感想【舞台刀剣乱舞 義伝 暁の独眼竜】

義伝みるぞ〜!

義伝みるぞ〜!!禺伝のためとはいえ、動く歌仙兼定をみる機会がやっと作れて僥倖だった。
でもわたしは伊達政宗のこと何も知らなくて、伊達双騎とレッツパーリーの人ということしかわからん、、
知識なしで感受性だけで楽しむのも良い経験だということにして鑑賞した。

⚠️これは刀ステの初見で歴史に対して知識がほぼ何もなく、刀ミュが好きな人間が書いた感想文です。文章も上手くないし、相当気持ちが上がった状態で書いているので大変感情的で、しかも死ぬほど長いです。ご注意ください。
刀ミュと重ねすぎている!いろいろ!


1.義伝の物語

義伝、物語が良すぎた。ずっとつらかったので、再生するのを何度も止めて場面を反芻する鑑賞の仕方をしているわたしは、ものすごい時間がかかってしまったけど、頁を捲る手が止まらない、まだこんなにある!のような、面白すぎる本を読んでいる気持ちになった。
ものすごく辛かったはずが、終わってしまうとさみしい。

物語は、ゲーム刀剣乱舞の回想"九曜と竹雀"が大元になっていた。
この回想の全てをみたのがつい最近だったので、集めておいてよかった〜!とほっとする。
この回想、伊達と細川の絆が深くて、ここまで命に関わるようにひしりと繋がっているの知らなかったから感動した、びっくりした。
2.5次元、回想がそのままみれるのものすごく豪華だね、、!
そのまま本物なのにそのままやってる!みたいなつまんなさは全くない、歌仙と大倶利伽羅の心情を、回想だけではわたしはここまで辿り着けなかったから見れて良かった。
回想の合間にこんな話があるというか、回想をここまで膨らませて物語にできるのすごすぎるよ〜!プロの二次創作!!
妄想するしかなかったことが、表情が温度が、視覚として情報に入ってくる答え合わせができるの、最高すぎるな。
でも、メディアミックスが正解なわけではなくて、わたしは受け取った彼らの過去を自分の本丸の解釈で刀剣乱舞を楽しんでいい、というのは忘れないようにしたい。

1-1 伊達政宗

伊達政宗、一体何者なんだ、、!!
むかしめちゃくちゃ流行ってた某戦国時代のゲームで英語喋りながら六爪の武器で戦ってたことしか覚えとらん、、
政宗派と幸村派で割れたよな、あの時代、、(わたしは信長過激派だった)
今でもペンライトを両手にたくさん持つ時に思い出す。淡い苦い記憶である。
義伝みても伊達双騎みてもなんもわからん、深みがありすぎて、、

伊達双騎の政宗さんは、手紙をたくさん書いたなんだか気のいいかわいい素敵な御仁で、思い出す度にやさしい気持ちになれるひとだった。
でも、義伝の政宗さんはどうだろうか。
びっくりするくらい野心が強い、気持ちが熱い、初対面で肩を掴んで俺を好きになれと言ってくるくらい(言ってないよ!!!)バチイケ伊達男だった。はえ、、かっこい、、、

信長に憧れて、天下が欲しくて欲しくてたまらない、飢えた狼のような顔をしているの良すぎる。

政宗「ならば俺は世に戦があるうちに戦場で死にたいものよ」

忠興「それは許さんぞ、共に戦国を生きた俺とお前の義にかけて誓え。死んではならん、来るべき天下泰平の世を生き抜いて行くと誓え。俺もお前ももういくさびとではないのだ」

政宗「嘘が下手だな、隠せると思うな。お前の中にもまだ戦国の武士の血がたぎっておる」
義伝

ここの場面大好きだ、政宗くんにとっての信長の話も聞けるのが良い。
虚伝の信長、みんなそれぞれが語る信長で信長は何も語らなかったの、虚像を崇拝しているようで不気味だったが、ここにも匂うの最高だね、、!
そして政宗くんの熱い人柄が伊達双騎と全然違う味がしてうまい、、うますぎる、、!
政宗くんこの場面では限りなく光の男なんだけど、死に自分の救済を求めているのが本当にヤベ〜男で大好きだ。
死装束の政宗さん見た時、「これ伊達双騎でみたことある!!!!」ってなった。ベネッセか?

義伝の秀吉くんはなんとなーくやなやつみたいな描かれ方していて、歴史上の人物の善悪なんて受取手の解釈次第なんだよな〜と、何が悪で何が正義かみたいな村雲江を思ってギュッとした。

伏見城にて、
「おいお前、どことなく秀吉殿下に似ておるではないか」
「誠でございますか!」
「よし、真似してみろ」
「首の皮一枚繋がったな」
「似ておるのは顎だけではないか」
義伝

殿も真似が下手で好きだし、酒にずんだ餅乗って楽しくなっちゃって褒美にずんだ餅あげて、酔って部屋が斜めに見えちゃって、他人の家(しかも上司みたいな存在)で死ぬほど寛ぐ政宗さんの豪気さお茶目でキュートで、伊達双騎と並べてもすっごく楽しくてよかった、、!
同じ伊達政宗を描いた作品として並べて鑑賞できるの最高だな〜!どっちの政宗もかっこよくて優しくて強くて楽しいし熱い!

秀吉さんが亡くなって、「また戦の世が戻ってくる。あの命を燃やすような戦国の世を」と高まっているのも大好きだ、、
人が死んで喜ぶ、わけではないが、機会が巡ってきたと強かな狩人の顔をする政宗さんはかっこいい、強欲な男ってイイんだよ、、!!
でも、親友のような忠興くんに妄執に囚われていると言われ、信頼する家臣の片倉くんから死を覚悟されてまで見果てぬ夢と言われ、夢を否定され、忠興くんと殴り合いの喧嘩をして、
「どうして俺はこの時代に生まれたのか、なぜ早く産まれなかった、」
と悔いる政宗さん、ぐるぐる巻きに虚構の "天下" に囚われていて歴史修正主義者に付け込まれる隙になってしまっているのが、デカすぎる地獄への道標にみえる。

「主なき甲冑が、人の言葉を話すか」
「天下はお前を欲している、お前が天の定めた天下人なのだ、天下を望め」
「俺が天下人に」
「俺は、狂っているのか、、」
義伝

そういえば虚伝の織田信長ってなんで天下を求めたのかって言及されてたっけ?!見逃したか記憶をなくしたかでわかんないけど、特になにも言われてなかったきがする。
三百年の家康さんは「平和な子守唄の聞こえる世を作りたい」というやさしい願いで天下をおさめたわけだけど、信長と政宗さんは天下というトロフィーを欲しがっただけで、取った後はどうこうというのは無い気がしていて、ずっと疑問に思っていたら大分終盤に明らかになった。

繰り返される関ヶ原の場面。

「帰ってきたんじゃ、ここが俺たちの生きる場所、死する場所」

ああああああああ政宗さんは、天下じゃなくて、生きる場所が、死ぬ場所が、戦場がほしかったってこと、、?!
家康さんと大違いすぎるよ、なんなんだよこれ!!なんてじぶんかってなんだ、、なんてひとりよがりなんだ、、、戦も歌もひとりでやれるとおもうなよ、、!なんで、、!そこにはあなたの国の民の犠牲はないのか?!ごへいのようなひとがたくさんいたのではないか?!

義伝は一般庶民達の傷に何も触れていない、残らなかったひとの歴史がほんとうに描かれていない。
伊達政宗のための捧げ物のような作品。
政宗さんが、戦う理由がこんなにも、はあ、じぶんの人生を全うするためだけのものだったとは、
はあ、、はあ、、、なんて最高の男なんだ、誰かのためじゃなくて自分のために戦うこと、素晴らしい。

「あと20年、いや、10年早ければ、、」
命の根源の出生を悔やむ男やばくない?
自分に足らない要素が時間だけと思っていることもやばいけど、あと10年早ければ"豊臣や徳川に勝って天下を取れていたと思っているのがやばい、かっこいい、、
楽して天下を取ろうとしてないだよこのひと、、戦って勝ち取りたいんだよ、、、、すっごい胆力。
しかも織田信長の意思を継いでいくつもりなのよこのひとは!!
ウエ〜ン、虚伝が〜!!虚伝の記憶が〜!!!
「見果てぬ夢か、、」と目をおさえるのも、眼帯に包まれた右目で夢をみているようで狂っちまうし、最後の場面で政宗さんにとっての右目が片倉くんという存在なのが苦しかった、、
その右目でずっと夢をみていた、、

考えすぎかもしれないけど、伊達政宗って陰陽が強い男な気がする。
豪気で戦意旺盛な面と手紙をたくさん書いて人をもてなすのが大好きな文化人の面、伊達の刀たちがその陰と陽を表しているのかと言われると伊達の刀に詳しくないわたしにはわからないんだけど、なんかどーしても邂逅した時に大倶利伽羅と光忠くんに反応して、鶴丸とさだちゃんには反応が特になかったのがひっかかるので何か理由が欲しくなった。
ただ単に似ていると思ったから話しかけただけだとは思うんだけどね!でもめちゃくちゃ気になった!

伊達政宗が伊達政宗たるべきために必要ともいえる象徴のような甲冑が、誰よりも何よりも天下を求めていて、その心に歴史修正の力が取り憑くの怖かった、、
めっちゃどうにもならんみんなでかかっても勝てない強いヤベエやつの感じ、あおさくの検非違使すぎてトラウマが蘇る。

政宗さんは「お前は俺の幻ではなかったのか」「俺の妄執がみせる幻か?」と問いかける。
政宗さんが最初に甲冑の幻をみて「俺は狂っているのか」と言ってた時、わたしは政宗さんこのまま狂っていくんだな、、と思っていたんだけど、実際は政宗さん正気を保ったまま狂わされているみたいに描かれててマジの地獄を感じた。
政宗さんこのままいくと、自分が歴史にいてはいけないにんげんだってわかってしまった時に、戦場で果てることができる!と救いを見出してしまって自害したり刀剣男士に自分の命奪わせそうで無理!!!見てられないよ!!!嗚呼、そんな結末じゃなくて良かったけど今際の際の伊達政宗は伊達双騎とは異なる冷えた寂しさがあった。

繰り返す関ヶ原の場面では、政宗さんはあと何回忠興さんに刺されればいいんですか?忠興さんはあと何回政宗さんを刺せばいいんですか?
と苦しかったの。
政宗さんさ、、なんで、刺されてるのに「俺のずんだもちうまかっただろう」ってしゃべってんの、マジでおかしいよこのひと、、もてなす気持ちと狂気が錯乱していてドのつく地獄だった。

[片倉くんとの関係]
片倉くんかわいい、「いがぐりのおばけ、、!」って思われてるの愛おしいし、政宗さんに対して過保護で良い。
片倉くん、わたしの今まで触れてきた歴史の中だと、静かでかっこよくて政宗さんの熱いところをおさめる冷静な重臣という印象で、影の部分を担っているような存在の薄さ?弱さ?縁の下の力持ち感があった。
ない、、
でも義伝の片倉くんは政宗さんが天下を望む、心を囚われるようになってからは、コミカルさも合わさって、シェイクスピアの道化みたいな立ち位置になってる気がする。
シェイクスピアの道化はリア王が狂っている時は出てこないけど、片倉くんは反対に狂っている時に出てくる(輝いて見える)道化で、しかも地獄の果てまでついてきてくれる、"逆道化"とも言えるかもしれない。

リア王の道化の台詞にいくつか好きなものがある。

「だって他の称号はみんな譲ってしまっただろう。残ったのは生まれつきの阿呆だけ」

片倉くんは政宗さんを馬鹿にしていることは決してないし、道化もリア王を馬鹿にしているわけではない、
でも真実をグサリと刺す、義を持って伝えるところに、片倉くんめっちゃ道化だな!と思う。
政宗さんを止めていた片倉くんが、地獄の果てまでついていく覚悟をしているところも良い、
「力づくで止めるか」
政宗さんの声が歪になっていて、片倉くんも、政宗くんが政宗くんじゃなくなっていく感じを、政宗さんも政宗さんでなくなっていく感じを受け入れている。

でも最終的に、

「やはり、某はあなたを死なせるわけにはいきませぬ」
「お前も俺の天下を阻むか?」
「あなたと忠興様の間に義があるように某にも貫き通さなければならない義がある、あなたはそれがしがお守りする、助太刀無用、これは伊達に仕えるものの戦いだ」
義伝

と忠義をみせるところ、ほんと、これ、、リア王なんだよ、、、!ずっと一緒にいてくれるんだよ、、ほんと、、ハア、、!くるしい、!

1-2 細川忠興

わたしは残念ながら細川忠興のことを歌仙を通してしか知らないので、初めてみたときびっくりした!(なんなら幽斎さんと混ざっているまである)
戦慣れしてそうな健康的な肌色に、顔に刻まれた傷、がっしりとした体つき、険しめな表情、もっとたおやか〜な感じの柔和な男だと思ってたよ!!!!話が違うよ!!歌仙!!!

でも、お話が進んでいくごとに、「ああ、、めっちゃ歌仙、、」ってなったからすごい。
細川のお家の雅なところを濃縮還元して他は筋肉に仕立てたのが歌仙なのかもしれん。
歌仙のあのふんわりした愛らしさの中にムチムチな肉体秘めてるの気が狂うよな、、!大好きです。

細川のお家についての知識がなさすぎたので、細川のご隠居様(Twitter@yuusai1534)のツイートから勉強させていただいた。
歴史がとても親しみ深い語り口で勉強できます。みなさんもぜひ!よんでほしい!

(細川のご隠居様!掲載のご許可をいただきありがとうございました!)

