大優勝!!
1 幼い光徳
最初にちゃぷりちゃぷりと水音で始まるの大変良い、心地よい産湯のような、生まれて最初に聴く音のような、神聖さがある。
打って変わって舞台は血と炎で真っ赤に染まる。
1年刀ミュみてもう慣れただろうと思うけど、やっぱり戦いの場面は痛みや熱を感じるところがある。
燃えたつ炎、斬撃の音、ひとびとの怒号、悲鳴、命が絶たれる音で溢れる。
歴史が終わる瞬間はどうしてこうも血に塗れるのか。
燃え盛る炎の中から刀を抱えた少年が飛び出してくる。
"お刀様"を必死で守ろうとする少年、幼い身体に憎しみを孕み、
「お刀様を燃やしてしまうなんて、人はなんで愚かか、なんて愚かなんや」
と苦しむ。
?「人を呪うか? 人を呪うか人の子よ そこに転がるものはただの物?」
少年「刀は心や、古い刀も新しい刀も、人の心が形を成したもの。戦で折れるのも焼けるのも、死ぬのは心。ああ、刀が燃えてまう、刀は人なのに」
ここさあ〜!最初っからしんどい、この子は本阿弥光徳になるわけじゃないですか?
これはわたしの妄想だけど、きっと史実では本阿弥光徳が足利のおうちから刀をほんとうに助け出したわけではないんじゃないか、、?
となると既に歴史改竄は始まってるのだよな。
もちろん本阿弥のおうちの"誰か"が刀を助け出したということはあるかもしれないけど、こんなに幼い子がいくら刀を愛しているとはいえ炎の側に周りの大人たちが近寄らせないと思うの。
でも歴史修正主義者は幼い少年と接触し、憎しみの種を蒔き、鬼丸国綱()の声を聴かせ、歴史改竄のための種にしようとしたのではないかな、、
歴史修正主義者のひとの言葉も気になる。
(というか、今まで"歴史修正主義者"の声って聞いたことあったっけ、、?)
少年の言葉に対してまるで予想外だというような受け答えをする。
歴史修正主義者側も我々と同じようにその時代にいるひとたちの言葉や行動に心を動かされるんだろうなあ、、
ちょっと話がズレるけど、歴史修正主義者って我々審神者と同じことをしているのだと思う。
それぞれが守りたい歴史のために働きかける中で、争いが生まれている、そんな気がする。
だからわたしは歴史修正主義者の派遣する遡行軍のことも、"遡行軍さん"と呼んでいる。きっと彼らも彼らの守りたい歴史、つくりたい歴史があって戦ってるんだよね。
ついでに言うと、わたしたちってもしかしてサーバーが別の、他の本丸の審神者と刀剣男士を歴史修正主義者として倒しているのではないかとも思っている、、
サーバーごとに決められた"正史"が用意されてて、それぞれが守っているものを 侵されたから戦う、みたいな感じ?
その用意された"正史"は所謂"時の政府"が定めたもので、時の政府は我々審神者と刀剣男士がお互いを歴史を守り傷つけ殺し合っているところから、ひとつだけ生き残った歴史を"本物の正史"として2205年に残そうとしているのかな、なんて、これはただの妄想だよ!!!
ハア、言論統制されて時の政府に消されるかもしれん、
話を戻そう
?「では義輝は人の心に殺されたか?」
少年「ちがう、醜い人の心に殺された」
?「醜い心は何を産む?」
少年「鬼!!!!!」
うぁ〜!兄者〜ッ!!!
ていうか鬼って一体なんなんですか?!ってなる、まあみていくとわかるわけだが、やっぱり鬼って妖怪よりも人間に近いような印象があるなあ、嫉妬や憎悪、悲壮で鬼になる。
ここの少年は人じゃなくて物を蔑む心を憎んでいるのかなあと思う。人柄が良い。
少年「このお刀様はその昔、鬼を斬ったそうや、そやからこんなに美しい」
?「又三郎、お前はこれから数多の刀剣と出会い、その価値を作り出してゆくだろう、だが、いずれその刀がお前を殺すやもしれぬぞ」
少年「美しい刀に殺されるんやったらそれは、本望や!」
?「人の子よ、そこまでして物を思うか」
?「ならば連れていけ、刀たちの心を」
少年「うおおおお!お刀様ーーーッ!!」
これだけで言いたいことがやまほどある、、!
少年は鬼丸国綱の夢の中の鬼を切ったという物語に美しさを見出している。
刀って造りが美しいのはもちろんだけど、それに付与された物語がその美しさを引き出しているのだろうなあ、セブルス・スネイプがめちゃめちゃいい男なのと同じ理論だよ、、
それでさあ、歴史修正主義者さん?少年の名前知ってるじゃん、さっきまで"人の子"呼びだったのにここだけ"又三郎"と呼ぶの、急に距離詰めてきたな〜と思った。
心を掴むという意味でここでわざわざ名前を発したのかな、、
「ならば連れてゆけ、刀たちの心を」もすごくいい言葉だと思う。
わたしは歴史修正主義者さんも思想が違うだけで悪い人ではないと思っているから、このひとも少年が刀を大切に愛してくれるのをわかってるから「連れてゆけ」と言った気がするね。
で、この場面遡行群さんが少年を抱き抱え刀を捧げる場面、少年を磔刑にしているみたいだしら影をたくさん取り込むところぐっとくる。
多分このとき、少年は憎しみと一緒に歴史修正に加担する使命(わたしたち審神者側からすると罪)を背負ったのだと思う。
この呼びかけ、予言、自体は、少年が少年自身に投げかけたもので、歴史改竄しようと抗う心、良く言えば愛というのは誰にでもあるんだろうな。
2 桜
ハア〜清らか、さっきまでの禍々しさどこいったん?というくらい澄んでいる。
満開の桜と陽の光が降り注いでいる。
そんでさあ、長谷部と一期の顔が良すぎるんだよなァ!
こ、これが2.5次元、、!
♬
春色の空綻ぶ 淡く香る夢見草
こぼれるのは露か桜か儚くも美しき
この花は 名前を呼ばれ
その歌は詠み人絶えず
はあ〜ッ!美しい!美しいよ!!
舞い落ちる桜の中に刀剣男士、花当番の話が出てにっこりしたし、ハセべはハセベだし、いちにいはいちにいでほんと大正解!!!!って感じした。
ステの長谷部と一期一振もかっこよさの中にコミカルさがあって大好きなんだけど、ミュの長谷部と一期一振は二振とも穏やかで健やかな刀といった印象で良い雰囲気でこちらも好きです。
鬼丸さんもかっこいい!わたしはまだ会ってないからどんな刀かも知らないんだけど、みつよとなんか回想あるらしいので次の大阪城絶対掘る。
「呑んでいる間はしゃべらないでいい」というのもかわいいな〜、はやくミュみつよとならんでください。
「鬼丸殿!良い季節にいらっしゃいましたな」
この言葉みると、鬼丸さんは顕現したばかりなのかな〜って思った、かわいいね、
で、「ここの大典太はご陽気だ」
という言葉です。
ハア〜出たよもう刺された、今刺されました。どういうことだってばよ、たしかにご陽気ですけど、ゴキゲンなおにいさんですけども、でもだからってまだ始まったばっかりなのに刺さなくてもいいだろッ!ありがとうございます!
"ご陽気"って何〜?!
ちょっと皮肉めいた言い方だよな、あんまり仲良くないんですか?!ねえ!!どうなんだよ!!!!
はやく!すえひろがりはやく!!!
あとなんか衝撃的だったの、鬼丸さんの背中そんなんなってるの?!?、?!ってなった、えっなんなんだそのアミアミは、、?!初めて見たよ??!?!?!?!
もう既に二部衣装の第三形態くらいの衝撃がある。どうなってんだこれ?!?れ
一期「すていじ?ああ、振旗あそび」
鬼丸「ふりはたあそび、、?」
一期「秀吉が好んだ宴のひとつです」
ここの一期は記憶でなくて正史の豊臣秀吉を知って言っているのではないかなあ、多分一期自身も自分がからっぽなことに不安を感じて自分で自分の歴史を調べていたことがあったんじゃないか、他人行儀な言い方からはそんな気が感じられます。
鬼丸「お前は楽しまなかったのか?」
一期「弟たちが喜んでいたので、一緒に楽しみました」
鬼丸「、、そうか」
わたしは一期一振のことよく知らなくて、修行にも出してなくて、なんだかうちの一期一振は張り付いたような笑顔をする冷たい印象なので、この言葉にはズシンとくるものがある。
なんでもかんでも弟たちを優先するのは、愛情だけではなく、空っぽの自分を埋めるためでもあるんだなと思うと苦しくなる。
鬼丸さんもそのことにうっすら気が付いているのではないかなあ、、
3 目利き
本阿弥さんの鬼丸国綱の目利きの場面。
慈しみ深い目で刀をみる。
この時の彼にとって鬼丸国綱は長らく会えなかった恋人のような存在なんじゃないかと思う。
刀身を柄に嵌める、目釘を刺す、鞘に収める。
この刀に柄を嵌めたりするの、形を整えられただけの鉄の塊が、初めてひとの刀として人の身体に合わさるような儀式みたいで最高だな〜!身分の高いひとへ服を纏わせる、に近い行為、、!
秀吉「鬼丸国綱に相違ないか?」
光徳「二尺五寸八分、身幅広く、反り高く、板目(?)肌立ち、地沸厚く、刃沸強くつく、刃は直ぐ状に細かく乱れて冴える、銘は、国綱。室町殿に伝わりし、鬼丸殿の太刀に、間違いございませぬ!」
ここの光徳さん、秀吉に語っているというより好きな男の好きなところを虚に語っているオタクの顔してて最高だな!
好きな男(所謂"推し"のことです)の話する時ってどこ見ていいかわかんねえんだよ!うつろ!!
あとね、何度も言うがわたしほんとに刀剣音痴なんだけど、この言葉だけで刀がどんな子かを表す言葉が大好きでさぁ、、!
香水の説明文とかも大好きでさぁ、、!ついでに引用させてもらいます、最高の香水なので
すっごいワクワクしない?!この文章!!!
ついでに勧進帳からも引用させてくれ!
これも好きですね、安宅の関を通る義経に家来たちが山伏の格好をさせる場面です。
目に浮かぶような光景。
もうひとつ上げるとするなら三島由紀夫の音楽に出てくる、弓川麗子というひとの見た目の描写も素晴らしい。
これ〜!!!
三島由紀夫の見ている世界が精密に描かれている場面がほんとうに大好きでしてね、わたしは特にひとの見た目に関する描写が大好きです!
だってどんな見た目してるか想像すると物語の景色に浮かんでみえるから!!!
(ちなみにわたしは"命賣ります"がいちばんすきです)
はい、感想文に戻ります。
秀吉「おお〜!そうかそうか!これが北条時政の鬼丸の太刀か!これこそ、関白となったわしに相応しい佩刀となろう」
光徳がすごく静かに繊細に見定めたものを、秀吉は豪快に、悪く言えば雑に持つ。
光徳さんがちょっと悲しそうにもう少し丁寧に扱ってほしいという顔をする、、
主思い故に北条意外の者が持つと一族を滅ぼす刀と呼ばれる鬼丸、
光徳「鬼丸の太刀にはその昔、北条時政を苦しめていた小鬼を切ったいう謂れがございます。主思いの太刀でありますが故、意に沿わん持ち主であらすれば持ち主を呪い殺したゆうても不思議ではございませんなあ」
秀吉「ふん、わしの手元にあれば豊臣家を滅ぼすじゃと?そのような迷信、わしが信じると思うてか!!」
部下たちのひとことで鬼丸に嫌悪感を向ける秀吉さん、返し方も雑で、汚いものを拭うような仕草をして、ここに光徳さんとの価値観の違いがあらわれる。
秀吉「そのような不吉な刀、二度と我が前に出すな!処分してしまえ!」
光徳「ならばこの太刀、本阿弥光徳がお預かりしとうございます」
秀吉「一族を滅ぼす、お前が申した刀ぞ、それを持っていくとは、、はっ!光徳!貴様まさか嘘を申してわしに諦めさせ、自分の手の内とするつもりか!」
光徳「めっそうもございません、天地神明にかけて手前から殿下へ嘘を申し上げるなどございません、ただ、ただ、お刀様を思うたら!お刀様を思うたら!」
秀吉「好きにせい、ああなったらテコでも引かぬ男じゃ、ふん、刀狂いが」
光徳「ありがとうございます、、」
少年「美しい刀に殺されるんやったら本望や!」
光徳「お久しゅうございますなあ、鬼丸様、、」
これ、、めっちゃわかる、、、いくら不吉だと言われてもかわいいお洋服が処分されるのをわたしは許せないです。
光徳さんのすごいところは相手が天下人だったとしても自分の好きなものを"主張"できるところだと思う。
しかも「ああなったらてこでも動かぬ男じゃ」と言わしめるほどまっすぐに自分の好きなものを伝えられるのって、きっと推しに対しての感情を表現する方法として最高なんだよな、、オタクの辿り着かなくてはならないヴァルハラのひとつでもある。
というか天下五剣を折ってしまえとは何事?!
この時代にも天下五剣という概念は多分あったのだろうけどそんな不吉だどうだとかでブチ折るなんてどういうこと?!
不吉なら折ったりしたら祟られるとか思わんのか?!どういうこと?!
わたしは大典太光世が折られてたらバチギレで時代遡行してトゲトゲもち歌仙で豊臣秀吉殴り殺しにいってたよ、ふん、命拾いしたな、、!
4 手合わせ
手合わせだーーーーッ!!ヤッターーーーッ!!!
キラキラ王子様とキラキラ王子様じゃん!!!
本当にビジュが良い〜!
余裕たっぷりの小竜くん、殺意強すぎる長義くん、嗚呼〜、たまらね〜
長義「手を抜くな」
小竜「手は抜いていないさ」
このふたりそろってマントがひらひらしてるの良すぎない?
本編ゲームでの立ち絵でもひらっとしてるのはわかるんだけど、こう3次元の世界でこんなにきれいに風をはらんでひらめくのすごすぎる、どうなってんだ、、
小竜「なるほど」
長義「俺の太刀筋になにか?」
小竜「いやさ、やはり似ていると思ってね、山姥切国広に」
長義「似ている似ていない以前の問題でね」
小竜「おやまあ」
長義「好きで似せているわけではない」
小竜「難儀だなあ」
長義「あなたこそ、おせっかいがすぎると言われたことは?」
似ている、、?!似せている、、?!そっか、、、
ここめちゃ噛み締めた。
江水のまんばちゃんは達観していてすごく長義くんに対しての歩み寄りが深いと思ったんだけど、花影の長義くんもまた、まんばちゃんに対してムッとしつつも激しい嫌悪ではなく、愛着と言うには拙いがそれに近しいやさしみがあるんかな?
素直な写しと素直になれない本歌、、ということ、、?!愛らしいです。
似せているわけではないと言えるくらいまんばちゃんの戦い方を知ってないといけないじゃん、ハア〜、刀ミュ刀剣男士の顕現順知りてえ〜!
長義「こんなものかな?」
小竜「これが、経験の差かな?」
ハア、このやりとりも特大の好きですね、小竜くんの俳優さんは江水で慣れてる感じあって、風みたいに掴みどころがなくて軽やかでめちゃくちゃ小竜景光なんだけど、長義くんは長義くんで政府刀の威厳というか余裕があってこれまた最高だな〜、などと思う。
「こんなものかな?」で長義くんに一本とられる小竜くんの後ろ姿、ほんとうに美しい、髪どうなってるん?りぼんかわいいね?マントかっこいいね?
この納刀のときに刀くるってするのもカッケェ〜!ありがとうございます!
そして登場、大般若長光!!!
ハア〜もう好き、拍手しながら出てくるの、マジでラブリーチャーミーな敵役なんだよな、ありがとうございます。
小竜「覗き見が趣味だったとは知らなかったよ」
大般若「キュートな竜に、習ったまでさ」
この場面だーいすき!!!
初日の小竜くんはそっと竜を隠してたけど、千秋楽の小竜くんサッと隠しててかわいかった、お茶目。
大般若「さぁーて、久々にもんでやろう」
小竜「あなたからの誘いを断るわけにはいかないか」
ハア〜、第二ラウンドの手合わせ、いいんですか?!
もうね、ここでもひらっひらするわけ、小竜くんのマントもギャルの髪と大般若くんの髪とリボンもひらっひらするわけ。
なんやこれ、舞踏会か?
大般若くんの精神的におじさんの余裕と肉体の若々しさが最高すぎて涙出るな、、
というか髪どうなってるん?大般若くん?絶対背中の方にいかんじゃん。
それでね、小竜くんが「ふ、、」って笑ってちょっとだけ悔しさをみせながら頬の血をぬぐうの、最高!!!
