ガラスの蜘蛛

ガラスの蜘蛛が
死んでいた
入り口のドアに引っ付いて
指で触ると、
そいつは床に落ちた
ガラスの蜘蛛は
砕け散り、
冬の明るい陽射しに
きらきらと眩しく
光り輝き、
一瞬の間に
消滅し、
永遠に帰った

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