愚か者なので全部は理解しきっていないけど、雅の防人となった細川のお家の人たちの素敵さや、歴史の端々に溢れる美しい優しい歌たちの韻には思わず口ずさみたくなるような楽しさがある。
"口ずさみたくなる歴史" って素晴らしいな〜!と思ったし、全部わかりきらなくても大事なものは歌の響きにあるような気がしたので、ゆっくり学んでいきたいと思った。

忠興さんの言葉には強さがあった。
「賢くなければ生きていけない」には、文化人であることが太平の世には必要、つまり、天下人に求められる素質として文化人であることが必要、と言っているように聞こえた。えっ、、忠興さんは雅で天下を取ろうとしていたってこと、、?!最強じゃん、、、!好きだ!
言葉の強さを知っているからこそ、口に出さないところがあると思う。文系だから。
だけどあえて口に出すことが多いのも素敵だよ、魔法だもの、、
人柄も大変良い、「残らず血に染めてくれる!!」とか、嗚呼〜となる。

「俺は信長を超え、天下をこの手にそれを見果てぬ夢にはしない」
「お前はまた、天下を欲すると言うのか」
憧れを追い続ける友に対して、忠興さんのこの言葉はもちろん言葉通りの意味があるのだろうけど、どこか政宗さんへの羨慕が滲む気がするなあ。
織田豊臣と仕えた忠興さんだって深層では天下が欲しい気持ちもあって、素直に野心を曝け出せる政宗さんが羨ましいこともあったと思う。
あと、繰り返す時間の関ヶ原にきた政宗さんが、「天下が取れねば生きている意味などない」「ならば俺はこの戦場で散るだけじゃ」と言って斬りかかってくるのに対して、なんも躊躇いもなく戦うし、かなり命に関わりそうな腹をブッ刺すのなんなの?!ってなった。
友だちでさえ厭わずに何度も何度も何度も雅の鉄槌を下せるの、、すっごいよ、、、わたしは絶対無理だ、、と思っていた。
でも、伊達政宗の最後を見届けた忠興くんをみると、友だちだからこそ願いを叶えるために躊躇いなく刺したのだなとわかって、わたしの愛は薄くて弱いのかもしれないと苦しくなった。

2 歌仙兼定へ

刀ミュ以外は活撃くらいしか鑑賞していないわたしは、初期刀である歌仙兼定が、立ち絵の左右の動作以外をするところをみたことがない。
もちろん脳内歌仙は、お茶飲むしご飯作ってくれるし歌も詠むし花を愛でるし髪を撫でてくれるし近侍のソハヤと大喧嘩するし、ついでにわたしが嫌いな人に雅の鉄槌を下してくれるのでみたことないわけじゃないんだけど、眼球では確認してないから、義伝のことものすごく楽しみにしていた。

でも大好きな刀だから、もし万が一わたしの思ってる歌仙じゃなかったらどうしようみたいな不安があったんだけど、いやほんと〜に、ステの歌仙すごすぎて本物だ〜!!でおおはしゃぎして今まで抱えていたスーパーデッカ雅感情が大爆発して無茶苦茶になった。
歌仙兼定が生きてて呼吸してて温度あって質量あって歩いてて影も一緒に歩いてるの感動するよ、、!!
「風流を愛する文系名刀さ、どうぞよろしく」と牡丹にそっと触りながら優しい声で言うの本物すぎて苦しかった、ここでもう泣いた。

2-1 歌仙兼定と大倶利伽羅

禺伝を鑑賞する上でこの二振の関係には注意しなくてはと気をつけて鑑賞したが、想像以上に仲悪くて良かった。

最初の仲の悪さ、思わず肩がぶつかってしまう嫌な息の合い方、歌仙が大倶利伽羅に対してやや一方的にガミガミした棘ついた感情を持っていて、大倶利伽羅はそれに対して気にしていないようなつっけんどんな素振りをしつつ確かに呼応していく。
でも、歌仙が大倶利伽羅にコミュニケーションを取ろうと努力する場面がたくさんある(かわいい)

  1. 歌仙が伊達と細川の縁について大倶利伽羅に聞こえるように話している場面
    伊達の心遣いに、「その心はなかなかに風流」と寄り添うの、コミュニケーション取ろうとしててえらい、、!となる(ちょっと上から目線なのが歌仙らしい)

    そして「そうは思わないか?」と問いかける、ここ〜!!!!
    あの、!わたし歌仙の大好きなところのひとつが、"共感を求めるところ"なんですよ!!!
    歌仙って絶対、

    「台風は雅じゃない、どうして存在するかわからない、、そう思わないか?」

    って言った時に、

    「台風はね、たくさんの水蒸気が上空に集まってたくさんの積乱雲が..ウンタラカンタラ」

    って説明されたらガチギレする子なんだよ!!!!!!
    (弊本丸ではこのような回答のことを三十七人目案件と呼んで気をつけている)
    この場合の正しい回答は、

    「そうだね、台風嫌だね。でも荒れ狂う嵐の中一生懸命いのちを繋いでいる草花は美しいし、この雨が全てのものをつやつやにするんじゃないかな」

    なんだよ!!!!!!
    そしたら歌仙はにっこり笑って

    「それもそうだね、嵐が去るまでお茶でもしようか」

    って言って美味しい茶を淹れてお菓子を出してくれて難しい雅な話を聞かせてくれるんだよ!!!!!!!!!!!!!!
    ハア、、!ハア、、、!!!

    歌仙は!!!!心のふれあいを愛している素敵な子なんだよ!!!!!!!!!!!!

    ご清聴ありがとうございました。

    (ここの歴史、ゲームのテキストで読んだだけでは全然わからなかったけど、舞台で映像で見れるとすんなり情報として歴史が脳に入ってくるのでありがたかった、、!愚者にもやさしい)

  2. 江戸の街に来た歌仙と大倶利伽羅の場面
    江戸の街並みに対して「もう少し風流な方がいいと思わないか?」と一生懸命話を振る歌仙、、!もーーーー!!!かわいいッ!!!!!世界で一番!!!かわいいッッ!!!!!!!

    ここの歌仙は、大倶利伽羅とあまりにも気が合わないことに少し焦りを感じていて、人見知りもしてて、話の振り方が「あいつが嫌いであれが嫌い」みたいな悪い方向に話を振ってしまっていて、そこが大倶利伽羅には全く刺さらんというのがもうコミュ障の会話で、会話が下手くそで愛おしいよ、、、!わたしかよ、、!!!

    そして終いには、
    「東北の田舎刀が、、」
    「好きに喚いていろ」
    に落ち着いてしまう。
    何かを否定する会話で他人と仲良くなろうとしない方がいいんだよ、、!と、心臓がむず痒くなる。

  3. 大倶利伽羅に絆を感じる歌仙

    「縁あるふたり、殺し合いをさせるのは風流じゃない」
    「貴殿もそう思わないか」

    歌仙のこの、、決意を決めるのが風流かどうかなの、最高だよ、、、しかもあんまり"共感"しない大倶利伽羅に諦めずに共感を求めて語りかけるの、、ウエーン、、、

    さだ「どうした?」
    伽羅「なんでもない」
    光忠「からちゃん、僕たちは歴史を守らないといけない。それが、主の命だからね」
    伽羅「、、、任務は果たす」

    大倶利伽羅のさ、政宗さんへの心に気付いて語りかける光忠くんめっちゃママなんだよ、、
    間のかんじがいやすぎるし、「主の命」という言葉、わたしは伊達政宗を主と一瞬思ってしまった、ちがうちがう!この子たちの主はステ審神者なんだよ、、大倶利伽羅は今はステ審神者の刀なんだよ、、、あぶない、あぶないよ、、

  4. お酒を酌み交わす場面
    ここ、良さが深すぎる、ふたりとも素直じゃないんだけど伝わりあっている、背中を預けて戦えるような距離感になっててうれしかった。

2-2 歌仙兼定と小夜左文字

歌仙が小夜に向ける特大の愛が大好きです。
兼さんはもちろん弟分だし、新しいムコちゃんにも兄弟だと感じているのだろうけど、小夜に向ける気持ちは格別で、左文字のお兄様達にも負けていない。
小夜に対して「伊達の刀は教育上よろしくない」とか他人を貶めることを言うのも歌仙の愛なんだよな。

屋根の上で小夜とお話しする歌仙兼定、、
(歌仙が屋根瓦踏み抜かないからめちゃくちゃ心配してた)
小夜は多くを語らず物静かで暗いところもあるけど、歌仙の核に届く言葉を語る。
でもなんでもかんでも言っているわけではなくて、黙り込んでしまうことも多くある。
歌仙は共感や寄り添いを求める刀だから、きっと細川の縁がなければ小夜と打ち解けることはなかったのかもしれないから、この関係は細川のお家が作ってくれた豊かで美しい糸だとわたしは思う。
また、元の主のことを語る歌仙が「血生臭い男だった、僕の理想とする主とはかけ離れている」と語るところ、悪鬼のような血腥い男の、文化人の面こそが、その理想や、歌仙の掲げる風流と雅だというのが最高だな、、
これも虚伝の信長とおなじ、呪いなんだよ、、!ウウ、、!

「伊達の刀たちは、強いです。あの方達にも刀として、逃れられない物語があるはずです。それなのに、あんなに明るくて楽しくて優しくて自分を貫いて、まるで人の身を受けたものとしての生を謳歌しようとしているみたいな」
「謳歌するのと自分勝手は違う、あんな奴らのどこが、、!」
義伝

歌仙が大倶利伽羅に持つ不満が歌仙自身にもにも重なるところ心臓がチクチクする。
歌仙、どこかで抱いていた伊達の刀への憧れを小夜に言われてドキッとしただろうな、、、!

「あの方達の、元の主人、伊達政宗はどのような人だったのでしょう」
「さあお小夜、ここにいたら身体を冷やしてしまう、中に入ろう」
義伝

ここの、、歌仙の、、、優しさを大義名分として他人の話を遮るというか、、
そういう狡さがすきなんだよ、、わたしは、、、
「もういいだろう」とかじゃなくて、「身体を冷やしてしまう、中に入ろう」なんだよ、、

多分歌仙は審神者が「そろそろ現世に戻らないといけない、結婚もしないといけない、親に孫の顔をみせなくちゃいけない」みたいなことを言ったら「そうだね、ほら、今日の夕飯はきみの好きな卯の花と唐揚げだよ」って言ってもう全部忘れさせてとりあえず寿命まで審神者を離さないんだよ、、
死んだ後も「そろそろあの世にいかなくちゃいけない」って言ったら「ああ、そうかもしれないね、おや、あそこに咲いている花はなにかな?」って言ってくるんだよ!!エターナルな愛だよ!!!!
(個体差がある)

2-3① 歌仙兼定とわたし

義伝の歌仙兼定という刀、あまりにも自分すぎて、恥ずかしいし、心臓バクバクするし、世界に謝りたくなったり、情けなかったり、正直「なんでそんなこと言うの!ばか、、!」って言いたくなるようなこともあったし、涙がたくさん出てきて前が見えなくなってしまったことばかりだったんだけど、そんなところがずっとかわいくてかわいくてかわいくてかわいくてかわいくて、全部の歌仙が大好きで愛おしくて、ああ歌仙兼定を初期刀に選んで心からよかったと思えた。
愚かだけど最も美しくて慈しみに満ちた優しい愛すべき刀。

結局わたしは自己愛に塗れたにんげんなので、歌仙と自分の共通点をみつけると、刀剣男士で自分とは異なる生き物だからということを大義名分にして、歌仙の汚点をベタベタに慈しみや許しを求める気持ちでいっぱいになる。
というか、歌仙に汚点はないのにわたしがわたしのために歌仙を汚してしまっている。
本当に良くないことなんだけど、歌仙のおかげで救われたところがたくさんある。ごめんね、、ごめんね、、、
歌仙の主失格だな、鬱になってくるので飯を食う。

わたしはこの先自分のことは一生愛せないだろうけど、歌仙のことはきっと一生愛せるから、歌仙を通して自分を愛せるように初期刀に選んだんじゃないかな〜って審神者になった頃を思い出した。

2-3② 歌仙とわたし

以下は歌仙みてて特に自分が重なりすぎて苦しい場面の抜粋をする。
苦しいんだけど、歌仙は愛おしいし、歌仙の気持ちわたしはすごくわかるし、わたしの気持ちを歌仙はわかってくれる気がするから大好きな場面でもある。

  1. 歌仙が伊達の刀や江戸の街を小夜や大倶利伽羅に向けて悪く言うところ、自分の好きなものではなく自分の嫌いなもので自分を語ってしまう、コミュニケーション取ろうするところ。
    自分の中にある好きなものを否定されるのが怖くて、大切にしているから敢えて嫌いなものを掲げるところに脆さを感じる、、
    しかも嫌いなものは、許せないものという意味も含んでいて、それは信念だから嫌いなものすら歌仙にとっては大切なものなんだよな。

    「ふん、、!天下を取りたくても取れなかった、東北の田舎侍にはちょうどいい物語だな」
    歌仙は伊達の刀がたくさんいる前でこんなひどいことを言ってしまう。
    「そんなこと言っちゃダメでしょ!!!!!」と言いたくなる。
    ああもう、、!
    刀剣男士が刀剣男士の物語を否定することなんてしたらだめだろうが、、!しかも言葉が強い歌仙が、、!
    あああ、、歌仙の小夜の大倶利伽羅へ向ける感情を断ち切りたいがためだけにチクチクした言葉をわざわざかける愚かさ、他の伊達の刀はこんなにいるのにさあ、、!もう、、!ほんと、歌仙、、!!!一緒に謝るからごめんなさいしよう?!?!?!でも、好きだ、、

  2. 感情的にワッと大倶利伽羅に言い返して、大倶利伽羅についていってしまった小夜に対して「お小夜が冷たい、、!」と呆れられたことに気付かずにいるところ。
    わたしすぎて、親しみを感じる以上に傷口を抉られて塩塗り込まれて罪を認めさせられているよな気持ちになる。
    ここ、呆れられたことに気付いているけど「自分は正直に感情を言葉にしただけだから悪くない」とふてぶてしいまでの正直さを持ってる可能性もある。ああ、、めっちゃわかる、、、好きだ、、、

  3. 「ああその通り、親代わりでもあり、兄代わりでもある!」
    政宗さんの問いかけに対して、左文字の兄たちを差し置いて、親で兄を名乗る歌仙、最高に自信満々でかわいいんだ、、
    歌仙みてて、自分も表現を誇張しがちで空回りすること多いよなと反省するんだけど、楽しいことはめちゃくちゃ楽しいって言いたいし、美味しいものにはめちゃくちゃ美味しいって言いたいし、愛する刀にはめちゃくちゃ愛してるって言いたいから良い感情を言葉にする以上、どんどん盛っていきたい。好きだよ歌仙。

  4. 「僕たちは、百姓仲間なんです!!!」
    咄嗟に政宗さんと話すことになった歌仙ね、あのさあ、、わかる?この愛おしさが!!!
    この間歌仙初期刀のフォロワさんと、「歌仙の審神者、追い込まれてからが本番説」あるよねって話をしたの思い出した。わかる。
    これなんだよ歌仙のかわいいポイント、このさ、本番に弱いのに、かわいがっている小夜がみている手前恥は絶対かけないところに内心焦りつつ持ってる知識と勢いでなんとかしようとするところ。
    有り合わせの知恵のサバイバル能力が高えけど声裏返っちゃったりして感情ダダ漏れなところ愛おしい。
    (ここの場面の、必死に訴える歌仙と後ろでアセアセしてる小夜めっちゃかわいいし、この場面、後ろで歌仙と政宗さんのやり取りを静観している伊達のヤバさ怖くて良い)
    そして政宗さんから刃を向けられた歌仙が「おや、、?」と雅にびっくりしてて、政宗さんに対して刀を向けて大倶利伽羅が牽制するところ最高すぎて歯軋りした。かわいいね、、

2-4 歌仙兼定の良さとかわいらしさ

  1. 絶対死なない負けない
    どんな地獄にも絶対折れない負けない強さがある。義伝の終盤、流石の歌仙も無理かもしれん気がしちゃってミュ屈指のハッピーエンド力(ぢから)を持つ大包平に助けを求めたい気持ちになったが、心配要らなさすぎて、歌仙は超逞しかった。杞憂だった。

  2. イエス雅ノット雅
    歌仙の「雅だね☺️」でありたいのに、ささやかなことで「雅じゃない😡」になる短気なところかわいい。

  3. 影がかわいい
    雅毛の影が、おんすていじのすていじ用の光に当てられたみつよのデッカいかちぃ影と同じくらいかわいい影だった。
    わたしの影史上で一二を争うくらいかわいい。つつきたい。

  4. 小夜に尊敬される大倶利伽羅に対してめっちゃおもしろくなさそ〜にそっぽを向くところ
    わかりやすすぎてかわいい。

2-5 歌仙兼定を縛り上げる

わたしがまんばちゃんかわいいかわいいってなってる間にいつのまにかみんなバラバラになってたらしくて、みんな合流したけど歌仙と大倶利伽羅だけいないのでスゲエ嫌な予感してる。
あれか?お化け屋敷にグループで入って任意のカップルを置き去りにしてくっつけるみたいなやつの地獄バージョンか???
と思ってたら仲良くぐるぐるに縛り上げられてているよ、、野生の雅を捕まえて縛り上げれるのすごいな、、

歌仙「この僕を縛り上げるなんて雅じゃない💢」
この歌仙大好き!!!縛り上げられててしおらしくならないところほんとうに愛してるし、大倶利伽羅と見合ってめっちゃ嫌そうにする歌仙、嫌いな人に会ったわたしの表情とおんなじなんだよな、隠す気ないんだ嫌悪感をよ、、大好きだよ。

歌仙「この僕を捕まえて芸者なんて、風流がわかってないと見える」
歌仙!!こういう時は余計なことを言うんじゃない!!でも!!!めっちゃくちゃ好きなんだこういうところ!!