大般若「いやぁ〜悪いな、こういう時は大人気なくてね」
はあ、大般若くん、魔王の幹部感あって最高だ、、参謀とかやってそう、好きだ、、そういえば幼女戦記で参謀やってたわ、、
後ろで足組んで座ってる長義くん、品の良いシルバニアみたいでかわいかった。
大般若「太刀筋が少し変わったなあ」
小竜「おや、わかるのかい?あれは、命懸けの大脱走だったからねえ」
大般若「だからこそ、見えたものがありそうだ」
小竜「大般若長光も機会があれば行ってみるといい、探し物がみつかるかもしれなぁい」
大般若「主に、頼んでみよぅ」
あぉ〜ッ!!江水の話ッ!!!
このふたりのちゃらけたやり取りほんとうにかわいいんだけど、どれだけ苦しい思いをしたのかって話ですよ、、
たのむ大般若くんまでいかないでくれ、、
江水って結局なんだったんだろな、大包平のウオオオオーーーッで記憶飛んだところがある。そういえば感想文まとめてないのでそのうち書かなくちゃな、、、
長義「小竜景光、あなたの目にあの世界はどう映った?」
小竜「そうだねえ、、俺もそのひら、そんなことを思ったよ」
長義「そうか」
そっと微笑みながら言う小竜景光さぁ〜ッ!!うう、なんというか、彼は松陰さんからたくさんのことを学んでいたからもっといろんな景色やたくさん話すことがあったのだろうけど、そこであえて「そのひとひら」のシンプルな言葉で表すのおしゃれすぎて、小竜景光もまた、物言わぬ刀だと思うんだよな、、
それでね、長義くんがこの質問をしたのはまんばちゃんに聞けなかったからな気がする。だから小竜くんを通して聞いてみたかったのではないかなあ、もちろん政府の刀として、聚楽第にいたものとして、聞いてみたかったのもあるかもしれないけど、わたしはまんばちゃんの目に映ったものを少しでも共有したい気持ちがあったのではと思います。
ところで初日は花びら手に取ってふうっとした場面があった気がするんだけどなくなってしまったの?!あれみれてほんとによかった、貴重だったのね、、!
5 藤の花
長谷部の照明当たると桜だった花が藤になるの、季節のうつろいを感じてふわふわした心地になるなあ、、
長谷部の下がり藤の紋とよく合っている。
♬
この目はあなたを脅かす敵をみつけるため
この耳はあなたの言葉を聞き逃さぬため
誰がための身体
乾いた風響く出陣の合図
強くなりましょう 主命とあらば
この手はあなたを守り抜く武器を握るため
この命は揺るぎなき歴史保つため
渇望し続けてこそ我が道
誰がための身体
この歌良すぎるな、、逆赤ずきんちゃんじゃん、、
いちばん好きなのは、♬この手はあなたを守り抜く武器を握るための部分!
ここ!自分が刀剣男士として人の身を得ていることを認識してくれているということじゃん、、
この誰がための意味は審神者に対しての問いかけなんだと思う。この身体はあなたのための身体だということを問いかけることで審神者に自覚してもらおうとしているというか、、いじらしいなあ、、
でも、この身体は審神者を守るための身体であるのに歴史を守るためにも使わなくてはならないという長谷部の葛藤もみえる、そんな気もしなくもない、、
長谷部は凛とした表情をしているので読めないけど、どちらの意味も含んでいたら素敵だな。
跪坐の長谷部〜!ありがとうございます!ありがとうございます!アクスタで見た!!
長谷部「主、お呼びですか」
審神者「今年も見事に咲きましたねえ、へし切長谷部」
長谷部「はい、主の喜ぶ顔が目に映るようでした。しかし主!俺のことは、、」
審神者「長谷部と、、呼んでくれ?ふっはっはっは、すみません、あなたのその表情がみたくて、つい」
長谷部「困った主だ」
審神者「へし切という名は、嫌いですか?」
長谷部「好きではありませんね、あの男は命名までしておきながら直臣でもないやつに下げ渡した。それに、俺は長谷部国重の作、"長谷部"と呼んでいただきたいです」
審神者「へし切長谷部、一度聞いたら忘れ得ぬ名です」
長谷部「、、今はただあなたの刀、どうぞ、お好きなように」
このやり取りスーパーキュート。
カンカンカンカン長谷部の元カレの話始まったぞ〜!みたいな気持ちになる。
こんなこと言ってるけど本当は信長さんのこと好きだったんだろうなと思う。
名前ももらったこと、嬉しかったんだなと思う。
長谷部「このへし切長谷部、見事に主の期待に応えて見せましょう。主命とあらば、地獄の果てでもどこへでも!無論、無事に主の元へ帰ってきます」
隊長に任命されてうれしそうにする長谷部大好きなんだよな〜!
あとね、無事に帰ってきますというところ、優しい声で安心させようと言ってくれるの大好き!親に心配させないように一生懸命に言ってくれてるみたいでかわいい。
ところで隊長に任命すると嬉しそうにする刀剣男士最高じゃない?歌仙とかソハヤとか歌仙なんだけど、、みつよもかわいいよ!(みんなかわいかった)
審神者「もうひとつ、お願いがあります。一期一振を、頼みます。支えとなってあげてください」
黙ってお辞儀する長谷部好きですね、言葉を交わすまでもないということです。
地獄待ってるのわかるのやめろ〜〜〜!!ありがとう!いつもありがとう!!
ミュ審神者はなんでいつもこうわざわざ刀剣男士が苦しいような編成をするんですか?!
多分そのこぼれそうな歴史、助からないひとたちに対する餞や救いであるために縁のある刀剣男士とその子を支える刀剣男士が選ばれてるんでしょうが、もうつらくてつらくて仕方がないぞ、、
(悲劇は娯楽として最高だから仕方がない)
6 光徳と鬼丸国綱
白い衣装の光徳が白鞘の刀を慈しむところ、神聖な儀式のようで良いな、、
白鞘というか、桐でできているのかな?なんとなく死装束を彷彿とさせる。
死装束なんだけど、いちばん清らかな服であるから、、なんかこう説明しづらいなあ、ウエディングドレスとかの方が近いのかなあ、この桐?の鞘には祭祀のための装束に感じる。
♬
鈍く鋭く輝き
生と死の狭間照らす
高く尊くかがやき
悠久の時をわたる
戦うための形 命絶つための形
この目を奪い 心を乱す
音(?)の美しさよ
しばし恋願う 言葉なき対話
眩しそうにそっと抜いて、やっと会えた!みたいな顔をする。なにより愛おしい人を見るような目をする。
どんなに小さな油をみつけても、ぽんぽんしたり、鬼丸さんが大切に大切にされてて良いな、、
光徳「お前様をお預かりしてもう、三年目の夏がまもなく終わります。天下一の霊刀をここで、鬼門のお守りとしてのお力を発揮しておられるからでしょうなあ」
ここの光徳さん、鬼丸さんに話しかけてもお返事がないのがほんとうに寂しそうにしていて苦しい気持ちになる。
♬
お刀の言の葉 神なるものの言葉
叶うならもう一度この耳で、、
鞘に仕舞ってからも必死に聞こうとしているのしんどいな、、
光徳「お前様と語り合っている時に、殿下よりお召しとは。鬼が出るか、蛇が出るか」
光徳さん、刀を女のように抱くなと思っていたけど、「お前様」という呼び方的に光徳さんが刀にとっての妻のような役割を担っているのかも知れないな〜と思った。
どちらが優れている劣っているとかを言いたいのではなく、なんとなく光徳さんが刀に対して主導権を握られることを願っているような、そんな感覚。
7 花影とーけんらん!
六振り揃うのはやはり圧巻ですね。
編成場面大好きです!!!!!!!!!!
みんな本物だあ、、!!!ってなる。
もちろんよく中身を知らない刀たちばかりではあるんだけど、まず見た目が本物だし声も本物だし動きも言葉も本物だな〜って毎回感動する。
与えられたメディアミックス全てを本物だと受け入れられるのが刀剣乱舞の良さです。
ミュのこの六振たちもまた、今までの刀たちと同じ、ミュの審神者さんの本丸の刀なのに彼らも二部やカテコで「主、主」とわたしたちに語りかけてくれるの大変うれしい気持ちになる。
反対にステは全くないので、ステの刀剣男士たちはステの審神者のことだけみてて、我々の干渉が一切できないところに、ミュは我々のような"その他大勢"や、戦で散っていったたくさんの命や、悲しい役割のひとびとを救いたい気持ちが強くて、ステは誠実に歴史を守ろうとしている、というふたつの本丸の方針が分かれているところにグッと熱いものが込み上げてくる。
どちらも素敵な考え方だよね、、!どっちも大好き!
天正18年京都、狙いになりそうな秀吉の周辺を調査することになる刀剣男士たち。
ここで刀剣男士たちが一振りずつ戦に向けた言葉を言うけど、最後にぶっとい貫禄のある声で長義「ではいこう!敵に死を与えるために!」
が最高なんだよな!!!!
待ってました!!!という気持ちになる!これがほしかったんですよ。
わたし刀剣乱舞の歌大好きすぎてミュにいない子でも自分の本丸の好きな刀たちで一部隊組ませて刀剣乱舞の歌の歌詞作ってたりするんだよ。みんなもおすすめです。たのしいので。
それでね、花影の刀剣乱舞、すっごく神聖な感じがするのだよなあ、、
まい演目ごとにアレンジ違うの最高すぎてありがとうございます、、!
振り付けもちがうの良いよね、、!
♬
一期:刻まれしこの銘は我らが誇り(ほほえみロイヤル〜!)
長義:俺こそが本歌だ待たせたな来たぞお前たちの死が(旋律が最高すぎる、神)
小竜:覗き竜キュートだろう?俺は旅人(髪の毛めっちゃいい匂いした)
大般若:美しきものよ見せてごらん俺が愛でてあげよう(?!?!?!?!??!?!?!?!死亡)
鬼丸:終わりなき咆哮の果てに(圧巻の天下五剣)
長谷部:主命とあらば仇なす敵を断つ(ハア〜主命とあらば、いただきました、こんなんなんぼあってもいいもんですからね、、)
長義くんの♬相手が誰だろうが知ったこといざ!ぶった斬るもすごくよくて、いざ!だけ多分みんなで言ってるんだけど大好きだし、長義くんの口からぶった斬るなんて治安の悪い言葉が出てくるの最高すぎるんだよな、、
それにしてもみんなひらひらしてて天使みてえだな、宗教画ですか?
体感エンドロールくらいの感動が既にある。
8 粟田口の太刀
秀吉に呼ばれる光徳さん、
「こちらのお太刀は吉光にございますか?」
と即答する。
刀を見ている光徳さんやっぱり狂っていて好きだなあ、、
秀吉さんの言葉に上の空で答える。ちょっと黙ってろ!みたいな雰囲気で秀吉さんにちょっと強い言葉を返す。かわいい。
ニヨニヨしながら思わず秀吉さんの横に座っちゃう光徳さん、かわいい。
家臣のひとにひっくり返される光徳さん、かわいい。
光徳「こちらは!粟田口吉光、一生に一振の傑作!一期一振!!」
みんな「ワァーッ」(←ちいかわみたいでかわいい)
光徳「の、可能性はございます。ですがおっしゃる通り吉光のお太刀は少うございますので、ここは少々お預かりしとうございます」
光徳「こちらは吉光のお太刀で間違いございません」
光徳「少しでも疑いがある中で焦って事を運び誤ってはいずれ殿下の面目をも傷つけることになりますゆえここは慎重になって当然やと」
早口オタクの光徳さんかわいい。
秀吉「よい、光徳。わしは、一期一振がほしい、"どうしても"ほしい。頼んだぞ、日の本一の目利き、本阿弥光徳」
光徳が"そう"と言えば一期一振になるということ、価値を決められたら、粟田口の太刀なら一期一振になるということ、、うひゃあ、、この後の地獄を思うと震えてしまう。
ここ最近の感想文全部に書いてるけど、刀剣男士は、刀の頃は誰かに価値を決めてもらえば存在できたけど、刀剣男士になってからは自分で自分の価値を決められる自由を手に入れたのと引き換えに、自分で自分の価値を決めなくてはいけないという呪いも背負ったと思う。
それって物語が少ない子にはもちろんしんどいことだし、強い物語を持っているとしてもそれが風化した"歴史"となってしまった以上、記録としては怪しいものになってしまうわけで、どちらにせよ地獄なんだよな、、
"諸説あります"の恐ろしさたるや。
刀剣乱舞で審神者になって、わたしはとんでもない業を彼らに背負わせてしまったなと苦しい気持ちになったけど、花暦ではおてぎねがうまそうにご飯食べててくれてうれしくなったのでよかったなという気持ちになった。
先日フォロワーさんと一緒に、我々は刀剣男士たちにもんでもねえ悲しみや苦しみを背負わせてしまったのではないか、、と落ち込んでいたのだけど、その分、それ以上に喜びや楽しみを刀剣男士たちと分かち合わせてもらえたらいいなと思った。
(このへんの問題は青江単騎が解決してくれたけど、一生の課題だと思う)
9 賑わう京
小田原の北条攻めのはなししてる、、ウッ、、伊達双騎と義伝が交互にぶん殴ってくるッ!!!
わたしは刀ミュ鑑賞にべらぼうに体力をつかうので迂闊にみれないのだけど、幸いいまはニート(専業審神者と呼んでくれ)なので感想書き上げたら阿津賀志からひとつずつ改めて鑑賞して感想書き直していけたらいいなと思う。
伊達双騎もしんどかったけどすごく素敵な話だったな、、脱線して話したいけどもうディレイの終わりまで12時間しか時間がねえのでまたにする。
大般若「名刀と呼ばれる多くのものが関白秀吉公に召し上げられた。残念ながら俺は、お眼鏡に敵わなかったのか、元の主が秘匿したのか、お声が掛からなかったが」
鬼丸「俺は不吉と言われ避けられた」
大般若「半端ないあんたの霊力に秀吉行もヒヤヒヤしたのさ」
ウッッッッッ、、れいりょく、、霊力、、ッってなんなんだよーーーーーーーーーーッ!!!
ソハヤの手紙を読んでください、ふんわりわかった気がするが!なんなんだよ!!
ところでこのやり取り大変好きですね。
やっぱり鬼丸さんは顕現されたばかりなのかなあ、大般若おじさんに肩ぽんぽんされててかわいいねえ、、!
大般若くんはお家の人に大事にされていたのかなあ、きっとそうだろうなと思う。
この大般若くんはその頃の記憶がないみたいだけど、記憶がない=歴史として残されていない、ということなんだろうか。
どこにいて、誰の手に握られていたか、残っていたり残ってなかったりして、歴史の大河の中を浮いたり沈んだりしているのだろうなあ刀剣は、、
小竜「それにしても、秀吉はすごいよね。百姓から身を立てて天下をとるなんて、並大抵の器ではできない」
小竜「そうだ!君の元の主だろう?秀吉は、どんな男なんだい?」
一期「えーっと、、」
長谷部「殿下は人たらしで飄々と明るく人心掌握術に長けていた才気と機転で天下を上り詰めそれでいて足らざるを知る方だ」
小竜「へえ〜、広く知られている豊臣秀吉像は間違っていないってことか」
これ〜!小竜くんは一期がどのくらい覚えているかを聞いて核心に迫ろうとしてるんだよな、ほんとにヤベエ男ですよ、、
それで長谷部が記憶を失っている一期のためを思って早口で教科書みたいな言葉を一息で話すのめちゃくちゃ好き。
多分一期のことお願いされた時に事前に一生懸命秀吉のこと勉強したんかな、、えらいねえ、、
長谷部「まずは豊臣秀吉周辺を調査する。一期一振、鬼丸国綱、山姥切長義は聚楽第。大般若長光、小竜景光は俺と共に街の調査だ。なにかあればすぐに報告を」
長義「聚楽第か、、わかった」
長谷部が隊長しててかわいい。
ここいっつも気になるけど長谷部はなんでこのチーム分けにしたのだろうか、、
一期をお願いされたのなら一期と一緒に行動した方が守れると思うんだよ、しかも街の調査より豊臣秀吉に近い聚楽第に向かわせたのか、もちろん物語をおもしろくするための作者の意図だとは思うんだけど、どうも違和感がある。
長谷部はミュ審神者にお願いされてたのかな?わざわざ一期一振が豊臣秀吉と接触するように?