歌仙「どうして、どうして貴殿はそうなのだ」
歌仙「何故そうやって血腥い己を曝け出す」
忠興「貴様に俺の何がわかる?」
歌仙「何がわかるだって?じゃあ貴殿に僕の何がわかる?!」
義伝

ガチギレしてたのに、忠興くんの顔を見て、笑ってしまう歌仙、瞳に写った自分の顔が、忠興さんとそっくりで笑ってしまったのかな、写してたんだなきっと。

歌仙「僕は何を心を乱しているんだ」
歌仙「お小夜、僕はお前の言うように、強くなどないようだ、ふふ」
歌仙「僕は、貴殿を軽蔑する」
忠興「なんじゃと?やはり間者か、その美しい顔、切り刻んでくれるわ」
義伝

歌仙のことをうつくしいと思ってるの、それを斬ろうとするの、忠興くん、何、、
忠興くん、政宗くんも切って、歌仙もきる、なんでもきる、、なんかもう、めっちゃわかる、怒りに身を任せてしまったわけではないんだけど、許せないから、斬るんだよ、、細川のひとたちは許せないものに対しての力がデカい気がする。

「こうして出会ってしまったのも何かの巡り合わせか
貴殿は、風流を愛する心を知るはずだ
雅を愛する心を知るはずだ
だから、そうやってら狂気に身を堕とす貴殿の有様を今はただ、悲しく思う
貴殿は、決して狂気に堕ちたものではない」
義伝

この場面の忠興さん、歌仙の言葉の強さに振り上げた刀を下ろせない感じあって、歌仙のいちばんの強みは剣でも肉体でもなく言葉による魔法なんだよなと思う。
ここの歌仙は忠興くんだけを見ているが、この問は大倶利伽羅にもちょっと刺さるんじゃないかなあ。

「着物が血で汚れなくて良かったよ、血染めの着物など、風流ではないからね」
(静かに鶴丸との意識の違いが覗くの好きです)

忠興「風流とは、何も煌びやかに着飾るものではないぞ」
忠興「空を見ろ、夜半まで雨が降っておったが今は晴れ渡っている。あの星々を見ろ、あれこそ風流とは思わんか」
忠興「風流でありながら、侘び寂びも湛えておる」
歌仙「この僕に、風流の講釈を垂れるつもりか?」
義伝

ここの歌仙大好きだ「この僕に、風流の講釈を垂れるつもりか?」ほんと、殺されるかもしれないって時にめちゃくちゃなことを言う、自分の雅が揺らぐことがあるのなら、殺されるかもしれないところでも言い返す、、!
でも、忠興さんに言われて夜空を見上げた時に瞳いっぱいに星が広がるの素敵だった、、

「貴様らの刀じゃ、死にたくなければ刀を取れ」
「之定の作か、俺もそれに似た刀を持っておる。自慢の刀じゃ」
「血に塗れた物語を与えておきながら、自慢の刀とは」
義伝

ウエーン、めっちゃうれしそうだけど、歌仙の良いところ、大事な人ほど大事にできない、、
かわいい、素直になれない、
刀の元の主との邂逅はうれしくないことばかりだが、歌仙のこの邂逅は良いものだったと思う。

「歌仙兼定、素直さが足りないな」
「貴殿に言われたくはないな」
「お前は、強い」
「ふん」
義伝

ここの歌仙と大倶利伽羅よいね、、大倶利伽羅は語らないが大切なことは全部言う良さがある、歌仙もそこを好きになったんじゃないかな、、

2-6 歌仙兼定とは

わたしは歴史を知らないので歌仙のことは、賢くてかわいくて優しくて美しくてわたしに甘くて料理がうまくておしゃれでセンスもよくて教えるのが好き尊敬されるのが好きででも喧嘩っぱやくて、剣も上手だけど最終的には膂力と怒りでぶっ飛ばす、雅を筋肉に変える、そんな乱暴さまで感じる愛おしい人柄が最高だな〜と思ってた。

でも、歌仙兼定、もしかしてとんでもねえ男なのでは?という気づきが出てくる。
わたしが歌仙のことを愛しすぎているからそう聞こえているだけかもしれないけど、

歌仙兼定の言葉は強い

きのせいと言われてはそれまで。
でもなんかちょっと人の心を掴んでくるひっかかる言葉が多い気がする。
これは暴論だけど、歌仙には本当に言葉の通りのものがみえているのではないかな?
例えば「美しい花」は「艶やかで可憐花弁は天女の羽衣のように美しい花」と見えているし、「大倶利伽羅」は「素直じゃない雅じゃない無愛想でいじけた子犬のような大倶利伽羅」に見えてる。

多分ものすごく繊細だから他の人とみたり感じたりする世界が違う、鮮やかで極彩色で水々しい世界を本当に見ているから、そういう大袈裟ともいえるような強い言葉選びをしているのではないか。

そして、歌仙のいちばん怖くてとんでもねえのでは?と思うところはこちら、

ねえこわすぎるよ!!!!
歌仙のゆかりのある幽斎さん、三斎さん、きっとすごくたくさんの美しいものや、良い人を見てきたのだと思う。そして汚いものも悪い人も見てきたと思う。
そんな優れた審美眼を受け継いだ歌仙は、ものやひとの価値を見定めると同時に、その価値を言葉にして評価する、つまり価値を決めてしまうことができる。
わたしは価値を決められずに困る刀剣男士ばかりみてきた。
自分の価値のみならず、他人の価値まで決められてしまう歌仙兼定、ここに圧倒的な死ななさ、希望と光があるのではないか。
その希望も光も表裏一体であるから、歌仙が万が一裏を向いてしまって歴史修正主義者の側についたらと恐怖したくなる面もある。
歌仙兼定、愚かで最も美しく優しい慈しみに満ちた愛すべき刀だ。

3.愛らしい刀たち

刀剣男士たち皆愛らしい、、
わたしが彼らの好きなところ!!

3-1 三日月宗近

相変わらずこわいんだよこのじじいのことが、、
義伝24時間みてたらもう気が狂ってしまって夜明け前のタイムラインにいた宗近好きのフォロワーさん(しかも仲良くなりたいのにまだあまり話したことがない)に「三日月宗近ってなにものですか?!?!」とクソのリプを飛ばしてしまった。反省。
フォロワーさんは優しいので「わたしもわかりません」お返事くれて、宗近すきなひとでもわからんのなら仕方ないよな!と開き直った。元気出た。

最初に「刀剣乱舞、始めよう」と言うじゃん、ログインボイスいつもぶっ飛ばしてしまうのであまり聞き慣れない言葉だったのだけど、その後に続くステ宗近の「ちこうよれ、一度、言ってみたい言葉だな」には、誰も近づけることができないけど一度はひとの温もりを知りたい みたいな意味に聞こえて苦しかった、、
宗近は天下五剣としても、他の刀と比べても、穏やかで優しい刀だから誰かを傷つけることなんてないし、おおらかだから触れることすら許してくれるけど、宗近の心に近づく、核に触れるということはきっと誰もできないし宗近もさせないと思う。そこを憂いた言葉なのかなあ。

1回目の「おや、もう終わりかこれでは俺は給料泥棒だな」の「な」がちょっと濁るのも好き。
戦っていて、もちろん余裕はあるが、最後に斬りつけるのに筋肉を使うので喉が締まって音が濁る感じになるの良い、筋肉の動きを感じました。最高ですいのち。

「なに、少々難題を抱えているものがいるが、みんなよくやっている。戦い、傷つき、そして強くなる。山姥切も随分近侍らしい顔になった」
宗近を気遣うステ審神者、宗近にとっては本当に幼い孫のような感覚なんだろうな、、
戦って傷つかないと強さは手に入らないと言われているような気もしてヒリヒリしました。
宗近は優しすぎてなにもわからない、、触れられない、、

どんぐり拾いの宗近、初めての遠足を楽しんでおられるようでかわいかったし、座り込む仕草がなんとも服を汚すことを気にしたことがない、汚れた服を洗う手間を知らない、ガチロイヤルな育ちの良さがみえてキュート。
きっとこういうとこがすきなのだろう宗近の女は、、

「過去ではなく、未来、ゆえにその時が来るまで俺は見守り続けよう」
と言う宗近よかった、まんばちゃんの抱えるべき問題って写しだどうだということじゃなくて未来に起きることだってことなんだよな、、
ところで刀剣乱舞における歴史ってどこからどこまでが対象なんだろうか、過去は変えてはならないけど未来は変えていいのだろうか、時間は"死"以上にすべての もの に等しく流れている唯一無二の存在なんだよな、、!もうわからん、、

最後に小夜を見送る宗近の衝撃よ、、「そのうち帰ってくるさ、野垂れ死ぬならそれまでだ」
?!?!?!あんなに、?!!かわいいおさよを見送って?!?!?!?!!?!!野垂れ死ぬならそれまで?!?!は?!なに?!?!なんなんだ?!?!アンタ?、?!?!

「おや?主も小夜を見送るか、皆、主人より授かった人の身を受け、戦い、営み懸命に生きている」
「手前味噌ながら俺もそうだ刀であったものたちの、生きる旅路はまだ始まったばかりだ」
「主、この本丸はもっともっと強くなるぞ
もしかなうなら、それを見届けたいものだ」
義伝

ふふ、って笑って、一気に表情消えるの何なんだよ、見届けるって、めちゃくちゃ無責任な言い方だよ、なにも、やさしさが、、無責任だよ宗近、、いつもそうだよ、、、
宗近の過去は残されるばかりの歴史だったから、残されるひとの心をグチャグチャにする方法しか知らないのかな、苦しいな、、

ステ宗近の不安さがなにかわかったぞ!!顔面整いすぎてて怖いんだけど、宗近の顔の口角の左側が下がってように見える。
顔の左側って右脳が直結しているので右側より表情が出やすいらしい。
そういうことはつまり、宗近はこう、、口角が下がってしまうような悲しい思いをたくさんしてきたんじゃないかな、、!って、、苦しい!嘘だろ!!やめろーー!どうなんだよ宗近有識者!!!わたしにはなんもわからんよ!!

3-2 山姥切国広

ステの山姥切国広、かわいすぎて腹が立つ、、
末満さんは山姥切国広過激派ヤクザに脅されてこれを書いているのか?
めちゃくちゃかわいいぞ!!!
でも、しつこさとかくどさあざとさは無い。
芸歴百年の清純派女優の貫禄がある。

虚伝を経て成長したまんばちゃん、少し自信も得たのだろうか、不動ちゃんと同じように小夜のことをずっと気に掛けていることがほんとうに良い。

「小夜、さがしたぞ。あ、えと、そうだな、、」
「俺は、この本丸の近侍だ、だから、その、もし、悩みなどあれば、いつでも相談に」
「どう接すればいいんだ、、、」
義伝

ゥゾウゾする、、まんばちゃん、、がんばれ、、、!とたくさん応援したくなる。
緊張したように一生懸命話す様も、空回りしているところも愛おしくて、跳ね除けられて落ち込むことはあっても直向きに努力するのもかわいいな。

義伝の小夜とまんばちゃんの関係が良すぎる。
まんばちゃんは寄り添いたいのに、まんばちゃんを頼ってはいけないと小夜はひとりで苦しみを抱え込んで、まんばちゃんはそれに苦しむ。
そういうの大好きだよ、、
小夜に強さを問われて、初めて頼られたびっくりしているまんばちゃんかわいかった「弱みにつけ込んで俺は小夜に助言する資格があるのか」「こんな時に三日月は出陣してるし、、!」と悩むし、宗近への想いが透けて見える。
「俺は写しだが、偽物なんかじゃないッ!!」と、声に出ちゃうまんばちゃんさあ、、めっちゃくちゃかわいい、まんばちゃんのかわいいところ全部詰めすぎだろうが、、!
まんばちゃんが小夜に正座してお話しするのすごく良い子だなって感動した。

「山姥切さんは、わかりやすいですから」
嗚呼、わたしが何故かまんばちゃん初期刀の審神者との縁が深くて、そしてわたしは何故かまんばちゃん初期刀の審神者がめっちゃ好きな理由がわかったかもしれない。
多分こういう、一生懸命で穢れがなくて飾らず寧ろ隠す奥ゆかしさがあるところに神秘を感じるんだろうな、腹にストンと落ちた。
「一緒にごはんを食べるか」
に愛しか感じなかった。ありがとう、、

その後、綻ぶように笑って、「小夜はやさしいな」と不器用に撫でるのが良い。
猫を撫で慣れていない人のやさしいやさしい手付き。
まんばちゃんはこうやって誰かに触れたことなかったのかな、、愛しかなかった、、

「お前の復讐を俺が受けてやる」
「さあ、抜け」
義伝

手合わせ、息を詰めるように小夜が刀を抜くのくるしい、少し前の小夜だったら多分抜けなかったんだけど、過去を乗り越えたい気持ちでまんばちゃんの胸を借りるんだろうな、一生懸命呼吸して、えらいな。
本気で斬りかかる小夜も好きだ、
不器用で刀を受け止めることでしか本心の対話ができないふたり、、好きだ、、

さよ「復讐は、僕の中にあり続けています
まんば「ならば、その復讐の心はお前自身だ、あとはそれをどう受け止めるかが、大切なのではないか、答えが見つからないなら探し続けるしかない、俺は写しだがそれくらいのことはわかる
義伝

うえ、、よかったね、、!
夜明けを望む、ふたりに希望に満ちていて素敵だった。

まんばちゃん、鶴丸にかまってくれと抱きつかれたり、MITSUTADA COOKING のところでお料理してたり、割烹着を恥ずかしそうに着ていたり、未満さんのまんばちゃんへの愛がものすごくみえる。
まんばちゃん好きな人はうれしいだろうなとなるし、自分もまんばちゃんが大好きになった!

【番外】みかんば

"みかんば"という言葉がある。三日月宗近と山姥切国広のカップリングの名前らしい。BLには明るくないので詳細は不明。
時折ツイッターで見かけるけど、宗近が好きな審神者が大好きな初期刀のまんばちゃんとくっつけたのかな、、!と想像して微笑ましくしてたのだけど、虚伝、義伝と鑑賞して、「これか〜!!!」となった。
みかんば、みかんとお餅みたいな印象の愛らしいあんみつに似た音の響きだが、実情は異なる。奥は深く、しかもちょっとドロついて歪みがある。
性愛じゃなくて、心と心の殴り合いの愛憎の深い繋がりのことをみかんばと言うのではないか。

どんぐり拾いとか、平和でかわいい、"山姥切国広のかわいいところ全部見せます!"みたいなボーナスタイムのはずなのに、心臓を形がなくなるまでボコボコに殴って爆破して残った残骸をすり鉢でゴリゴリに粉にして水に溶かして火にかけて何も残らなくなるまで蒸発させられるみたいだった、、
わたしは多分これから先の人生でどんぐり見るたびに苦しい思いをするんだよ。

「俺にはもうこの本丸をまとめることは無理かもしれない」

本当に辛そうな顔するまんばちゃん苦しい、苦しい、わたしも辛い、何もわからない、、
ただのぼやきではなく、心が折れそうなギリギリさ緊迫感、力がある。宗近に助けを求める必死さ。
小夜が傷つけたわけでないし、歌仙も大倶利伽羅も傷つけたわけではない、でもまんばちゃんは優しすぎるからみんなからの刃を誠心誠意を持って受け止めてしまうんだね、苦しくて心臓痒い、、何もかもがもどかしい。

「畑というものは難しいものだな。畑の野菜たちは早く育ってほしいからと水や栄養をやりすぎていいものではない。山姥切も畑当番をしているからわかるはずだ」

ここ!!!ここはわたしの素人ながらも感じたみかんばポイントです!!!
「まんばちゃんが真面目に畑仕事しているところをいつも見ているよ」と言っています!!!!!愛が!!!見えるんだよ!!!