大般若「ふーむ、一期一振は、どのくらい記憶がないのだろうか」
小竜「そうだねえ、、」
長谷部「俺たちも行くぞ」
このやり取りをみるとやっぱり長谷部は審神者から一期一振に対するなにかをプラスでお願いされてて、勘付く力の強い大般若くんと小竜くんを意図的に引き離した、とかもあるんかな、、わかんないけど、、
長谷部的には長義は信頼できる仲間だと思っているから、鬼丸さんは単純に強さと粟田口で縁があるから一期につけたんだと思う。
どうなんだろう、、
10 ものの声を聴く
光徳「うーん、しかと吉光の銘が刻まれておる。お前様は誠の一期一振りか、どうか、お答えくだされ、、!ふふ、やはりもう、聞こえぬか」
ここ短い場面だけどここキュッとなるなあ、、少年時代より再び影に呑まれる、というより光徳さんはだんだんゆっくりじっくり蝕まれるように呑まれ続けてきたのかなと思う。
本物を見ることなく心だけで自分本位に刀を見極めるようになってきたのかな、、
光徳さんの気持ちもよくわかる。
子供の頃は当たり前みたいにぬいぐるみとおしゃべりしてたし今でもおしゃべりしてるけど、大人になるにつれてぬいぐるみが言葉を失ってくるような感覚に陥る。
きっと子供の頃はぬいぐるみに縋らないといけなかったからおしゃべりしてたんだけど、四半世紀も生きると縋ることすら諦めたくなってしまうのか、ここ最近は20年来の友人のミズゴロウのぬいぐるみの声が聞こえなくなってきた気がしてしまう。
成長とともに見捨てることになってしまったのはわたしなんだろうが、見捨てられた、置いて行かれたような、なんとも言えない寂しさがあるなあ、、、
11 銘切り
♬
とんかん とんかんかん
とんかん とんかんかん
刻まれたのは名前、印
いつどこで誰の手で生み出された
いつどこを誰の手を渡り歩いた
我が鋒が触れたもの 我が刃で切ったもの
我が茎に記されたその銘が証
静かな場所、刀と微かな音。
仄暗い灯りの山姥切長義、ガラスで作られた像のような人外な美しさがある。
長義「鬼なんて伝説上のいきものだろう」
鬼丸「ならば俺は何を切ったんだろうな」
長義「すまない、いまのは忘れてくれ」
鬼丸「お前の名にある山姥も、鬼のようなものだ」
長義「化け物には違いないな」
長義「化け物切りは強い物語、斬れる刀の代名詞のようなもの。だから、あなたは強い刀なのだろうな」
鬼丸「そういうものか」
長義「そういうものだ」
ああ〜ッ!
強い刀の価値とは、他に自分より強いエピソード持ってる刀が現れたとしたらさ、刀剣男士は「自分はその刀より劣っている」という解釈もできてしまうわけじゃないですか、、、これどういうことかわかりますか、、?!
あなたはテストで全科目90点以上取ってるからえらいって褒められて嬉しい気持ちになっても、美術で別の子が花丸もらって自分は丸だった時の足元が全部崩れる感じと同じだと思うんだよ、、悲しすぎるよ!!!
禺伝の感想に書こうとしてたことなんだけど、禺伝では刀剣男士に別の刀剣男士の強い逸話を付与してたじゃん?
これが成功してしまったら、弱い逸話は淘汰されてしまって強い逸話と強い逸話が重なって混ざったキメラみたいな刀剣男士が生まれてしまうんだろうな、、と思うとぞっとする。
時の政府、なにしようとしているんですか、、?!
12 素行軍流早朝ドッキリ的邂逅
寝所で素行軍に襲われる秀吉さんが天下人なのに、枕持って怯えることしかできなくて無力だな、、と悲しくなる。
一期「ご安心ください、退路は私が切り開きます!」
ここの一期はもしかして、後の影一期のように豊臣秀吉を愛する、守る自分を手に入れることによって中身を満たそうとして、この凛とした表情をしているのかなと思う。
もちろん刀剣男士としての使命に燃えているのだとは思うけど、それ以外の面もあるような。
刀を落としてしまってちょっとだけ「クソッ、、」って、ほんとうに小さい声で言って拾いに行くところもほんとうに一期一振でヴァ〜ッとなる、役者さんからしたら事故なんだけど、みてる側としてはウワ〜ッ!サイコ〜ッ!ってなる。その後も冷静で、ウウ、、役者さんってすごいな、、!
刀を落とす刀剣男士としては、青江単騎の桑名公演で剣舞をしている青江が刀を袖にふっ飛ばしてしまったところをわたしはみたことがある。
その後も表情ひとつ変えずに踊っている青江みて、そういう振り付けなのか〜!と思ったくらいにすごかった、美しかった。青江すごい。
あとこれはフォロワーさんから聞いた話だけど、ステの歌仙が戦ってる途中で刀を落としてしまった時に、遡行軍さんを拳でぶっ倒した、というエピソードがあるらしい、たしかに歌仙は素手でぶん殴って倒せるパワーがあるよな、、
そんなこんなで刀を落とす刀剣男士、わたしは大好きです。
話を戻そう、、
秀吉「お主、名はなんと申す」
一期「、、わたしは」
鬼丸「火事だ!」
長義「今日聚楽第が燃えるという記録はないはず」
秀吉「おねの御所の方じゃ!」
長義「急ごう」
ここの好きなところ、秀吉さんがまっさきにおねさん(多分奥さんだったはず)を心配するところなんだよなぁ、、
秀吉さんは美女好きなプレイボーイだったそうだが、今にも殺されそうだった中で真っ先に正室のおねさんの方へかけていくのがほんとうに愛していたのだな、、とうれしくなる。
小竜「あの煙は?」
大般若「聚楽第の方だな」
光徳「あかーーーーーん!!」←かわいい
みんな「えっ、えっ、、?」←かわいい
長谷部「大丈夫か?」
長谷部「、、!あなたは」
光徳「お刀様が、お刀様が燃えてまうーーーーーーッ!!」
一期が秀吉に出会ったように、ここでも長谷部が光徳さんと出会う。
かつて自分に価値を見出した男。
名付け親というか、魂をいれてくれたある意味での父のようなひとだろう。
そんな感動の場面なんだけど、光徳さんの跳躍力に笑ってしまうな、、高跳びでどこまでいけるか世界記録に挑戦してほしい。
13 赤と黒
♬
あか、あかと
この身体焼き尽くす紅蓮の焔
思い出は焼け落ち、まるで色褪せた書物
焼けていく建物を虚に歩く一期。
懐かしさ、怯え、悲しさ、寂寞、虚無、うつろう表情。
ぐぁぁ、、くるしい、、
遡行軍さんの目の赤い光りの演出大好きです。
身体が焼ける感じってどうなんだろうな、撃たれる殴られる斬られる首が絞まる溺れる落ちる潰されるとかは、寝てる時の夢で味わったことがあるんだけど、焼けるというのはあまり夢でも得たことがない感覚だからわからない、たぶん想像を絶する苦しみなんだと思う。
皮膚が乾いてひりつき爛れ血が沸き肉を侵し骨まで到達する、考えるだけで死ぬまでの工程が多すぎる。
身体は焼けなかったとしても、記憶が焼け落ちるのも苦しい。
匂いを失い温度が溶けて音は響かず光も闇もわからず文字が抜け落ち感覚まで到達する。
色が褪せるどころじゃない、あまりにも悍ましい。
長義「一期一振!!しっかりしろ!!」
長義「どうした、らしくない」
長義くんが覚ましてくれなかったらどうなっていただろうか、水心子みたいな不安定さがあるなと思った。
そこで登場する影一期ですよ、、ヴァ〜ッ地獄の幕開けだ〜ッ!!!
影一期「我こそ、粟田口吉光、一期にただ一振とうたわれた、吉光の太刀」
何度も戻り、ぐちゃ、ぐちゃ、、とする。
影一期「我こそは、粟田口吉光、一期にただ一振とうたわれた、、」
影一期「我こそは、粟田口吉光、、」
長義「キリがない」
影一期「我こそは」
大般若「へーぇ、喋るとは、おもしろそうじゃないか」
長義「嬉しそうに言わないでくれるか」
大般若「だが、弱そうだ。そら!うけな!」
大般若「ふぅーん、なるほど、中身がない、まるで、、、」
一期・影一期「「おまえは、なんだ、、」」
閃光(この閃光毎回びっくりする)
ウゥッ、、大般若くんはさぁ、ほんとうに、なんでもわかってそう、びっくりしない刀じゃない?興味が惹かれたらもうそれを愛でてしまうというか、一瞬でかわいらしさをみつけるのがうまいというか、、
それでさあ一期がね、一期と影一期とが手を差し伸べて繋ぐところ、最高に癖(ヘキ)なんですよ、、鏡に手を伸ばしたような、、
鏡合わせ、ふたりでひとつ、双子、一対、左右対称、相似のものが、おそろいとかではなく、全く異なる性質から二律背反を起こしているのが好きすぎるんだよ!!!!!(例:大典太光世とソハヤノツルキ)
ありがとう!!!!!!!!!!!!!
それで先ほどとは対照的な暗くてほの青い光、不穏な低音。
♬
うりふたつ、うりふたつ
これなんて言ってるのかな、"憎みき?""いくみき?""ひくみき?"
同時鑑賞したフォロワーさんが逆さ言葉なんかなと言ってたので調べてみたけど意味のある言葉は見つからず。
音がちょっと違う気がするけど「憎みき」なんだろうか、、
長谷部「黒い、吉光の太刀だと?」
長義「一期にただ一振だとうたわれた、そう言っていた」
長谷部「それは一期一振のことだろう」
長義「やつは、一期一振よりも一回り大きかったような気がする」
大般若「斬っても手応えがなかった。まだ実体を持っていないような、まるで、、」
小竜「、、影!」
大般若「ああ、そんな感じだ」
苦しい、苦しい、、そうだよねえ、磨り上げてない、磨り上げられなかったから一回り大きい、
一回り大きいのは斜陽の影が長くて大きく見えるのも含まれているのかな〜なんて思う。
"好きな男はデカければデカいほど良い"がわたしの信条だが、この物語ではほんともどかしくてもどかしくてたまらない、、
♬
うりふたつと誰もが見紛う
己よ埋もれるなかれ
影一期かっこいいくて泣く、義伝鶴丸でわたしはもう絶句したんですけど、黒い刀剣男士最高だからみんな黒くしてみてほしい、いやでもみんなくるしいおもいはしてほしくないから、、!でも!みたい、、!でも苦しいのは、、!感情の殴り合いをしている。
影の一期は埋もれてしまった苦しみの中で、刀剣男士一期一振がこの時代にやってきたことを好機と捉えて干渉しにきたのだろうなあ、、
後に利用することになるとはいえ、これは歴史修正主義者側も不足の事態だったと思う。
14 褒美
秀吉「燃え盛る炎の中に飛び込んだと聞いたぞ!刀が大事なのはわかるが、お前に死なれては困る!」
光徳「お刀様を未来永劫お守りするのが我が天命にございまする。お刀様をお守りするので我が命運が尽きるのならそれまでにございます」
秀吉「まったく、たかだか物になぜそのように命をかける。刀などまた作らせればよいではないか」
光徳「お刀様はただの物ではございませんで。お刀様は、我に語りかけてくださる、神にございます」
秀吉「、、神だと?さすが刀狂い、言うことがイカれているな。まあよい光徳、お前が見極めるべき刀がまだまだあるはずだ」
光徳「アッハイ」
秀吉「命を粗末にするな」
光徳「アッハイ」
秀吉「よし、外せ!」
光徳「ハイ!!!!!」←かわいい
だれかに笑われてもへこたれない曲げない、好きなものをひたすらに愛する。
これ〜!!!たかだかぬいぐるみなのに、たかだか服なのに、また作ればいい買えばいい!!!!全然ちげえから〜!!!!!!!!バッカ野郎!!ぬいぐるみの個体差をみろ!!!ぜんぶ違う顔をしてんだぞ!!!!この!!!愛らしさ!!!みろ!!!この服をみろ!!!このディティールの良さがわからんのか!!!このレースが襟元が袖の長さがプリーツの幅がボタンの美しさ刺繍のひと針!!お前にわかるのか!!!!お前になにがわかるってんだよ〜!!!!!!!!、!このヤロ〜!!!!!!!!!!ぶん殴ってやる!!!!!!という気持ちになる、オタクなので。
でもここの秀吉さんは大切な友人を失わないようにという意味でも言葉を掛けたんじゃないかなって思ってる。
それに対して心ない感じで「アッハイ」と返してる光徳さんも挙動不審のオタクすぎてめっちゃいとおし!
自分を守ってくれた刀剣男士達に、御礼を言い、一期を気遣う秀吉さん、やさしい、太っ腹。
「光徳にも見せたかったのう」
これとかもう光徳さんのこと大好きじゃんね。
秀吉「その方らに褒美をとらせたい、なにが良いかなあ、言うてみよ」
大般若「おっ、いいのかい?」←めっちゃ好きキュート
長谷部「では、恐れながら申し上げます。殿下のおそばで護衛をさせていただきたく存じます。我らが日々剣術を磨くのはこの国の歴史、、(ウッカリ長谷部)この国の行く末を思えばこそ、なれば天下人となられるお方にお仕えすることこそが我らの望みでございまする」←優等生
秀吉「おお、なんと殊勝な心意気じゃ。迂闊な家臣共に聞かせたいのう」
ご機嫌秀吉さんかわいいし、後ろの家臣さんたちもかわいい。
秀吉さんは軽い気持ちで冗談でこれを言ってたと思うんだけど、傷ついた家臣のひともいると思うぞ、、!
秀吉「そのような派手なものたちをぞろぞろ率いるわけにはいかん、そうじゃのう、、」←最初のポケモン選びみたいでかわいい
秀吉「お主!名をなんと申す」
鬼丸「、、俺か」
鬼丸「俺は鬼丸、、
長谷部「おおおーーーーーッ鬼!!!!!!鬼衛門にございます」
秀吉「鬼衛門か、大層強そうな名じゃの!よし、お主に決めたぞ。わしをしっかり護衛せい!」
長谷部「喜びのあまり言葉も出ぬと申しておりまする」
秀吉「そうか!」←ごきげんでかわいい
ここで自分の名前名乗ってしまいそうになる鬼丸さん、任務に慣れてなさそうでかわいい、初陣なのね、、赤ちゃんだね、、!
秀吉さん、あれだけ怖がっていた鬼丸国綱を自分で選んで護衛とするの、すっごくカルマを感じるぜ、、
長谷部「では、護衛の鬼衛門とともに部屋をお借りしました、いち、、一太郎」←頭を抱える長義くん、笑いを堪える小竜くん大般若くん、かわいい、長谷部はネーミングセンスなくてかわいい
長谷部「と、その世話役として、大五郎!」
大般若「二升の酒で、働くよ」←長谷部に諌められててかわいい
小竜「この大五郎は、名物などにも精通している好きものにございます。殿下のお伽にもにもなりましょう」
大般若「ええ、古今東西絹の道、の、遥か西域、大陸の果て、鉄が巡りし物語を、お話ししましょう」
秀吉「二升でな!」
大般若「やや、まいったなぁ」←ここ長義くんに小突かれてるのかわいい
この場面いちばん大好きなんだよな〜!この大般若くんの口上、耳触りが良くてすごく好きだ。
シルクロード、その先のヨーロッパ、アフリカ大陸、いろんな土地の物語、わたしも聞いてみたいよ〜!だいはんにゃおじさーん!!好きだ!!
一期一振の鑑定に対して、
「いやだから、さように時間などかけなくてもいい」
と部下たちの目を気にしたように小声で言う秀吉、"一期一振の概念"が欲しいだけみたいでグギィィイとなる、、
「世界一かわいい服が欲しい」と言うのと同じ意味ですからね、これは、、、
世界一かわいい服はなァ!!お前が!!!お前で!!!決めんだよ!!!!他人の手に委ねるんじゃねーーーーッ!!!!!!!!!自分で着て決めろや!!!!!!馬鹿!!!!
秀吉さんのこと好きなんだけど、ものへの扱いに関しては殴り合いしたいくらいに戦いてえ、豊臣秀吉に勝ちてえ。
「うむ、他とない一期一振、待つとするか」
ここの秀吉さんは天下人らしく器を大きく演じているようで苦しくなるな、、
退室していく鬼丸さんと家臣たちで「どけ、、」みたいなモダモダがあったのかわいかった。
「どけ?!」「名前覚えたぞ、、」
家臣さんたちもまた、人間味あふれていてかわいい。
15 弟子入り
長谷部「本阿弥光徳殿!私たちを弟子にしていただけないでしょうか」←長義くんの困惑した顔、かわい〜!
長谷部「剣術のみを磨けば良い時代はまもなく終わります。物の本質を見極める目こそこれからの我々に必要と心得る。弟子にしてくださるまで引く気はございません!」
長谷部「どうか!」
光徳「ごめんなさい、、」
長谷部「どうか!!弟子にしてくださるまで引く気はございません、何度も伺わせていただく所存!どうか!」←ここかわいいから円盤に全部入れて欲しい
長谷部「どうか!!!」
(これは余談だけど、「ごめんなさい」「どうか」「ごめんなさい」「どうか!」「ごめんなさい、、」「どうか!!!!」初日よりどうかごめんなさい問答ちょっと少なくなった、、?)