「根腐れを起こしてしまったりして、育たなかった」

これは宗近から見たまんばちゃんのかわいいポイントでは?失敗するし、それを宗近に溢してくれるところ。こういうところが愛しくて仕方がなくて大好きなんじゃないか。
虚伝でまんばちゃんに刃を交えることを求めた宗近って、刀としてにんげんの山姥切国広を斬りたいみたいな、ある意味肉欲といえるヤベエ感情まで持ってたりしたのかな、、
小夜との場面でまんばちゃんが「いかん、俺は最近すぐ三日月に頼ろうとする」と言ったところもみかんばだ!!!みかんばだ!!!となった。

【みかんば問答】

「三日月」
「あんたは何者だ、俺にはあんたの腹の底が見えない」
義伝

ここ〜!三日月、で宗近のことをガッと引き寄せて目を合わせて問いかけるまんばちゃんの言葉の強さが好きだ、真剣な眼差しで問いかけるんだ、こういうところが好きなんだ宗近は、でも目は合わすけど、心は決して合わさないんだよ!!真実を言わないんだよ、、ウウなんだここどこだここ、みかんばの沼の座標をくれ、、

「あんたは俺たちを、本丸をどうしようとしているんだ!!」
「俺はただ、、この本丸に強くあって欲しいだけだ」
義伝

まんばちゃんが捲し立て、宗近は虚空を見つめて言葉を返す。
宗近、「俺はただ」で一瞬迷いのある素顔をみせてくる。
この先の作品で絶対「俺は間違ってただろうか、なあ山姥切」って問いかける場面あるだろ、、!
今年公開の映画ってそういう話だろ、、!視えたぞ未来が、、!!
まんばちゃんの「俺たち」には、刀剣男士の他に審神者まで含まれている気がした。
多分ステ審神者も宗近のことわからないんじゃないか、、
もう大きな試練とか言われてわけわかんなくなっちゃった、
きっとできるさ、と優しく語りかける宗近、ここでまんばちゃんの心に目を合わせるような表情をするんだけど、そこにまんばちゃんはいないんだよ、、もう行ってしまった後なんだよ。なんでまんばちゃんなんだよなんで、、足利で縁があるからなんですか?!
でも甲冑が「お前の心を写した」と言っていたの聞いて、まんばちゃんは人の心を最も写した刀なのかな〜と感じた、写したものしか知らない愛に宗近は語りかけているのか、、?!
ねえ、、!ソハヤはどうなんだよ、、!

3-3 小夜左文字

高校生の頃に、リリースさればかりの刀剣乱舞を半年くらい遊んでいた頃がある。
その時のわたしの最推しは小夜左文字だった。
小さくてかわいくて復讐心に苛まれるところが愛おしかった。
大人になって改めて刀剣乱舞を遊んでも、小夜のことは相変わらず大好きで、小夜が顕現してくれた時はすごくうれしかったし、修行にも早い段階で行ってもらった。

でもそのはずが、義伝みてたら小夜のことわたしはなんにも知らないのでは?と気付いた。
「やっぱり、すごいです。元の主から受け継いだ物語と、そんなふうにして向き合えるなんて」
大倶利伽羅との場面。
小夜は復讐の物語に対してじゃなくて、復讐の物語への向き合い方に悩んでる、、?!
気付かなかった、なにやってたんだ今まで、、ごめんね、ごめんなさい、、
多分、歌仙も小夜のことわからないこと多いんじゃないかなあとヒリヒリもした。

「いがぐりのおばけ、、!」
片倉くんにじょりじょりされてる小夜のいやそ〜な顔、うちのネコにそっくりでかわいい。

ミュみつよにいやそ〜にするネコ
(ネコめちゃ機嫌悪いだけでみつよのことは嫌いじゃないと思います)


眠っている小夜が魘されて苦しそうなのつらい。
刀剣男士、もちろん眠るのが好きな子もたくさんいると思うけど眠るのが怖いという子も一定数いるはず。
眠りに引き込まれる時の浮遊感、意識を手放す感覚、夢をみるのも、睡眠という行為が怖いのわかる。
眠っている時こそせめて安らぎであってほしいとわたしはいつも願うのだけど、難しいはなしなんだろな。

鑑賞を進めるうち、小夜の元主の研師のひとは復讐を果たしたけどその後悔でいっぱいになったのかな、悲しい気持ちになったのかな、それを背負って生きて行ったのだろうな、、と苦しくなった。小夜はその悲しみに一緒に沈んでくれた拠り所であったのでは。

最後、小夜はひとりで修行に旅立った。宗近に見送られて、暁の前に。

「うん、よきかなよきかな、お主に、これをやろう」
「?どんぐり?」
「どんぐりじじいからお主への贈り物だ、寂しくなったらそれを見て、この本丸のことを思い出すといい」
「小夜がいなくなったら歌仙の話し相手がいなくなってしまうな」
「三日月さんが話し相手になってあげてください、ああ見えて人見知りなんで、歌仙のこと、よろしくお願いします」
「必ず帰ってきます、この本丸での物語も、僕の物語だから」
「ここはおぬしの、そして俺たちみんなの帰る場所だ、小夜、いってこい」
義伝

小夜がね、にっこりわらっていってきますって言うんだ、、もうこの時点で修行終わりでいいのではと思ってしまうくらい、成長していた。
ちょっと後ろを気にするところも、かわいいんだ、後ろ髪を引かれる思いになることも初めてだったんだろう、、愛おしいな。

3-4 伊達の刀たち

「伊達刀 集めて瀕死 最上川」
伊達の刀はやばい、、こんな造形のいい男たちばかりなので「伊達の女カワイソ〜!」と笑っていたら、わたしも伊達の女にされているのほんとわけがわからなかった。どうして、、

伊達の刀に謝りたいことがある。歌仙が「東北の田舎刀が」と言ってしまったこと、、!
他にもたくさんあるけど、歌仙がそんな酷いこと言ったのに、

光忠「歌仙くんは手厳しいねえ」

と返す光忠くん?!?、?!
きみたちの主のことをメチャクチャに貶したのに、、!?
鶴丸なんもいわん、さだちゃんもなんもいわん、伊達の刀、大人が過ぎて頭が下がる。

普通は激昂して殴り合いするよな!
歌仙が言われたら良くてチクチク言葉、悪くて三十七人目、8割方は殴り合いの大喧嘩になっていただろう。
うちの歌仙がごめんなさい、、

3-5 大倶利伽羅

義伝の大倶利伽羅はわたしの中で革命だった。
伊達双騎の大倶利伽羅も三百年初演の大倶利伽羅も、どの作品の大倶利伽羅もわたしは大好きなんだけど、ステは歌わない分踊らない分、必然的に語りが多くなるから、無口な個性を持つ子ほどストレートに感情が入ってきてわかりやすいのかも?
財木さんは圧力と渋さ、牧島さんは揺らぎと可愛らしさが魅力に感じていて、ステも楽しみにしていたのだけど、めちゃくちゃかっこいい、、!
冷たく大人っぽい顔立ち、褐色だからかやはりエキゾチックな魅力がある。
大倶利伽羅には夏が似合うな〜と思っていたけど、ステの大倶利伽羅は初冬の褪せた紅葉に降り落ちる初雪が似合う気がするね。

歌仙と調査に来た大倶利伽羅が、「田舎刀が、、!」と言われてもツンとしているの、大倶利伽羅ってマジで悪口言われても全然刺さってなさそうで、それは、基本的に大倶利伽羅は、自分のことに関してはガッチリ自分の価値を決めることができているから誰に何を言われても刺さらなくて、だからこそ、美術品を評価したり美しいと愛でたり、物の価値を決めるのが好きな歌仙とは一見相性悪いのかな〜と思った。
途中、政宗さんの夢に自分の価値を見出してしまったから飲み込まれそうになったところに揺らぎを感じてニッコリした、、地獄だったが、、

小夜の名前の由来の場面の大倶利伽羅さ〜!小夜の一生懸命語った物語に対して、「歌になど興味ない、だが、美しい歌だ」と言うのさ〜!!
小夜の復讐含む物語には興味はないけど、小夜自身を美しいと言ってくれているようで最高の気分になった!!!!黙って聞いてくれるし、めちゃ彼氏、、!大倶利伽羅の女、しあわせになれよ、、!!!
小夜の物語を遮る大倶利伽羅、なんていうか小夜に、「身の上話はもういい」と辛い過去を思い出すのをもうやめろみたいな声色で言うのも良かった。優しい子なんだよ、、!!

政宗さんに「俺の若い頃によく似ている」と言われて、すこーしだけ瞳孔開く大倶利伽羅、、!伊達政宗と出会う大倶利伽羅が良すぎるのって何万年も前から歴史の本に書いてあったんだな〜
伊達双騎はやく配信ほしいです。(書いてる間に配信始まってめっちゃうれしい!!!禺伝みたらまたみようね、、!)

あと、「戦場に死場所を見失い、生きるために馴れ合うことを選んだ男だ」と政宗さんのことを評価していることにびっくりした。

「俺はああはならん」

わたし大倶利伽羅のことなんも知らんじゃん!!反省!!!
馴れ合うつもりはないは、天下を望むド熱い強い気持ちからだったの?!ええ、、
反面教師にもしているし、わたしの中の大倶利伽羅像めちゃくちゃ変わる!!!
これが革命か?!ええいままで顔がいい男って思っててごめんなさい顔が良くて思いも熱いめちゃくちゃいい男じゃ、、こうやって沼にはまっていくゆだ、、

さだ「伽羅は、徳川の時代を上手く生きてきた政宗さんより、猛将の時代を生きた政宗さんが好きなんだな」

?!?!?!刀剣男士同士で、この主のこういうとこが好きみたいな、恋バナのような概念あるんか、、?!にもびっくりしてひっくり返った、初見鑑賞心臓に悪すぎる、死ぬ!

それから、関ヶ原にいる伊達政宗に対しての大倶利伽羅の「来たか、、」
最初はなにかの予兆を感じているように見えたけど違ったんだよ!!!!!ぜんぜんちがう!わたしはなにをみていた?!
ここの大倶利伽羅、天下を取ろうと馴れ合いをやめて猛将に戻ってきた伊達政宗への歓喜の「来たか、、、」だった、
えーっ、、もうやめてよお、、
優しいけど意思が強くてクールでかっこいい大倶利伽羅が、元の主に心を動かされて歴史を守ることをやめてしまうのなんて見たくないよ、、なんで、、、こんな、地獄よくおもいついたな、、
大倶利伽羅は鶴丸を救う男だとばかり思っていたが、お前も救われる側かーーーーッと叫びたくなった(鶴丸も救われる側だった)
大倶利伽羅、表情の動きは少ないがものすごくうれしそうにするの、余計にいじけた子犬なんだよ、、

3-6 燭台切光忠

光忠くんさぁ、、もう、、光忠くんさぁ、、、大好き、、ごめん、、、
虚伝でも光忠くん最高だったけど義伝の光忠くんもやっぱり最高だった。
さだちゃんとの絡みが特に良い。鶴丸と大倶利伽羅ってなんとな〜く、対で、伊達のお家の刀の印象だけど、光忠くんとさだちゃんは、伊達の人の刀の印象がある。残存する元の主の意思を感じる。
政宗さんと光忠くん目元のメイクが似ているとこも素敵。

戦っているさだちゃんのところに助けに来て、「かっこよく、決めたいよね」で腕タッチするの良すぎてウーーーーーーーッと呻いてしまった。
さだちゃんの練度不足を補う光忠くん父性がある。
でも、政宗さんに対して「申し訳ありません」と謝る光忠くんには母性を感じますね、、!
なんなんだよぉ燭台切光忠、、!一人家族ごっこじゃん、、!!光忠くんがいれば何も要らないよってなるじゃん!!

光忠くん、ミュに出てきてくれ〜!なんてわがままはとりあえず一年我慢するから、今年のすえひろがりで卵焼きおむすびをフェス飯として売りに来てくれんかな、、?

政宗「眼帯の者、お前も俺と同じだな」
光忠「奇遇ですね」

光忠「そう、僕たちの元主、政宗公だよ」
義伝

その、、!はにかむようなほんのり笑顔はなんなんだよ、、!元の主にしか見せない顔がある刀剣男士、、!わたしも、、!そんな顔を、、!向けられたい、、!!!
でも刀剣男士がわたしに向けてくれる表情は、きっと伊達政宗にも徳川家康にも向けたことがない表情なんじゃないかとも思える。
それでもわたしはソハヤの主として徳川家康に勝ちたくて仕方がないんだが、、!
光忠くん、政宗さんのことめっちゃ自慢げな言い方するの大好きだし、政宗くんって呼ぶの愛が感じられて良い。

3-7 太鼓鐘貞宗

さだちゃんみたとき、びっくりしてわたしは再生を止めて手を合わせました。いや本物がすぎないですか、、?
なんていうか話し方がちょっとオラオラしてるイカした兄ちゃん(ただし少年)というのが最高だった。
あと脚の筋肉の感じ、シワシワになる、、脚、、!ってなる。
人柄も本当にかわいい、人懐っこくて気さくでかっこいい、これは惚れてしまうよな、、
さだちゃん、同じクラスとかだったら絶対に「うるさい男子」と思いつつ好きになってたよわたしは、、!
1年生の時に通学班が一緒の厚お兄ちゃんを好きになって、3年生の時に習い事で一緒になる薬研お兄ちゃんを好きになって、6年生の時同じクラスのさだちゃんを好きになった記憶出てきたわ、、ハア、、、恋が多い、、!

さだちゃんの名乗りの、「待たせたな皆の衆、なーんてな、俺がうわさのさだちゃんだ!」
何ーーーーッ?!?!めっちゃまってた、ここで悲鳴を上げさせろ、ペンラを降らせろ、さだちゃん大好きってうちわめっちゃかかげたい、ジャニーズで見たことあるもんさだちゃんのこと!!!さだちゃん、、さだちゃんのこと1万年くらい前から待ってた気がするよ、、!好きだ、、
さだちゃんは薬研と違い、なんとなく好きになっても背徳感がない。それはきっと健全な好意だからです、合法だと言ってほしい。

初陣で、最初の関ヶ原の戦いを見たさだちゃん
「政宗公はどんな気持ちだったんだろうな」
ここ〜!!刀剣男士が前の主の"感情"に想いを馳せるの良すぎるよ!!!!
人の心を得てこそだよ!!!!!!
歴史で何が起こったとか何を成したとかじゃなくて、何を思ったか感じだかを考えてくれる。何で優しい子なのだろうか。お尻打ってるとこもかわいいよ!!!