光徳「あんたさんのような大きい頑固者に毎日これやられたらたまりまへん」
光徳「ひたすら、まっすぐ押し切る強さ。あんたさんがお刀やったら、、そないなお刀なんでありますやろな」
長谷部「えっ、、」
光徳「本阿弥流刀例えにございます、みな、そないなお顔をされますわ」
光徳さん、刀の変態だけどユーモアがあってかわいらしいひとだなあ、、
ここの長谷部は自分を見出してくれた光徳さんに"当てられて"びっくりしててすごくかわいいなって思う。
小竜「へえ〜、本阿弥流、刀例えねえ。俺のことはどんな刀に例えられるのかなあ」←呑気そうにしてる小竜かわいい(ただし呑気ではない)
長義「そんなことより、護衛の次は弟子か。人間に関わりすぎるのは得策とは問題が起きなければ良いが」
小竜「そういう時のために、君がいる」
長義「ああ、わかっている。持てるものこそ、与えなくては」
小竜「ヒューウ、かっこいい弟分に、喝采を」
「持てるものこそ与えなければ」、「お前たちの死が来たぞ」の次に好きな長義くんの言葉ですね、、!めちゃくちゃ真心を感じる。
なんていうか、この場面では刀が"戦うための道具"ではなく、"威信や権力の象徴"としての価値が大切になったということだよな、、
それが交渉の道具となり美術品となる。
長谷部が本阿弥光徳に弟子入りを願ったのは、もし時の政府との戦いが終わった後の自分たち刀剣男士が戦うだけのものと価値を勝手に決められないようにするためのものでもあったのかなあ、、
新撰組の刀たちとはまた違うけど、この時代の刀たちも存在意義が問われたのだろうなと思うと苦しい。
16 プロフェッショナル 仕事の流儀
〜刀に魅入られ、刀に命を与える〜
刀鑑定士・本阿弥光徳
刀を研ぎ、厳かで神聖な儀式。
光徳さんは自分の空間で刀と向き合うときは無垢な白い衣装を選んでるのかなあ、、
光徳「研ぎいうんはなにかを生み出すものではない。刀剣そのものが持つ、本来のお姿を表に蘇らす、そんだけ。お刀の語る言葉に耳を傾けることが、すべて」
ここほんとにプロフェッショナルだよなNHKの。
さっき"甦る"と"蘇る"ってなにが違うんかな〜と思って調べたら、意味は同じだけど"甦る"は"一度衰えたものがまた盛んになること"で、"蘇る"は"命が生き返ること"という意味らしい。
光徳さん的には後者の言葉の意味をもっているのだろうけど、他人からしたら前者の言葉の意味なんだろな、、と思うと少し切ない。
♬
心静かに研ぎ澄ませ
こぼれる音に 耳すませ
一心無心 青黒き 秋の空の如く
一心無心 真白き 綿雪のごとく
ここ素敵な場面だなあ〜!
最初の桜と、鬼丸さんとの夏の夜で、もう春夏秋冬したな〜とか季節の巡りを感じでふんわりうれしい気持ちになる。
刀剣乱舞みたいに時間を行き交っていると、季節が疎かになってしまうから、だから花や虫、鳥、陽の光に目を当てて季節を丁寧に感じていこうとしているんだろうな、、
(どうぶつの森でとにかく夏にして虫取りまくってたの反省した)
それからここでじっと光徳が研ぐ姿をみていた刀剣男士たちが吸い寄せられるように側にいくの、すごく人外を感じでぞっとする。
なにか惹かれるものがあるのだろうな、、
でも大体ディズニープリンセスに寄っていく小鳥や小鹿、うさぎさんだからかわいい。
ところで静かな場所に「サリ、サリ」とした刀を研ぐ音、首元がゾワゾワするような感覚になるな〜、、わたしだけか?
多分人によっては背筋が伸びる清らかな感覚になるのだろうけど、わたしはどちらかというと自分の首が刎ねられるんじゃないかみたいな命の危機を感じる音に聞こえる。
多分、"黒塚"とか"ヴェニスの商人"という作品が大きく関わっているんだけど、この「サリサリ」の音が安達ヶ原の鬼婆が出刃包丁を研ぐ音とか、シャイロックがナイフを靴底で研ぐ音に聞こえてならない、、鋏の「ショキショキ」音とかカッターの「シャーッ」とか包丁の「ザクッ」とかも怖い、なんか太い血管が通ってるところがドクンドクンする感じがする。展示されてる刀もやっぱり血管が怖がってしまうから、刃物に愛されてないな〜とめちゃくちゃ思う。
(ソハヤノツルキは"鈍器"って感じだからぜんぜん怖くなかった!好き!!)
話がめちゃくちゃズレたので作品に戻る。
光徳「幾年月に渡り、技を磨き培って参りましたが、いまだその、頂にも底にも到達できるものやありまへんねん。ただただ、お刀様の前で丸裸にされる」
これ〜、めちゃくちゃ良い、頂にも底にも、そんな表現ある?ありがてえわたしも使おうそれ!
「幾年月に渡り、夢女すごろくをして参りましたが、いまだその、頂にも底にも到達できるものやありまへんねん。ただただ、好きな男の前で丸裸にされる」
好きな男への解像度上げてえ〜!(夢女の叫び)
なんかね、物事を極めるって高く上り詰めるみたいなニュアンスが強いのかもしれないけど、深めるという意味合いでは下に沈んでいくじゃん?
正反対の言葉が現れるのが面白くて大好きだなこの表現!
長谷部「それは?」
光徳「こちらは、無銘なれであてが正宗と極めさせていただき申したお刀や」
光徳「これより、銘を刻ましていただきます」
呼吸もできないような研ぎ澄まされた空間、宇宙みたいな場面だと思う。
小竜「あの筆で書かれた文字が金象嵌となるんだねえ」
長谷部「ああ、知っている。磨り上げ無銘だった俺を長谷部国重の作と極め、金象嵌を施したのは本阿弥光徳だからな」
長義「銘、か」
恥ずかしながら金象嵌というものを初めて知った。なるほど、銘をきらきらにしようというめちゃくちゃ贅沢ゴージャスな貴族の雅な遊び心じゃないの、、
無銘だったとしても、自分にキラキラの名前彫られたらめちゃくちゃうれしいかもしれない、それだけで物語だもんなあ〜
小竜「そういえば、君の銘は随分と長い銘だったよね」
長義「正十八年庚寅五月三日ニ九州日向住国広銘打」
小竜「それだけの文字を入れるなんて、器用なもんだ」
長義「馬鹿がつくほど几帳面だったんだろうね、堀川国広という刀工は」
長谷部「おい、世話になった刀工にそんな口の利き方があるか」
長義「へし切くん」
長谷部「うわっなんだその呼び方は!長谷部と呼べ!長谷部と!」
小竜「仲がいいねえ」
長義「へし切くん」
長谷部「ヌッ!」
自分の銘について語る長義くん良かった、山姥切国広を作刀した堀川国広に対してちょっと思うところがあるのだろう、
小竜「無銘の刀が、正宗となる、か」
光徳「いやいや元々"正宗"や」
小竜「でも、君が極めたから、本物になる」
長義「おい」
小竜「あははわかっているよ」
光徳「あてにできるのは、お刀の語ることに耳を傾けること、のみや。じっとじっと、耳を傾けて、いつか、、」
小竜「いつか?」
この場面、刀の声はとうの昔にもう聞こえなくなっているのに、心が死んでるのかもしれないのに、こんなこというの、NHKのプロフェッショナルみたいでなんか大人のなかにある空虚を感じた。
大人になるってそういう空虚を満たそうとせず、あえて気が付かないようにするということなのかもしれないなあ、、
刀に関わっていく中で、光徳さんは純粋な心で刀の語る声を聞いていて、語られた言葉を刀に宿して語っていっているのかもしれない。
でも次第に光徳さんは醜い心で刀の"騙る"声を聞いていて、騙られた言葉を刀に宿して"騙っていってしまっている"のかもしれない、、
アァ〜!むちゃくちゃなるぜ!!!
17 秀吉の救い
悪い夢を見たように目覚めた一期、ずっと焼ける夢でも見てたのかなあ、、殺される夢見て金縛りにあってる時のあとってこういう目覚め方になるよな、、
秀吉「おお!やっと目覚めたか!」
一期「豊臣秀吉、、」
秀吉「なかなか目を覚まさんと聞いて、心配しておったぞ」
ここの一期、秀吉に対して記憶がないのに出会ってしまった、みたいな気まずさを感じる。
秀吉「無理をするでない。わしを救ってくれたのはお主じゃ、一太郎」
大般若くん(👍🏽しててかわいい)
秀吉「救われたのは命だけではない、お主は安心しろと笑ってくれた。恐怖に縮こまっておったわしの心も救ってくれたんじゃ」
秀吉「襲われたのは久しぶりでの、ちびるかと思ったわ」
秀吉「近頃は、そんなふうに穏やかに微笑んでくれるものはめっきりいなくなってしもうた」
秀吉「一太郎、全快したらわしの話し相手として、余のそばにおれ」
もう、苦しいよなあ、、天下人ってすごく孤独だろうな、なったことないからわかんないけど、ただの一般人のわたしですら常に周りの人に殺されるんじゃないかとか、この人笑ってるけどわたしのことが嫌いなんじゃないかとか思うもん。
天下人なら尚更、自分の行動一つが国を揺るがすことになる責任まで背負っている。
「ちびるかと思った」と言う愛嬌を残した秀吉さんは、もちろん天下人になれるひとではあったんだろうけど、ちょっぴり器が足らなかったようにも思う。立派なお人だけど、ほんとうは慎ましい生活が似合っていたんじゃないかとか。
「余の側にあれ」と手を握られた時の一期の気まずそうな笑顔、光徳が来たと呼ばれた時に一期を置いて去っていく少し名残惜しそうな秀吉の顔、去った秀吉の握った手を不思議そうに困惑した顔でみている一期、反発してて心がギタギタになる。
一期は秀吉に手を握られてもよろこべなくて、ほんとうにこのひとが自分の主であったか自信が持てなくて、そんな自分にも驚いたし悲しかったんだろうな、うう、、くるしい、、、
♬
うりふたつ うりふたつ
が挟まれるのも地獄の予兆すぎてくるしい、、くるしい、、、
18 粟田口の黒い太刀
光徳「粟田口のお太刀がもう一振りーーーーッ?!」
ちいかわみたいな光徳さんの一言で始まるこの場面。
毛利輝元の持ってきた太刀、
秀吉「これは面白いことになったぞ光徳。どちらかがよくできた写しか、それとも、毛利の若造がわしに贋作を送りつけたか」
秀吉さんさぁ、、こんな深刻な状況なのに面白いことになってきたってさあ、、なんも知らんでさあ、、うぐぐぐぐぐぐぐ
初日の時は知らんかったけど、一期一振ってたしか毛利輝元が献上した刀だったとおもうんだけど、これじゃあ二振り目の一期一振が本物ってことなんだよな、最初の刀はずっと影だったってことだよね、影がやっと日の目をみれたと思ったら本物の一期一振が出てきたってことなんですか?!
(見返したら最初に持ってきた刀は黒い鞘の影であとから持ってきた刀は赤い鞘の真作だった、、ゥァ〜!)
光徳「こちらは、写しでも贋作でもあらしまへん」
光徳「姿、地鉄、刃文、こちらは粟田口吉光の真作に間違いありまへん!手前がお預かりした吉光とよう似とります!」
光徳「お刀言うんわふたつとして同じのは生み出されません、唯一無二や!しかしながらこれほどまでに似てるとなると、、」←挟まっててかわいい
光徳「、、いやいや、、同じ時、同じ鉄、同じ水で生まれたもの、影打ち、、」
光徳「影打ちと決めつけるのは時期尚早、時期しょうしょう、時期、どっちや?!」←かわいい
これ、"影打ち"ってわたしポケモンの技だと思ってたからさ、ポケモントレーナーだった頃はとりあえずかげうちいれとけばいいとか思ってたわけですよ、タスキに強いからね、そんなだったのにもう情緒がむちゃくちゃだよ、、!!!
影打ちってつまり双子ってことでしょう?で、出来のいい方を真打ちとし、出来が悪ければ影となる。こんなことあるかよ、、
出来の良し悪しなんて運でしかないのに、運が悪ければ一生陽の当たる道を歩けない、漆黒天かよ、、!!
秀吉「光徳、お前はこの日の本一の目利きだな?では、真の一期一振を、見極められるか?」
光徳「手前にしか、見極められぬものかと」←ちょっとだけ得意げな顔をするんだなこれが、、このあとその誇りをかなぐり捨てるのに誇り高い顔をする、、ウワーッ助けてー!
秀吉「では、真の一期一振を、わしの身の丈に合わせて擦り上げるのじゃ」
光徳「吉光を、、磨り上げる?」
光徳「しかし、、そないなことをしたらお刀様が」
秀吉「お刀様が、、?なんじゃ?わしの物をわしが使うのじゃ、これはただの物ぞ。使い手が使いやすくするのになんの問題がある?それとも!お前をわしを侮るのか?!」
刀を足蹴にする秀吉さんさぁ、、傷がついたらどうするんだよ!!!!!
秀吉さんに怒りが湧くが千秋楽を迎えてみると、ここの「お前もわしを侮るのか?!」には天下人、特に秀吉だけの孤独がみえた。
秀吉さんは農民から天下人まで身を立てた、それはすごく立派なことだと思う。周りも尊敬していると思う。でもそれでも秀吉さんの振る舞いや趣味嗜好に対して「やっぱり元は農民だから」とか「成り上がりが」みたいな陰口を叩かれたこともたくさんあったんだと思う。
ほんとうに苦しい、この苦しみは豊臣秀吉だけのもので誰も寄り添えない、佩刀の一期一振にだって寄り添えない。
秀吉「鬼衛門、この二振を折ってしまえ。使えぬものなどいらんわ!!」
秀吉「光徳、貴様なにか勘違いをしておらんか。貴様がどれほどの目利きであろうと、先の将軍のお抱えとしてどれだけの身分であろうと、今はわしの世ぞ!わしの天下ぞ!お前もわしの物だ。物が一丁前に喚くな!!!誰がお前に飯を食わせてやっていると思っている?折られるか、その手で磨り上げるか」
光徳「、、謹んで、磨り上げさせていただきます」
刀を投げる秀吉さんさぁ、、
使えぬ物などいらんと言う言葉、たくさんの刀剣男士に刺さると思う、鬼丸さんも鬼門の役割を果たしていたとはいえ、実戦で使われる刀でない以上内心刺さるものはあったのではないかなあ、、
こんなことを思うと、わたしは審神者としてたくさんの刀剣男士たちを出陣させて"使って"いかなくてはならないなと反省する。
使うよりは一緒に戦いたいのだけれど。
光徳「はあ、、お刀様、、お刀様、、やはり人の心はなんと!!!おのれ!!!!!おのれ!!!!!!」
ここの遡行軍さんに取り巻かれて大見得切るところめっちゃ好き!歌舞伎の平家物語だったかな、、みたことある、、
ここの場面ね、ほんとボロ泣き案件だよこの間この話ツイッターでしたけど何万回でもしたい話なので聞いてください。
わたしは古いものが大好きで、本とかぬいぐるみとか家具とか、特に服飾品にはとてもこだわりが強くて古着屋さんとか古道具市とか誰かのお下がりとかで入手した、一度誰かの手を経由したものでないと身につけた時にそわそわした気持ちになる。
新しいものはなんだか冷たくて温度がなくて、着ているはずなのにしらんぷりされているような感覚になる。わたしが話しかけても、お前が嫌いとも何も言われず、無視される。
無視されると怖くなってしまって丁寧に扱えずただひたすら"消費"する感じになってしまう。
もちろん、新品のものでも大切に扱えるものはあるんだけど、誰の手にも渡ったことのないものの清らかさをわたしが奪いたくない、責任を取れない、等、申し訳なさやこれから先の未来でそのものと添い遂げられなかった時の恐怖心の方がとても強くて、自分の手元に在るものはとにかく古ければ古いほどいいし人の手垢はついてればついてるほどありがたい、と思っている。人の手によって暖められたものの安心感はわたしには代え難いものです。
そんな難儀な生態をしているわたしの出会ったお洋服の中には時々「これはわたしのためのお洋服ですか?!」というくらいサイズ感、色、質感のものがあって運命感じて嬉しくなるし、サイズ感が合わないものでも気に入ったものがあれば縫ったり切ったりして自分に合わせてみたり、自分が体重増やしたり減らしたり底の厚い靴を履いてみたり、自分が合わせる努力をして合えば運命を自分で掴み取れた気がしてうれしくなる。
秀吉さんの磨り上げるという発想はわたしの服に対する調整と同じなんだろうね。
それでもさ、そんな大切な刀をさ、服を、そんなガシャーン!ってぞんざいにされたらもう、ゆるせないじゃん、天下人とか関係ねえよ俺がぶん殴ってやる!!!!ってなるよ!!!
好きなものも、それを大切にしていた自分自身までも物扱いされて尊厳を踏み躙られたら許せないじゃないか、、
ものが主にあった大きさにするのはさ、別にいいかもしれないけどさ、わたしの好きなものの体積を減らしたくねえんだよッ!!!!!!お前!!!好きな男の体積は広ければ広いほどいいだろうが!、!!!!好きな男と夢はデカければデカいほどいいんだぞ!!!!わかってんのか!!!!
ゆるさないひでよし、ゆるせないひでよし、
合わせすぎも合わせなさすぎも良くないから、ものとひとは歩み寄らねばならないのに、お前の都合だけで磨り上げるんじゃねえぞ〜!!!!コラ!!!!(※でも結果的に磨り上げてよかった)
この場面の光徳さん辛すぎて息が詰まって苦しかった。
光徳さんは、人の心じゃなくて、醜い心を、もの(刀)を大切にしない心を憎んでいたはずなのに、人の心を憎む方にすり替わってしまっているのは、遡行軍さんが少年であった光徳さんに蒔いた種がやっと芽吹いた瞬間なのではないだろうか。
19 軍議
軍議、というとステのことを思い出してふふっとなる。おはぎの宴、ミュの子もやってほしい。
鬼丸「吉光の太刀が二振、光徳のところにある」
大般若「ほーう」
小竜「まだ断定はされてないけど、影打ち、、の可能性がありそうって話さ」←この大般若くん小竜くんの深刻な状況を楽しむ感じなんなの〜?!長船最高〜!でもふたりとも頭の中はものすごいいろいろ考えて最適解を探しているのだと思う。長船は全員思慮深い、、
長谷部「どちらかが誠の一期一振だとすれば」
鬼丸「どちらかは誠ではない一期一振になるのだな」
長義「俺や大般若が見た、あの黒い吉光の太刀はその誠ではない影かもしれないな」
小竜「この時代でまだ実体を持てないから、影か」
長義「だが、強い物語を得られず後の世にその痕を残さない影ならば、いずれ一期一振という物語に統合される」
長義「つまり、本阿弥光徳が本物を選べば自ずと消えるのではないか?」
統合という言葉、刀剣乱舞すぎるな、、
先日久能山に行った時、ソハヤノツルキの写しが二振あった。
ソハヤノツルキとされる刀は実はたくさんあるらしくて、ソハヤの剣とかソハヤ丸とかいう名前でも語られているらしい。
刀剣乱舞におけるソハヤノツルキは徳川家康の佩刀としてのソハヤノツルキみたいなんだけど、それでも田村将軍のソハヤノツルキの写しなのか、坂上宝剣の写しなのか、それは曖昧になっているらしく、それさえ刀剣男士ソハヤノツルキの物語として統合されてんだよな、、!
"諸説あります"がいっぱいいっぱいついて刀剣男士の実体が伴っていくとは、おもしろいなあ、、
長谷部「起こるはずのなかったあの火事の標的は?燃えた建物には多くの刀がいた」←物みたいに"あった"じゃなくて人みたいに"いた"なのがいい表現
長谷部「光徳殿が全て回収したので被害はなかったが、もしここで燃えて語られることがなければ」
小竜「その刀は、歴史に名を残せなくなるね、そうしたら、、」
鬼丸「刀剣男士として顕現されることはない」
大般若「ま、焼ける前に強い物語があるのならば、話はちがってくるが」
長谷部「ああ、だがな、本阿弥光徳の存在は絶大だ、彼に価値を与えられた刀は多い。狙いがそこに及ぶ可能性も考えられる」
ここ泣いてしまうな、残ってなかったらわたしが会えなかった刀剣男士も、知らなかった歴史もたくさんあって自分のふるさとを忘れてしまうのと同じことになるんじゃないかな、、それはとってもさみしくて悲しい。
長義「敵のその作戦になんの意味がある?本阿弥光徳が価値をつけなかったために刀剣男士になれなかったとしても、そいつが戦力として残らないだけだ」
長義「俺たちの戦力を削るために名のある刀剣を狙うだと?無駄な努力でしかない。誰がいなくなろうと、顕現されたものたちで歴史を守る、それだけだ」
ここかっこいい!これ言うのものすごく怖いはずなんだよ、自分だって名を残せない顕現できない刀になるかもしれなかったんだから他人事ではないのにきっぱり言い切ってしまうところが長義くんの誇り高さが天元突破してて好きです。
あとこの言葉は政府刀の長義くんにしか言えないものだと思う。
多分長義くんが言いたいのは、顕現される刀剣男士が少なくても、時の政府が抱えるたくさんの審神者と本丸、そこに所属する刀剣男士たちがそれぞれにいれば歴史を守れる、ということなんじゃないかなあ、、
それから顕現されたものたちで歴史を守る、覚悟の意もみえる。
で、口笛できない大般若くんさあ、、、ベリキュ、、、何このあかちゃんは、、、?
ちゅるちゅるのあかちゃんか、、、、?
長義「作戦の意図は理解したが、人間に関わり過ぎていることは否めない。ひとつ、くぎをさしておく」の意味が刀の目釘をさすみたいな、抜けないように本丸から手が離れないようにみたいな意味が込められているようで良かった。
長義「歴史を作るのは人間、俺たち刀剣ではない」
小竜「歴史を作るのは力をもつ人間だよ」
ここグッサリ刺さる!最近古事記読んでるんだけど、古事記を作ったのって結局人間じゃん?でも古事記には人間を作ったのは神(意訳)って書いてあるんだよ!!
わたしは刀剣男士のこと神様だと思ってたくさんの救いを求めているのだけど、その神様はわたしが勝手に作ったものなんだよな、つまり自分自身なんだよな、、虚無、、最後の光徳さんの場面と繋がるんだよ、、
で、小竜くんの歴史を作るのは力を持つ人間、という言葉、ほんとうにそうなんだよな、、その他大勢は三万七千みたいに数でしか語られない、歴史になれないんだよ、、
刀剣男士たちは力を持つ人間に作られた物語を得て、力のない人間(審神者)が顕現しているんだなと思うと、刀剣男士を通して審神者は力を持つ人間、歴史上の人物たちを信奉しているのでは、と少し思った。
ううう、、力を持たない人間は歴史を作れないんだよな、うう、♬詠み人知らずの詠み人はここにいるんだろうなあ、、
小竜「影打ちは歴史上に語られることはほとんどないね」
長谷部「当然だ、語られることがあるならばそれはすでに影打ちではない」
大般若「あの、、黒き一期一振」
長谷部「一期一振と呼ぶな」
大般若「あれは、、なかなかに美しかったなあ、漆黒の中から己の存在を証明せんと必死に手を伸ばす姿はなかなか言葉にし難い」
ここね、まとわりつく影たちが、もしかしたらこの四振にもそれぞれ影打ちがいたかもしれない、、というのを暗示してて最高ですね。
人ごとではないのだ、語られてないだけだから、ないものはないと証明できないのだから。
長谷部「影だろうがなんだろうが、敵ならば斬る!それだけだ」
大般若「もちろんさ」
長谷部は痛いくらいにまっすぐだなあ、、いつか折れてしまわないか心配になる。
20 ささやき
♬
子守唄は同じ槌音
触れた水は同じ産湯
うりふたつ うりふたつ
だが名を呼ばれるのは
どちらかひとつ
どちらかひとつ
影一期が一期を斬ろうとするのゥグググ!となる。ここで一期を折ってしまえばたしかに影が真の一期一振になると思うんだけど、それをしたところで何かが埋まるのか?という話になってしまう。
一期「、、!お前は!あの時の!」
ふらふらしながら戦ういちにい、泣きそうになる、粟田口目線で見てしまう、いちにい!!って泣きたくなる、これ秋田くんにみせられないよ、、!
影一期「なにがちがう、、?なにもちがわぬ、なぜ、なぜだ、なぜお前なのだ」
だんだん言葉がはっきりしていく影一期、多分影として側にいるうちに言葉が口にできるようになってきたのではないかと思うと、子供の成長をみているようでつらい、こんなに、がんばっているのに、
一期「すまない、なにを言いたいのか」
この刀を後ろに隠す?構える?これどういう意味なんだろうな、、なんとなく敵意を示さないようにするための構え方だと思っている。
いちにいのさ、こういう時に相手の言葉をちゃんと聞こうとするのすごく優しいよなあ、、育ちがロイヤル、、、!
影一期「その名を渡せ」(ここ初見の時「お前は私」と聞こえてたけど「その名を渡せ」って言っててちびるかと思った)
一期「ただ、おまえをみていると、、」
影一期「我こそ吉光の太刀、号、一期一振」
惹かれあっていく二振の一期一振、いちにい!やめて!と言いたくなるけど、影一期もせっかく生まれてきた一期一振なのだから苦しい思いをしてほしくない。
影一期のくぐもった声は、聞き取りづらいけど一期一振にははっきりと言葉が聞こえてるんだろうなあ、、まやかしの声に耳を傾けてはいけない。
大般若「あんたが休んでる間に、ちょっと状況が進んでね、まあざっくり言うと、吉光の太刀が二振あって、どっちが本物の一期一振なのかって話さ」
簡潔でわかりやすい説明、シゴデキです。
ほんと、伝えるべき情報をきちんと伝えるが、なにが美しいかとかは自分の中で留めておくところ、大般若長光のヤベ〜ところだと思う。
多分好きな女を絶対手放さないタイプです。最高。
一期「一期一振と、名乗っていました」
長谷部「そんな戯言に耳を貸すな。一期一振はお前だ」
大般若「実体を持ったら、それはもはや影ではない。手応えがあったんだよ、影なのに」
一期「影が実体を持ったら、、」
大般若「何が、起こるだろうね」
長谷部「考えすぎるな!!!」
怖!!!!!!!ってなる、影が実体を持つ、なんてありえないことだけどさ、影から自分がぞろりと生えてくるところも、鏡からぬるりと自分が出てくるところも、想像できてしまう、とんでもない恐怖だよ、、!
長谷部の「考えすぎるな!!!」だけどこれは長谷部が自分のためにも言ってる言葉な気がする。
ハア、わたしの刀剣男士たちも毎日こんな苦しい任務しているの、、?!
21 鬼とは
少年の頃の夢をみる光徳さん、ずっと悩まされ続けているのだと思う。
このたくさん飛び出してくる遡行軍さんは、室町滅亡の時に光徳さんが救えなかった刀たちなんだろうか、、
光徳さんが助けてくれていたら、歴史に残れた刀たちなんだろうか、光徳さんはその罪悪を少年の頃からずっと抱えているのだろうか。
光徳「お刀様を燃やしてまうなんて、おのれ、おのれおのれ!!!人はなんて、愚かか、なんて愚かなんやーーーッ!!!!」
少年「醜い人の心の所為で、お刀様が!」
?「醜い心はなにを産む?」
少年「鬼、、鬼、、」
光徳「鬼じゃーーーーーーーッ!!!」
この少年の頃の夢は光徳さん何度もみてるとしたら、それはやっぱり歴史修正主義者が撒いた種に水をやり続けている、ということなんだろな、、
それこそそんな夢は大好きな鬼丸国綱に切ってほしいと願っていただろうけど、光徳さんはこの夢を断ち切ってもらうのは、自分の背負っていかなくてはいけない罪(夢)を精算してしまうと、助けられず焼け落ちた刀たちへの想いが消えてしまうのが怖かったから願うにも願えなかったんじゃないかな、、
光徳「殿下からあんな命を受けた所為や、、吉光の最高傑作を磨り上げる?お刀様への無礼千万!!!神への冒涜や!!!!あれこそ、あれこそ、、!」
これ〜!さっき長義くんが言っていた「歴史を作るのは人だ、力を持つ人、刀剣ではない」が効いてくるね、、!
光徳さんは好きなものを冒涜された憎悪から間違いがうまれてきている。
わかる、わかる、、
好きなものを穢されると思わず口より先に手が出てしまうもんな、、手を出した時点でわたしの負けなんだよ!、!!!クソ〜!でも我慢できねえ殴らせろ!!!!
小竜「鬼!!!!!、、が出てくる夢でもみたのかい?」
光徳「鬼がおるんは夢の中ではありまへん、この世や」
小竜「、、なんだか、きみが鬼のような顔をしているよ」
光徳「あてこそ、鬼やもしれませんな」
小竜「そうか、なら、鬼に間違われて斬られないように、、」
小竜「気をつけなよ」
小竜くんこわいよ〜!!ぞっとする、なにかんがえてるかわからん!でも光徳さんに少しずつ少しずつ大切なことを気付かせようとしているような気がする。
こんな甘い顔と声で「きをつけなよ」なんて言われたら昇天するわ!あぶね〜!小竜くんの夢女じゃなくてよかった〜!!!!
きをつけなよ、の真顔からいつものふわっとした表情に変わるのも怖すぎる、目の力が強すぎて思わず逸らしたくなる。
22 鏡
♬
がら、がら
この身体形だけ
がら、がら
この身体形なく
あるのは名だけ 名もなく
中身が抜け落ち
まるで繕われた器
♬
光の中の闇に
闇の中の光に
光の中の闇に
闇の中の光に
手を伸ばす
これ舞台が天才、鏡みたいだけどガラス、なんかこう、本物の一期一振がうつっているのに影の一期一振も居るのがもうさあ〜!!
怖くて夜に鏡みれなくなるよーーーーッ!!!
鏡合わせの振り付けも天才か?
二振の一期一振の歌声の重奏めちゃくちゃ良い、呼び声なんだけど、自問自答しているようにもみえる。
「一太郎ー!」と秀吉に呼ばれて目が覚めたらようにするのもグヌ、、!となる、
一期一振が一期一振でなくなってしまったのって「一太郎」という呼び方も関係しているようなきがしてしまうんだよな、本当の名前を呼ばれない期間が長すぎて、ただでさえ綻んでいた一期一振の概念が弱くなってしまって、影に余地を与えてしまったというか。
23 うり
ふりはたあそび、大名たちに庶民の格好をさせて騒ぐ遊びだそう。
家臣「しかし、殿下の宴好きには困ったもんだな」
家臣「そう言うな、殿下に機嫌を損ねられたらかないませんぞ!」
家臣「そなたらも大いに盛り上がらんか!」
家臣「ほら!おいでなすったぞ!!」
秀吉「味よしの瓜、めせめせ♪」
家臣たち「瓜売りそのものですぞ!」
♬
瓜売りに瓜二つ
瓜売りが瓜売りに来て
瓜売り残し
瓜売り帰る
瓜売り残り
売り残り瓜が売り切れた
瓜売りに瓜二つ
秀吉「どうじゃ?本物の瓜売りのようじゃろう?」
一期「はい、見紛うほどに瓜二つですな」
秀吉「わしは本物の瓜売りすら越えてみせるぞ!」
秀吉「さあ、みなのもの!盛り上がるのじゃ!」
「瓜、くだされー!」とか、「見紛うほどに瓜二つですな」とか、だれかに機嫌を取られる、自分の刀にさえも機嫌を取られる、すべてに機嫌を取られる、だれも信用できなくなる、庶民の格好をして遊ぶのは、秀吉は人を信じたり穏やかに笑いかけてもらえたりできた頃に戻りたいからなのかなあ、、
「自分に従う大名たちの顔見せだろうな」と長義くんはこう言ったけど、、!ほんとうは!秀吉さんはほんとうにみんなと楽しく遊びたかっただけだと思うんだよ、、!もちろんその目的もあったかもしれないけど!いちばんは遊びたかったんじゃないかな、、!