3-8 鶴丸国永

2.5鶴丸の三振目に思わず鶴丸見知りをした。
ウオォ、、どの鶴丸ともちがう、くるむ鶴さんは赤ちゃんの神様の顔で、染鶴さんは少女の小悪魔の顔と分類していたが、こちらの鶴丸は少年顔、、!
でもなんか良い意味で、少年が 大人の男性がつける重たいくすんだにおいの不似合いな香水をつけているみたいな、嫌〜な違和感を漂わせている。その不安定さに色気がある。声が仕草が甘くてくどい感じ。
それを掻き消す軽やかさやコミカルさもある。スキップかわいい!
(ステの鶴丸胸元がゆるいのは共通なんですか?!どきどきする)

手合わせをする宗近と鶴丸の、宗近の攻撃軽く避けてるけど、最後の一太刀を避けることに退屈そうに座りこむのさあ、、
鶴丸が避けずに座り込むのは宗近への信頼ではなくて、"生きていることに飽きたから"なんだよな、、!
冒頭関ヶ原の「同じ戦場に同じ敵、変わり映えのしない戦い、驚きが足りんなあ」も「人生は驚きが必要なのさ、でないと心が先に死んでいく」も合わさって、つまらないから死ぬかみたいな、このかんじ、めちゃくちゃ嫌だ、、鶴丸の嫌なところ全部出してきたな、、と思った(最高!)
人生という言葉を使うところも、にんげんのフリをしてるみたいでいやだ、、心が先に死んでいくも、肉体という器だけが残っていても意味はないみたいな響きがある、、めちゃくちゃいやだ、、!
(※鑑賞中にわたしの持つ「嫌悪感」は「最高」という意味を持っています

[ふたりの鶴丸国永]
ところでどこの宗近と鶴丸も静かに腹の探り合い(刺し合い)しているような関係なんですか、、?ミュの宗近鶴丸も地獄みてえな関係だよな、、!
どんぐりの場面がすごく苦しい、なんていうかわたしには鶴丸が明確にではないけど光忠くんやさだちゃんからほんの少しだけ、距離を置かれているような謎の違和感を感じる。
宗近から「お主のことも心配しているぞ」と言われるのはなんでだろう。

ミュを鑑賞し始めた頃から「ステに鶴丸国永はふたりいる」と聞いた時は、役者さんの都合もあるよなと何とも思わなかったけど、いざステを鑑賞してみると、あえてふたりにされているようにみえた。
刀ミュのキャス変とは違って、どうやら鶴丸は作品ごとに染鶴さんと健鶴さんが変わるらしい。
めちゃくちゃ違和感がある。

わたしの中で考えられる理由は4つあって、

①鶴丸国永は同じ一振の刀で役者さんが作品ごとに違うだけ

②鶴丸国永はこの本丸に二振存在している

③この本丸の中には時間軸がいくつか存在しており、時間軸によって鶴丸国永の雰囲気が異なる

④鶴丸国永は一振の刀だが、"心がふたつ宿っている"


①はまあ、最初に思っていた通りで、心は安らかで済む。毛色が違う鶴丸を拝めるのありがたい。
②は、わたしは所謂一振主義者なので同じ刀を複数持つことは練結や習合待ちの場合のみだが、好きな人は同じ刀を何振も大切にすると聞いたことがあるからわかる。
③は、まあまあ地獄な話だけど何か鶴丸の人格に関わるような事象があってふたつの時間軸ができてしまって鶴丸がふたりいることになる、というのは時間を旅していく刀剣乱舞あるあるな気がするからわかる。

でも④はどうだろう。
(⚠️ここから数行だけ感想ではなく、わたしの思想がめちゃくちゃ強い話になるから苦手なひとは読まずに飛ばしてください)
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染鶴さんと件鶴さん、確かにお顔も声も違うし、仕草も別々の異なる個性や良さがある。
ふたりを見比べていると少女と少年の間を行き来しているみたいな境界の不安定さでわけがわからなくなってくる。
あれ、この感覚どこかで触ったことあるな、、で思い出したのが未満さんの漆黒天で、そこからひとつの肉体にふたつの心が宿っているという考えに行き着いた。
多分普通に鑑賞してたらここには行きつかなかったけど、直前に歌合小狐丸を拝んでいたこともあって、わたしは④がいちばん感覚的にしっくりきているし、わたしがもし、愛する鶴丸国永にいちばん美しい地獄を与える脚本を書くとしたら、何も本心を語ってくれない鶴丸国永が語らないあまりに何もわからなくなってしまって身体の内側からバラバラになって真白な羽として雪景色に溶けていく姿をみたいし、溶けていく鶴丸に「きみ、ごめんな」って言われたいんだよ、、!
破滅しか見えん、、!!!!最新作までみれば答えは出るんか、、?!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(↑思想の線の終わり)

「俺はいつか、あの天をも驚かせたいと思っている。だが、もっと驚かせたいものがある、あんただ」
「俺を驚かせる、か、だが、俺を本当に驚かせるのは、骨が折れるぞ」
「きっと驚かせて見せよう」
義伝

ここで虚伝の言葉が持ち出される辺り、鶴丸国永って絶対一振りの刀じゃん、、、、、!!!感が強くなった。
同時に、だれかの解釈や真実は置いておいて、わたしの中の刀ステの鶴丸はこれがいい!と思った。いちばん自分に刺さる性癖ですから、、!そういうことにさせてほしい。あたしが受け取ったことが全てなんだよ!!!!!!!!!!

後の、「だから、俺のことも驚かしてくれ」「あいわかった」の暗転の表情とかどんな感情だったらこんな表情になるんだよ、、、!もうわかんないよ辛いよ苦しいよ!!!とのたうち回ってしまった。
これでまだ1時間分の鶴丸なの嘘だろ?!
ひとの顔色ばかり伺ってきた人生だった気がするのに鶴丸と宗近の表情は一生わからん!!!!!

「遅れてきた英雄、生まれた時代が変わっていたら天下は伊達政宗のものだったかもしれない」

政宗さんの評価をする鶴丸の言葉、"英雄"にもひっかかるな、、パライソの鶴丸の「♬三万七千の人生」とか思い出すと、英雄の言葉の壮大さに、パライソの地獄のような光景が重なる。
ドラクロワの民衆を導く自由の女神みたいなやつ!

それから、戦う鶴丸刀の振りが早すぎて動体視力雑魚のわたしはほんとに残像しかみなかった。どうなっている?

4.名場面集

名場面でもあり珍場面でもあり、気になる場面です。

4-1① 畑

2.5次元刀剣乱舞における畑ってなんなんですかね、、

「本丸の朝は早い。君たちは世話が焼けるからねえ、ズッキーニくん♡(愛おしそうに呼ぶの何?)おいしく育つんだよ。収穫したら料理してあげようか」

ツッコミどころが多すぎるがまずは、

わたしは何故ズッキーニではないのだろうか。

数ある生命の選択肢として何故人間を選んだのか、ズッキーニを選ばなかったのか、ズッキーニでなくともトマトでもよかったかもしれない、でもなんで、人間に生まれてきてしまったのか、どうして光忠くんに優しく撫でられて声を掛けられるズッキーニになれなかったのだろうか。
人生、後悔が多すぎる。

プロフェッショナル 仕事の流儀「その長い脚で、時代を越える 〜刀剣男士・燭台切光忠〜」の回が見たいです。ダメですか?!

それで、「みっちゃーーーん!!!!!」って元気に客席から駆けてくるさだちゃん、愛おしさの権化か?!
抱きついてぐるぐる回されるのかわいいし(回しすぎやろ)、まず、顕現してすぐに畑当番手伝いにきてくれるこの健やかさ優しさ愛らしさ、なんなんだよーーッ!!!

「たくさん食べてたくさん寝る、元気がなくちゃ歴史も守れない」
「人の身っておもしろいなあ」
「お腹が空くのも、畑仕事をするのも、刀だった頃にはできなかったことだからね」
「またこうして集まれるなんてなあ、今の主に、感謝だぜ」
義伝

ここ泣いた、感謝してくれるのか、、こんな、、わたしが勝手に顕現させたのにさ、、いいのか、、

「美味い野菜作って、主に食べてもらうか!!」

なんでいい子なの、、、真心じゃん、愛じゃん、、!!
ミュと違って刀ステの刀剣男士たちは我々のことを主と呼んでくれないので野菜を食べさせてもらえるのはわたしではないのだけど、ハチャメチャに泣いた。
おまえら、、!しあわせにしたい、、!!

「かっこよく耕そう!!」
「カッコヨク」「ハデニ」「カッコヨク」「ハデニ」
義伝

2.5次元刀剣乱舞における畑仕事ってマジでなんなんですか、、?ボコボコに泣いてたのに爆笑させられて感情の温度差で整いそうだった。ここはサウナか?

4-1② 畑

「こうして朝の空気を肌で感じる、実に風流だ」

わあああああああうちばんの!!!歌仙!!れ!!あーー!!!かわいいねかわいいね!!!かわいいよ!!!!ありがとうございますありがとうございます、そのまま えおえおあ をやるんだ!!頼む、、!!

「今朝の分の収穫はまだかな?あんまりのんびりやられると、朝食に間に合わない」

ここの歌仙さぁ、、多分歌仙が好きじゃない人からしたら、「なんか高慢ちきな言い方でやな奴だな」と思われちゃうかもしれないんだけど、わたしは歌仙のこういうところ愛してるんだ。
もうちょっといい言い方あるでしょ!と思うけどそういう気位の高いところが歌仙なんだよ、、!かわいいよ、、!!

「よーう!おはようさん!」
「貴殿は、、!そうか、伊達の刀が新しく増えたんだったな」

「歴代兼定でも随一といわれる、二代目通称、之定の作さ!」
「よろしくな!ののじ!!!」
「ののじ、、?!」
義伝

さだちゃんのこの初対面の刀に対してつよつよのコミュ力で話しかける感じスーパー愛だし、この、、!歌仙のめちゃくちゃ誇りポイントに「ののじ!」ってこう、、!さだちゃんはフレンドリーに接するんだけど歌仙的には怒りポイントやん、、!この、、!歌仙の、、!!!!歌仙の誇り高すぎるゆえに周りと関係がうまく築けないとこわたしは大好きなんだ、、!もう、、!

「歌仙くんも、耕していくかい?」

お、、おかしいな、、、鍬を差し出しているはずなのにシャンパン入りのグラスを差し出されているようなきがする、、、そっか〜!ここがCLUB長船か〜!!!!
(軽々と農具を持つ刀剣男士大好き倶楽部)

「僕はね、料理を作るのは得意だが、これは僕の仕事ではないだろう、着物が台無しになる」
「おおっ!立派なミミズだー!ほら!」
「着物が汚れるじゃないか!!!」
「おしゃれに気を使うのは大事な事だ、でも、細かいことを気にしすぎるのはよくないぜ」

「ミミズがいるってのは、土が豊かな証拠だ!!」
「いいから早く戻して、、」
「そうグイグイこないでもらえるかな、、!!!」
義伝

ミミズデカすぎるさだちゃんの顔よりデカいそら着物も汚れますわ、、!ミミズを振り回すさだちゃん本物の男児で感動する。
嫌そうな歌仙大好きすぎて特大のハッピースマイルしました。歌仙って最高だな〜!!
宗三と歌仙の嫌そうな顔だーーーいすき!!!!!!!!

この後、通りがかりの小夜にデッカイケボで呼びかける光忠くん最高にいい男で𝑺𝑼𝑲𝑰..♡となったし、思い詰めたように行ってしまうお小夜もかわいいし、「お小夜、、お小夜!!!」と歌仙が小夜を追って行くの好きすぎる。
畑の場面だけで楽しい、これでまだ序盤なの?最高だな。

「ここにはいろいろな刀がいるなあ」
「もちろん、大切な仲間たちだ、さだちゃんもその一員だよ」
義伝

いちいちグータッチしたりしてなんなの光忠くんとさだちゃんは、、、ラブラブがすぎるだろ、、、
このふたりは肌のふれあいを大切にしてるのかなとうれしくなる。かわいいね。

4-2 MITSUTADA COOKING

わけがわからなかったんですが、これは何が起きたんですか、、?
まんばちゃん、、?割烹着を着ている、、?!
割烹着を布の上から着る着こなしは伊達から提案されたのでしょうか、、、そういうおしゃれなんか、、バクラバ?とか流行ってるもんね、、いやわかんねえよ、、!
(割烹着に紋が入っているということは日頃まんばちゃんはお台所で料理をしたりするということですか、やめろーーっありがとう、ありがとう)
光忠くんもデカすぎてエプロンで下半身なにも守れてないのわけがわからない、洗い物したらベショベショになりそう。

正面の光忠くん←わかる
割烹着で仁王立ちのまんばちゃん←わからない
体育座りのお小夜←まだわかる
いちばん見やすいところで座っている宗近←ちょっとわからない
「よっまってました!」と声をかけてくれるさだちゃん←まあまあわかる

一体なんなんだ、、
これはあれか、おはぎの続きか?
刀剣乱舞新喜劇か??

光忠「まず用意するのは、枝豆」
まんば(スッと枝豆を出してくる)
光忠「これがなければずんだははじまらない」
義伝

宗近にしっかり目を合わせるファンサをしながら語りかける光忠くん、、
脚が長い以上に面白いことをするんじゃないという気持ちと光忠くん最高、、♡の気持ちが殴り合いを始める

光忠「次に、餅米」
まんば(スッと餅米を出す)
義伝

だからなんなんだよそのポーズは、、
誰に習ったんだ、、!

光忠「砂糖適量も忘れずに用意したいよねえ」
まんば(スッと砂糖を出してくる)
義伝

これは、、幻覚か、、?その粉は安全な白い粉か、、?という気になってきた。

光忠「材料も揃ったところで、さあ、かっこよくいこうか」

拍手待ちする光忠くんかわいい、口の形がかわいい!かわいいよ!!!
全員見てください!、この口の形を!!!、!!ふみゅってしてる!!!

光忠「剥いたものはこちら!」

で、まんばちゃんぼーっとしてるの好きすぎる、慌てて取り出すところ愛おしすぎる。

すり潰したものも出てきて、まんばちゃんが「どの枝豆かわからない、、」みたいな困った顔してるのほんとかわいい。

光忠「適当にまとめた餅が、こちら!」
まんばちゃん「、、、」
光忠「なーい、、」(ふるふる首をふるまんばちゃんかわいい)
光忠「おかしいなあちゃんと用意しておいたはずなんだけどなあ」
宗近「あの〜、、もしかして、こちらかな?」
義伝

その顔やめろーーーーッ!!!!!
なんなんだもう、今初めて見ましたみたいな顔をするんじゃない、
もうなんなんだ刀ステ、悲しみだけで殴ってこいよおもしろはもう光忠くんの脚だけで十分なんだよオ、、もう、、最高だよ、、刀ステも大好きだよ、、、
ずんだ餅、作ってるところ見せてくれるんじゃなくて工程ごとに出てくるのおもろすぎるな、、
まんばちゃんずっとお手伝いしてるし、、なんなのか全然わからん、、、餅の呪いだこれは、、喉に詰まりそうだよ、、

光忠「光忠特製、ずんだ餅!決まったかな?」
宗近「人も刀もずんだ餅も、大きいことはいいことだ」
義伝

光忠くんはデカすぎる気もしますが、、
光忠くんこんなにおもろなのにちゃんとかっこいいからすごいな〜と思う、顔も良くて脚も長くて歌も上手くて料理もできて優しいしおもしろいとか、もう女の理想の詰め放題セールをやったとしてもこんなに詰め込めねえよ、、すげえよ、、、

まんば「ちょっと待て、、なぜ俺が助手をしなくてはならない、、?」
宗近「なかなか似合っているぞ、割烹着」
まんば「言うな!!!!!」
義伝

合意の上じゃなかったのかよ!!!!!と声に出して突っ込んでしまった。劇場じゃなくてよかった。
ぎゅって隅っこでまるくなっちゃうのかわいい、おもちみたいだね、、まんばちゃん、、、

ところで、「畑の野菜はひとつひとつの試練を乗り越えて強くなる」の宗近の台詞、もしかしてこのMITSUTADA COOKING が工程ごとにひとつひとつ手順を踏んでいくのってこれを示していたりしたってこと、、?!ひとつひとつ手順を踏んでおいしくするという、、?!(ただの考えすぎだと思う)

4-3 スーパーバチイケ伊達男光忠くん

「料理の心は、政宗くんの譲りだね」

光忠くんが小夜にずんだ餅を持たせる場面、片手でやってもいいのに左手を小夜の手にそっと添えて右手でそっと渡すのさあ、、もう長船ヤベ〜な、、、、こんなんされたらもう毎日通うよCLUB長船、、

光忠くん「この身体でいちばんいいのは料理を作れることだね、次に、頭を撫でてあげられることだ」

な、、、、なに、、、、?!なな、、なに?!
小夜!!!、が!、なでなでされた!!、ワア!!、!!これあれだ!!!!おんすていじで篭手切が豊前に膝枕されても生き残ってるやつ!!!!選ばれしものしか生き残れないやつだよ!!!!!