小竜「あまり楽しくないかい?なんだかつまらなさそうだよ」
一期「ああ、弟たちがいたら大いに楽しんだのでしょうな」
小竜「きみって、、」
大般若「あんた自身はどうだと聞かれてんだよ」
主体性のなさ、自分のなさ、わかる、、
誰かがどう思うかみたいな、"誰かが楽しんでくれる→わたしも楽しい"は、美しいことなんだろうけど、ある日突然、自分はどうなんだろうなんなんだろうという気持ちになる。
わたしも感想かいてるときとか突然に、誰かにどう受け取られるんだろうとか考えてしまう、自分の感想文だ!くらえ!!という気持ちで書いてはいるんですが、そこの辺りの強さはまだ歌仙に至ってない、、がんばる、、
24 産声
光徳「影打ちとして、表に出ることなく鉄に戻るものもあれば、真打として、表に出ても折れて、また鉄に戻るものあり」
光徳「表も裏も、運命は裏腹や」←江おんのオタクが死ぬ音
刀剣って使われなかったらただの美しい鉄の塊なんかな、、と思うとくるしい、もちろん、今は美術品として博物館や美術館で大切にされてたり、それぞれお家に大切にしてもらってる刀もたくさんいる、でも、埋もれてしまっているただの鉄の刀もたくさんいる。
わたしは、冒頭の鬼丸国綱の鑑定の場面で、柄をつけてもらってひとのにぎる形にしてもらった時、初めて鉄から刀剣になった気がしたよ。
光徳「命令は命令!従うてしまったものは真打を、、磨り上げる?」
光徳「、、、」
影一期「私を選べ、私は、、吉光の太刀」
光徳「お刀様!お答えください!あてはどないしたらええんでしょう?」
影一期「お前が私を呼べば、、」
光徳「もういっぺんだけ、あの時のように!」
影一期「私の名を呼べ」
光徳「あてを!お導きください!!!!!」
光徳「、、、お刀様ーーーーーーーッ!!!」
ここ、影一期の声は光徳に届いてないのに、光徳はずっと問いかけてるんだよな、で、最初の少年時代の磔刑の場面に相似した光景になってゆく。凄まじいすれちがい。
激しい幻覚、幻聴、せん妄、
うりうりの歌が憎みきの歌に禍々しく重なっていくの、放棄された世界みたいで喉が詰まる。
真打を隠す、
影打ちを擦り上げる、価値をつける、
影打ちを擦り上げれば真打ちは美しく在れるが刀としての存在が問われ、真打ちを擦り上げれば真打ちは本来の美しさを損ねるが刀としての存在は保たれる。
本阿弥の心を問われる、これは光徳自身はもちろん、本阿弥の家の誇りにも関わる大事なことを問われている、、
お刀様に偽るか、心に従うか、どちらかひとつしかない。
光徳「そうや、こちらを選べば、、」
影一期「呼べ!」
光徳「!!あかん!あてとしたことが!!」
ここで嗤うのさぁ、、もう、放棄された世界すぎる、、
♬
影:目は閉じて
影一期:私は、一期一振
光徳:いいやしかし!
影一期:人の子よ
影:心向く方へ
光徳:心?あての心、、
影一期:私の名を呼んでくれるな?
影:目を閉じて
光徳:心に、従うなら、、
影:手のなる方へ、、
影一期:さあ!!!!
影:お前がその名を呼べば!!!
影一期:呼べ!!!!!!!
光徳:一期、一振!!!!!!!!!!!!
この曲大好き、、影が強い意思を持った、実体を持った、産声をあげたような、、
でも光徳さんは影一期の声に応えたわけではなく、自分の心に従った、というのが苦しいポイントです。
あとここね、手の鳴る方へて「鬼さんこちら」という意味じゃんね、光徳が鬼になってしまったということで、、ハア、なんでそんなことを、、とも思って苦しんでいたんだけど、この影一期を取り巻くたくさんの影たちって、もしかして、ほんとうにもしかしてのわたしの妄想だけど、"粟田口の兄弟たちの影打ち"だったりしたらどうしよう、そんなことないかもしれないけど、影の粟田口の弟たちが鬼ごっこしてるような、影の粟田口の弟たちが力をあわせて兄の影一期一振を真打としようとしているような、と余計に苦しくなった、、ギュ、、
影一期「わたしは、一期一振。粟田口吉光による唯一の太刀。天下統一を果たした豊臣秀吉の夢と命運をともにする、宿命の太刀にございます」
はい、地獄の爆誕ですな、、ほんとにこれ、粟田口のみんなと「いちにいでるのたのしみだね!」ってキャッキャしながらみれるもんじゃない、、R-18ならぬ、R-粟田口、、
25 ふりはたあそび
小竜「ねえ、ふりはたあそびってなんだかすていじのようだね」
これ初日は気が付かなかったけど、たしかに影一期からしたら真打の一期一振になるのは、身をやつすことでもあり、すていじに立つようなことでもあるんだろうな、、と苦しくなった。
後の笑う練習をする影一期は、"れっすん"しているようでグッと苦しくなる。
そういえばあおさくの稲葉江さんはどうなったのか教えてください。
26 カッコウ
一期一振と影の一期一振の関係、カッコウみたいだなあとなんとなく思った。
光徳「これより、磨り上げを」
秀吉「磨り上げは無用じゃ」
光徳「、、え?磨り上げなくてよろしいんですか?」
秀吉「生涯にたった一振りとは、実に粋な名じゃ、このわしに相応しい」
秀吉「よろしく頼むぞ!一期一振!!!」
光徳「殿下、でしたらその、、」
秀吉「なんじゃ?もう下がってよいぞ」
光徳「、、はい」
ハア、、はあ、、いちごって苺みたいでかわいいなと思ってたけどたしかに、そういう意味なのかめちゃくちゃカッケエだよな、
去っていく光徳さんの落胆した、海の中に落とされたみたいにとぼとぼした歩き方、かなしい、罪悪でいっぱいになったのだろうな、救いがない、、
大般若「殿下、御前をお騒がせ致す」←これ、映画宗近も言ってたけど、自分がモブだったら刀剣男士にいちばん言われてえ言葉かもしれん
大般若「あのー、、一太郎は」
秀吉「?一太郎は、、」
影一期「はい!ここに!」
ウエーン、、影一期、まだ人間になったばかりみたいでほんとにぎこちなくって、ウウ、、顔がいい、、
影一期「殿下は、私がお守り致します!」
秀吉「さすがじゃ一太郎!」
小竜「へえ、、」
うぁ、、秀吉は一期一振がすげ替わったことに気がついていないんだろうな、、そしてそんな秀吉にさすがと褒められていく影一期はないもので満たされていくんだろうな、、
長谷部「お前の狙いはなんだ!」
影一期「殿下を守る、それ以外になにか?」
長谷部「ほざけ!」
長義「その化けの皮を剥がしてやろう!」
大般若「少し冷静になろうか」
長谷部「邪魔をするな!」
長義「俺は冷静だ!」
小竜「どの口が言っているのかな?」
鬼丸「内輪揉めはあとにしろ!」
大般若「うおーう、鬼を怒らせてはたまらない!」←愛
このさあ、、長船めちゃ良いな〜!!余裕!アンド余裕!遊び心!!!
長義くんの「化けの皮を剥がしてやろう!」も好きすぎるこの頃の長義くんは、影一期が豊臣秀吉を守ろうとすることになにか裏があるのかと思っていたのだよね、実際はそんなものなかったんだけど、、
ここで影一期が「お覚悟ッ!」って一期一振の台詞言うのめちゃくちゃアァ〜ってなる、脳が破壊される。
長谷部「敵ではないのか?」
大般若「なんとも言えないなあ」
長谷部「一体なにが起きている?」
長義「本阿弥光徳が、影打ちの方を選んだ」
小竜「おそらく、そういうことだろうね」
大般若「ほーう、影が実体を持ったどころか、一期一振に
長谷部「そんなこと!!!!!あるわけないだろう」
長谷部が今起きている事実を言葉で無理やり打ち消すの好き、真面目で実直な刀なんだけど、現実をみれないところもあるのだろうか、情が深くて愛らしい。
鬼丸「真の、一期一振」
小竜「俺たちの知る一期一振は、、どこにいったんだろうね」
長義「わからない、こんな事例は初めてだ」
長谷部「クソッ、、」
ここの長義と長谷部、ちょっと焦ってるところがみえるのが大変良い、、
27 うつろ
♬
ここはどこだ 陽の当たらぬ場所
いつだってわたしのそばにあった
一歩踏み外せばそれだけで迷い込む
光なくして影はない
影を生まぬ光はない
ここなんとなく、いちにいが影を生み出しているのではなく、影がいちにいを生み出しているように聞こえるし、自分で生み出したまとわりつく影は粟田口の弟の影打ち説のせいで非常に苦しい、なんとなく、まとわりつくというよりは戯れているような気がする。新しい兄への歓迎というか、、
♬
わたしは、ほんとうに一期一振なのでしょうか
うつすのが己か
うつるのが己か
思い知らされた存在 することは
なんともおぼつかぬことか
今の、わたしは
一期「あの方を思い出せない、本当に共に過ごしたことがあったのでしょうか。がらんとしたこの内側には、なにがあったのでしょう。
豊臣の最後と共に焼け落ちてしまう前には、たしかに、あったのでしょうか。
わたしは、誰に問うているのでしょう、わたし自身、中身を持たぬわたし自身に問うて何が返ってくるというのか。
、、がらんとした部屋と同じ、ただ、己の声が虚しく響くだけ、それだけだ」
わかる、、ほんとうにわかる、自分は誰かを誰かに教えてもらおうとすると、誰かの言うことが信じられなくて怖い気持ちになるし、自分に問いかけると自分が誰だかわからないから自分の中の大きな虚無が怖い気持ちになってしまう。心に廃墟を築き上げる。
鏡の中をのぞいているような感覚、右が左か左が右かわからなくて距離感もわからなくなるんだよ、、ほんとに鏡って怖いよな!
「それだけだ」と悔しそうにも悲しそうにもみえる表情で去っていく一期も苦しい、こんなことがなければ多分ずっと自分の中の空虚に気が付かないまま、たくさんの"粟田口の兄弟たちの兄"の肩書きで幸福であったのかもしれない、でも知って向き合うのが一期一振にとっての幸福なのか、、わからない、、わからないよ、、!
あと、水面のような一期が覗いている秀吉と影一期の日々もしんどい、秀吉の扇をみている影一期、ぎこちなくて、にんげんになれてなくて、愛おしい、さみしい、、
28 秀吉の日々
鶴松を抱く影一期、慣れているのを感じるのは弟たちの影響かな、、とか思うと苦しい、、
秀吉「なき信長様ですら成し遂げられなかった夢、このわしが叶えてみせようぞ!天下統一のその先、唐入りじゃ!!」
秀吉って信長を超える、野望にくらむかんじある、継承でもそうだったもんな、、信長の意志を継ぐと言いつつ野心を丸出しというか、、
今の大河もそうだよな〜、ムロさんめちゃくちゃ好きです、ムロさん主役で秀吉の大河ドラマもやってほしいお願いします!!
家臣「近頃の殿下にはついてゆけぬ」
家臣「皆次は自分かとびくびくしておる」
ひとり、またひとり、秀吉の元を去っていく。
あとここの秀長が死ぬ場面、刀剣男士たちが肩に手を置いているところー!!多分ここに歴史修正主義者の手が入って秀長は死なない未来が生まれそうだったんだけど、多分刀剣男士たちがそれを防いで殺したのだと思う、、考えすぎかもしれないけど。
忠実に豊臣秀吉を守る一期一振、落ちていく豊臣秀吉、利休も腹を切り、影の一期一振だけが秀吉に寄り添う。友を失う。
意見を言ってくれる人を失う、みんな自分のご機嫌取りばかり。
この間フォロワーさんに教えてもらった歌仙の元主の三斎様と利休さんのエピソードが最高だったので貼っておく!
https://news.yahoo.co.jp/byline/watanabedaimon/20210612-00242428
利休さんの切腹に対して意を唱えたり、惜しんだりすることさえ秀吉さんに逆らうのと同じことだとされる世で、それでも自分の信念をブチ通して大切な人に言葉をかけにいくの、三斎様最高にパワーでめっちゃ好き、歌仙を初期刀に選んでよかったと思う瞬間。
♬
耳も両目もふさぐあなた
何も聞こえない何も見えない
影一期は刀剣男士たちがいなくてもずっとひとりで秀吉を守るために戦っている。
これ刀剣男士たちも意図的に秀吉を助けに行かなかったりしたんじゃないかなあとも少しだけ思う。
ここで影一期が折れてくれたら任務は失敗するかもしれないけど一期一振は戻ってくるかもしれない、みたいな、淡い期待。
ここの場面、影一期が木偶のようで怖いんだよなあ、、いちにいってあんまり感情をおもてにださない気がするからわたしはちょっと苦手だったんだけど、これみてると感情をおもてに出さないんじゃなくて出せないんだろうなと思って、すごく好きになった。
♬
季節は音を立て めぐりゆ めぐりゆ
滞ることなく
長谷部「全て正史通り」
小竜「俺たちの出る幕はない感じだねえ、影の彼が、奮闘してくれているからさ」
大般若「まるで、、刀剣男士のようだ」
小竜「なるほど!」
長谷部「冗談はよせ、刀剣男士だと?審神者の手を経ない顕現があり得るとでも言うのか?」
大般若「そういう話じゃないよ。ただ、秀吉公をよく支えているし、一太郎のおかげで歴史は円滑に流れている。俺たち風に言うならば、、しっかりと歴史を守っている、だろう?」
長義「俺は、偽物がさも本物のような顔をしてのうのうと過ごしているのが大層気味が悪くてね、吐き気がする」
小竜「ニセモノか、、本阿弥光徳が選んだのなら、影の方が、、
長谷部「それ以上言うなッ!!!」
長義「歴史は大きな河の流れのようなもの。俺たち刀剣が歩む歴史もそのまた一部、このこの地点の本阿弥光徳の判断一つ、その程度で刀剣男士の存在がこうも簡単に入れ替わってしまうことは本来あり得ない」
長谷部「だが実際、一期一振はあの影にとって代わられているぞ」
長義「ああ、何か他に原因があるのかもしれない」
大般若「彼は中身にこだわっていた、焼け落ちたっていう思い出のせいだろうが、、
ハア、、!ハア、、!全部良すぎる、、!
長義くんの偽物への感情がぶち撒けられるの!好き!だし、これ起きてる事態が特殊すぎるんだな、、ってなる、最後まで鑑賞したけど結局何が起こったかわからん、歴史修正主義者とはまた別の、一振りの刀の願いが形になってしまった、という認識で良いですか?
あと大雨で雨宿りするのかわいかった、大般若くんと小竜くん!
長義「へし切長谷部!!!!!!!」
声デカくてびっくりした。
長義「あなたはこのままでいいのか」
長谷部「あの影を切れば一期一振が戻るという保証はない、引き続き、豊臣秀吉、本阿弥光徳周辺の哨戒を続けてくれ!」
みんな「、、ああ」
長谷部「かんがえろ、、へし切長谷部!」
大雨に打たれる長谷部、本物すぎるな、このまま抱き雨歌い始めたらどうしよかと思った、、
余談だが、サラリーマンのへし切長谷部が大雨に打たれているところ、わたしはみたことがある。
「上善は水の如し、立ち止まるな!!!」に黎明でみた黒田のやつだ!!ってなった、進研ゼミ。
多分長谷部が隊長任されたのは成長するためなのかなあ、、
自分の中身について悩む一期一振を支えることで成長してほしい、みたいな、、小竜くん、大般若くんはヒントをくれる役割で、長義くんは長谷部と一緒に悩んでくれる役割、鬼丸さんは見守る役割、そんな気がします。
29 春の長雨
光徳「桜さん、こんな雨を恨めしく思いますやろ」
小竜「傘、ささないのかい?」
光徳「桜の気持ちを味わったったんですわ」
小竜「へえ〜、でも恨めしく思うのはひとだろう?桜じゃない」
花に心はないってことを言ってるんや、、うう、花には心を表す手段がないんだ、、う、、
刀ミュで歴史に残らなかったひとたちはよく花に例えられるけど、そうだよな、心を表す手段がないんだよな、わたしもそうだよ、、悲しい、、徳川家康に勝つしかない、、
小竜「そういえば、偽物にされた方はどうなったのかな?」
光徳「偽物?」
小竜「君が選ばなかった方の一期一振さ」
光徳「あれはどちらも正真正銘の吉光のお太刀や!決して偽物なんかやありまへん、号を持たぬとも素晴らしきお刀や、そやあてやったら、一期一振影とでも名付けま(唇に手当てられるのやばくない?)
小竜「どっちでもいいんだよ、君が秘匿すれば、歴史には残らない。歴史に残るものは誰かに認められて世に出たものだけだ。誰かの個人的な綻びは統合され、消されていく、、」(ここ傘で自身に影つくるの良い)
小竜「あはは、つまり、どこかにはあるんだね?放り出されたり、どこか奥深くに閉じ込められたりしているんじゃなくって」
光徳「そないなことするわけありまへんやろ」
光徳「、、あのお刀こそ」
小竜「ん?なんだい?あのお刀こそ?」
光徳「ごめんなさい」
小竜「濡れるよ〜?」←怖!
光徳「この方が、桜がよう見えますわ」
小竜「ふ〜ん、、」
このやりとり好きすぎるな、、小竜くんのひとの弱いところをねじるような投げかけ、ハア〜長船そういうところ〜!!
ふんわり笑顔と惹きつけるような真顔の怖さよ
気付かせるというか、人の子を弄ぼうとしているようにもみえる、ウウ、、ちくしょ〜!情緒を乱してくる男だ〜ッ!!
♬
花の雨に 泣いているのは空か花か
濡れそぼつ月見が
儚く散って傘にのこさるるはきみの名残
咲く君も散る君も仇めかし仇なすは
みわたずみ浮かぶ筏君の名残
この歌大好きなんだけど、小竜くん、筏のこと歌いながら花びらをそっと水溜りに置くのほんとに水たまりの波紋がみえてうギャーーッ!!となる。
江水のこの場面も素敵よね、あの三味線の音、べっこう飴みたいで大好き。
長義「いい歌だな、」
小竜「そうだろう?今度教えてあげるよ」
長義「あなたもそのひとひら、そう言っていたな」
小竜「ああ、俺も、君もね」
うへえ、、だから傘なんだ、、、うう、
うれしそうな小竜くん、、ああ、、あ、無理、こんなさあ、こんなことある?あのさあ、長義くんさあ、、
ところでこの歌は誰に教えてもらったんだろうね、なんか雅を察知してしまう。
毎回雅なあいつのシルエットの確定演出出てる気がしてしまう。
はやくみたいです、ミュ歌仙が獣踊るところ。
30 河原の殴り合い
花びらを拾う長義くん、美しすぎるな、、
長義「ずいぶんと、散ってしまったな」
長谷部「、、そうだな、春の長雨は好きになれん」
長義「同意だ」
長義「へし切くん」
長谷部「ンナァッ?!うぐ〜ッ!(かわいい)もう突っ込む気も起きんわ!」
長義「手合わせをしよう」←スーッと抜いた刀が冷たい光反射するの最高だな〜!なにかを覚悟するようなかおをしている
長義「ではこちらからいくぞ」
長谷部「おい本気か?」
長義「本気だ、早く抜いたらどうだ?」
長谷部「お前はほんとに、、!」
長義「俺が勝ったら隊長を交代してもらおう」
長谷部「馬鹿げたことを!」
長義「おや?自信がないと見える」
長谷部「まさか、主より命を受けた隊長の座を渡すわけがないだろう!」
長義「やっとやる気になったな」
長谷部「いくぞ」
長義「いつでも」
ハア〜!手合わせのひらひら大好き〜
長義くんが鞘を置く、長谷部も置く、
この後の呼吸の音!!めちゃ良い!!!!!!!
ふたりとも品がいいのに結構荒い戦いをするの良いし、殴り合いだー!!!殴り合い!!大好き!!!!(言うほど殴ってない)雄叫び!!!!最高!!!!少年漫画!!、!!
長義「ふう、こんなものかな」
長谷部「肩で息をしてるくせに余裕ぶるな」
長義「それはあなたもだ」
手合わせ終わった後、お互いの鞘を投げ返すの大好き!!あれや、河原で喧嘩したあと一緒に起き上がってグータッチするみたいなやつ!!好き!!!!
花影メンツ、品がいい子ばかりだな〜と思ってたらこんな大喧嘩するとは思わんかった、ありがとうございます!
長谷部「いささか、思考がスッキリした」
長義「考えすぎるきらいがあるからな、おれもあなたも」
長谷部「わざとか?」
長義「俺が煮詰まってただけだ、受けてくれたことを感謝する。さすがへしきり長谷部だ、思い切り当たれた」
長義くん、めちゃくちゃきをつかえる子すぎんか、、?!ねえ!!こんな優しくされたら好きになっちゃうじゃん!!!ハア〜、スパダリ、、
長谷部「お前の知恵を貸してほしい」
長義「もちろんだ」
長谷部「必ず、一期一振を取り戻す!」
長谷部さあ、ちゃんとそれ言えてえらいねえ、、ほんと、おりこうさんだねえ、、うう、
素直な長谷部ってめちゃかわいいよな!!!
殴り合いした後の和睦、好きです。
31 鶴松の日々
大般若「この先の鶴松様のことを思うと、なんだか気の毒だな」
影一期「この先?」
大般若「いや?」
ここ刀剣男士と影の大きな違いだよな、、影一期は鶴松の行く末を知らないようにみえる、未来がなかったから守れないんだ、、刀剣男士一期一振の代わりになれないんだよ、、
で、大般若さんは影一期と対等に会話する、ここも気が狂いポイント、オトナじゃないとできない対応だとおもうんだ、、大般若くんは全部わかってるんだ、、
♬
同じ巣に生まれた雛鳥
どちらが羽ばたきどちらが冷たく朽ち果てる?←この歌魔王感あって好き
ほんとにこれカッコウみたいだな、、っておもう、、
大般若「知っているかい?歴史とは、たまらないほどに無常なのさ」
癇癪を起こしながら必死で鶴松を助けようとする秀吉さん、、迫り取り囲む遡行軍さんは皆の目にどうみえているんだろうな、鶴松の心配をする家臣か、怨霊か、もしかしたらなんにもみえてない無なのかもしれない、、
秀吉「だれか、だれか!鶴松を、助けられるものはおらんのか!!!」
秀吉にとって鶴松は愛おしい我が子なんだろうけど、自分の命や名前、家を継がせるための道具でもあるのかな、、とも思う。運命をコントロールしようとする力が強い。
32 四度目の夏
虫の音、四度目の夏ってことですかね、素敵だなあ、、
光徳さんって多分刀の鑑定はしているけど振るったこと、扱ったことはないんじゃないかな、、おどおどした感じで刀を握り、自分の腹にやろうとする。
鬼丸「介錯が必要なら、俺が勤めてやる。さあ、いつでもいいぞ」
光徳「うわーーーーーーッ!!!」
鬼丸「なんの真似だ?」
光徳「なんと美しい、、やりこれは国綱」
鬼丸「まさか、刀を見たいがために、、刀狂いとはよく言ったものだな」
刀を見たいために、わざと死のうとするの気が狂っているな、ヤンデレ、、!
光徳「自分でもどうしようもあらしまへんねん、二条御所が焼かれたあの日、あの声を聞いてからずっと、ずっと、ずっと、乾いて乾いて仕方ないんや、心が乾涸びてしもうた、お刀様の声を、もういっぺん聞きとうて、聞きとうて、あては、あての、心は、、」
刀の声を聞きたい光徳にとって話して返事をしてくれる刀剣男士とは、理想そのものなんだろうなあ。特に鬼丸さんは聞き上手。
ワンワンと子供みたいに泣く光徳。
光徳「お前様の前だと本音が溢れてしまう、やはり、お前様は」
鬼丸「お前が思いたいように思えばいい、俺は鬼を切る、お前もお前にしかできぬ仕事をしろ、それを言いにきた」
ここの場面、光徳の求めに対して鬼丸さんって完璧に答えたと思うんだよなあ、、
ぬいぐるみに向かって泣いて一通りしゃべって満足してるのと同じやなと思うとわたしも相当ヤベエやつじゃねえか、、
でもわたしも今よりもっと大人になったら光徳さんみたいにぬいぐるみとかお洋服とかとお話できなくなるのだろうか、そんなことになってしまったら今よりずっと寂しくなるんだろうなあ耐えられないよ、、
光徳・一期「わたしにしか、できぬ仕事、、」
33 現パロサラリーマンの長谷部と長義みたいですお願いします
鶴松を救う手立てがみつけられず、申し訳なさそうに佇む影一期、さみしい、役に立てなかったというか、、
秀吉「でかしたぞ一太郎!これを用意したのはお主じゃろ?お主が去った後に置いてあったぞ!おかげで鶴松の容体が少し落ち着いてきた!もしかしたら、もちなおすかもしれん!」
遡行軍さんが用意した"影の一期一振が持ってきたとされた薬"で鶴松が回復したけど、影一期は用意してないから記憶がなくて、ないはずの記憶があるような気がして、影一期まで不安定になってしまうの、苦しいよーーーー!!!!遡行軍さんは歴史に残りたかった影一期望みを利用して秀吉を守らせて歴史を変えようとしているのキッッッツ!!!!
長義「俺にやらせてくれ」
長谷部「隊長は俺だ」
長義「なら俺にやれと命じてくれ」
長谷部「、、お前は思った以上に頑固だな」
長義「その言葉そっくりそのままお返しするよ。さあ、命じろ」
長谷部「共に行く、それが、隊長としての命令だ」
長義「、、わかった」
長谷部「よし」
ここ河原殴り合い第二ラウンド!!
このやりとり大好きだし長谷部と長義似てて大好き、ふたりともヘビースモーカーそうで治安悪くて大好きですね、他の本丸でもこのふたり仲良かったりするのかなあ〜みんなの本丸の長谷部と長義くんの話聞きたい!
小竜「ねえふたりとも、やるってまさか、斬ろうってんじゃないよね?」
長谷部・長義「「何か問題があるのか?」」←仲良しズッ友プリクラ撮りに行って欲しい
小竜「愛おしい我が子が斬られたらどうなる?秀吉公のことだ、戦争のひとつやふたつ、起こしかねないだろう?」
長谷部・長義「「あっ、、」」
大般若「歴史を守る、どころの話じゃなくなるな」
小竜「少し時間をくれないか?俺はいろいろ旅をしてきたからね、あてがないわけじゃない」←顔良し大臣、表情最高
光徳「あてにしかできない仕事、鬼丸様はそう仰った。お刀様を守るためだったとは言え、その前で、偽りごとなど、そうや、このお刀様こそ、、」
♬
うつすのが、己でも、
うつるのが己でも、
今のわたしに
一期「できることが、あるのであれば」
ふたりの決心大変良い、ふたりとも道標をみつけたように吹っ切れたような感じがする。
34 否定
秀吉も残り長くない命の中で、胸騒ぎ、不安がつきまとう、鶴松がいつ倒れるかと思うと、豊臣の家の存続、未来のために苦しんでいる。
どうせ滅びるのに希望を掴もうと必死にもがいている。
ほんと、歴史修正主義者って、時の政府側からしたら敵なんだけど、歴史の当事者たちからしたら神の使い、一筋の光、物理的な救いなんだよな、、!
祈っても答えてくれない神よりよっぽど助けてくれる存在だとおもう。
秀吉「安心しろと言うてくれ、初めて会った時のように、恐怖に縮こまってるわしの心を救ってくれんか?」
影一期「ご安心ください殿下!」
秀吉「なぜ、、笑ってくれんのじゃ?あの時は微笑んでくれたじゃろ?」←ここの影一期自分の存在を否定されたみたいな悲しい顔をする、やめて、、!
影一期「ご安心ください」
秀吉「ちがう!!!!!!!ちがうちがう!!!もうよい、そのような引きつった笑顔、ますます不安を煽られてたまらん、、」
秀吉に呼びかける影一期の「ご安心ください」も、声が届かないのしんどいな、、
名を呼んでくれと頼んだ光徳にも声が届かなかったように、影一期の声は誰にも届かない。さびしくてさびしくてらたまらない、鉄であるから当たり前なんだけど、刀剣男士たちより刀により一層近い無機質さ。
「ご安心ください殿下、」
「ご安心ください、殿下、」
「ご安心ください、」
影一期が上手に笑えないのはにんげんの身体を手に入れて日が浅いのもあるけど、笑いかけてもらえているはずなのに秀吉には見えてないのもあるよね、、!お互いわかりあえない、触れ合えない。
秀吉も影一期も、光徳さんと同じように価値を定められなくなったともいうのか、見定める目を失ってしまったのだろうなと思った。
35 役割
小竜「徐々に衰弱していく。病気がぶり返して死んだように見えるはずだよ」
長義「苦しみはあるのか?」
小竜「いや、きっと眠るように死んでいくはずだ」
これね、死んでしまう鶴松にせめて苦しみがないようにって祈ってくれる長義くんほんとうにほんとうに素敵な刀だと思う。
みんなで解散した時に、鬼丸さんが「、、!今!」って言うところも、鬼丸さんはちゃんと一期をみててくれて粟田口の絆を感じました。
鶴松暗殺の場面、ここも長谷部と長義が最高のバディすぎて、一刻も早く長谷部と長義くんの刑事ドラマ見てえ〜ッ!ってなった、パトカーブチ回す長谷部と職質する長義くん、めちゃくちゃ見たい、ついでに職質される笹貫も見たい。
話戻して、ここの鶴松を守ろうとする影一期、めっちゃくちゃ"飛ぶ"よな!光徳さんと同じくらい飛んでる、すっごい、ふわって飛ぶ、着地の時も音がなくて鴉みたい。
長谷部「お前と戦いに来たのではない!歴史を守るために
影一期「歴史?私が守るのは主豊臣秀吉。あの方を傷付けるもの、誰であっても斬る!!!!」
この間もツイートしたが、影一期は埋もれた歴史の中で豊臣秀吉を愛するのが一期一振だと思っていて、そんな中刀剣男士の一期一振が現れたから光徳さんに取り入って自分が真作になれて、だから必死にがんばって自分の考えた真作の一期一振像の"真似"をしていたのに、本物の一期一振は豊臣秀吉と過ごした歴史はあれど記憶がないから、影の一期一振はどうがんばっても本物になれないのほんとにくるしくてくるしくて仕方がないんだよ、、!
しかも刀剣男士ではないから歴史を守ることも知らない、豊臣秀吉を必死に愛そうとするばかり、鶴松を救おうとしているのも豊臣秀吉のためで鶴松のためではない。
なんていうか、なにかへの愛し方がわからないというのも一期一振と影一期一振のちがいなんじゃないかなとおもう。
影一期、にんげんの身体や感情には慣れてなさそうなのに、バチバチに戦うのはやっぱり刀の本能なんかな、、埋もれていたところから目覚めた分を爆発させているみたい。
「何事だーーーー!!」で「一旦引くぞ!」ってやったあと、家臣に「なにがあった?」と聞かれて「おそらく、敵の間者かと」と返す影一期優しいな、、という話をフォロワーさんとした。
たしかに刀剣男士たちは秀吉の元を出入りしているから顔が割れてるじゃん、だからあいつがやったって言えばいいのに、ただでさえ不安定になっている秀吉に身内が鶴松を殺そうとしたなんて伝えては、余計に悲しい苦しい思いをさせてしまうと思って「敵の間者」という表現をしたのだろうな、、やさしい、全部ひとりで背負おうとして、せつない、、
「一太郎、、ようやった、ようやった!」と褒める秀吉、さっきは顔も見たくない、みたいなことを言ったのに、、!
すっごく感情で動くタイプのひとだなと思う。
この秀吉の褒め言葉で、影一期が少しはなにか満たされていれば良いのだけど、、
一期「私の中にあなたとの思い出はありません、全て、豊臣の最後と共に焼け落ちましたから。きっと、かわいい赤子なのでしょうけど、私にとっては生かしておけぬ歴史の異物。これが、私にできることです。どうか、この懺悔を餞に、、御免!」
これさあ、なんでこんな悲しい役割をいちにいがするのかな、、こんな小さな子供をたくさんの弟がいるいちにいが殺すことなんてないのに、つらいよ、、!
多分影でしかいれない今やっとできる刀剣男士としての役目がこれだったんだろうな、、だとしても残酷だよ、、、罪悪感が、
でもいちにいが豊臣と焼け落ちた部分じゃなくて、歴史の異物を排除する刀剣男士としての任務に一期一振自身を見出してくれて本当によかったなと思う。
お経の声、歴史の異物となってしまった鶴松を浄化するような儀式。
影一期「よくも、鶴松様を、、!」
小竜「一対五でやる気かい?」
鬼丸「まず戦うべきは俺たちではない!」
大般若「歴史が守られたゆえに、敵さんが動き出したか」
長義「秀吉公が危ない」
影一期「殿下!!!!」
鬼丸さんの「まず戦うべきは俺たちではない!」は粟田口の兄弟として影一期に諭すような言葉で良かった、、
鬼丸「鶴松をやったのは」
長谷部「その話はあとだ!」
鬼丸「一期一振」
長谷部「なに?」
鬼丸「微かだが気配を感じた、心や念のようなものは、見えずともそこにある」
長谷部「殿下をたのむ、、!」
鬼丸「ああ」
鬼丸さんさあ、ずっと見守ってくれてたのよね、ああ、、好き、、父性!
「心や念のようなものは見えずともそこにある」ってわたしにも向けられた言葉な気がするよ、、!みえなくてもそこにいていいと言われたような、救われます。
36 現パロ熱血教師の長谷部見たいよ〜!!!!!!お願いします!!!!
長谷部「これは、一期一振だな?」
ちょっとキレそうにしてるのに光徳さんにちゃんとお辞儀する長谷部、礼儀正しくていい子
長谷部「
一期一振!!!!!!!!!
聞こえるか、この長谷部の声が聞こえるか!
聞こえるだろう?!いつになったら戻ってくる?待ちくたびれたぞ!お前は、我が主、我が本丸に顕現した、正真正銘の一期一振だ!誉高きその名を受けた一期一振だ!ちがうか?」
長谷部「一研師の見極めひとつで形さえなくしてしまうなど、大したことないな。影に全てを奪われて悔しくないのか?、、俺は、悔しいぞ!!何が焼け落ちていようが、何が抜け落ちていようが、俺の知っている一期一振が全て!何不足ない!!!!すぐに戻ってこい、隊長命令だ」
ここの長谷部めちゃくちゃに良い、審神者とか人間とかだけじゃなくて、"刀剣男士同士の認知、絆"というのも刀剣男士たちにとって大切な存在するための力なんじゃないかなあ、そこを証明してくれて良かった、、あと熱量が凄すぎて、わたしが焼け落ちそう!