「歯を見せて笑うと風流じゃないそうです、でも、美味しいです」

ウウ、、歌仙はね、思想を押し付けがちな子だと思うんだ。そういうところがわたしは大好きなんだよ、、!
それを小夜はちゃんと受け止めていてくれるから、歯を見せて笑えないみたいな感じになってるんだけど、こう歌仙の不器用な愛情がここににおうの良いな、、
小夜が困らないようにって、風流な振る舞いを教えているんだけど、歪になってしまって、小夜が笑えなくなってしまっているのさあ、、
歌仙ほんとそういうところが愛らしくてな、、、

「お、もうひとり美味しいって笑ってもらいたいひとがきたよ」

まんばちゃんが割烹着と一生格闘してるところ気になって気になってなんもわからん、なんとかしてやってくれ、、!かわいいな!!!

(ところで刀剣男士が刀剣男士を数える単位がひとりふたりなの良すぎるな、わたしは振で数えたり、ひとり、ふたり、とひらがな表記で数えているが、刀剣男士にとっての刀剣男士もやっぱり人なんだろうね)

もだもだしてるまんばちゃんと見つめ合うまんばちゃんと大倶利伽羅。

大倶利伽羅「ふ、、」
まんば「ぬぁっ!大倶利伽羅!!調査任務から戻っていたのか」
義伝

山姥切国広、未満さんに愛されすぎでは?じゃないとこんなにかわいく書けないよ、、、!

まんば「というかこの割烹着は厨当番でだな、、!」

めちゃくちゃ言い訳してるのかわいい

光忠「いつもより不機嫌だなあ」
小夜「同じように見えました」
光忠「いや、これが意外に違うんだ」
さだちゃん「あれはかなりへこんでるなー」
小夜「うちの、歌仙兼定のせいかもしれません」
義伝

うちのってなんやねんもう、、、かせんのこと大好きかて、、!もう、、!さよ、、!すきだ、、!ありがとう、、!ありがとう、、、、!!

鶴丸「わーーーッ」
健鶴さんは話し方がセクシーで苦しくなる心臓が!!でもかわいい!

モダモダしてるまんばちゃんがハッとして、

「いかん、こんなことしてる場合ではないッ!」
「さよ、少し話を」
義伝

と、声のトーン少し落として話してくれるの優しいな、、
なんとなくお兄さんの話し方をしようとしているというか、その後でもなんて声かけていいかわからなくて「いやその、、」ってなってるのほんとうにかわいい、まんばちゃんがお兄ちゃんしてるところみれるの貴重では?!
不動ちゃんでちょっと自信がついたというか、もっとがんばろうってやる気に満ちてるまんばちゃん、力入ってしまってかわいいな、、
逃げてしまう小夜猫ちゃんみたいでかわいいな、、、かわいいが溢れすぎていてもうなにもわからん、、

「出陣か?遠征か?」
「遠足だ!!!!!」
義伝

さだちゃん固まってるのかわいいし、
「おれも耳が遠くなったか、、」ってなってるむねちかかわいい、

まんば「主を問いただしてくる、、!」
鶴丸「おや?反抗期か?」
宗近「山姥切もそんな年頃か」
義伝

おじいちゃんたち、、、
刀ステさあ、この、、刀ミュは歌と踊りに重きを置いて刀剣男士の良さだしてきて最高だけど、この脚本の言葉だけで刀剣男士の良さを表して役者さんが丁寧に出力していくのさあ、、良いよ、、、!!
刀剣男士をキラキラのアイドル(偶像)とせずとも、ひとりの男性として愛せるような構成になっているのすごいよ、、素のままの良さがある。

4-4 混迷の遠足

旗持ってる宗近も遠足のしおり(歌仙兼定って書いてある!)持ってる歌仙も時空歪んどるんかと思った。
遠足か〜!めっちゃたのしみだな〜!!とわくわくしてたのに苦しいだらけで、「遠足ってほのぼのイベントじゃないんですか?!」となったし、もうわたしは一生どんぐり拾えなくなった。

まんば「どこに行く大倶利伽羅」
歌仙「貴殿は、“また"勝手な行動か?」
大倶利伽羅「馴れ合うつもりはない」
義伝

歌仙のチクチク感、陰湿で愛しているんだよな、、言葉の強さをしっているからこういう言い回しをするんだよ!!

宗近「とにかく、俺たちは手分けをして散策をするか」
まんば「散策ではない調査だ💢」
宗近「でも!どんぐりを拾うくらいはダメか?」
まんば「なぜどんぐりを拾う?!」
宗近「山といえば山姥切、森といえばどんぐりだろう」←❓❓❓❓❓❓❓
鶴丸「どんぐりだよなあ」
光忠「どんぐりだと思う」
さだ「どんぐりだって」
宗近「よし、みんなの意見が一致したぞ」←何も一致してなくて好き

「どんぐりを拾おうとするな!!!」
「とにかく、手分けして時間遡行軍の痕跡を調査する」
「俺は、、さよといっしょに、、!」
義伝

で逃げられるまんばちゃんのかわいさよ、、
小夜の、まんばちゃんが嫌いなわけではないけど自分に気をかけてもらうのはと突っぱねてしまうところかわいい、大好きだよ、、!

その後の
「お小夜は、僕が見るよ」
に歌仙のさあ、、なんていうかちょっとまんばちゃんに対してマウントとってる感あるの、、「お小夜をわかってあげられるのは自分だけ」という自負がみえるんだよ、、!そういう愛が重いところ、!そういうところ、、!歌仙兼定の愛おしいポイントです。よろしくお願いします!


なんかここめっちゃ開くから記憶なくしてるのかもしれん


4-5 真剣必殺からの情緒ジェットコースターが凄まじいからここメモ原文乗せていい?!

もう誤字も勘違いも味わいだと思って読んで共感してほしい、わたしはものすごくいろいろなものを噛み砕いて感想文書いてるけど、いちばん他人から言われたいのは「めっちゃ楽しそうに苦しそうに鑑賞してて良い」という言葉です。勢いをほめてほしい、この感情をほめてほしい。

逆光で出てくる伊達の刀ほんと激ヤバホストたちでこわいこわいこわいってなってたらなんか脱いでてびっくりしちゃった刺激が強すぎるよ!

えーほんとなに?つるまるのまっちろい身体が舞台上に彫り出されたように浮かぶの、美しい石膏かな、、

光忠くんの腹筋はなんなんだ、、スゲエ腹だ、、ちょうどいい、、いやちょうどいいってなんだ、、、なにもよくない、、

さだちゃんの後ろから見る太もも最高だし転がった時背中見えてワアーーーーッったら声出た
さだちゃんの瞬間露出面積の広さびっくりする、いちばんおおいよ、!!!!!
さだちゃん戦い方が一生懸命でかわいいな

「どこで死ぬかは俺が決める、お前なんかじゃないッ!!!!!!」
あああー?!おまえなんかじゃない、
大倶利伽羅にとっての自分の価値ってほんと、どう戦ってどう生きてどう死ぬかなんだな、大倶利伽羅の政宗成分ここに現れるんや、、ああ、、、、

この斜めの舞台でどう立ってるんだよ、、

政宗さんの呪いを断ち切るのが伊達の刀たちでとどめを刺そうとするのが大倶利伽羅なのさあ、、、

とどめがさせない、

「我が刃よ、俺の見果てぬ夢を夢で終わらせぬためにはお前が必要だ」
「ひとりで戦い、一人で死ぬ、俺はそれでいいんだ俺はそれだけでいいあんたの道具で十分だった伊達政宗この俺はあんたの戦いに必要としてくれるのなら、俺は」
義伝

あああああやめろ〜!!!大倶利伽羅!!!!ああ!、!!あ!!!あもう!!!
こんなにまっすぐ大倶利伽羅が感情を言葉にしてくれたことがありますか?!人類よ?!?!!!

決まったーーーーッ鶴丸国永の飛び蹴りだーーーッ!!!!
あーもう!!義伝は!!!!大倶利伽羅を救う鶴丸国永の話なの?!ねえー!!ステとミュでこんな!!!こんなことあるの?!ねえ!!!

つる「ダメだぜ、から坊」
から「鶴丸!」
さだ「鶴さん!!」
「ここで終わるわけにはいかない」
義伝

甲冑さんの声がぼやける感じになるの、何言ってるか分かりづらくて、政宗さんの持ってた言葉が力を失って、獣の鳴き声みたいになって畜生に落ちていくのやばすぎる、、

甲冑に抱かれる鶴丸、
「黒き甲冑よ、お前は伊達政宗の物語を受け継いでいるんだな、俺はあちこち渡り歩いたせいか、物語が朧げでな、でも、俺は俺だ、さあ、俺を驚かせてくれ」

光忠「鶴さん!!!!!」
義伝


えーんなんだよ、なんでつれてかれるんだよお
喰われていく鶴丸みてなんか安心した、結局鶴丸は救う刀じゃなくて救われる刀なんだよな、前言撤回だよ!!!もう!!!なにも!!救いがない!!!!ここからなにもうごけない!!!

片倉くんがずっと政宗さんと戦っているの良い
愛しかないんだよ、蘭丸と同じだよ、、
「離さない、離さない」
「某は、殿を、おとめせねば」
片倉くんのことを何度も踏み躙る政宗さんも辛いだろうに、めっちゃくるしい、なんでこんな、主従つらい、よ、、

それでね、首切ろうとしたところであったかい照明に変わって政宗さんが戻ってくるの、、良い

「醜い姿を人に見せたくないと引け目を感じていた、お前はそんなおれの右目を抉り、伊達の当主として毅然であれと言った」
「あの日からお前は俺の右目になったんじゃ
俺はその右目に天下人となった姿を見せてやりたかった」
「お前がいないのなら天下を取ったとて意味はなかろう」
義伝


デッカすぎる愛で戻ってきた政宗さん、、
政宗さんの右目で天下を見ているような仕草って幻覚じゃなかったんか、、
感情の持ち方が夫婦というかそれ以上すぎてさ、、

「二度も右目を失うわけにはいかんのじゃ」
「片倉小十郎景綱生涯の忠義をあなたに誓う」
義伝

愛なんだよここに愛しかないんだよ、こんなことしなくても愛って証明できていいだろう、なんで、こんな、つらい、、

歌仙「日が昇る、暁の刻が明けるんだ。実に優美な景色だ。これにて一件落着か」
宗近「いや、まだ終わらん
義伝

?、?!?!もういいじゃん!!!!!めでたしだろうが!!!!と思った瞬間、

黒い鶴丸出てきたわたしは死んだ。
この半年以上の長い間わたしはタイムラインに漂っていた、こんなクソデカ重大案件なのにネタバレ全く踏まないで生きてきたのが奇跡な気がする。
なんなの?みんな??しゃべらずして生きていけるの??これを????わたしは無理だよその場でしゃべるよ。なんならママにつるまるが!ってLINEしたよ、
えっ、これをみんな心のうちに抱えて、、?生きていた、、、??
これ成人の儀式みたいなやつな気がしてきたよもうわたしは一生クソガキでいいよ、、

黒い鶴丸もうなんもわからんけど、嗚呼これは健鶴さんにしかできないんだろうなと思った。
このまとわりつくよな甘い声とじっとりした視線は彼にしか出せないのかも。
白まつ毛が微かに残った意思にみえる、、

歌仙に政宗さんを逃がされても、全然追おうとしない黒鶴丸、絶対捕まえられると思っているからだよなこれ、退屈凌ぎに刀剣男士倒せばいいと、そんな余裕みえる。
鶴丸のこの取り込まれてしまったのは、白くてあまりにも純白で混じり気がない、物語が薄いから余計に取り込まれてしまったんだろうな、
鶴丸は透明な白ではなく、濁った白なのだろうな。

地獄が過ぎてTwitterに避難しとる、もうたまらん

馬鹿の英語しかわからん、もう、もう、
わたしにとって義伝の地獄の本質は歌仙兼定ではあるんだけど、ここはほんとうに清らな地獄だった。物語として最悪。

「いいのか?刀を抜いてこの男はお前たちの仲間なんだろ」
「あいつがああなったのは、俺の責任だ」
「お前たちに用はない、俺が用があるのは、伊達政宗よ」
義伝

地獄のわがままお子様ランチやめろ!!!

光忠「鶴さん!!!!長船が祖、光忠が一振り、参る!!」
さだ「畑仕事や料理ばっかりして、戦い方を忘れちまったか?でも俺たちは刀だ!!!
刀の本分に立ち戻ろうぜ!みっちゃん!!
義伝

ウエーン!!!刀の本分、、なんて苦しい運命を背負っている?このこたちは、、

「ああ鬱陶しいなあ、なんできみたちは歴史を守ろうとするんだ」
「お前たちはなぜそうも必死になって戦う?お前たちの戦いにきり?はあるのか」
「そうでなければ、時の政府や審神者たちの傀儡ではないか」
大倶利伽羅「黙れ!!!!!」
義伝

ほんとやめてくれそんなこというのわたしだって傀儡でしかないんだよ!!!鬱、、助けて、助けて、!!!
ここで大倶利伽羅が激昂するの、良い、
価値を決められたことへの怒りが強いのだ、、

鶴「さあ、どいつから折ってやろうか、お前だあ!」

大倶利伽羅を指すんじゃない、、くるしい、くるしい、その刀は、鶴丸の宝物で救いなんだぞ、、!
ここで大倶利伽羅を庇った政宗さんに対して、「政宗くん!」って思わず言う光忠くんの良さよ、、

鶴丸「伊達政宗、なぜ邪魔をする?お前は天下をその手に収めたくはないのか?
政宗「この化け物は、天下を欲する俺の心が生み出した見果てぬ夢の成れの果てじゃ、自分の尻拭いは自分でせねばならん」
義伝

みんなきられていくの痛々しいし、鶴丸が今度は政宗に語りかけるのさ、

「お前の夢は見果てぬ夢なんかじゃない、さあ、天下を欲するのだ」
「お前が天下人だ」
「てんかびとなど、俺の身の丈にはあわんさ」
義伝

なんで、、これ、、めっちゃ、聖なる台詞のはずじゃん、ひとに勇気を与えるものの優しい言葉じゃん、なのになんでこんな邪悪にされるんだ、、何も悪くないのに、純粋な気持ちなのに、甲冑の否定は政宗さんを否定しているようで苦しい、どうして政宗さんは夢を諦めなくちゃならない?歴史の通りだから?

「どうやら仕置きが必要だな」

でも歌仙が助けに入るの完璧だな、、土壇場の歌仙兼定はよ、、、
オペラあんまり詳しくないけど、イドメネオの神の声って感じがする歌仙は、、、ギリシャの舞台でよくみるやつ、、何だか思い出せん、

黒鶴丸と見合う宗近、刀を抜く前の仕草に陰陽師みたいな祈りを感じる、
で、鶴丸を斬りつける歌仙と宗近の刃が鶴丸に当てられて、鶴丸は刃の熱で溶ける雪みたいに倒れてしまう、うあ、、あ、、、儚い、あまりにも。

やったか?!みたいな時って大体やってないのであああーー!!となる
政宗が鶴丸に斬りつけるは、なにをいみするとおもう?願いへの諦めだとおもう。
「だてとうじゅろうまさむね、俺は、あなたを天下人に」
物に思われて天下を祈られること、政宗さんはものを大切にしたひとなんだな。

政宗「この決着は、俺の手でつけねばならん」
鶴丸「どうだ黒甲冑、驚いただろう、元は伊達家にあった物同士、その思いも、よけりゃあ一緒に連れてってやるよ」
義伝

鶴丸、、!連れて行ってくれる刀なのか、、
パライソか、、、?
政府に有用性を認められた刀剣男士という存在は、他のものたちの想いや願いまでも運んでいく、方舟のようなものなのかもしれない。
つるまる、何度も何度も斬られて、痛かったろうに、怨念を断ち切るってなんだよ、、痛いよ、

政宗「見果てぬ夢は、もうしまいじゃ」

宗近「思いの外うまくいったようだ」
鶴丸「ようやく倒せたか」
光忠「もしかして鶴さん、あの甲冑を倒すために、わざと取り込まれたのかな?」
鶴「驚きの戦法だったろう?
義伝

政宗さんが無事で、片倉くん、よかったなあ、、
「ここは俺の戦場ではない、出羽に戻るぞ
お前たちには迷惑をかけた、縁があったらまた会おう、戦う者たちよ」

歌仙「大倶利伽羅、」
大倶利伽羅「なんだ」
歌仙「東北の田舎侍も、なかなかに風流を知るようだ」
大倶利伽羅「ふ、、どうでもいいなあ」
義伝

ちょっと笑う大倶利伽羅よいし、すなおじゃないこのふたり良いうれしい気持ちになった。

4-6 伊達政宗と細川忠興

この場面さいこうだったよ、、!!
遠征先で歌読もうとする歌仙ほーんとすきで、伊達の刀と打ち解けたかおしてるのかわいくて幸せな気持ちになった。
「景色を楽しむくらいはいいじゃないか!」
歌仙が小夜にずっと目を合わせようと必死になってるのかわいい、ほんといやなやつでかわいい、、かわいいよ、、
鶴丸しろくなってよかった、あの状態から白くなれる洗剤おしえてほしい。

ソトサクラダカミヤシキに遠征に向かうみんな、まさむねさんの亡くなった地、春風桃李巵じゃん、、伊達双騎じゃん、、、配信、、ありがとな、、、!!

さだ「なんだって主はこんな時代に俺たちをよこしたんだ、政宗さまが死ぬとこなんか、みたくないぜ
鶴丸「ちょっともうちょっと詰めてくれないか中が見えない」
光忠「ちょっと鶴さん」
歌仙「押さないでもらえるか!」
義伝

↑わさわさしててかわいい

政宗さんにあいたいひと、忠興さんも、片倉さんもおじいちゃんになっててくるしい、ひとはすぐに老いるしすぐ死ぬ。

政宗「俺の無様な死に様を見に来たか、天下を取ることもできず、戦場で死ぬこともできず、まさか、床のうえで往生とは」

ここの片倉くんすごく苦しそうでな、政宗さんの願いを叶えられなかったと悲しいのがしみる。

忠興「よくぞ誓いを果たしてくれた」
政宗「誓い?」
忠興「生き抜くという誓いじゃ」
政宗「もう覚えておらんわ」
忠興「俺はお前を無様なまま死なせはしない」
片倉「忠興殿、これは」
忠興「刀を取れ!!伊達政宗、天下人となれなかったお前はせめて戦場で死にたいと願った。今ここが戦場だぞ、さあ刀を取れ、おれとお前で合戦じゃ」
義伝

くるしい、忠興さんが友だちの、愛する人の願いを叶えようと一生懸命になるのも、虚に刀を取ろうとする政宗さんも、なんかもう生命力が狂った方向になってしまうこと。
政宗は死が救いだし、忠興さんはそれを認めているからこんなことになるんだ、、
こんな合戦、結果がわかるじゃん、政宗さんは、勝つか負けるかで戦をみてなくて、生きるか死ぬかでみているの、ものすごく動物で、獣で、生きるのに必死になっていて、すごく粋だなと思う。

見守っている刀剣男士もやさしい。
大倶利伽羅は政宗に引き寄せられてしまうし、さだちゃんは「政宗さま!」って声をかけてしまう、でも光忠くんは「ここは僕らの戦場じゃない」と線を引く。
何度も同じ歴史を繰り返して、何度も主人が死ぬところをみているかもしれないのに、刀剣男士たちはかなしみに馴れないでずっと抗って苦しみ続けているの、なんてかわいいのだろうか、、

政宗さんまともに立てないのに刀はしっかり持っている、切り込もうとした政宗さんを忠興さんが抱き抱える、

忠興「このか細い身体がお前か、これが、俺とお前の義が行き着く黄昏なのか」
政宗「俺は、黄昏などではない、まだ暁の刻、伊達と細川はここからが夜明け、九曜と竹雀の縁よ」

忠興「とうじゅろう、とうじゅろう、」
片倉「忠興様、誠にありがとうございます

光忠「さだちゃん、からちゃん、つるさん、さよちゃん、歌仙くん、僕たちの元の主人たちは、かっこいいなあ」
義伝

なにこのおわりかた、、暁と黄昏を並べるんじゃないよ、、、
なんか何も救われとらんけど何もかもが救われた、、すごく、素敵なお話しだった。

我々は喪失をたくさん抱えるが、喪失を与える側にもなり得る。
そこで、喪失をどれだけ抱えても、誇り高くあることで、だれかに喪失を与えた時にそれ以上のもの(例えば歴史や心のこもったもの)を遺していくことに、人の営みや幸福が宿って救済となるのかな、、と思った。難しいはなしだよ、、

4-9 ラーメンを食うな

グズングズン泣きながら、義伝いい話だったなあ、、!ってえずいてたら、明転してみんながラーメン啜ってて爆発スマイルになっちゃった。

「味自慢ラーメン光忠」
看板にも幟にも提灯にもラーメンってかいてあるのうける、わかるよ!ラーメンなんだね?!ラーメンだね!!
「屋台、ラーメン光忠、かっこいいだろ?」
貞ちゃんが手伝ったから派手なんだね、、!!かわいいね、、!鯛出汁ラーメン、、!

光忠「からちゃんもラーメン食べるかい?」
大倶利伽羅「、、、ああ、たべる」
みんな「えっ?」
大倶利伽羅「言っておくが、俺は腹が空いているだけだ、馴れ合う気はない」
光忠「からちゃんも、ちょっとはすなおになれたかな?」
義伝

ラーメンの湯切りしてるのなんなのー?かわいい、かわいかった、小夜にラーメンもらうまんばちゃんかわいい、なんかもうみんなイチャイチャしててかわいかった、さだちゃんの湯切りが下手くそすぎて愛おしい、、もうなにもしなくてよいよ、、

4-10 歌仙と大倶利伽羅!!!!

何も言わずに来てドン!って酒置いて何も言わずに大倶利伽羅の方も見ずに黙っておちょこさしだして、気づいて欲しそうな顔して、歌仙はほんとうにかわいいね

歌仙「たまには、無愛想なやつと飲むのも悪くないと思ってね」
伽羅「ふん、雅じゃないな」
歌仙「ふん、東北の田舎刀めが」
義伝

表情がかわいいのよ、、すこしわらってて、、やっぱすきじゃない!みたいな、でも大倶利伽羅のことをやなやつだとは思わなくなったんじゃないかなあ

伽羅「好きに喚いていろ」
そんなこといいながらお互い酒を注ぎ合う、
注いだらすぐに離れてぐいって飲む歌仙、ほんとめんどくさくってかわいい、かわいい、、

光忠「そうだ、光忠特製、ずんだもち!」
さだ「いよっずんだもち♬テケテン」
光忠「お酒にも合うと思うんだけど」
歌仙「いただこう」
光忠「からちゃんもどうだい?」
歌仙・伽羅「うまい!!」
光忠「だろう?」
義伝

ずんだもらうのにすぐ離れちゃうの愛おしいし、そろってうまい!って言うの愛すぎてさ、、この、、背中を預けられるような信頼感が芽生えたよな義伝、、なかよし、、

まんばちゃん宗近から誉もらってクソジジイっていうの可愛いし、小夜がわらっちゃうのかわいいし、笑ったか?と言われて、いいえってなるのかわいいし、もうみんなかわいい

光忠「ありがとう、山姥切くん、さよちゃんが歯を見せて笑っているところが見えたよ
まんば「いや、べつに、俺がなんかしたわけじゃない
義伝

宗近が舞を披露してくれて、歌仙ご機嫌で手拍子してて、みんな幸せそうで、かわいいもう、、良かったね、、!!良かったね、、!!
めちゃくちゃ苦しかったのに、ハッピー雅エンドになった、よかった、、

5.よいとこすきなとこおもうこと

5-1 戦い方いろいろ

戦い方いろいろあるな〜!と毎回思うが何がと言われると素人すぎて具体的な話ができん。
さらっと印象だけ書いておく。

光忠くん
等身おかしすぎるから遡行軍さんめっにゃ小さく見える、、
もちろん、料理も人と触れ合うことも大好きなんだろうけど戦ってる時の表情は、ママだったりCLUB長船だったりとは遥かにかけ離れた、飢えた獣のようなギラついた瞳をしている。ヤベエ男、、

さだちゃん
軽やかで元気いっぱい、顕現したばかりの子ならではの危なっかしいスリル満点な戦闘。
鮮やかで小気味良く、みていて爽快感もある。

大倶利伽羅
「なますぎりにしてやる」
で、大倶利伽羅から料理用語出てくるのやばくない?!ワア、、!ア!!

青白い光スポット当てられたいのちがない色の政宗さんに、

大倶利伽羅「これが、お前のあるべき姿か」
政宗「俺は戦場に生き、死すならば戦場で死す、さあ、こい」
大倶利伽羅「伊達政宗」
義伝

とめっちゃうれしそうなギラギラした目を向ける。これみたことある、光忠くんと同じだよ、伊達政宗と同じ、狩人の目、、!狼の眼玉だ!!

健鶴さん
もうわけがわかんねえ、エルビスプレスリーみたいな胸元の開き方してるし、動きが格ゲーでフレーム数が追いつかないし、楽しそうに歌うように話す声がくどいほど甘くて酔う

歌仙
「貴殿らには、死出の歌を送ってやろう」
歌仙戦ってるとこマジの打撃が強いとこ大好きだ、殴打なんだよ、、殴ってるよ、、重たい、、
「我が剣閃 幽寂閑雅の調べなり」も最高すぎてどうにかなりそうだった、これを待っていたわたしは!!!ほんとに!!!生きててよかった!!!!歌仙!!!かっこいい!!!!

宗近
登場からヤバい、格が違う感だしてくるの腹立つ〜!!!ありがてえ!
神聖がすぎて、斬りつけても敵からは血が流れなさそうにおもう。斬ったそばから解けるみたいな、、
「今日も今日とて、給料分の働きをするか」
毎日変わらない仕事、というか今は逃れられない仕事、これしかできないというのがね、、
「あまりにも手応えがないと、じじいは眠くなるぞ」
オッヒョヒョって笑い声初めて出たわかっこよすぎでは?

5-2 何が正義で何が悪か

これ、わたしがいつも刀ミュ刀ステ鑑賞する時に苦しくなる問題です。
いや、刀剣乱舞に限らず全ての物語で悩むことなんだけど、、
おんすていじのおかげで余計に悩む、お腹が痛い、、

①黒甲冑
刀剣男士が同族の付喪神の甲冑に立ち向かうの、なんなんですかね、、?

「だめだ、こんなところで死ぬな」
「お前は天下人となるのだ」
義伝

付喪神の囁きに耳を傾ける政宗さんのこの場面さ、、
歌仙がいつもわたしに「きみは悪くない」「きみはいい子だね」って言ってくれるやつと同じなんだよね、、

付喪神さんほんとにわるくなくって、主の気持ちを精一杯受け止めて、政宗さんが自身を持てるように勇気を与え続けた子だと思うんだよ、なんで、なんで悪者にされなくちゃならないんだ、、

みんなも子供の頃におにんぎょうとお話ししてたことがあると思うんだけど、(わたしは今もしているが!)
ものに語りかけると、いつだって "ほしい答え" をくれる。
例えば怒られた時には「あなたは悪くないよ」楽しい時には「わたしも楽しい」さみしい時には「ずっと一緒にいるよ」、語りかけられるものが心を宿すのは、持ち主であるわたしが与えたものだから。だからほしい答えを返してくれる。
これ、虚伝の月が返してくれるとかの話もここにあると思ったし、政宗さんの甲冑も、審神者が励起させる刀剣男士の存在もここに落ちるんだよなきっと、、

②歴史修正主義者
「我が黒き甲冑よお前と夢をみた天下は見果てぬ夢か?」
政宗さんが甲冑に語りかける場面、遡行軍さんってこちらからしたら絶対倒さなくてはならない許してはならない敵なんだけど、歴史の人や刀剣男士等、"取り巻かれる人"にとっては、納得できない「あんまりだ!」な未来を変えることができる希望や、差し伸べられた手そのものなんだよな、、!
そら天啓とか生かされているとか、神だと思って必死に縋りますわ、、!!

ついでに江水の感想の下書き(実は未だ書けていない)から引っ張り出したわたしのメモもここに記録しておく。

「わたしは歴史のことなんも知らないから、もし歴史の上では死ななきゃいけないひとに『助けてくれ!』ってお願いされて、そのひとに少しでも人格を感じてしまったら絶対助けてしまうし、わたしも好きなひとが死んでしまう未来しか用意されていないのなら遡行軍さんに縋って助けようとするよな」

感情に振り回されて闇堕ちするのが確定しているので多分わたしは審神者に向いてない、、!一生光秀くんのような大義者にはなれない、、!
刀剣乱舞ってほんと残酷なお話だな。

この感想のどっかに、「自分で自分の価値を決めなくてはならない」の話を書いた。
でも、自分の価値を決めれなくて他人に認めてもらうのも悪いことではないと思うんだ、、
ミュを見始めた始めの頃わたしは、兼さんのかっこよさ、自身満々な様は、自分の価値を自分で決めているからだと思ったのだけど(多分そんなことを書いた)、反対に浦島くんは、お兄ちゃんたちから深い愛を受けているからこそ、自身に満ちたスーパーキュートでセクシーなパフォーマンスをみせてくれるんだな〜と思っている。
刀剣・浦島虎徹の価値以上に長曽祢さんと蜂須賀からの愛を自分の価値のひとつと認めて浦島くんは舞台に立っているのよな、、
だれかに愛されていることを認められるのもまた強さだよな、、!
何が言いたいかわかんなくなってきた、、

で、歴史修正主義者は、その度が過ぎてしまった、あまりにも自分に厳しかった、自分を愛せなかった、自分を許せなかった、そういうひとやものの集まりなんじゃないかなと思った。
愛すべきひとたちじゃないか、、というか、わたしじゃないか、、

③歴史修正主義者
どんぐりひろいでの、
「、、、俺たちは、何と戦ってるんだ」
衝撃的だった。
戦ってる本人が何と戦ってるか分かってないのに傍観者であることしかできないわたしがわかるわけないんだよ!!!?!
審神者、あまりに無力では?!わたしは!!何と戦っている?!?!