佇む一期も良い、影だけど諦めて消えずにずっとそこにいてくれてうれしいよ、、!
光徳「まっすぐでくもりないお方や、まだお会いしたことないけどよく似た刀を知っている、いつかお会いしたいもんや」
一期「あえますよ、近いうちに」
これに対して、一期一振に話しかけてもらえたと思う光徳、心から嬉しそうにする。少女みたい。
光徳「人間業とは思えない、崇高な輝き、さすが粟田口吉光の最高傑作や!」
一期「私は、粟田口吉光生涯一振と言われる太刀」
光徳「なんと、美しい、、」
一期「当然ですな」
多分光徳さん、この時久しぶりに刀を"視た"気持ちになったんじゃないかなあ、、本物を見定めたような、、
37 鬼退治の詳細をください
影一期が刀剣男士と秀吉を守るために戦ってるのくるしいな、共闘とはいえ影一期は孤独でひとりぼっちなんだ、、
小竜くんと鬼丸さんが一緒に戦うとこもめちゃよかった。
小竜「君とはなんていうか、戦い慣れている感じがするから不思議だ」
鬼丸「昔一緒に鬼退治でもしたんだろ」
このさあ、小竜くんの軽やかさと鬼丸さんのハードさめちゃ良、このふたりの鬼退治の話詳しく聞きたい、調べても出てこなかった。
鬼丸さん、立ち絵だと結構スッキリした印象だったけど、ミュ鬼丸さんはドッチリしてて安定感ある佇まいがすてきでかっこいいなあ〜!戦隊モノのブラックってこんな感じだよ!!
「殿下ーーーーッ!!」って飛び出してくる光徳さん、かわいい、鬼丸さんに守られて思わず「アッッ!!!!鬼ま」って呼びそうになるけど仲良く「「えもん!」」って言っててかわいかった。
38 秀吉の絶望
秀吉「鶴松、鶴松、、」
影一期「大丈夫ですか、殿下?」
秀吉「ぜんぶ、終わりじゃ」
影一期「そんなことは、、」
秀吉「一期一振、、わしにはもう重すぎる名じゃ、、」
ここ、影一期すごく悲しかったと思う、せっかく陽の光を浴びて主に名前を呼ばれて、守って褒められてたのに、もう重すぎると言って捨てられる。
使い手にいらないって言われるの、物にはすごく辛くて悲しくて張り裂ける壊れてしまいそうになることだと思う。
あとこれはわたし個人の感情だけど、知っている人の"老い"を感じるのってめちゃ辛い、、親の背中が小さく見えるとか、久しぶりに会ったおじいちゃんがだいぶもうろくしてたとか、おばあちゃんの手が震えていたとか、父が弱そうに見えて今ならぶん殴れそうだなとか、命の消えていく気配が秀吉さんからも感じて心がぺしゃんこになりそう。
長義「北条を滅ぼした豊臣が、こんな腑抜けになるとは」
長谷部「亡き織田信長の夢を叶える、そう言っていたのはどの口だ」
秀吉「信長、、?もうどうでもよいわ」
影一期「その手を離せ!!!!!!」
長谷部「死んだ魚のような目をしたお前に、あの男を越えることはできない!夢のまた夢だ!!!」
長谷部に死んだ魚のような目と言われる秀吉、この辺り泣いてて記憶がないですね、ハア、、
秀吉「、、この無礼者!!!そこへなおれ!わしが成敗してくれるわ!」
ここで握る刀が影一期一振なのもね、ハア〜、影一期はついさっき重すぎる、と否定されたのに、自身を握られることで肯定されるんだよ、、
秀吉さん、影一期のこと否定したり肯定したり、情緒をむちゃくちゃにする男すぎるよ、、!
(正直わたしが好きなタイプの男です)
光徳「殿下ー!!今!殿下がお手にされています吉光は!!!」
影一期「やめろ!!!!!」
鬼丸「つづけろ!!!」
光徳「お手にされています吉光は!!!!!!一期一振にはございません!!!」
秀吉「何を言う」(ここで影一期が力がふっと抜けて弱まってしまって草臥れた感じになるの切ない)
光徳「こちらが、、真の一期一振りにございます」
光徳「本阿弥家の技の全てをかけて磨がせていただきました。こちらは紛うことなき粟田口吉光の作、一期一振の真打であることは、殿下のお目にしかと映るかと!!」
と捧げられる擦り上げられた一期一振さあ、、
もう、、なんで、、?
秀吉「なんじゃ、、この神々しさは!」
影一期「やめろ!!!!!!!」
秀吉「これぞまさしく、一期一振!!」
ここの秀吉、本物の一期一振を手にしたことで豊臣秀吉としての威信を取り戻せたようにも見える。
死んだ魚のような目だったのがきらきらしている。
一期「天下三作にして、至高。粟田口吉光の太刀、今の主に顕現されたこの身を受けた、一期一振とは!我なり!!!」
一期「擦り上げてでも佩刀したいと思ってくださったこと、一期一振の、誇らしき物語にございます」
ここ良すぎて脳みそまで、鳥肌たった!!
なんかこう、焼け落ちても磨り上げられても写しでも贋作でも逸話が足りてなくても全部を物語にしてくれる刀剣乱舞ってほんと、、最高のコンテンツよな、、!
39 本阿弥光徳強火の刀剣鑑賞
一期「各個撃破と洒落込みますか!!」←うぁ〜!!(感無量)
長谷部「恨みはないが、主命だ、死ねッ!!」
ハア〜長谷部も長義くんも上品なのに死ね!って言うの大好き〜〜〜
歌仙みたいな品のいい子が物騒なこと言うの大好き〜ー〜ー〜(これ毎回書いてる気がする)
花影メンツ全員王子様だか戦ってるところ舞踏会すぎて素敵なんだよな、、
全員揃ったところで光徳さんが秀吉さんの佩刀してる一期一振みてるのかわいかった、磨り上げても自分にとっても最高の刀であることを喜んでいるんだろうな、仕事に誇りをもっているんだろうな、
で、なんでわたしがこの場面に強火刀剣鑑賞と名前をつけたのかというと、この場面、
♬
鈍く鋭く輝き 生と死の狭間照らす
貴く尊く輝き 悠久の時を渡る
戦うための形 命絶つための形
この目を奪い 心を乱す 音(?)の美しさよ
決して引く気はない
負けられぬ 戦
の歌の時に、光徳さんずっっっっっと刀みてるんだよな、逃げ惑うというか、刀鑑賞してるんよ、、ひとりだけ別時空におる、、
わたしは光徳さんは戦場に出ることのないひとだったと思うから、刀が実際に戦ってるところみたことないような気がしてて、だから自分の推し(鬼丸さん)が戦って血を浴びてるところなんて最高のファンサだし、席ガチャなしでいろんな角度から好き放題にみれるのって最高の現場だと思うんですよ、、ほんとうにオタク!
鬼丸さん以外の刀もみれるなんて最高だな!!!みたいな顔してる、ここ歌ってるけど、ほんとうはそれぞれの刀に対してここが最高って全部語りてえ気持ちだったと思う。わたしもオタクだから気持ちわかる。わたしも刀剣男士全振りのいいところ言いたいもん。
あと光徳さんの歌で刀剣男士たちが力をもらっているようにも見えていいな、、!って思いました。
名を呼ばれる、じゃないけど、"本阿弥光徳"に歌われるって刀たちからしたらすごく力になることだとおもうんだよ!!!
だからさぁ、すえひろがりどうなっちゃうんだよぉ、、光徳さんが刀にバフかけれちゃうとすれば桑名とかムッチャクチャになるぞ?!ムキムキの桑名みたいよーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!
(桑名もたしか光徳さんに極められた子だったきがする)
40 ふたりの一期一振
ふたりの一期一振が秀吉を守るの、アツすぎるよ、、!
江水も少年漫画だけど、花影も品の良い少年漫画だとおもう、殴り合いしてるし。
一期「さすが吉光の太刀、良き刀ですな!伊達ではない、その名を見せつけましょう!」
一期「どうしても、似るものですね。では、参りましょう」
ここね、影打ちの一期一振の存在を認めているのがね、めちゃくちゃ良い、、
影とも鏡合わせみたいに戦う、そうだよなあ、兄弟以上に、双子なのだから、、
周りの刀剣男士たちも見届けるためにそっと納刀するの、良すぎるな、、
光徳「ありゃなんじゃ、武者か、神か、はたまた鬼か」
一期「あなたの中に、私はひと時の夢を見たのでしょう、それはがらんとした私の中の何かを埋めるなにかのような気がした、でもそれは叶わぬ夢、きっと何をしても埋まらない、それが私なのです!それが、刀剣男士一期一振なのです」
グヌ〜ッ!!!!一期一振がさ、"刀剣男士"であることに自分の形を決めてくれてさ、、ほんとうに、、!ほんとうに、、!!
自分に何もないことを認めるのってすごいことだとおもう、今のわたしはできない、、
影一期がさ、なにも語らないの、言葉を奪われてしまった、喉に詰まってしまったみたいでわたしが窒息しそう、ハア、ハア、、!
一期「お覚悟!!!」
影を切る、
しぶき、
納刀、
影一期を支える一期一振、
影一期「影はその名で語られず、消えるだけ」
一期「ええ、そうですね、ですがわたしが」
影一期「忘れろ!!!覚えて、おくな」
一期「そう言われても、自分の影は、わたしの兄弟のことを忘れるわけにはいけませんな!!」
一期「弟たちにもたまに叱られます、頑固だと」
ここさあ〜!!!!!!!!ーー!(大爆発)影一期の忘れろは、一期一振を思ってのことじゃん、兄弟だからじゃん、でも、それをさあ、「忘れるわけにはいきませんな」って、ずっと自分が一緒にいるって言葉にしてくれるのうーー、、、うーー、、泣ける、影一期にとってはいちにいが唯一触れた兄弟なんだろうな、、
影一期に寄り添う一期が泣きそうな顔で自分の分身を抱いているのもギュッ、、となる。
最後にふたりでわらってさ、、全然ハッピーエンドじゃないんだけど、たくさんの影に連れられて、元の物語に、埋まっていた場所に還ったのかな、、幸せになってほしかった、、
一期「私は、今どんな顔をしているでしょうか、自分ではよく分からんのです」
長谷部「いつも通りだ」
穏やかでやさしいいちにいの顔、兄の顔、
いつも通りだと言ってくれる長谷部の優しさ。
41 ゆれる砥水
光徳「むかし、いちどだけ、お刀の声をきいた、ようなら気がした。ようやくあての神様の声が聞こえたと、以来ずっと、お刀に耳を傾けて参りました。今だったらわかる、あては、あてが聞きたいことを聞いた気になっとった、思い上がりですわ。お刀を、心で見ようとしてはいかんのです。この目をでこの目だけで見極めんと。」
光徳「心は嘘をつきます。心は見栄をはります。心は叶わん夢を見ようします。そして心は醜く、されど美しい」
光徳「あては今日も、お刀のそばで砥水をゆらす、だけです」
軽やかに去っていく光徳さん、"お刀様"と言わなくなったところに、信仰心を失った、、わけではないけど、なんかやっと刀と自分を対等な立ち位置で視ることができるようになったのかなと思う。
でね、光徳さんの言葉きいてめちゃくちゃ反省した、わかってたんだけど、言葉にされて突きつけられると重みが違う、、
刀の声を聞くのってぬいぐるみの声を聞きし夢女に勤しむわたしじゃん、、?!
そうなんだよ、夢女って聞きたかった声を聞くだけだもんな、理想のスパダリ錬成してるんよ、、でもわたしはそれでも夢を夢で終わらせたくねえので今日もまたせこせこ好きな男の扶養にはいった想定の保険証を作ろうとしているわけですが、、、
でもほんとうに大切な時は心じゃなくてちゃんと視力でみようとしなくちゃいけないなと思った、危ない、好きだからという理由だけで殴り合ってはいけない。
42 詠み人絶えず
歴史通り、澱みなく豊臣は滅亡へと運ばれていく。
鬼丸「そばに置いていれば俺のせいにできた、惜しいことをしたな」
一期「ええ、ですが、あなたを永らく扱っていた本阿弥家は途絶えることなく、ずっと続いていきますな」
鬼丸「ああ、鬼が来ないよう、俺がずっと見張っていたからな」
この鬼丸さん、本当は自分が家を滅亡させる刀だとわかっているんだと思う、滅亡させる、途絶えないように見守る、これは鬼丸国綱には操作できないただの"物語"なんだよな、偶然が重なってついた逸話を理解して、自分でも大事にしててすごく素敵。
桜の長義くん、うつくしいな、、
♬
花の雨に 泣いているのは
空か花か ぬれそぼ月見が儚く散って
声が、、いいッ、、!
長義くん、身体もデカけりゃ声もデカい、頼りになる、ありがとう、、
もし江水の時、肥前くんじゃなくてまんばちゃんが希望した長義くんが出陣してたらパワーが過ぎてとんでもないことになってそうでそれはそれで見たいな、、と思った。
長義「長谷部も知っているのか?」
長谷部「山姥切国広が歌っているのを聞いたことがある」
長義「ん?なんだって?」
長谷部「ん?」
長義「えっ、、」
長谷部「え?」
モダモダしててかわいい!!!!!!
長谷部「いやだから山姥切国広が歌っているのを聴いたことがあるって」
長義「小竜景光ちょっと話がある!!!!あの歌は、山姥切国広がうたったものなのか?!」←かわいいキュート
小竜「ん〜?さあ、どうだったかな〜?」←ギャル
ちょうぎくんかわいい〜♡♡ってなってたらなんかよくわからんけど、ソハヤが酒がソハヤで酒だったので
そはや、?、?さけ?!?!?!?!!!
で全ての記憶が飛んだ、初日でも現地でも記憶が飛んだ、わたしの記憶まで焼け落ちてしまった、えっどういうこと?
なんなんだよソハヤどこにでも酒持ってくの、なんなんだよ!!!最初のみつよで刺すだけでじゅうぶんだったのにソハヤなんで、??!なんで刺された?!三池の、女殺されすぎでは?!ソハヤ、、なにもの、、?!しかも酒に轟音って書いてあるの何?!?、?!る!
現地行った時酒の文字が見たすぎてずっとオペラグラスギチギチに構えてた、多分瓶に八房の絵もかいてあります。
桜吹雪きれいだ、、、
長谷部「ああ、さくらという名を表すような、見事な咲きっぷりだ」
鬼丸「ああ、だがその名で呼ばれなくとも、この花は美しい」
大般若くん口笛上手に吹けててやる時はやるのえらくてかわいかったな、、!
名前が呼ばれなくても、美しいものは美しい、と言ってくれてすごくにっこりした。
名前がないものを美しいと言っていいし、美しいものに自分が名前を与えてもいい、思っているより世界は自由で美しいものばかりなんだろう。
♬
東の空に陽炎 揺らぐ炎に似た影
こぼれ落ちたいっぺんの歌
詠み人知らずの歌
触れた砥水に移ろう
ゆらぐ微かな花影
こぼれ落ちた美しき歌 詠み人知らずの歌
名もなき歌は 風に消えていった
誰にも知られる こともなく
名もなき花は咲いたことにさえ気づかれることはない
一寸先は紙一重 闇一寸隣は影
触れた砥水にうつろう ゆらぐ微かな花影
こぼれ落ちた忘れえぬ歌
読み人知らずの歌
かの花は 呼ぶ名を持たず
かの歌は詠み人知らず
ハア〜、鳥肌止まらん、最高の最後では?
いつもそばに美しいものがある、残らないものも愛せよ、ハア、刀ミュは道徳の教科書よ、、
花影良かった
花影ゆれる砥水、すっごく良かった!!!!!!!
ものに対しての接し方、自分の中の神様に問いかけること、自分の中に日々建設されていく廃墟、わたしの抱えるさまざまな課題が浮き彫りになった。
夢を見すぎるのはよくないと諭された気持ちになる。
でもそれでも抱えていきたいものは抱えたままでいたいなって、カテコの光徳さんみて思った。
感想文は第一部だけになってしまったけど、第二部も本当によかったです、ホストクラブすぎて気がおかしくなりそうだった、特に大般若くん、大丈夫か?!
すえひろがりでメッチャ蚊に刺される未来が見えるので過去に遡って蚊を全滅させたい。
鬼丸さんも良すぎたのではやくみつよと並んでくれ〜!という気持ち、、!
大包平とも並んでほしい、おもろいから。
明日からは過去作品順番に鑑賞できたらいいなあ、再演のものみてないから新しい発見があるかもしれない!たのしみだ〜!
おしまい
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