「歴史修正主義者は、なぜ歴史を改変しようとしている?!俺たちはそれを守るためにどれだけ強くならないといけないんだ」

これさあ、、刀剣男士が極めてからレベリングめちゃ大変な理由ってこういうことだよな。
物語を受け入れてからが本番で膨大な経験値を積まないと、改変される歴史から正しいとされる歴史を守りきれない、どれだけ強くなんてわからない、歴史を重ねるごとに強くなっていくカルマから逃れられない現状、際限はないんだよ、、!
(まどマギ的発想)

5-3 刀剣男士の苦しみ

刀剣男士って人の心をもってしまったことや、傷を受ける痛み、慣れないこと等、たくさん苦しみがあると思うんだけど、もしかしていちばん苦しいのは "自分で自分の価値を決めなくてはいけなくなってしまったこと" な気がする。

物であった頃は誰かが自分の価値を決めてくれたけど、刀剣男士になってからは自分で自分の価値を決めて認めていかないと正しい歴史もわからなくなってしまって歴史修正主義者と同じになってしまう。

小夜の見出した「伊達の刀は強い」はここにあるんじゃないかな〜
「人の身を受けたものとしての生を謳歌しようとしている」にもう鳥肌立っちゃった、刀剣男士としての悟りを開いている、そういうことなんですわ多分、、

「お前は、何と戦っているんだ」
「お前の物語とは、伊達の物語とは、物語とはなんだ、比べるものではないはずだ」
「お前はどうありたい?小夜、左文字」
「僕は、強くなりたい、僕は僕として」
義伝

ここのめちゃくちゃ強く問いかけるまんばちゃん、刺さるんだよ、、
義伝は自分の価値を自分で認める話だなと思った。

6.刀ステのよさ!

6-1 舞台の作り

刀ステは舞台のつくりがバレエとかでみたことあるスゲエ斜めの舞台(八百屋舞台というらしい)になってる。奥行きが感じられるので迫力ある。
今回は八振での出陣だからか、舞台が広く使えていそうで安心できた。

時折出てくる本丸の建物、菅原伝授手習鑑とかでみたことある。
ステの本丸の建物は平安時代の雰囲気なのかな?
ミュの本丸は蔵の造りなどから感じられる雰囲気的に江戸辺りの時代かな〜、とか、本丸の建物にも個性が溢れていて面白かった。

6-2 我々はつねに傍観者である

「ものが語るゆえ、物語、此度はこの八振りでにて語り聞かせよう」「事の成り行きを語るとするか」
名乗りの後の宗近の言葉、まだ冒頭なのに過去の話をしているニュアンスなのがもう狂うよな、終わってる事なんだよ、、この話、、わたしが何を感じようともう何も変えられないんだよな、
そもそも歴史というものがそうだった、もう変えてはいけないものだった。
ハッとさせられる場面です。
刀ミュは観客である我々審神者が介入することがあるが、ステにはないところに特にその要素を感じる。みていることしかできない、そういう良さ!

6-3 刀ステの時間を重ねるという行為

虚伝も、最初の場面から同じ歴史に戻ってくるという演出あって、義伝では同じ歴史を3回繰り返してて気が狂いそうだった、、
検非違使出ちゃうだろ!以前にわたしの心がもたねえのよ。
同じものを何度も繰り返されることで脳に刻み込まれていく。

光忠「どうなってるんだ、、」
わたし「こっちがききたいよーーーっ😭」
宗近「関ヶ原の戦いが繰り返されているのだ」
わたし「???????」
義伝

びっくりして巻き戻して3回見た。
関ヶ原の戦いが繰り返されてるらしいぞ!!!
あの、、!わたし、、!歴史は繰り返しちゃだめだって、、!ずっと言ってる、、!
まどマギのせいで同じ時間を重ねることで人間の相対的な罪が増えていってそれを背負っていく歴史がボロボロになっていくんじゃないか、未来がないんじゃないかという気になる。

6-4 殺陣がすごい

ステの殺陣、動体視力よわよわすぎて目が追いつかない、、!
あまりの速さに当たってる?!当たってない?!とヒヤヒヤするスリルがあるね、、!
ミュよりも暴力的で痛い感じがするのがやっとわかった、漆黒天の伽羅(きゃら)くんとかほんとうに痛くて痛くて千切れそうだったんだけど、あれに近い感じ。

あと、短刀の偵察値の高さと軽やかで鮮やかな戦い方素敵。
さだちゃんの練度の低さゆえの危なっかしさもハラハラドキドキする。
小夜は虚伝を経ているからか、立ち回りが堂に入っていて苛烈で美しい。

6-5 出陣の儀でびっくりした、刀がすごい

情緒ボロボロになってやっと迎えた出陣の儀、
Q.さっきまでわたしが情緒を狂わされていた戦いはなんだったんですか?
A.遠足です
毎回恒例なんだ〜!ってワクワクで見てたら大倶利伽羅の刀にびっくり、どえらい彫り物がある。
ミュで刀あんまり注視してなかったけどなかったでは?!ステ特有のやつでは?!えーっ!めっちゃ細かい!!ほんものだ!!!!ほんものだ!!!!

6-6 カテコの良さ

刀ステのカテコは俳優さんの素顔がみれるのでかわいい。
どれだけ本編で死にそうな張り裂けそうな思いをしていても、カテコみたら「いい話だったな〜!かわいかった〜!」と元気になる。良い仕組みだな〜!!
外国にもみてるお客さんがいるらしいので英語を話そうとするみんな人懐っこくてかわいかった!
わたしも世界中の審神者とお話ししてみたいな、、
さだちゃん一本締めしててかわいかった。

7.ステもミュも最高だなという話

7-1 鶴丸のちがい

三振の鶴丸の印象、全然ちがう!全部好き!

・くるむ鶴さん
赤ちゃん顔の神様、神格高めな振る舞いが多いし、鶴丸らしく悪戯も大好きな印象だが、三振でいちばんしっかり者というか、何か色々抱え込んだものを上手く隠せないでいるところに若さや幼さを感じる。儚い!

・染鶴さん
少女顔の小悪魔、いちばんいたづらがすきそうでかわいいね!
でも冬の雨みたいな凍てつく鋭さがある。
腹の底がわからないけど、どんなは嘘をついても許してしまえそうな蠱惑的な魅力がある。

・健鶴さん
少年顔で、人のにおいを漂わせている何かにみえる。なにより色気があっていちばん大人っぽい。
刺したり切るより殴る、鈍器みたいな雰囲気がある。(実際は鋭い!)
なんとな〜く、いちばん信用してはいけない予感がする。

7-2 オープニングとエンディングの歌

舞台刀剣乱舞のはずなのにみんな歌上手いよな、なんなんですか〜?!
歌いながら戦うの正気の沙汰ではない。
特に光忠くん!!きみはミュージカル刀剣乱舞にもくるんだ、、!その長え脚で獣の時にカメラに向けて蹴る動作をするんだ、、!あとステイウィズミ〜も歌ってくれ、、!

エンディングで傘持って歌ってくれるのも毎回やるんだ、、かわいい、、
お辞儀の雰囲気がミュとはちょっとちがうのが、本丸ごとの個体差感じてにこにこになる。

7-3 刀剣男士の素とは

音楽がない分刀ミュより刀ステは、言葉の力がより一層強い。
刀ミュでは刀剣男士が素直な心を歌に、踊りで激情を表現してくれる。
刀ステは刀剣男士が素直な心をまっすぐな言葉で、激情を行動で気持ちを表現してくれる。
なんていうか、"素"の表現の二極化でこの対比最高だな、、!と思った。
伝わること伝わらないこと伝えすぎないこと伝えられないこと、いろいろあって、刀ステも刀ミュもどっちもあってどっちみるか選べるしどっちもみていいのがうれしい。
(でも、刀ミュだけみてるひとも刀ステだけみてるひとも、可能なら一度は刀ミュも刀ステもみてみてほしいな〜!という気持ちになった!両方とっても素敵だから!!)
わたしは選ばれしものなのでどっちも愛せてしまうのお得なにんげんすぎて、幸福になった。

7-4 楽しみ方の違い

刀ステみてて、刀ミュは舞台上でビカビカの照明、爆音、熱感、審神者の視線、ペンラの灯り、色とりどりのうちわに高揚している、いわばアガっている偶像としての刀剣男士もみれるのが良いな〜!と気付いてもっと好きになった。
肥前くんのだんきみとかさ、、あんなん刀ミュのキラキラな世界じゃないとみれないとおもうんだよ、、!!!
たのしく応援できたり一緒に楽しめるのっていいねえ、、刀ミュの我々は物語へ介入がすることができる。

反対に刀ステは仕掛け絵本をのぞいているような良さがある。
もちろん舞台の臨場感はあるのだろうけど、一枚透明で薄いガラスを隔てた、能とか狂言文楽の感じ?
少し離れた距離でどうしようもなく美しい地獄を、観音様のきもちで眺めるか、亡者のきもちで眺めるか、、

そんな楽しみ方の違いがあって最高だな〜!

7-5 刀ステの畑でミュ桑名への気付きが深まってボッコボコになった

「野菜たちの声を聞く、何を欲しているのかわかってやらねばならん」
「それが、畑を守るものに唯一できること」
義伝

ミュ桑名は大地の声の答えとして野菜を受け取っている
→歴史の中の人々の声を聞く

ステ宗近は野菜の声を聞く
→人々の声を歴史から聞く

本丸ごとの考え方の違いだったりするのかな、主語が違うだけで全然意味が変わるんだよ、、
ここの畑は本丸という意味なのか、現在という意味まで含むのか?!
守人として"唯一"できることという言い方も気になる。
選択肢はたくさんあるはずなのに、、!桑名は声を聞くことしかできないということを知っているって言いたいんですか?!どうなんだよお、、
桑名江という男、実は激ヤバ人物だったのでは?!心覚も復習したい今すぐに!時間がないよ人生!!!くわなすきだ、、

「今はまだ焦る時ではない。じっくりと耕し、種を植え、実りの時を待つのだ」

も心覚桑名の「次に降る雨」を彷彿とさせる。
「♬大丈夫 ゆっくりだから ゆっくり じっくり 気が遠くなるね」
雲くんと歌うスーパーベリキュ情緒的場面なんたけど、
「♬でも楽しみだよ」
と、じっくり耕して種を植えて実りの時を楽しみに待つと、伸びやかな声で歌っていたの思い出す。
最近だと、種や実りからはおんすていじ玉梓を引用したくなるね、、!

ミュ本丸とステ本丸別々の本丸だからそれぞれ物語はあるんだけど、めっちゃ深い場所でガッチリ絡み合って補完し合うことがある気がしてきた。
刀ミュ本丸と刀ステ本丸、足し算の関係ではなく掛け算の関係なのやばいな、、わたしは何も知らなかったんだ今まで、、、!なんだったんだ今までの人生、、!!!

7-6 前編後編

宗近とまんばちゃんで暗転して、苦しんでいたら、急に歌仙と宗近とまんばちゃんの映像流れてびっくりした。
どうやらこの暗転は休憩時間だったらしい。
え?!?!?!?!これ以上地獄続くことあるんか?!?!?!?!
刀ミュの休憩時間って「一部めっちゃよかったね〜!」「感動して泣いちゃった!」「二部たのしみ〜」「ペンライト持った?」みたいな和やかさあって大好きなんだけど、刀ステは"地獄to地獄"で地獄のフルコース、落語の地獄八景亡者戯も真っ青の地獄ツアーで爆笑しちゃった。
しかも地図もねえし羅針盤もねえし目印もなければ抜け出す術もねえ、、
「♬おらこんな地獄いやだ〜」
ウキウキで歌ってしまう。
ここに墓を建てよう!!!!ここに住みたい!!!

7-7 審神者

ミュの審神者、よくしゃべるけどステの審神者は何もしゃべらない、刀剣男士が全て語る、なんだかいいなと思った。

7-8 2.5次元、表情やら動きの緩急がある限りなく精細で美しい

宗近とか歌仙の、ふわっと緩やかで解けるような雅な表情からグッと力強い険しい武人の表情になる瞬間、これは2.5次元でしかみれんものですよ。2次元の限界を越えてくる。

まんば「クソジジイ!!!!」
宗近「!!!!」(ここのびっくり宗近かわいい)
義伝

わたしはまんばちゃんさすがに宗近にぎゅっとされに行くかと思ったのに、こういうところが最高なんだな〜!好きだ好きだ!!

8.義伝鑑賞を終えて

8-1過去への肯定

義伝観ていると、政宗さんと片倉くんのやり取りからシェイクスピアのリア王を思い出した。
14歳の時に母に連れられて「パンク歌舞伎 リア王」なるものを鑑賞しに行ったことがある。
名古屋の能楽堂で豊田のパンクバンドと名古屋の劇団がシェイクスピアと歌舞伎とパンクをごっちゃ混ぜにした素晴らしい作品なんだけど、当時のわたしにはものすごーく衝撃的だった。記憶にあるうちの初めての舞台鑑賞だったので、今でも良い思い出。
そんなリア王の中で、わたしが大好きな役はケントと道化なんだけど、道化の台詞で特に好きなものがある。

「今のあんたより、わたしの方
がましだよ。おまえは何者でもないが、少なくともわたしは馬鹿だからな」

これ、、!何者でもないより馬鹿の方がマシって、、!!歴史に対して何も残さないより、馬鹿でもいいから名を残す方がマシみたいな、、!
しかもこの台詞は娘に何もかも与えてしまって何もなくなってしまったリア王に対しての台詞なんだよ、、!!!
リア王が娘に遺産を与えることは、娘にとっては喜ぶべきことだったけど、リア王にとっては悪い選択だったことにも、善悪とか立場によっての違いとかが感じられて、十年越しに道化にブッ刺されてめちゃくちゃ苦しかった、、

リア王の物語には大人には長く生きた分学んだ人生の知恵がなければいけない、という意味も込められているのではないかなと十年経った今は思う。
わたしは14歳の時からなにか知恵を身につけたのか?
なにもつけてないんだよこれが、、

でも、こうやって全然違う国の全然違う作品から重なるところを見出して美しさを感じられるようになったことには成長を感じたし、リア王連れてってもらってよかったし、わたしが通ってきた人生間違ってなかったんだな〜!とうれしくなった。知恵はこれから身につけていこうな、、!人生って無駄がないんだな、、!!

8-2 自分の価値を自分で決められるか

義伝のいちばんデカテーマは自分の価値を自分で決められるか、と認識しているのだけど、鑑賞終えてもわたしには無理だよ、、という気持ちになった。
だって自分がめちゃ優れた人間だとは思えないしちょっと天才なのでは?と思って調子に乗れても、次の日になったらなにもできないくらい落ち込むもん。
誰かに「かわいい!」「いい子!」「かしこい!」と評価される方がまだ納得できる。
でも、自分で自分の価値を決められていないから、落ち込んだ時に褒められても「どうせうそなんだ、、」と信じられないようになってしまう。
刀剣男士たちには、そんな苦しみを負ってほしくないのでわたしは常に彼らの人間としての手本でありたいが、自己肯定感上げていくことってほんと難しいなあ、、

8-3 おしまい

ハア、、!ハア、、!!!この間虚伝の感想書いたら思ってたよりたくさんのひとに読んでもらえて嬉しい!という気持ちになったと共に、そんなつもりないのに作品を傷つける文章を書いていないかとか、刀ミュも刀ステも大好きなのにどちらかを下げるように読めるよな言葉を選んでないかとか、刀ステの感想初めて書いたから受け入れてもらえたかとかものすごい不安になってきた、!
でもリプもらえたりしてめちゃくちゃうれしかったですありがとうございますわたしはこのまま突っ走りますごめんなさいごめんなさい!

あと、この感想文書き切れるか本当に不安で、でもこの感情を自分だけに抱えておくのは無理すぎたので供養の意味でフォロワ数人に途中書きのものを読んでもらったんだけど、全員感想文に感想文くれてめちゃくちゃおもしろかった。これが狂人(くるんちゅ)か、、!いつもありがとうございます!!!なんとか書き切れました!!!

刀ステって時計仕掛けのオレンジみたいだな〜、ほんと、、アレックスの気持ち今ならめちゃくちゃわかるもん。
次は悲伝!胃薬の準備だけはした!!オラァ!!もうぜってえ禺伝に間に合わねえ!!!

読んでくださりありがとうございました!お疲れさまでした!!

おしまい

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